最終更新日 2009年10月4日
発音の目安としてフルネームに色を付けました。赤は高音。あくまで目安です。
アウル博士(本名不詳/アウル/Dr.Aul)
- 宮廷御用学者で博物学の権威。メイベルの師匠。
- 丸メガネに白い髭をたくわえた好々爺。
- ユーベラス地方の出身で、アキロキャバス卿の公妃が病気になった際、薬師として活躍したことがある。だが今は後進の育成の方に熱心になっている。
アキロキャバス卿(フルネーム不詳/アキロキャバス/Duke=Acuirocabas)
- 現ユーベラス公国の公王で、帝国内の貴族階級は公爵。
- 帝国内では大司教に継ぐ内務大臣の地位にいるが、実質的には帝国内で一番の権力者となっている。
- カイゼル髭を生やし、親しみやすい性格。
- ナバルの剣技に惚れ、メイベルの料理の大ファン。その二人が救世の勇者と従者に選ばれたことを誇りに感じるとともに驚いている。
アステル(アステル・ラガナン/Aster=Laganum)
- 聖サクラス教会に所属する女性神官の一人。1番札の従者選定のくじびきでは修道女長たちを率いていた神官らしい。
- 袖章に星4つの天文係で、毎日のように太陽を観測して教会の時計を調整する時計係をしている。
- 彼女の決めた時間で帝国が動くという重職となっている。
- 聖サクラス学院では教鞭を取り、メイベル、パセラ、レジーナたちに数学や物理学を教えた。
- 惑星ルミナスの太陽面通過の観測の時にはラクスに派遣されてきて、メイベル、パセラと再会する。
- 性格や行動、考え方はパセラが「メイベルがもう一人いましたぁ」と言ってしまうほど、メイベルに似ている。
- サクラスが西大陸の奇襲を受けた時、それを戻る船の上から見ていた。
- 奇襲で重傷を負った神官長が現場復帰するまでの間、渋々神官長代理を任せられている。
- 西大陸への遠征軍では、人事責任者とメイベルの副官を務めた。
アピス(アピス・カティーヌ/Apis=Catinu)
- 本編には登場しない、くじびきシスタ〜ずのオリジナルキャラ。
- 女装趣味の男の子。困ったことに似合っている。男色の気はなく、女装趣味以外はあくまでもノーマル。
- 裁縫が好きで、将来は衣装係を狙う。
- ソルティス教の教えには「汝、女装するなかれ」という記述はないので、好き勝手なやり放題になっている。
イザベル(イザベル・ヴァイス/Isabel=Vaice)
- ヴァイス家の長女でメイベルの1番上の姉。既婚者だがシルヴの風習により姓は変わっていない。
- 娘プルベルが1人いる。
エミリオ(エミリオ・リットン/Emilio=Lytton)
ガイル卿(マーキス・マクシミリアン・リ・サーラ・ド・ガイル・ガルダ/Marquis=Gayl)
- 水郷都市ガルダの国王。侯爵。
- 南アルテース統一の旗振り役で、メイベルに初代大統領になるように要請した。
- 統一後は連邦を構成する国家の調整を行なう内務大臣となる。
- 8番札で音楽好きが判明。夢は出資している楽団が名実ともに南アルテースの1番になること。
カメリエラ(カメリエラ・リデル/Cameliera=Liddel/南ア表記はKameliera=Liddel)
- メルカトル商会で女将の率いる隊商で旅をしていた売り子。
- まだ若いが、実は本部に戻ると『衣装販売部本部長見習い』という立派な肩書きがある。
キャロル(キャロル・フランク/Carol=Franc/南ア表記はCarol=Frank)
宮廷聖歌隊の少女(エトナ・コラリオン/Etna=Coralion)
- 作中ではまだ名前が登場していない少女。
- 初登場は1番札第2章。3番札でも調査隊に随行し、ドラゴンとの戦いの犠牲者たちに弔いの鎮魂歌を歌っている。
クラウ(ロード・クラウ・アスピス・リ・フローレス・ド・アキロキャバス・ユーベラス/表記略Curau=Acuirocabas)
- ユーベラス公国の公王アキロキャバス卿の三男坊。現在は帝都近衛隊で騎兵隊小隊長。魔法の使える魔法剣士。
- 金髪で理知的だが、思い込んだら周りが見えなくなって猪突猛進する。
- メイベルに惚れ込んでいるため、一緒にいるパセラの名前をなかなか覚えようとせず、ずっと「友人Aくん」で済ませてきた。
- メイベルには何度もアタックしているが、そのたびに華麗にかわされている。
- 最初はメイベルの代わりにパセラの保護を買って出ていたが、最近は少し気になってきてる???
- メイベルが南アルテースへ行ってからは、どんどん影が薄くなっている。
クリプトン卿(バロン・メルクリオ・パライナ・ド・クリプトン・アイルアルテース/Maac=Crypton)
コーチュン→大学頭
ジェニフィ(ジェニフィ・クライン/Dzenify=Crain/南ア表記はJenify=Krain)
ステラ(ステラ・クレッセンス・ラ・エトワール・ド・ダーナ・ドーラシア/表記略Stella=Dana)
- ドーラシア侯国の第2王女。7番札第5章で登場。ビーズマス卿を廃したあとの西アルテース公国の新女王候補の一人。
- もしも新女王に決まった場合、戴冠式前にその場で助祭と結婚させられる予定だった。ちなみに本人は悪い気はしないようだが、少し考える時間だけは欲していた。
聖者ソルティス
聖者ナッシュビル
大学頭(だいがくのかみ/コーチュン)
大司教(本名不詳/サンクトゥス8世/Sanctus-VIII)
- ソルティス教の最高位で、王国連合帝国の皇帝にして教皇。
- 温厚な性格。
- ソルティス教の最高指導者であるため、くじびきを神聖なものとしている。だが、それなりにくじびきの限度をわきまえている。
- パセラにとっては父親的な存在。
- 9番札でサクラスが西大陸の奇襲攻撃を受けた際、宮廷で瓦礫の下敷きとなって大ケガを負う。そして5日後に息を引き取った。
大司教(本名不詳/エルピス5世/Elpis)
鎮西太守(バリャン)
- 西大陸の北西部を統括する太守。ただし北西部は多数の国が乱立する国家連合で、太守は上に立つものの、直接支配はしていないらしい。
- ラトゥース大洋を渡ってきたメイベルたちの遠征軍と最初に戦うことになった。
- 息子のチャンゴ王子は、最初の戦いで捕虜になっていた。
ティア先輩(ティアマリア・ファーマシィ/Tiamaria=Pharmacy)
- 1番札と3番札に登場。魔法の使える医療係の先輩修道女。しかも金縁で杉3本(ゴールド・トリプル・シダー)の実質最上位の医師である。
- 10番札でようやく本格登場。西大陸への遠征軍では、医療部門の責任者となった。
ドラゴン皇帝(本名不明)
- 西大陸の皇帝。東大陸を侵略しようとしていたが……。
ナバル(ナバル・フェオール/Naval=Feoul)
- ユーベラス公国出身の剣士。実家は代々続く刀鍛冶。敬虔なソルティス教徒。
- 幼い頃に剣の腕を見出され、以降はアキロキャバス卿に気に入られて育てられる。その関係でクラウとは親友の仲。
- 剣の腕は高く、帝国の剣術大会で準優勝したほどの腕前を持つ。しかし、くじ運が悪いため、なかなか近衛兵に採用されないでいる。
- 身支度には無頓着なのか、髪はボサボサ。
- かなりの朴念仁で、言葉遣いもかなりぶっきらぼう。だが、実は細かい心配りをする苦労人である。
- 初めはぶっきらぼうな性格のため、登場時はあまりにも存在感が薄かった。だが、1番札第5章で勇者に選ばれ、救世の旅の中で徐々に存在感を大きくしていく?
- 4番札の逃亡生活の中で、一緒に旅をしたメルカトル夫人から帳簿管理の手法を学んだ。ナバルの性格には合っていたらしい。
- 5番札ではその帳簿管理を活かして、ラクスの不正経理疑惑を次々に暴き、大規模な公金横領事件を解決する活躍を見せる。もっともナバルにとっては活躍した実感がなく、誉められても不満だったらしい。地味すぎて……。
- ラクスではグライダーの操縦に興味を持ち、キャロルから手ほどきを受けた。
- 6番札では蒸気機関車を運転している。
- 現在、どんどん地味な勇者さまとしての腕を磨いている。
- 7番札では飛行機、自動車を運転。現在は大統領専用機の正パイロット。
- 10番札で実家は刀鍛冶だが主力はガラス工場だったと判明。6歳で親元から離れたため、よく知らなかったらしい。
ネイン(ネイン・ユイシィ/Nayn=Yuicy)
- 西大陸から遣わされたライロン大使と一緒に来た技術者の一人。銀髪の青年。
- 世界大戦の勃発後、捕虜から留学生となり、東大陸の進んだ技術学ぶ。
- 東大陸で学んできた技術を西大陸にも普及させることが夢。
- 戦後、復員をやめて西大陸へ残ることにしたジェニフィと結婚する。
ネロ(イシュトヴァン・ネロ/Ishtvan=Nero)
- 本職は土木技師で、のちに力学と電磁気学を確立した。
- 酔って建設中のサンルミネ大聖堂の足場から落ちる際、無重力を感じて力学の着想を得た。力学理論は病院のベッドで完成された。
- 電磁気学では光による観測の時差を定式化した。これは特殊相対性理論とはまったく別物であるが、長さの短縮や質量の増加など、似たような結果が導かれている。
- 臨終の時に語った「神はくじびきをしない」は、宗教関係者の反発を受けている。
ノア(シャルル・ノア/Charles=Noa)
- メイベルたちの時代から20年前に宇宙膨張論を唱えた天文学者。
- スペクトルを解析せず、ただ距離のわかっている星が赤く見えるというだけで、赤方偏移のせいと思い込んだ。
パゲトン(パゲトン/Pageton)
パーサン博士(パーサン/Parsan)
- 南アルテースの年配農学者。
- 肝心なことを見落として、食糧危機を招いた。(苦笑)
パセラ(パセラ・アヴィシス/Pasera=Avisis)
- 聖サクラス教会修道院に所属する修道女。修道会の担当は給仕係。階級は金縁でお皿1枚(ゴールド・シングル・プレート)。12月17日生まれ。
- 1番札登場時は見習い修道女で、4番札第1章で正修道女に昇格した。しかし大切な場所で不祥事を起こしたため、すぐに見習い修道女に降格されているが、扱いは仮の正修道女になっている。なお、これはクリプトン卿の考えた奇策である。しかし5番札と6番札の間で、17歳の誕生日を機に正式な正修道女に昇格している。
- メガネを掛けた、丸顔の少女。髪は珍しいジェイド・ブロンド。
- マジメで責任感が強いが、ちょっと自立心に欠けるため貧乏くじを引きやすい。メイベルのブレーキ役。
- 成績は優秀で、勉強ではメイベルよりも優等生。しかし、おっとりした性格のため、あまり優等生のように感じない。
- 出身は東アルテース公国サンルミネ。
- 7歳の時にサンルミネ西部の土砂崩れ災害に遭って身寄りを失う。それでサンルミネ教会の修道会に預けられる。くじびきで選ばれた修道女でないため、エセ修道女を陰口を言われたこともある。
- 優秀であるために中央の聖サクラス教会の修道会へ移った。そこで、のちに大親友となるメイベルと出会った。今となればパセラにとってメイベルは、ただ一人家族と感じられる相手かもしれない。
- 大司教のお気に入り。給仕係は国賓の世話をするため。実はかなりの要職を任されている。
- 8番札ではメイベルというか大統領専任の給仕係としてラクスへやって来た。
- 9番札で電気計算機の開発に携わり、10番札で完成させた。
バリャン→鎮西太守
ビーズマス卿(本名不詳/ビーズマス/Duke=Beasmuth)
- 西アルテース公国の公王。王国連合に所属する貴族の中で3番目に偉大な公爵。
- 初登場は1番札第3章。この頃から考えなしの発言が目立つ。だが、どういうわけか悪知恵になると冴えを見せる。
- 7番札の終わりで逃走し、以降、行方知らずである。
- 9番札で西大陸へ渡った亡命貴族として再登場。しかし、後に再び行方不明となる。
フィリア(貴族名不詳/フィリア・クリプトン/Firia=Crypton)
フェレラ(フェレラ・コップ/Felera=Cop)
- 3番札で登場した竜の山脈で暮らすマウンテン・ドラゴン族の長老の孫娘。身長は8mほどの少女。
- 名前のフェレラ・コップは人間風の発音。本名は人間には発音どころか聞き取ることもできない。
- 「〜じゃ」という姫さま口調で話す。
- 5番札では魔法で人の姿になって再登場する。ただし、人間の姿になると大量の魔力が使われるため、それを補うために大食いになる。
- 人間の個体識別ができないため、平均顔に化けている。そのため美人顔になっている。ただし、あくまで平均顔であるため、顔は整っているが魅力の乏しい感じになっている。
フランク市長(シーザー・フランク/Ceazar=Franc/南ア表記はCeazar=Frank)
ブルーノ(ブルーノ・アサッシニオ/Bruno=Asassinio)
ブロンテ将軍(ブロンテ/Bronte)
- 南アルテース軍の将軍の一人。激戦地のパクス平原を担当していた。
- 身長190cmの大男。
- メイベルに持久戦の命令を取り下げるように直談判しようとするが、説得されて訴えを取り下げる。
- メイベルの考えた新兵器の設計図を、こっそり持ち出して開発してしまった。
- おもちゃ工場へ左遷され、そこでシミュレーションゲームを開発。のちのゲーム産業の基盤を作った。
修道長アンシャン(マスター・アンシャン/Anschan)
修道長クラーナ(マスター・クラーナ/Crana)
修道長ヒルンド(マスター・ヒルンド/Hirnd)
- 聖ラクス教会にいる、銀縁で布地3枚(シルバー・トリプル・パノ)の衣装係。
- メイベルの着る超聖女服(俗称)をデザインし、仕立てた本人。
ミリアム(ミリアム・フェオール/Miriam=Feoul)
- ナバルの妹。フェオール家の次女。
- ガラス工場の製造と、鉄工所を含む実家工場の経理を任されている。
- そのついでにナバルから帳簿管理を叩き込まれることとなり、泣き言を零した。
メイベル(メイベル・ヴァイス/Maybel=Vaice)
- 聖サクラス教会修道院に所属する修道女。2月23日生まれ。
- 1番札登場時は見習い修道女だったが、1番札第5章で正修道女に昇格し、3番札第5章で聖修道女(聖女)となって現在に至っている。
- 修道会での担当は厨房係。料理の腕は高く、事実上の最高位である金縁でタマネギ3個の宮廷料理人(ゴールド・スリー・オニオン)の技能を持っている。
- かなり高度な魔法も使え、それを複数同時に操ることも可能。
- 生まれはシルヴ侯国レヴァイン地方。目鼻立ちの整った美人顔。体形は華奢で、髪は珍しいピンクブロンド。
- 探求心が強く、知りたいことがあるとトコトン掘り下げる。理知的ではあるが理論より感情が先に立ち、不満があるとかなり愚痴っぽい。また正義感が強く、義憤を感じると危険をかえりみずに飛び込んでいく直情型である。
- くじ運に関しては、ここ一番での運が悪いらしい。6歳の時に小学校を決めるくじびきで、むりやり修道院に入れられることになった。それ以来、くじが大嫌いになっている。
- 親友はパセラ。
- 1番札で救世の旅をする勇者ナバルの従者に選ばれたが、これはメイベルが勇者のくじを引いていないため。実質的にはメイベルが一人で問題を解決してしまった。レジーナの言によれば、真の勇者はメイベルで、ナバルは護衛役だったらしい。
- しかし、救世の旅を終えて戻ってきた褒賞の儀で、死刑のくじだらけだったことが発覚し、帝都から逃亡することとなった。
- その後はナバルと逃亡生活を続け、メルカトル商会の隊商と合流して南アルテースへ逃れる。4番札で南方教会が2人を保護することを知り、5番札で水の都ラクスにある聖ラクス教会に到着する。
- 6番札では統一した南アルテースの核となり、世界初の大統領になった。
- 7番札ではビーズマス卿を廃したあとの西アルテース公国の新女王(公王:大公爵)となった。
- 8番札ではメイベルの天才ぶりをマスコミが誇張して宇宙人説が流れる事態になった。
- なお、メイベルは発明こそしているが、本質は発明バカではない。功績の中心は発明を知り、使い方を考え、そして普及させるところにある。
- 鉄道の発明はした。ただし機関車の発明者はフランク市長、線路はサクラスの水力鉄道やケーブルカーである。
- 電話と有線放送を発明した。ただしマイクとスピーカーはすでにラクスにあった。また電話は先に西アルテースで発明されて軍で使われていた。
- ステレオ録音を発明した。ただし録音機械を作ったのはフロリアの発明家である。
- カラー印刷を発明した。ただし写真技術はアズール侯国の発明、イラスト製版はソロリエンス新聞の既存技術である。
- メイベルにとっての唯一のゼロからの発明はジェットエンジンである。なお、複雑な機構を嫌ったため、空気を圧縮するタービンのない単純なラムジェットエンジン止まりであった。
メルカトル夫人→リディア
ラズベル(ラズベル・ヴァイス/Rasbel=Vaice)
- メイベルの姉。ヴァイス家次女で、上に長女のイザベルと兄のブラウがいる。
- 護身用の魔法が使える。
- 髪はメイベルより赤みが強い。クセっ毛で広がっている。
- 妹の結婚式で男あさりをしていた。
ライロン大使(ナオ・ライロン/Nao=Lairon)
- 西大陸から来た全権大使。東大陸に一方的な従属要求を出し、断わられたら翌日には奇襲を行なった。
ラピパラ(ラピパラ/Lapippara)
リディア(リディア・メルカトル/Lidia=Mercator)
ルビノ(ルビノ・メルカトル/Lubino=Mercator)
- メルカトル家の次女。まだ就学年齢には達していない。
- 旅商人の親と行動を共にしているが、病弱で余命いくばくもないとされていた。
- 一緒に旅をすることとなったメイベルの料理を食べるようになってから少しずつ健康を取り戻し、気が付くと医者が首を傾げるほど病気が消えていた。
- そのためか、メイベルを女神さまのように感じ、慕っている。
- 11番札のラストでは新中学生になっていた。
レグホン(レグホン・ガ・リーナ/Leghorn=Ga=Leena)
レジーナ(レジーナ・テルル/Regina=Teruru)
- 本名はレジーナ・ラ・ルース・ド・テルル・アイシア・アルテース。
- 東アルテース公国を治めるテルル公王の第4王女。2月24日生まれ。
- 金髪には珍しい赤目。これが王家の血筋の証になっている。背が低く、底の厚い靴を履いている。
- 修道会での役割は書記係。宮廷付属の情報局で働いている。階級は金縁で羊皮紙1枚(ゴールド・シングル・シート)。
- 王女として生まれたが、6歳の時の小学校を決めるくじびきで修道院に入ることとなった。
- 貴族の生活は性分に合わなかったのか、今の生活を気に入ってるらしい。敬虔なソルティス教徒である。本人は貴族生活を離れてホッとしているが、周りはレジーナが王女であるために、やや特別な接し方をしてくる。
- 物怖じせず接してくれるパセラは、数少ない心を許せる相手だった。だが、年下で自分より優秀であるため、サンルミネ教会の修道院で暮らしてた時は、素直に接することができなかったらしい。
- その後、パセラと2人だけが優秀な人材を集める聖サクラス教会の修道院へ移ることになった。そこで自分の限界を思い知らされ、パセラと、そして仲の良いメイベルを一目置くようになる。
- 努力家でお節介焼き。メイベルが帝都から逃亡するとパセラのためもあるのか、情報局勤めの特権を活かして情報集めに奔走している。
- 8番札ではサクラスを離れ、サンクヮッドで伯父クリプトン卿の政策秘書を務めている。
- 10番札でようやく正修道女に昇格した。それも最後の最後で。
- 正修道女昇格に伴い、階級も金縁で羊皮紙2枚(ゴールド・ドゥアル・シート)へ昇格している。
- のちに司教となり、女教皇を本気で目指しているらしい。