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    岩の巻(全文)

 

岩の巻〜第1帖 →超訳

一八(岩)の巻 書き知らせるぞ。
一八(岩)は弥栄(いやさか)
  ゝ◯はゝと◯、ゝ◯、が神だぞ。
が神だと申してあろう。
悪の守護となれば、悪が良く見えるのだぞ。
人民 悪いこと好きでするのでないぞ、
知らず知らずに致しているのであるぞ。
神にも見の誤り、聞きの誤りあるのだぞ。
元の神には無いなれど、下々の神にはあるのだぞ。
それで見直し、聞き直しと申してあるのだぞ。
元の神には見直し聞き直しはないのだぞ、
スサナルの大神様 鼻の神様 かぎ直しないぞ、
かぎの誤まりはないのだぞ。
人民でも、かぎの間違いないのだぞ。
鼻のあやまりないのだぞ。
スサナルの大神様この世の大神様ぞと申してあろうがな。
間違いの神々様、この世の罪けがれを、この神様に着せて、
無理やりに北に押し込めなされたのだぞ。
それでこの地の上を極悪神が(われ)の好き(そうろう)に持ち荒らしたのだ。
それで人皇の世と曇りけがして、作り変え、仏の世となりて、
さらに混ぜこぜにしてしまうて、わからんことになりて、
キリストの世に致して、
さらにさらにわからぬことに致してしもうて、
悪の仕組み通りに致しているのじゃぞ、
わかりたか。
(しゃ)()もキリストも立派な神でござるなれど、
今の仏教やキリスト教は(にせ)の仏教やキリスト教だぞ。
同じ神二つあると申してあろうがな。
ゝがなくなっているのだぞ、
ゝないだぞ、出ないと、まことできんのだぞ、
わかりたか。
ゝなきもの悪だぞ、ゝは霊ぞ、火ぞ、(はじめ)だぞ。
暗がりの世となっているのも、ゝないからだぞ。
この道理わかるであろうがな。

記:1946年2月16日

 

岩の巻〜第2帖 →超訳

三千年の昔に返すと申してあろうがな。
よい御用いたす()(たま)ほど苦労させてあるのじゃ。
(ほか)から見ては、わからんなれど、
苦労に苦労させて、生き変わり、死に変わり、鍛えに鍛えてあるのじゃぞ。
肉体の苦労も霊の苦労も、どちらの苦労にも、負けん人民臣民(しんみん)でないと、
眼先のことで、グレングレンと引っ繰り返りて、(あわ)てふためくようなことでは、
どんなことあっても、びくともせんミタマでないと、御用難しいぞ。
今度の苦の花は真理(ふじ)に咲くのみだぞ。
不二(富士)に九(木)の花咲くや(ひめ)まつれと申してあるが、
九(木)の花、おのもおのも心の富士にも咲くのだぞ。
九(木)の花咲けば、この世にできんことないぞ。
まことのかかりぞ。
この先もう建て替えできんギリギリの今度の大建て替えじゃ。
いよいよの建て替えだから、
もとの神代よりも、もう一つキの光輝く世とするのじゃから、
中々に大層だぞ。
人民 苦しかろうが、先楽しみに御用()(ごと)つとめ上げて下されよ。
二つずつある神様を一つにするのであるから、
(うそ)(いつわ)り ちっともならんのじゃ。
少しでも嘘偽りあったら、曇りあったら、
神の国に住めんことになるのだぞ。
途中からできた道では今度という今度は間に合わんのだぞ。
根本からの道でないと、
今度は根本からの建て直しで末代続くのじゃから間に合わん道理わかるであろうがな。
(われ)の国同士の(いくさ) 始まるのじゃ。
この(いくさ)、神は()開けて見ておれんなれど、
これも道筋じゃから、
人民にも見ておられんのじゃが、
友喰いと申して知らせてあろうが。
この方()が天地自由にするのじゃ。
元のキの道にして、新しき、キの光の道作るのじゃ。
あらたぬし(*)、世にするのじゃと申してあることいよいよだ。
人民、臣民(しんみん)、勇んでやりて下され。
神々様、守護神殿、勇め勇め。

記:1946年2月16日

あらたぬし=新たな主? あら楽し? 2つのかけことば?

 

岩の巻〜第3帖 →超訳

天地ひっくるめて大建て替え致すのじゃ。
天地のビックリ箱とはそのことだぞ。
間違いできんうちに、間違わんよう気つけて下されよ。
できてからは、いくら泣いても()びても後へは返せん。
この方でもどうにもならん元のキの道じゃぞ。
くどう気つけておくぞ。
これまでは道はいくらもあったのじゃが、
これからの道は善一筋だぞ。
インチキ 神の前には通らんのだぞ、
心せよと知らせてあろうがな。
三千年で世一キリと致すのじゃぞ。
まことの集まりが神徳じゃ、
神徳積むと、世界中 見え()くのだぞ。
神だけではこの世のことは成就せんと申してあろうがな。
神が移って成就さすと申してあろうがな。
こんなこと これまでにはなかりたぞ。

記:1946年2月16日

 

岩の巻〜第4帖 →超訳

元は十と四十七と四十八と合わせて百と五ぞ、
九十五柱だぞ。

記:1946年2月16日

 

岩の巻〜第5帖 →超訳

人民 眼の先見えんから疑うのも無理ないなれど、
ミタマ磨けばよくわかるのじゃ。
ついてござれ、
手引っ張ってやるぞ。
(まこと)の道行くだけではまだ足らんぞ。
心に(まこと)一杯に詰めて空っぽにして進みてくれよ、
このことわからんと神の仕組み遅れると申してあろうがな、
早くなったところもあるなれど、遅れがちじゃぞ。
苦労、苦労と申しても、悪い苦労 気の毒だぞ、
よき苦労 花咲くぞ。
花咲いて実結ぶのだぞ。
人民 苦しみさえすれば よいように早合点しているなれど、
それは大間違いだぞ。
神の道 無理ないと、くどう申してあろうがな。
この道理よく噛み分けて下されよ。
神の国は元のキの国、
外国とは、幽界とは生まれが違うのじゃ。
神の国であるのに人民 近慾だから、
渡って来られんものが渡り来て、
ワヤに致してしまっているのに、
まだ近慾だから近慾ばかり申しているから、
あまり分からねば、わかるように致すぞ。
眼の玉 飛び出すぞ。
近くは仏魔 渡り来て、
わからんことにされているであろうがな。
五度の岩戸開き一度にせなならんと申してあろうが、
生まれ(あか)()の心で神示(ふで)読めと申してあろうがな。

記:1946年2月16日

 

岩の巻〜第6帖 →超訳

向こうの言うこと、まともに聞いていたら、
尻の毛まで抜かれてしまうのが、神にはよくわかって気つけていたのに、
今の有様その通りでないか。
まだまだ抜かれるものもあるぞ。
のばせばのばせば、人民まだまだ苦しいことになるぞ。
延ばさねば助かる人民ないし、
少しは神の心も察して下されよ、
言うこと聞いて素直に致され、よ
神頼むぞ。
いよいよ時節来たのであるから、
何と申しても時節にはかなわんから、
神示(ふで)通りになって来るから、
心さっぱり洗い晴らしてしまうて、
持ち物さっぱり洗いかえしてしまうて、
神の(みこと)に生きてくれよ、
みことになるぞ、
タマぞ、
ミコト結構ぞ。

一八五二六八八二三三一二三
卍千百三七六五卍十
十十八七六五曰一二三五六
八二三二一二三 六五八八 八八
十十二一三八七七八九二六
三二八五 一二◯◯◯◯◯三
二一八九百一七
百◯四七 九曰三八一三曰二
 👁 一九三三 ゝ◯ 九二 ◯👁
 ☽ゝ◯二五一二二二二三三

わからん裡にわかりてくれよ。

記:1946年2月16日

コード部分の訳例とされるもの 

神ひらき結び
(むす)(ひら)きにひらき続く道ぞ
ひふみ、よろず、ち、ももの道なり
むすび出ず
仏(仏教)、耶(キリスト教)、その他の神々ひらき成り
正し、交わりとけし
一つの神国と出で(むす)(ひら)
地上天国にひふみ、正しきは出で
ひらき、輝き、いきし、弥栄(いやさか)の神神そろう
元津神の道ひらき、鳴り成りて
更にひらき、極み続く歓喜の大道
真理輝き、渡り()
神、人、動、植、鉱、もろもろの道なりて(ひら)
極みつくる所
太神(おおかみ)、百々の神、世になり極む
世に満ち、弥栄(いやさか)の大道、神代に続く
正しき神の善き(いくさ)の道
神国は真理真愛、神の大真と出でそむ
富士の仕組み、鳴門の仕組みの火水道


前半部と違って大本教そのものになってるが……。
というか翻訳結果がコードより増えてる!

 

岩の巻〜第7帖 →超訳

この神の(もと)へ来て信心さえしていたら よいことあるように思うているが、大間違いだぞ。
この方の(もと)へ参りて先ず(しゃく)(せん)なしに借銭払いして下されよ。
苦しいことできて来るのが御神徳ぞ。
この方の(もと)へ来て悪くなったと言う人民、
遠慮いらん、帰りてくれよ。
そんな軽い信心は信心ではないぞ。
結構な苦しみがわからん臣民(しんみん)一人も要らんのぞ。
しかと(ふんどし)締めてついてござれよ。
この方 悪神とも見えると申してあろうがな。
わかってもわからん、できんこと致さすぞ、
神が使うのだから楽でもあるのだぞ。
静かに神示(ふで)よく(はら)に入れて御用して下されよ。
神の道 光るぞ。

記:1946年2月16日

 

岩の巻〜第8帖 →超訳

この方のコト、腹にひしひしと響き出したら、
よき守護神となったのだぞ。
神の国の元のミタマと外国のミタマとスッカリ取り換えられているのにまだ目覚めんのか。
神の国は真ん中の国、土台の国、神の元の(おさ)まった国と申してあろうがな。
神の国であるぞ、
我さえ良けりゃ、よその国、よその人民どうなってもよいというほどに
世界の臣民(しんみん)、皆なっているが、
表面(うわべ)ばかり良いことに見せているが、中は極悪じゃ。
気づいている臣民(しんみん)もあるなれど、
どうにも、手も足も出せんであろうがな。
それが悪神に()入られているのじゃぞ。
道はあるのに闇、(はら)(きよ)めて道見て進め。
勇ましきやさかの道、光りあるぞ。

記:1946年2月16日

 

岩の巻〜第9帖 →超訳

今度捕えられる人民たくさんにあるが、
今度こそはひどいのだぞ。
牢獄(ろうや)で自殺する者もできて来るぞ。
女、子供の辛いことになるぞ。
九分通りは一度出て来るぞ、
それまでに一度盛り返すぞ、
わからんことになったらいよいよのことになるのだぞ。
ミタマ磨けよ。

記:1946年2月16日

 

岩の巻〜第10帖 →超訳

わからんミタマも今までは機嫌取って引っ張って来たなれど、
もう機嫌取りは御免じゃ。
こんなことに長う掛っていたなら実地が遅れるから、
一切(ひときり)に致すぞ。
神代となれば天は近くなるぞ、
神人共にと申してあろうがな。
一人となっても、
神の申すことならば、ついて来る者が(まこと)の者だぞ、
(まこと)の者少しでも今度の仕組みは成就するのだぞ、
人はたくさんには()らんのだぞ。
信者引っ張ってくれるなよ。
道は伝えて下されと申してあろうがな。
竜宮の乙姫殿のお宝、誰にもわかるまいがな。
びっくり箱の一つであるぞ。
北がよくなる、北が光るぞ、
北が一番に良くなると申してあること段々にわかりて来るのだぞ。
これほどに申してもまだ疑う人民たくさんあるなれど、
神も人民さんには一目置くのぞ、
閉口ぞ、
よくもまあ曇ったものじゃなあ、
疑うなら今一度 (われ)でやって見よれ、
それもよいぞ、
あちらこちらにグレングレンとどうにもならんのだぞ、
人民には見当取れん大きな大きな大望だから、
その型だけで良いからと申しているのじゃ、
型して下されよ。
改心の見込みついたら、
世の元からの生き神が、
おのおのにタマ入れてやるから、
力添え致してやるから、
せめてそこまで磨いて下されよ。
悪は伸びるのも早いが、枯れるのも早いぞ。
いざとなればポキンぞ。
花のまま枯れるのもあるぞ。

記:1946年2月16日

北=「キた」と表記。方位の「北」と当てたのは間違いかもしれない。

 

岩の巻〜第11帖 →超訳

誰の苦労でこの世できていると思っているのじゃ。
この世を我がもの顔にしてござるが、守護神よ、
世を盗みた世であるくらい、わかっているであろうがな。
早う元に返して改心致されよ、
神国(かみくに)の王は天地の王だぞ、
外国(とつくに)の王は人の王だぞ。
人の王では長う続かんのじゃ。
外国にはまだまだ、厳しいことバタバタに出てくるぞ、
日本にもどんどん出てくるぞ。
言わねばならんことであるぞ。
出づ道は二つ、一はひらく道、二は極む道、
道出で世に満つ、ゑらぎゑらぐ世ぞ。
前に書かせてあること、よく読めばわかるのじゃ、
御身(みみ)に利(聞)かせて御身で書かしたもの二日ん(地震)の巻と致せよ。
いよいよ九(荒)くなって来るのだぞ。
因縁みたま結構となるのだぞ。

記:1946年2月16日