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    黒鉄の巻(超訳)

 

黒鉄の巻〜第1帖  →原文

何事も時代に合ったスタイルに変えていけよ。飛行機の時代に馬車に乗るものはおらんだろう。
宗教も同じで、時代に合わせていかなければ神からの祝福は受けられんぞ。
自分が時代の変化を納得できず、ブツブツ言うのも間違ってるぞ。

 

黒鉄の巻〜第2帖  →原文

この世にあるものは、すべて自分の心が映し出すようにしか見えん。
だから、(ざん)()せよ。すべてに感謝せよ。
すべてが自分であり、自分の喜びであるぞ。

 

黒鉄の巻〜第3帖  →原文

どんな理屈でも成り立つが、そんなものは力のない一方的なものだぞ。
人の喜びとは、全体のために苦労することだぞ。それが光の生命(いのち)だぞ。
人には風に飛ばされんように人生の重荷を背負わせてあるのだ。おかげで風でも倒れんのだぞ。
この道理はわかってくれよ。
()いた種は、すぐには実らんぞ。ちゃんと育てれば万倍もの実をつけるぞ。
誰にも横取りはさせんぞ。だから、あせるでないぞ。
悠々と大地を歩みながら、実りの時を待てよ。

 

黒鉄の巻〜第4帖  →原文

神が道を用意しても、そこを歩むのは人間自身だぞ。
ウジ虫にとっては青畳は地獄だ。
青畳に座るには、それができるだけの修行を積まなくてはならん。

 

黒鉄の巻〜第5帖  →原文

プラスとマイナスが和合しなければならん。
だけど、どちらか一方にでも我慢を強いるのは悪の和合だぞ。
神示をよく読んで、和合できる道をしっかり見つけろよ。
それがつかめないと、いつまでも堂々めぐりになるぞ。

 

黒鉄の巻〜第6帖  →原文

気づいたところからで構わないから、早く改心してくれよ。
神にやらされたのでは人間の面目がなくなるから、人間同士でよく致してくれよ。
神示はランプの油のようなものだ。尽きることのない油だぞ。
灯りなしでは暗闇の世は歩けんぞ。神示の油でランプを灯してくれよ。
マツリから出直してくれよ。まつろいてくれよ。

 

黒鉄の巻〜第7帖  →原文

芽を出したものは間引かねばならん。
神示を読んで肚に生まれた芽は、間引いて他に植え替えてくれよ。
神示を読みながら肚に入れん者、間引いて肥料にするぞ。
理屈を申して適当に済ませてる者も、間引いてくれるぞ。
キあれば必ず正しい行動はできるぞ。

 

黒鉄の巻〜第8帖  →原文

神の教えに従えば、神はちゃんと守るぞ。
作法や順番、物事の区別さえちゃんとできていれば、何を拝んでも問題はないぞ。
時、場所、立場に応じて、間違った拝み方さえしなければ、弥栄えるぞ。

 

黒鉄の巻〜第9帖  →原文

神心には始めも終わりもないぞ。善も悪もないぞ。すべてだぞ。
三千世界をよく見ろよ。
自分のみ、何か一辺倒のみでは成就せんぞ。まつり合わせろよ。
愛のみ、真のみでは悪や偽となることあるぞ。
悪と偽を合わせたものが、善の働きをすることもあるぞ。
このこと、よく心得ろよ。

 

黒鉄の巻〜第10帖  →原文

教えはミタマのレベルに応じて平たく説き聞かせてあるぞ。
ミタマのレベルが低いうちは神が手伝うが、レベルが上ったら自分の力でやってくれよ。
宗教的な真や善では、これからの時代には合わないぞ。時代錯誤のマボロシだぞ。
合わなくなったものを理屈を付けてムリヤリ今に合わせようとするなよ。理屈は悪だぞ。
自分や社会のレベルに合った御用をせねば、力が出ないぞ。

 

黒鉄の巻〜第11帖  →原文

学や我を出すから行き詰まるのだぞ。生まれ赤児のように素直になれよ。
親の心がわかったら、言われる前に手伝ってくれよ。
いつまでも小便たれでいてくれるなよ。
悔い改めて神の子として振る舞ってくれよ。

 

黒鉄の巻〜第12帖  →原文

次の御用は生活に神示を生かすことだぞ。
神示や宗教に囚われるな。生かして生活することが御用だぞ。
仕事にも生かすのが御用だぞ。
宗教的な儀式や戒律が先になってはならんぞ。
小さいところからでも始めてくれよ。

 

黒鉄の巻〜第13帖  →原文

世の中を理屈で進めていくと、先は強欲で共食いし合う世の中になるぞ。
悪意で世を支配しようとすること許さんぞ。
悪の理屈で善意を振る舞うことは悪の働きだぞ。
幽界の神の理屈で世界を治めようとするのも同じ悪の働きだぞ。
神様を真剣に求めてくだされよ、そうすれば神も真剣に導くぞ。

 

黒鉄の巻〜第14帖  →原文

悪の総大将は奥に隠れて、2大国が争うと見せかけて世界を壊そうとする仕組み、
9分まで完成しているぞ。
物事の真を理解しろよ。理解できれば政治も宗教も要らなくなるぞ。

 

黒鉄の巻〜第15帖  →原文

人間が幸福になるか不幸になるかは心持ち次第だぞ。
人は常に善と悪を併せ持ち、どちらか一方は有り得ないぞ。
肉体を人の世に合わせ、心や精神に神や霊に任せて和せば、それで十分だ。

神の教えなら、他の教えとも協力して共に歩めよ。喜びに導かれるぞ。
教派や教義にこだわるのは邪の教えだ。悲しみの中に入るぞ。

 

黒鉄の巻〜第16帖  →原文

いよいよ表の守護の時代だ。表の守護には良いも悪いもないのだぞ。ただ喜ぶだけだ。
悪くなるのは表の守護ではないぞ。心得ろよ。

神は善人の中にも、悪人の中にもいて呼吸しているぞ。
悪は悪ではないぞ。人が悪と思っているものも、ないと生きていけんぞ。
外道の悪が真の悪であるぞ。取り違うなよ。

 

黒鉄の巻〜第17帖  →原文

霊格と肉体は持ちつ持たれつ。どちらか一方のみ良くても意味はないぞ。
人類の叡智を誇って、偉ぶってもならんぞ。
目覚めれば、その日から運気が良くなっていく仕組みを理解しろよ。
目覚めればどんな世の中でも楽し楽しで過ごしていけるぞ。

 

黒鉄の巻〜第18帖  →原文

目覚めても、起き上がらない者はいまい。神の教えも、そのようなものだぞ。
霊能力で見聞きしたものには間違い多いぞ。心しろよ。
偶像崇拝はしてくれるな。そこに神はいないぞ。
悪の道はないぞ。道は善のみに通じているぞ。
道なき道を進むなよ。

 

黒鉄の巻〜第19帖  →原文

愛のない理解、善のない真理というものはないぞ。種がなくては芽が出ない道理だ。
学問でわからんことを迷信と言ってる気の毒が多いぞ。
人間は霊人の形代(かたしろ)として養われているからこそ生きているのだ。
ゝがないにものには生命(いのち)ないぞ。

 

黒鉄の巻〜第20帖  →原文

不安があるのは身を安心して任せられる神がいないからだぞ。
神を頼み事や病気治しを願うだけの存在として見ているからだぞ。
早く間違いに気づいて合点しろよ。
大きな生命(いのち)に通じる者には死はないぞ。

 

黒鉄の巻〜第21帖  →原文

天国だ地獄だなどと死後のみを説くのは何もない宗教だ。
この世で心の体もうれしうれしとなるのがマコトの神だぞ。
人間は神の容れ物であり土台だ。極まれば神となる存在であるぞ。
この道理、わかってくれよ。

 

黒鉄の巻〜第22帖  →原文

皆の顔つきが変わって、病気になってるのに気づかんのか。
心は神界のものであるのに、それを肉体感覚でイメージをつかもうとするから理解できんのだ。
ゝから愛と智が生まれる。その愛と智を和合すれば新たなゝが生まれる。あとはループだ。
神は額(チャクラ)から入って顔つき、そして体に及ぶぞ。
それがないから顔つきが悪くなり、病気になるのだぞ。

 

黒鉄の巻〜第23帖  →原文

何事も体験するのは良いことだ。
今の人の学問で迷信だと思ってるものの中に、数多くの真理が隠れているぞ。
反対に科学的真理だと思ってるものの中にも、数多くの迷信が混ざっているぞ。
自分に自由がないと感じた時、その裏では神を無視して好き放題やってた自分がいるぞ。
悪の自由に先はない道理、わかれよ。

 

黒鉄の巻〜第24帖  →原文

悪とは影のことだ。光を真下で受けず、斜めに受けるから影が生まれるのだ。
光とは絶対の真理だ。周りとの比較から生まれた善悪からは偽りの神が現れるぞ。
悪は光から生まれたものだから、主人にはなれないし、滅ぼすものでもない。
比較から生まれた神から真理に至るのは、そうそうできるものではない。

霊の声は心から聞こえてくるのだ。天からは錯覚だ。耳をふさいでも聞こえてくるぞ。
悪霊は自分を悪だと思ってないぞ。

 

黒鉄の巻〜第25帖  →原文

人だけでなく、草や木、物、星など、万物にも心はあるぞ。厚いか薄いかだけだぞ。
中のゝまで悪は入れんが、ゝの外装までは入ってくるぞ。
人の智も外装にあるぞ。ここは善も悪も入るからこそ善悪がわかるのだ。
ここに人間の自由があるぞ。自由がないと発展はできん。弥栄もないぞ。

 

黒鉄の巻〜第26帖  →原文

神は理屈では語れない絶対であるぞ。
ゆえに求める以外に神に呼びかける道はないのだぞ。
すべてを投げ出して、まるで赤児のように呼びかけてくれよ。
神は喜びの光となって、求める人の前に現れるぞ。
信仰だ、理屈だ、誓いだなどと思って呼びかけると邪道に堕ちるぞ。

 

黒鉄の巻〜第27帖  →原文

神は想念である。言葉である。その想念は人の中にある。だから自分が自分に語るものだ。
この理屈わかれよ。間違いでも恨みから生まれた想念は、容易には解けん呪縛となって返ってくるぞ。
心して神を求め、悪いキは断ってくれよ。
わかったと思って天狗になってくれるな。常に省みて良くしていってくれよ。

 

黒鉄の巻〜第28帖  →原文

喜びに至る道は2つあるぞ。愛から入る道と、真から入る道だぞ。
愛からは入りやすいぞ。だが、これは間違えやすい道だぞ。
生まれてすぐ歩ける者はいないぞ。道は気長に進んでいけよ。
心大きく広く持てよ。天地のキを吸わねばならんぞ。

 

黒鉄の巻〜第29帖  →原文

運命は自由自在にできるが、この世だけで自由に振る舞うのは難しいぞ。
元は霊界にあるのだから、神心をわかって動かねば苦労を強いられてるように感じるぞ。
何事も天から来てるのだと悟ってくれよ。

 

黒鉄の巻〜第30帖  →原文

表ばかり見てるから世の中も真実もわからなくなるのだ。
水晶のように中も裏も見通せるようになれば、三千里先のこともありありとわかってくるぞ。
死後の世界を説いて改心を迫るのは滅びるべき悪の宗教だ。
奇跡を起こしたり、病気を直して改心を求めるのも滅びるべき宗教だ。
それで改心できるなら、人間はとうの昔に改心ができていると理解してくれよ。

 

黒鉄の巻〜第31帖  →原文

魂の自分と肉体の自分を和合させよ。それが改心の第一歩だ。
欲や邪気には邪霊が集まるぞ。魂を向上させてくれよ。
他人を非難するな。悪いように見えても、神が存在を許したからそこにいるのだ。
それを非難する心は天狗だ。他を排除しようとする心、神を疑うのと同じだぞ。
へりくだれ。神の前にへりくだりすぎることはないぞ。

 

黒鉄の巻〜第32帖  →原文

物や肉体には命はあるが、真の命は魂にのみ宿っているのだ。
この命が肉体の主人であるぞ。大神にも通じてるのであるぞ。
肉体の命の方ばかり気にして、本質を見失うでないぞ。

古代エジプトの思想にある「肉体にのみ宿る小さな魂と、輪廻する大きな魂」という考えと同じ?

 

黒鉄の巻〜第33帖  →原文

心に神が映らないのは、用意したスクリーンの位置が間違ってるからだぞ。
心平らかに映せば正しく写るが、心が波打つと像がゆがむぞ。

人間はこの世で生きてるつもりでも、霊は霊の国に住んでいるぞ。
愛は脈打ち、真は呼吸し、そして喜ぶことで命するぞ。3つで1つだぞ。

 

黒鉄の巻〜第34帖  →原文

神は禁慾は求めてないぞ。慾は新しきものを生み出す原動力だぞ。
慾を浄化せよ。聖化せよ。生めよ。産めよ。
今の人民、慾望の聖化を忘れているぞ。
1人では5尺の身体、50年の生命だが、その思いが広まって神に溶けいれば、
無限大の身体と永遠の生命となるぞ。

 

黒鉄の巻〜第35帖  →原文

結果を見て何かを言う前に、最初の考えがどうだったのかを考えろ。
強い動機や慾、ハッキリした目標がなければ、先の目処もなくその日暮らし。
今の人民、我よしの結果、草木よりも成り下がっているぞ。
今の人民、モラトリアムが行きすぎて思いが足りん。

 

黒鉄の巻〜第36帖  →原文

信仰が低い段階の者は、神か金か、天の神か地の神か、どちらか一方にしか仕えることはできない。
だが信仰が高まって天の理がわかれば、神と金は同じもの、神はアメツチとなるぞ。
清く信仰すれば富むようになるぞ。おかげの流れが入ってくるからだぞ。
貧しいのは信心が足りないからだぞ。自分を省みよ。
信仰が高まって天の理がわかれば、嫌でも金が流れてきて貯まるのだぞ。

 

黒鉄の巻〜第37帖  →原文

宇宙は永遠の未完成であるが、それゆえに喜びがあるのだ。
この千変万化が宇宙の不変だぞ。自由自在の存在だぞ。
ゆえに人も自由。心のままに映り、変わっていくのであるぞ。

 

黒鉄の巻〜第38帖  →原文

人は死後、自分に合った場所へ行くぞ。誰もが極楽浄土へ行けるのだ。
それが神の意に沿うか沿わぬか別の問題だがな。

 

黒鉄の巻〜第39帖  →原文

神言、あめつち数歌、ひふみ祝詞、いろは祝詞、アイウエオ祝詞