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考察メモ/古代日本語について
子音 | 律 | 観念 | 意味 |
---|---|---|---|
t | 能動 | 創造 | 衝突 |
k | 受動 | 収納 | 働く |
m | 回る | 整理 | 捕まえる |
h | 発生 | 教える | 習う |
r | 連続 | 広がる | 続く |
n | 完成 | 実る | 選ぶ |
y | 繁栄 | 栄える | 共鳴 |
s | 調和 | 調和 | 波及 |
w | 保存 | 帰結 | 保存 |
数字 | 読み | 種類 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | ヒ | 神代語 | |
2 | フ | 神代語 | |
3 | ミ | 神代語 | |
4 | ヨ | 神代語 | |
5 | イ | 神代語 | |
6 | ム | 神代語 | |
7 | ナ | 神代語 | |
8 | ヤ | 神代語 | |
9 | コ | 神代語 | |
10 | ト | 神代語 | |
100 | モ | 神代語 | |
1000 | チ | 神代語 | |
10000 | ヨロ | 神代語 |
単語 | 意味 | 種類 | 備考 |
---|---|---|---|
ア(a) | 吾、自分 | 神代語 | |
始まり | 神代語 | 納得した時の「あ〜」や、気づいた時の「あ」も理解の始まり | |
アク | 足 | 縄文語 | ア(吾)+ク(?)、のちに「アシ」に訛る |
アクガル | あこがれる | 弥生語 | 足+駆る |
アサマ | 火山 | 弥生語 | アソ+ヤマ、のちに「アサマ」に短縮 |
アス | 朝、明日 | 縄文語 | 日の出 |
アソ、アゾ | 山が生まれる? | 縄文語? | ア(始まり)+ソ(広がる)、溶岩が広がって山が育っていく様子から? |
噴火? | アイヌ語? | ||
アマ | 天、海 | 縄文語 | 天も海も同じ、敢えて分ける時は天は上、海は下 |
アメ | 空、空から降りてくるもの | 縄文語 | |
イ(i) | 5 | 神代語 | |
命、息、祈る | 神代語 | 生きる=イ(息)+キ(気)+動詞 | |
出る、入る、至る | 神代語 | 目標点から見た動き | |
固い、固体 | 神代語 | 石、岩など | |
イ〜 | 強調接頭辞 | 神代語 | イ・ブキ(息吹)など |
〜イ | 強調接尾辞 | 神代語 | 君ぃ、だまれ〜いっ、など現代でも口語に残る |
イキ | 息 | 縄文語 | イ(息)+キ(気) |
イキル | 生きる | 縄文語 | イ(息)+キ(気)+動詞、息をしてる |
イザ | 誘う、いざなう | 弥生語 | |
イザナキ | 男性神 | 弥生語 | イザ(誘う)+ナ(の)+キ(男) |
イザナミ | 女性神 | 弥生語 | イザ(誘う)+ナ(の)+ミ(女) |
イシ | 石 | 縄文語 | イシ=イ(固い)+シ(である) |
イチ | 市、露店 | 弥生語 | イ(出入りする)+チ(流れる)〜物が流れる? |
イネ | 母 | 縄文語 | |
イノル | 祈る | 縄文語 | イ(息)+ノ(宣る)+動詞 |
イワ | 岩 | 縄文語 | イワ=イ(固い)+ワ(物を生む)? |
魚 | 縄文語 | ||
ウ(u) | 生む、生まれ出る | 神代語 | |
ウズ | 第1、1番目、最初 | 渡来語 | ウズ・マ・サ(第1の都市)など |
ウタ | 歌・唄 | 弥生語 | よろこびの表現、ウ(生まれる)+タ(たくさん) |
ウミ | 海 | 弥生語 | ウ(生まれる)+ミ(水) |
ウラ | 裏、心 | 縄文語 | 外から見えないもの、背後に広がるもの、オモ(テ)の対 |
ウラ(ヤ)ミ | 羨ましがる、憎む | 弥生語 | 心(ウラ)+病む(ヤ・ミ) |
エ(e) | 生み出す源、すぐれた生命 | 神代語 | |
オ(o) | 男、大人、生む根源 | 神代語 | 男=女に生命の根源を与える存在 |
尾、つながるもの | 神代語 | ||
オオヒルメムチ | 天照大御神 | 弥生語 | アオピルメムチチの発音が正しいとする説もある |
オキナ | 翁、男の老人 | 弥生語 | オ(大人)+キ(力を出す人=男)+ナ(到達) |
オネ | 尾根 | 弥生語 | オ(山頂からつながる)+ネ(低い部分) |
オミナ | 老婆 | 弥生語 | オ(大人)+ミ(ムからの転訛:産む人=女)+ナ(到達)、オムナから「女」 |
オモ(テ) | 表、顔 | 縄文語 | 外から見えるもの、ウラの対 |
オロチ | 心を閉ざす、聞く耳を持たない | 弥生語 | オ(つながり)+ロ(固まる)+チ(強く)、後世の大蛇とは違う |
単語 | 意味 | 種類 | 備考 |
---|---|---|---|
カ(ka) | 大きい、強い、力がある | 神代語 | |
カミ | 神、上 | 縄文語 | 上の存在、カ(パワー)+ミ(存在) |
紙 | 縄文語 | 文字を記すもの | |
〜カラ | 茎、〜が元になる | 縄文語 | 現在の助詞の「から」と同じ? |
〜ガラ | 筋、一族 | 弥生語 | 「〜カラ」の派生? 家柄、土地柄など |
カワ | 川 | 縄文語 | 力の流れ? カ(パワー)+ワ(湧く、物を生む)? |
キ(ki) | 気、小さい力 | 神代語 | パワー、内に秘めた力? |
木、東 | 神代語 | ||
キ | 長官、指導者 | 渡来語 | どこから? |
〜キ | 男 | 神代語 | |
ク(ku) | 最高位の霊、奇跡 | 神代語 | |
弱い力、力が弱くなる | 神代語 | ||
複雑、混乱、組む | 神代語 | 組む、苦しいなど | |
クモ | 雲 | 縄文語 | ク(力を弱める、太陽を隠す)+モ(雨の元)? 太陽が籠もるところから「コモ」となり、そこから転訛した説もある |
クラ | 暗い | 神代語 | エネルギーが低い、悪いエネルギーが高い、ク(光が弱い)+ラ(広がり) |
倉 | 神代語 | 治めるもの、貯まると「クライ」 | |
クライ | 位 | 弥生語 | クラ(倉〜財力)+ヰ(居る) |
ケ(ke) | 世を形作る、還元する | 神代語 | |
気、パワー | 神代語 | キよりも少し大きいパワー | |
毛、髪 | 神代語 | ||
ケガレ | 穢れ、汚れ | 弥生語 | 気(ケ)+枯れ |
ケモノ ケダモノ |
獣 | 弥生語 | ケ(毛)+ナ(の)+モノ(物)からの転訛 |
コ(ko) | 9 | 神代語 | |
完成、獣 | 神代語 | ||
〜コ | 男 | 弥生語 |
単語 | 意味 | 種類 | 備考 |
---|---|---|---|
サ(sa) | 何もない、狭い | 神代語 | |
霊、根源 | 神代語 | 目に見えない起源 | |
栄える、発展繁栄する | 神代語 | ||
サ | 都、都市 | 渡来語 | ウズ・マ・サ(第1の都市)など |
サト | 里、集落 | 弥生語 | サ(狭い)+ト(処) |
サワ | 沢 | 弥生語 | サ(狭い)+ワ(平らな場所)、低湿地 |
シ(si) | 弱い光、止まる | 神代語 | |
静寂、孤独 | 神代語 | ||
〜シ | 〜である・接尾辞 | 神代語 | イシ=イ(固い)+シ(である)、ヒガシ=ヒ(日)+ガ(処)+シ(である) |
ジュ(jiu) | 集まる | 神代語 | |
ス(su) | 素、生命発生の元 | 神代語 | |
セ(se) | 高め合う、競う | 神代語 | 競る |
狭い、迫る | 神代語 | ||
ソ(so) | 広がり、本質 | 神代語 | |
ソラ | 空 | 弥生語 | ソ(広がり?/何もない?)+ラ(広がる) |
単語 | 意味 | 種類 | 備考 |
---|---|---|---|
タ(ta) | たくさん、垂れる、とても | 神代語 | 実って垂れる「たわわ」:10以上 |
タマ | 魂、霊 | 神代語 | 霊性 |
チ(ti) | 千、勢力、勢い | 神代語 | |
血、道、乳 | 神代語 | 流れるもの | |
チカラ | 力、税 | 弥生語 | チ(血、勢)+カラ(〜から出た)、キ(キ)+カラの訛り? |
ツ(tu) | 積む、集まる、どこまでも | 神代語 | ひとつ、ふたつの「つ」:数個、一桁 |
唾 | 神代語 | ||
トゥ(tu) | 〜の | 神代語 | 助詞(〜の)、天津神=天+の+神 |
津、港 | 神代語 | ||
テ(te) | 手 | 神代語 | タとも言う |
ト(to) | 10 | 神代語 | |
富む、たくさん | 神代語 | 十(とう)の「と」:10個前後 | |
止める、行き着く、たどり着く | 神代語 | ||
処 | 神代語 | 止めるの派生?(行き着いた処?) |
単語 | 意味 | 種類 | 備考 |
---|---|---|---|
ナ行(*n*) | 〜の(助詞) | 神代語? | カ(彼)+ナ(の)+タ(処)、ケ(毛)+ナ(の)+モノ(物)=ケダモノ |
ナ(na) | 7 | 神代語 | |
永遠、長い時間 | 神代語 | ||
成る、至る | 神代語 | 完了、オ(大人)+キ(男)+ナ(到達)=翁・老人 | |
名前、文字 | 神代語 | 「文字」とは本来漢字限定のこと、それ以前の文字は「ナ」と呼ぶ | |
地面、地上、大地 | 神代語 | ニ<ノ<ナで大地の広さ、ネは下、ヌは上? | |
触れたものの表面 | 神代語 | 地面の拡張? | |
〜ナ | の(助詞)、〜する | 神代語 | イザ(誘う)+ナ(の)+キ(男)、など |
ナスル | なする | 弥生語 | ナ(表面)+スル(摺る) |
ナゾ | 謎 | 弥生語 | 何ぞ |
ナゾル | なぞる | 弥生語 | ナ(表面)+ソ(沿う)+動詞 |
ナヅ? | 夏 | 弥生語 | 撫づ、暑い季節に暑気払い(大払い)する |
ナヰフル、ナイ | 地震 | 大和語 | ナ(大地)+ヰ(場所)+フル(揺れる)、のちに「ナイ」のみでも地震をあらわす |
ニ(ni) | 物の性質を変える | 神代語 | 性質を変える=固める、縮める、緩める、溶かす、など |
ニワ(ニハ) | 庭 | 弥生語 | ニ(小さな大地)+ワ(平らな場所)、戸外ないし敷地内の作業ができる広場 |
ヌ(nu) | 中核、神の心を知る努力 | 神代語 | |
ヌシ | 主、長、統治者、王 | 弥生語 | ヌ(中核)+シ(である) |
ネ(ne) | 根、地下、底、尾根 | 神代語 | 尾根、屋根のネは、高い場所ではあるが頂点をつなぐ低い部分の意味 |
ノ(no) | 伸びる、延長 | 神代語 | |
野、広い場所 | 神代語 | ||
ノル | 宣る、述べる | 縄文語 | 神に告げる |
単語 | 意味 | 種類 | 備考 |
---|---|---|---|
ハ(ha) | 葉、歯、派 | 神代語 | 生えるもの |
刃 | 神代語 | 歯からの派生、薄くて切るもの | |
ハタレ | 暴徒、反逆者、不満分子 | 弥生語 | ハ(出てくる)+タ(たくさん)+レ(別れる=従わない) |
ハラ | 原 | 弥生語 | ハ(葉・草)+ラ(広がる) |
ハラウ | 清める、祓う | 大和語 | ハル(晴る)+合うの複合語と考えられる |
ハル | 邪魔なものを除く、良くする | 神代語 | 払う、晴れ、春などの語源 |
ヒ(hi) | 1 | 神代語 | |
火、霊、光 | 神代語 | 小さい火? | |
ヒ〜 | 尊称接頭辞 | 神代語 | ヒ(尊称)+コ(男) |
ピ(pi) | 霊、神 | 神代語 | |
ピカ | 雷 | 弥生語 | ピ(霊)+カ(力のある) |
ヒガシ | 東 | 縄文語 | ヒガシ=ヒ(日)+ガ(処)+シ(である) 「日迎えし」が訛ったという説もある |
ピカ鎚 | 落雷 | 大和語 | ピカ(雷)+鎚(打つ)、これが訛って「いかずち」 |
ヒコ | 男の尊称 | 弥生語 | ヒ(尊称)+コ(男) |
ヒメ | 女の尊称 | 弥生語 | ヒ(尊称)+メ(女) |
ヒユ | 冬 | 弥生語 | 冷ゆる |
フ(hu) | 2 | 神代語 | |
風、空気、大気 | 神代語 | ||
フル | 降る、揺れる | 弥生語 | |
ヘ(he) | 更に咲く、新たに生む | 神代語 | 次の発展 |
ホ(ho) | 火、炎 | 神代語 | 大きい火? |
穂、秀でる | 神代語 | 心の穂、良心に忠実 |
単語 | 意味 | 種類 | 備考 |
---|---|---|---|
マ(ma) | 真、魔 | 神代語 | まことの神、見えない力 |
間 | 神代語 | モノとモノの間の何もないところ | |
〜マ | の(助詞) | 渡来語 | ウズ・マ・サ(第1の都市)など |
マガ | 災厄・理不尽 | 弥生語 | マ(魔)+ガ(悪い力) |
ミ(mi) | 3 | 神代語 | |
水 | 神代語 | ||
物体、ところ、場所 | 神代語 | ||
実、西 | 神代語 | ||
〜ミ | 女 | 神代語 | |
ミズ | 水、瑞 | 弥生語 | 生命の生まれるところ、若い |
ミチ | 道 | 弥生語 | ミ(場所)+チ(人が流れる) |
ミナト | 港 | 弥生語 | ミ(水)+ナ(の)+ト(処) |
ム(mu) | 6 | 神代語 | |
生命の始まり | 神代語 | ||
ムス | 産む、生み出す | 神代語 | 息子=ムス(産んだ)+コ(男)、娘=ムス(産んだ)+メ(女) |
メ(me) | 芽、女 | 神代語 | 始まり、存在が生まれる、女も人を生む意味で |
目 | 神代語 | マとも言う | |
モ(mo) | 元の場所へたどり着く | 神代語 | 最初の場所、トと同じニュアンスだが、時間的に前 |
モト | 元、最初に返る | 縄文語 | モ(最初の場所:起点)+ト(最初の場所:終点) |
単語 | 意味 | 種類 | 備考 |
---|---|---|---|
ヤ(ya) | 8 | 神代語 | |
弥、発展、増えていく | 神代語 | ||
ヤマ | 山、高いところ | 神代語 | イ(目で見える)+アマ(天)? |
ヤモト | 大和? | 弥生語? | ヤマトの語源? ヤモ(八万=たくさん)+ト(人々?/集まったところ?) 山の間の人などの説は間違い? |
ユ(yu) | 行く、先へ進む | 神代語 | |
ヨ(yo) | 4 | 神代語 | |
世、代 | 神代語 |
単語 | 意味 | 種類 | 備考 |
---|---|---|---|
ラ行(*r*) | 〜の(助詞) | 神代語? | ツ(津)+ル(の)+ガ(処)、マホ(真秀)+ロ(の)+バ(場) |
ラ(ra) | 広がる | 神代語 | |
リ(ri) | 終わる、次に送る | 神代語 | |
ル(ru) | 命が変わる | 神代語 | 動詞の「〜る」へ |
レ(re) | 分かれる、分岐 | 神代語 | |
従わない | 神代語 | 分岐からの派生、本流に従わない | |
ロ(ro) | 力を固める、物を清める | 神代語 |
単語 | 意味 | 種類 | 備考 |
---|---|---|---|
ワ(wha) | 横の広がり、平ら | 神代語 | |
物を生む、和合する | 神代語 | ウ(生む)の上位? | |
ワクラバ | 若葉 | 弥生語 | ワク(湧く・発生する)+ラ(の)+バ(葉) |
ワタツミ | 海 | 弥生語 | ワ(平ら)+タ(とても)+ツ(広い)+ミ(ところ) |
ヰ(whi) | 居場所 | 神代語 | ゐ |
ヱ(we) | 恵み、満ち足りる | 神代語 | ゑ |
ヲ(wo) | 完成、終わり、閉じる | 神代語 | |
ヲト | 若い | 弥生語 | ヲ(完成)+ト(達する)=人として完成したばかり=若い? ヲトコ=ヲト(若い)+コ(男)、乙女=ヲト(若い)+メ(女) |
ヲロチ | 心を閉ざす、ふさぎ込む、すねる | 弥生語 | ヲ(閉じる)+ロ(の)+チ(霊)、後世の大蛇とは違う |
ン | (存在せず)? | 神代語 | 弥生時代までの日本語に「ん」の発音はないという説がある一方 カタカムナには「ん」が「完了/結び」の意味で出てくる |
完了・終わり・結び | 神代語 |