祭りの巻(全文)〜「祀り、交つりの巻」とも
五つに咲いた桜花、五つに咲いた梅の花、どちら採る気じゃ。
今までの教えではこの道わからんぞ、
ますます食う物なく曇りて来るぞ、
その国その所々で当分暮らし向きできるぞ、
野見よ、森見よと申してあろう、
青山も泣き枯れる時来ると申してあろう、
海川も泣き枯れる時来るぞ、
まだ聞かず我さえよければ良いと、
我よししてござる人民神々様 気の毒来るぞ、
今までは神も仏も同じぞと申していたが神と仏とは違うのだぞ、
十(キリストの神)の動くが卍(仏)ぞ、
卍の動くが(神)ぞ、
の澄みきりがゝ◯(大神)ぞ、
神と仏と臣民とは違うのじゃぞ。
記:1946年8月8日
これまでは「いろは」でありたが、
いよいよ一二三の力 加わるぞ、
「いろは」はやさしいが「一二三」は新しいから、
新事もするから その覚悟致されよ、
その覚悟よいか、
汚い心捨てていると、
小さい心大きくなって自分でもびっくりするよう結構が来るぞ。
警察要らんと申してあるぞ。
記:1946年8月9日
旧九月八日からの誓いの言葉知らすぞ。
御三体の大神様 御三体の大神様、天之日月の大神様、
雨の神様、風の神様、岩の神様、荒れの神様、地震の神様、
地の日月の大神様、世の元からの生き神様、
百々の神様の大前に、
日々弥栄の大息吹き、
御守護弥栄に御礼申し上げます。
このたびの三千世界の御神業、
いやが上にも、千万弥栄の御働き祈り上げます。
三千世界の神々様、
臣民人民一時も早く改心いたし大神様の御心に添い奉り、
地の日月の神と成りなりて、
まったき務め果しますよう なにとぞ御守護願い上げます。
そがため この身この霊は いかようにでも御使い下さいませ、
なにとぞ三千世界の神々様、
臣民人民が知らず知らずに犯しました罪、穢れ、過ちは、
神直日大直日に見直し聞き直し下さいますよう、
特にお願い申し上げます。
元つ神えみためえみため。
記:1946年8月10日
世こしらえてから臣民の種植えて、
臣民作ったのであるぞ。
世、こしらえた神々様は「ながもの」の御姿ぞ、
今に生き通しぞ。
神が見て、
これならというミタマに磨けたら、
神から直々の守護神つけて、
天晴れにしてやるから御用見事に仕上げさすぞ、
臣民ばかりではできん、
三千世界の大洗濯、
誰一人 落としたくない神心、
皆そろっておかげやりたや、喜ぶ顔見たや、
遠い近いの区別なし、
皆々我が子じゃ、可愛い子じゃ、
早う親の心汲み取れよ。
記:1946年8月10日
肉体 まず苦しめたら、
今度その守護神には それだけの見せしめせなならんことになっているのだぞ。
神かかりで まだ世界のこと何でもわかると思っている人民 気の毒できるぞ。
八百八光の金神殿、いよいよにかかりなされたぞ。
出雲の大神様 この世かまいなさる大神様なり、
そのところ得ないもの、人民ばかりでないぞ、
三千世界の迷うミタマに所得さして嬉し嬉しにまつりてやれよ、
コトで慰め弥栄えしめよ、
コトまつりて神の列に入らしめよ。
その国々ぞ、
頭頭で、まつり結構ぞ、
まつりくれよ。
邪祓うとは邪無くすることではないぞ、
邪を正しく導くことだぞ、
追い払うでないぞ、
まつろえよ。
引き寄せて抱き参らせよ、
取り違いならん大切事ぞ。
記:1946年8月12日
取られたり取り返したりこねまわし、
終わりは神の手に甦る。
世の元のまし水 湧く所、
やがて奥山移さなならんぞ。
神示わかる臣民二三分できたなら、
神いよいよのとどめを刺すなり。
三界を貫く道ぞ誠なり、
誠の道は一つなりけり。
神界の誠隠れし今までの道は誠の道でないぞや。
鬼おろち草木動物虫けらも一つにゑらぐ道ぞ誠ぞ。
記:1946年8月13日
金要らんことになると申してあろうが、
世界の人民 皆青くなって、
どうしたらよいかと どこ尋ねてもわからんこと近づいたぞ、
早うこの神示読ませてくれよ、
神の心が九分通り臣民にわかりたら、
神の政治わかるのじゃ、
与える政治いくらでもあるぞ、
一通りと思うなよ、
時と所によっていくらでもあるのじゃ、
詰まることない神のまつりごとじゃ。
人民の政治 神国には用いられんのじゃ、
三千世界天晴れの政治 早う心得て、
まつりくれよ。
悪神の眷属はまだよいのじゃ
箸にも棒にもかからん、
話のわからん動物霊に化かされて、
玩具にされていて、
まだ気づかんのか、
神はいつまでも待たれんから、
こんな身魂は一所に集めて灰にするより他ないから心得ておりて下されよ。
記:1946年8月14日
旧九月八日で一切りじゃ、
これで一の御用は済みたぞ、
八分通りは落第じゃぞ、
次の御用 改めて致さすから、
今度は落第せんよう心得なされよ。
何もかも神は見通しだぞ、
神の仕組み 人民で遅れんよう 気つけて結構致し下されよ、
二の仕組み、御用は集団作りてよいぞ。
大奥山はそのままにしておかなならんぞ、
天明(岡本天明)まだまだ神示の御用結構ぞ、
アホ結構ぞ、
リコウ出ると壊れるぞ。
天明ばかりでないぞ、皆同様ぞ。
皆リコウになったものじゃナア、
クドウ神にもの申さすでないぞ。
記:1946年8月15日
日本の人民の身魂が九分九分九厘まで悪になっているから、
外国を日本の地に致さねばならんから、
日本の地には置かれんから、
どんなことあっても神はもう知らんぞよ。
記:1946年8月16日
村々に一粒二粒づつ因縁身魂落としてあるぞ、
芽生えて来るぞ。
日々天地に、お詫び結構ぞ、
つ千(つち)おろがめよ。
神国の臣民は神国の行、
霊国は霊国の行。
記:1946年8月16日
肉体あるうちに身魂かまってもらわねば、
今度身魂磨けて来たら末代のこと、
末代結構だから、それだけに大層だから、
お互いに手引き合って、
磨き合って御用結構ぞ、
分け隔てならんぞ、
わからん者はチョンに致すぞ、
元のキのことは、
元のキの血統でないとわからんのじゃ、
わかる者はわからねばならんぞ、
わからん者はわからんのがよいのじゃぞ。
何事も人民にわかりかけ致さな、
物事遅れるぞ、
十年遅れると申してあるが、
遅れると益々苦しくなるから、
遅れんよう結構したいなれど、
大層な肝腎要は神々様にも申されんことであるが、
今のうちにわかってもらわねば、
知らしてからでは十人並みじゃ、
それまでは神の元のコトは申されんぞ、
元の身魂に輝くぞ。
記:1946年8月17日
旧九月八日から、まつり、礼拝、すっかり変えさすぞ、
神代までにはまだまだ変わるのじゃぞ。
祓いは祓い清めの神様にお願いして
北、東、南、西の順に柏手四つずつ打ちて祓い下されよ。
神国の乱れ、こえキから。
世界の戦争、天災、皆人民の心からなり。
人民一人に一柱ずつ守護神つけてあるぞ、
日本真ん中、ボタン一つで世界動くぞ。
記:1946年8月19日
旧九月八日からの当分の礼拝の仕方 書き知らすぞ、
大神様には、まず神前に向かって静座し、
しばし目つむり、気鎮め、
一揖、一拝二拝八拍手、数歌三回、
終わりて「ひふみ」三回宣りあげ、
天の日月の大神様、弥栄ましませ、弥栄ましませ、
地の日月の大神様、弥栄ましませ、弥栄ましませ、
と宣りあげ
終わりて「誓いの言葉」誓えよ。
終わりて神のキ頂けよ、
三回でよいぞ、
終わりて八拍手、一拝、二拝、一揖せよ、
次に神々様には一揖、一拝二拝四拍手、数歌三回宣りて、
百々諸々の神様 弥栄ましませ、弥栄ましませ、
と宣りあげ、
終わりて「誓いの言葉」誓えよ。
終わりて四拍手、二拝一揖せよ。
霊の宮には一揖二拝二拍手、数歌一回、
弥栄ましませ、弥栄ましませと宣り、
二拍手、一拝一揖せよ、
各々の霊様には あと後で「ミタマのりと」するもよいぞ。
記:1946年8月20日
日本の人民良くならねば、世界の人民良くならんぞ、
日本の上の人良くならねば日本人良くならんぞ。
祈る土地 早う作れよ。
専一、平和祈らなならんぞ、
そのくらい わかっておろうが。
今じゃ口ばかりじゃ、
口ばかり何もならんぞ、
マコト祈らなならんぞ。
真ん中の国、真ん中に、膝まずいて祈りごとされよ。
今度のおかげは神示良く読まねば見当取れんのだぞ。
神はその人民の心通りに、写るのであるから、
因縁深い者でも御用できんこともあるから、
よほどしっかり致しておりて下されよ。
記:1946年8月20日
集団のアは神示じゃ、
ヤとワとは左と右じゃ、
教左と教右じゃ、
㋳と㋻はその補じゃ、
教左補、教右補じゃ、
ヤの補は㋻じゃ、
ワの補は㋳じゃ、
ア、ヤ、ワ、㋳、㋻、が元じゃ、
その下に七人と七人じゃ、
正と副じゃ、
その下に四十九人じゃ、
わかりたか、
集団 弥栄弥栄。
皆御苦労ながら二の御用手引き合って、
天晴れやりて下されよ、
集団作ってよいぞ。
強くふみ出せよ、
くどいようなれど百十はそのままじゃぞ。
今度の御用は一つの分かれの御用じゃぞ、
神示よく読むのじゃぞ、
身魂の性来段々わかりて来るぞ、
万民ミタマまつりの御用からかかりてくれよ、
うつし世のそれの御用、
結構ひらけ輝くぞ。
記:1946年8月28日
どの身魂も我の強い身魂ばかり、
よく集まったものじゃと思うであろうが、
その我の強い者がお互いに我を折りて、
融け合って物事成就するのじゃぞ。
旧九月八日までにすっくりとまつり替えてくれよ。
真ん中に御三体の大神様、御三体の大神様、
天之日月の大神々様、地の日月の大神々様、
雨の神様、風の神様、岩の神様、荒れの神様、地震の神様、
弥栄祀り結構ぞ、
その左に仏(仏教)、基(キリスト教)、マホメット(イスラム教)の神様、
世の元からの生き神様、
百々の神様、産土様、よきにまつり致しくれよ、
その右に地の日月の神々様、
霊の諸々の神様 厚く祀りてくれよ。
記:1946年8月29日
竜宮の音秘様が神力天晴れぞ、
金神殿お手伝い。
外国では日の出の神様。
神界、幽界、現界、見定めて神示読まねば、
表面ばかりでは何もならんぞ、
気つけて結構ぞ。
神がもの申すうちに聞くものじゃ、
帳面切ったら申さんぞ。
悪と学は長くは続かんこと、
そろそろわかって来るぞ。
記:1946年8月29日
神々様の大前に申し上げます。
このたびの岩戸開きの御神業に尚一層の御活動願い上げます。
大神様の大御心と御心併せなされ、
いと高き神の能願い上げます。
世界の民等が日々犯しました罪、穢れ、過ちは、
なにとぞ神直日大直日に見直し聞き直し下さいまして、
この上ながらの御守護願い上げます。
これは神々様への誓いであるぞ。
記:1946年8月29日
建て替えが十年延びたと知らしてあろうが、
建て替え遅くなりて、
それから建て直しに掛かりたのでは人民丸潰れとなるから、
建て直し早うかかるからと聞かせてあろうが、
人民には中々わからんなれど、
世界の動き良く見て御用結構ぞ。
世の建て替えは水の守護、火の守護と知らせてあること忘れずに神示読めよ、
所々の氏神様は日本の内で御用なさるのじゃ。
どんな集団も神示が元じゃ、
神示で開かなならんぞ、
智や学も要るなれど、智や学では開けんぞ、
誠で開いて下されよ。
記:1946年8月30日
「ヤマタ」の「オロチ」を始め 悪の神々様まつりくれよ、
心して結構にまつり始めて下されよ。
このこと役員のみ心得よ、
岩戸開く一つの鍵だぞ、
この巻、まつりの巻。
記:1946年8月30日