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最終更新日 2009年10月4日
アクィラ・ドラゴン
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- ドラゴン目羽毛ドラゴン属。全身を羽毛で覆われた、東大陸には存在しない種類のドラゴン。
- 大きさは人間ほど。二足歩行だが、直立ではなく鳥のような恰好をしている。
- フェザー・ドラゴンとは違い、羽毛の色は茶色く地味。気性が荒く好戦的な猛禽類的ドラゴンである。
- 西大陸ではフォレスト・ドラゴンの用心棒的な地位にいる。
- 空は飛べないが、羽ばたくことで天井を走り、垂直の壁でも登ることができる。
アサッシニオ派
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- ドラゴン教の過激派集団。指導者はブルーノ・アサッシニオ。環境保護を主目的に活動する、いわば環境テログループ。
- やっていることは悪質だが、心が純粋すぎるからこそ過激に走ってしまう典型である。
- 7番札以降、出番がない。
アルテース西南戦争
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- 西アルテースが南アルテース地方へ攻め込んだ侵略戦争。(西暦803年12月10日頃〜西暦804年5月12日)
- 王国連合帝国が成立して以来、初の連合構成国同士の大規模な戦いとなった。
- 緒戦は西アルテースが有利に戦いを進めていたが、それは連合憲章の不備を突き、反撃ができないように仕組まれたからである。しかし南アルテースは大統一という裏技で連合憲章の不備を無効化して反撃を始めた。元々軍事力も工業生産力も南アルテースの方がはるかに上まわっているため、反撃が始まってからは西アルテースは防戦一方となった。
- しかも南アルテースは反則的とも言えるほどの強さで、西アルテースの兵士たちを生け捕りにしてしまった。
アルテース文字
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アルファベット
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- 文字種は21文字。英語のアルファベットからJKQWXがなくなったもの。J=DZ/Y、K=C、Q=CU、W=V/U、X=Cで代用される。
- 王立連合帝国では大中小の3種類のアルファベットが使われている。大文字はアルテース文字、小文字はユーベラス文字、中文字はシルヴ文字と呼ばれる。
- シルヴ文字を使わず、大文字と小文字の2種類しか使わない人や地域も多い。
- なお、ドラゴンの使うアルファベットは30文字以上ある。
液化ガス
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管弦楽団(オーケストラ)
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厨房係(オニオン)
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- 調理を担当する聖職者。
- 袖章の背景は大鍋。階級はタマネギの数で表現される。
- 食料の調達も厨房係の担当であるため、教会によっては農業や漁業に従事することもある。もっとも多くの教会には十分な予算があるので、本格的に農園を経営することはない。
火炎放射器
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- 放水戦車の構想中、メイベルが思いついた兵器。
- 一端は企画倒れに終わるところだったが、ジェニフィの一言で完成してしまった。
火薬
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- 4番札までに使われていた火薬は爆発力が弱く、銃器の射程距離も短かった。
- 5番札ではサンスタグで開発された、爆発力の大きな新型火薬が現われる。
- 6番札では新型火薬を使い、グライダーをロケットブースターで飛ばすことが行なわれた。
カリゴ(惑星)
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- 現在、くじびき世界の太陽系でもっとも外側にある惑星。
- メイベルが生まれる5日前に発見されたらしい。発見からまだ2割も公転していない。
- この惑星の発見により、ネロの力学理論が証明された。
- 公転軌道の乱れから、更に外側にも惑星があると考えられている。
機関銃
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救世の旅
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空母→航空母艦
くじびき
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- ソルティス教最大の教義。神儀として行なわれる。
- 正式な神儀は神通力を持つ複数の神官がくじを抽き、過半数が同じくじを抽くまで繰り返される。
- 略式のくじびきでは当事者自身が1回勝負でくじを抽く。
- もし神儀(くじびき)の結果に不服がある場合、次の神儀(くじびき)は半月後、年3回までという決まりがある。
クモの糸で織られた布
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- 南アルテースの特産品。クモの糸からネバネバを取り去り、それを紡いで織ったもの。
- 光沢や弾力があり丈夫なため、やや厚手の冬服は防弾服として機能した。
グライダー
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- 南アルテース地方に古くからある空飛ぶ機械の一つ。
- 誕生はサナーレ南洋の漁師から。アホウドリが飛ぶ姿を見て生まれたと伝えられている。
- ラクスでは蒸気式のカタパルトで打ち出していたが、蒸気エンジンが生まれると巻き取り機で引っぱり上げる方式が生まれる。
- のちに新型火薬の登場でロケットブースターを使って飛ぶことが始まるが、珪油エンジンを載せた飛行機の登場によって空の主役の座を奪われる。
珪油
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- ピスク平原に無数にある人工湖から精製される油。原料は珪藻の一種。
- まだ精製技術が未熟なため、搾られた油の中には水分が残っている。そのため火力が落ちる。
- 精製プラントで油を搾ると同時に液化ガスなどに加工されている。この時に厄介な副産物としてナフサができている。
- 珪油ガスは帝都サクラスへも輸出されている。
- 供給過多で困っていたが、蒸気エンジン、珪油エンジン等の発明で、これから需要が伸びると思われる。
珪油エンジン
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- くじびき世界で最初に動いた内燃機関。いわゆるディーゼルエンジンである。
- 蒸気エンジンより力があるため、飛行機に載せて初飛行に成功した。
- のちに質の違う燃料を使い、もっと馬力の出るナフサエンジンも生まれた。
月刊「西アルテース軍」
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- 西アルテース軍が兵士の慰問と士気高揚のために作っている月刊誌。面白いらしい。
- メイベルは対抗してそれ以上の娯楽誌作りを目指したが、結果は失敗に終わった。しかし、そのために開発された写真製版、カラー印刷等は別の意味で威力を発揮した。
賢者の杖
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- 帝国から公王に王位の証として贈られる杖。黒塗りの下地に金色の模様が描かれ、頭に大きな水晶が載っている。
- 大司教は紅白模様で頭に星の付いた賢者の杖に替えようとしたが、それをメイベルは拒否した。
航空母艦
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- 鉄道の普及により、需要の落ちたタンカーを買い取り、水上滑走路として改造したもの。
- 垂直離着陸のできるF型機以外は離発着できない。
- 改造したうち3隻がアルゴン海に配備され、西大陸からの洋上防衛任務に当たった。
- 西大陸の遠征軍に大打撃を与えたが、防御力がなく3隻とも沈められた。
洪水の季節
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- 南アルテースのピスク平原が完全に水没する季節。
- フレキ川の川下にあるオピス渓谷が増水期に十分に水を流せないため、背後のピスク平原が洪水になる。
- フレキ川の増水は5月半ばに始まり、低い土地が水没する。10月上旬ごろまで続く。
- オピス渓谷による洪水が始まるのは5月下旬からで、9月半ばまでには終わる。
- ラクス周辺での洪水の季節は2か月少々。6月の上旬ごろに始まり、夏至を過ぎたころに最高水位を迎える。洪水の終わりは8月の半ばだが、年によっては9月まで続くこともある。
- 洪水の季節でも漁業活動はできるが、洪水が退いてから1か月ほどは人工湖システムの回復を待つために湖では禁漁期間となる。川での漁獲高は少ないため、ほとんどの地域が禁漁期間となる9月後半には一時的に市場から魚がなくなる。
- 珪油の精製は洪水の季節とシステム回復期の約3か月間(平均80日ほど)は操業を止められる。
抗魔金属
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- 具体的には錫(すず)のこと。魔法を受け付けない作用があり、人間だけでなくドラゴンの魔法でも跳ね返す。
- 効力は量よりも表面積に関係するらしく、錫メッキ(ブリキ)が効果的。
- 防犯のために窓や鍵には抗魔金属が使われている。
- メイベルは意外なことに、こういう物質があることを知らなかった。
抗魔物質→抗魔金属
宮廷付き(ゴールド)
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- 宮廷に出入りして腕を振るう聖職者。
- 袖章に金色の縁取りがある。
繭の家(コクーン)
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- ユーベラス地方にあるフェライオの有名な建築物。
- 寒い冬でも快適にすごすために街全体が屋根で覆われ、大きな繭のような形になっている。
書記係(シート)
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- 事務や経理等を担当する聖職者。
- 袖章の背景は羊皮紙。階級は羽根ペンの本数で表現される。
見習い修道女(シスター)
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医療係(シダー)
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- 文字通り医療関係の仕事を担当する聖職者。医者や看護師などの違いはないが、一般には階級の低い者が看護に従事する。
- 袖章の背景は白い盾。階級は赤い杉の本数で表現される。
自転車
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- 初登場は2番札のオーマンドの街。
- 10番札で探検調査隊の移動手段として再登場する。
- 西大陸の交通手段として一気に普及する。
- 魔法で動かすと快適な乗り物。意外と誰も気づかなかった。
死に神咳
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写真
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- アズール侯国が誇る最新技術の一つ。
- すでにカラー写真技術が開発され、しかも三原色ではなく黒を加えたYMCKの4色プリントである。
- また無数の半球レンズを使った立体写真の技術も生まれている。(この技術は実在します)
写真機
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- アズール侯国で生まれた技術の一つ。まだ箱が大きく湿板撮影なので、持ち運びには適さない。
シャーマ
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- 竜の山脈原産の植物。茎は太く高さ約1m。花はラッパ状でユリに似ている。花の根本が膨らみ果肉になる。花は1株につき3つ咲く。葉は細長く、根本から上に伸びている。根には大きな球根ができる。
- 花と茎、葉はドラゴン族の好物だが人には食べられない。反対に果肉と球根は人に好まれるが、ドラゴンには食べられない。そのため人とドラゴンにとって、仲良く分け合う象徴となる。
- 花の色は基本的に白一色。ただし養分過多になると黄色い花が咲き、毒性のある花粉を撒き散らす。
銃器
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- 4番札までの銃器は先込め式で攻撃力が弱く、銃口と弾丸の大きさが最適な状態でないと、20m以上離れた相手に致命傷を負わせるのが難しくなる。ひどい時には40m離れると衣服すら貫通できない。
- なお、これは安く出まわっている大きさが不ぞろいの弾丸を使った場合で、軍事用の弾丸を使えば80m〜100m離れた敵を負傷させるぐらいの戦果は期待できる。
- 5番札ではサンスタグで開発された後込め式のライフル銃と新型の火薬が現われ、射程距離が400m以上に延びた。
- 7番札になるとメイベルが機関銃を開発してしまう。
従者の杖
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- 救世の旅において、メイベルが持ち歩いた瘤のある魔法の杖。
- 紅白模様で頭に星の付いた魔法のステッキもあるが、メイベルは受け取りを断わった。
修道会
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- すべての聖職者が所属する組織。頂点は大司教。以下、司教、司祭、助祭、修道長、正修道者、見習いと続く。
- 上記の他に神通力を持つ神官グループがあり、こちらは人数が少ないため神官長、神官と階級は少ない。
- 聖職者は全員、何らかの仕事を担当する。基本は衣食住と医、事務の5種類。
- 衣:衣装係
- 食:厨房係 〜配膳や身のまわりの世話のために給仕係が置かれることもある。
- 住:土木係 〜測量担当者のうち、一部は天体観測専門の天文係となっている。
- 医:医療係
- 事務:書記係 〜映像記録のために絵画係が派生
- 聖歌隊は一般的には他の職務との兼務だが、専門の音楽係が置かれることもある。
修道長→修道長
修道服
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- 修道会の制服。階級によって色が違う。デザインは教会のある地域によって、微妙に異なる。
- 制服には夏服と冬服、それと中間期用の半袖を長袖にしたものがある。また地域ごとに必要に応じて、コートやカーディガンなどが用意されている。
- ソルティス教では一番下の見習いが黒(灰色)、一人前が青、指導者が赤になっていて、他に聖者の着る黄色がある。
- ドラゴン教では一番下の見習いが茶色、一人前が緑、指導者が紫である。
蒸気エンジン
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- ラクスのフランク市長が改良し、実用化したエンジン。
- 出力は温度差で決まる。珪油を燃やす熱は火力が弱いため小型化が難しい。
- そのため蒸気機関車が発明されるまでは、大型のエンジンを載せた動力船だけが普及した。
蒸気機関車
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シルヴ文字
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折り紙付き(シルバー)
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- 高い技能を認められた聖職者。
- 袖章に銀色の縁取りがある。
神官
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神通力
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- ソルティス教で神通力というくじ運を持つ者たち。
- 自分の抽くべきくじが赤く光って見えるなど、
新聞社
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- 帝国にはいくつかの大きな新聞社がある。
- ソロリエンス新聞、インペリアル新聞、帝国タイムス。
水力技術
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- 古代ローマ帝国と同じように、作中世界は水力技術の利用によって産業革命を起こした。そのため都市は平地ではなく、山のふもとに作られるようになった。
- 水車というと川の上で回る水車型を連想するが、これはメチャクチャ効率が悪い。多くの水車は落ちてくる水で回る重力水車と、水路に沈めるプロペラ水車である。
- 運河も発達し、多くの物資が運河によって運ばれている。
- また運河を通しづらい場所では、水の重さを利用したつるべ式のケーブルカーが運用されている。このケーブルカーはサクラスとポルタウの間を結ぶ通勤列車として活躍している。これを更に発展させた水力鉄道もある。
水力鉄道
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- 帝都サクラス内を走る路面鉄道。少し前まで馬車鉄道だった。
- 水車でケーブルを循環させ、それを掴んで動く仕組み。
- サンフランシスコの路面ケーブルカーが、水車ではないが、この仕組みで動いている。
スカイ・ドラゴン
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- ドラゴン目スカイ・ドラゴン属の一つ。季節によって住み処を変える渡り鳥のような性質を持つ。
- 体長は大きくても10mほど。高速で飛ぶことができるが、1日の移動距離は1000kmほど。
- お腹部分は白っぽい灰色で、残りの部分は青っぽいウロコで覆われている。
- 一部に人語を理解できる種族もいるが、知能はあまり高くない。
土木係(スパイク)
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- 施設等の建設や補修管理を担当する聖職者。
- 袖章の背景はカナヅチ。階級は釘の本数で表現される。
- 元は工事の自己調達で始まったが、徐々に組織が大きくなり、現在は公共工事全般を引き受ける工作関係の技術者集団となっている。 組織の性格としてはアメリカの陸軍工兵隊に近い。
聖者(聖修道士/聖修道女/セイント)
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- ソルティス教徒にとって、特別な能力を持つ聖職者のこと。数は少ない。
正修道士→正修道士
- 正修道女→正修道女
聖暦
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- ソルティス教徒が使う暦。正式にはソルティス暦と呼ぶ。
- 聖者ソルティスが聖典を完成させたという年を紀元にしている。
- しかし、実際には7年のズレがあるらしい。
世界大戦(世界戦争)
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- 西大陸のドラゴン皇帝によるサクラス奇襲によって始まった侵略戦争。
- 東西両大陸から海を渡って大軍を送り合う大戦へと発展した。
戦闘機
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- 南アルテース軍が開発した最新兵器。
- 初めて戦場に投入された機体には珪油エンジンが使われている。
- 翼の中に機関銃が装備されているため、驚異的な攻撃力を発揮する。
袖章
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- 修道会に所属する聖職者たちが、自分に与えられた役割と職能階級を示すために袖に付けるもの。
- デザイン的に縁取りが施される場合もあるが、金色の縁取りは宮廷付き、銀色の縁取りは折り紙付きを特別に表している。
- 袖回りの模様ではなく、二の腕の外側に縫い付けられるワッペンである。正しい表現である臂章(ひしょう)が死語となっているため、この位置に縫われるワッペンを腕章と表現するところもあるが、それでは腕に巻く腕章と混同するため、作中では敢えて袖章という表現の方を用いている。
ソロリエンス新聞
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- 帝国内で活動する大衆新聞社。
- 捏造記事や世論誘導が目立つため、記事の内容はほとんど信用できない。
- 他社と違って記事の裏付けを取らないため、第一報はだいたいソロリエンス新聞から入るというジレンマがある。
絶望病→デスペラン
ソルティス教
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ソルティス暦
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- 現在は聖暦と同じ。
- 4年に1度うるう日を設けるが128年に1度廃止する。
大繁栄時代
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- 聖暦647〜663年。2回目のデスペランの流行のあと、減った労働力を補うために様々な技術革新が起きた時代。メイベルたちの物語より1世紀半前。
- 水力技術を中心に発達したが、それに加えて交通技術が発達し、馬車道や運河が整備された。
太陽系
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- くじびき世界の太陽系は、まだ完全に明かされてない。
- くじびき世界の地球は、ほぼリアルの地球と同じ性質を持っている。
- 現在、内惑星のルミナスと、外惑星で最大のトロヴァともっとも外側にあるカリゴの名前が出ている。
旅立ちの神事
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- 救世の旅でナバルとメイベルが教会を出る前に、次に向かう教会を決めるために行なう儀式。
- 一度通った教会はくじ種とならず、代わりに休日のくじが入れられる。
- あくまで教会を出る前に行なう神事であるため、何らかの理由で出発しない時は神事も行なわれない。
超聖女服(俗称)
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帳簿管理
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- メルキアの秘術といわれる経理方法。複式表記は簿記に似ているが別物である。
- 簿記との大きな違いは金銭の動きだけでなく、商品の動きも管理するところである。
- また8番札では三式表記が登場。この管理術から適切な資産運用が導かれるらしい。
- なお、ナバルは金銭の管理のみで終えている。
帝国議会
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- 王国連合帝国の政治をつかさどるところ。二院制は採らず、貴族議員と市民選出議員が一緒に議論し合う。
- 議員の中から更に幹部議員が選ばれ、この幹部議会は元老院というより内閣のように機能する。
デスペラン
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- 別名「ドラゴン病」「絶望病」「死に神咳」。過去に2度のパンデミック(爆発的流行)を起こして、そのたびにフォルティアース大陸東部の人口を3分の1にまで激減させた。
- 発症から24時間後の死亡率は9割。全身がまるで焼けただれたような状態になることから、ドラゴンの火にやられたという意味でドラゴン病と呼ばれる。
- 都市部における致死率は9割にもなった。ほぼ全員が発症していたと思われる。
- デスペランの病原菌は、実は2種類ある。A型B型いずれも感染から発症までの潜伏期間は2〜4日。症状は目の充血と乾いた咳、ならび微熱で頬が赤くなる程度で、通常5日ぐらいで治る。ただしA型は洟水、B型は涙が多く出るという違いがある。
- 1種類のみに感染した場合は劇症を示さない。だが、一方の抗体を持つ人が他方に感染した途端、アナフィラキシーショックにより一般に知られているデスペランの劇的症状を見せることとなる。
- このような病気にはデング熱などがある。
鉄道
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ドラコ歴(Draco Almanac)
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- ドラゴン教徒が使う暦。だが、あまり普及していないらしい。
- 聖暦年+2683年だが、うるう年の計算は聖暦をそのまま使っているため月日の違いはない。
ドラゴン
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分類
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東大陸
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西大陸
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変温ドラゴン亜目 |
大型ドラゴン科 |
マウンテン・ドラゴン属 |
マウンテン・ドラゴン |
ロッキー・ドラゴン |
スカイ・ドラゴン属 |
スカイ・ドラゴン |
フォレスト・ドラゴン |
小型ドラゴン科 |
ポケット・ドラゴン属 |
ポケット・ドラゴン類 |
ネズミ・ドラゴン類 |
温血ドラゴン亜目 |
羽毛ドラゴン科 |
羽毛ドラゴン属 |
存在せず |
フェザー・ドラゴン
アクィラ・ドラゴン |
獣毛ドラゴン科 |
水棲ドラゴン属 |
ヒッポス・ドラゴン |
未確認 |
海棲ドラゴン科 |
海棲ドラゴン科 |
シー・ドラゴン |
ドラゴン教
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- ドラゴンへの恐怖から生まれた宗派。ソルティス教とは元は同じ。
- ドラゴンへの畏怖からドラゴンの住み処を荒らさないように聖地とした。そして、その一環として自然保護に力を向けるようになり、一部は過激な環境保護活動をするようになる。
ドラゴン病→デスペラン
トロヴァ(惑星)
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- くじびき世界の太陽系最大の惑星。地球より外を回っている。
- いくつもの衛星が見つかっていて、中でも3つの大衛星が有名らしい。
正修道士(ドン)
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ナフサ
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- 珪油から液化ガスを作る際に生み出される副産物。事故の原因となる厄介物とされていた。
- だが、内燃機関を動かす燃料として注目されるようになる。
ナフサエンジン
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天文係(ノクステラ)
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- 土木係から派生した職種。天体観測を専門とし、暦や教会で鳴らす鐘の時間を決める役割をになっている。
- 袖章の背景は分度器とコンパスを重ねたような六分儀。階級は星の数で表現される。
衣装係(パノ)
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- 衣料関係を扱う聖職者。縫製を主な仕事にする者が多いが、中にはデザイナーもいる。
- 袖章の背景はハサミ。階級は反物の本数で表現される。また反物の色で技能を現すこともあるらしい。
飛行機
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- グライダーから発展した空飛ぶ機械。珪油エンジンの登場で実現した。
- ラクスのフランク市長が長年夢見ていたため、エンジン以外の実験はいろいろ済まされていた。そのため初飛行から短期間に次々と新しい飛行機が生まれている。
- 初めの試験飛行は単座単発式の飛行機で行なわれ、その飛行機がそのまま最初の戦闘機となっている。
- 二重反転プロペラは誕生していない。そのため単発機ではなく左右のプロペラが逆回転する双発機が主流になりつつある。
- 8番札ではティルトローター式のF型飛行機が登場しているが、試験飛行で見落とされていた問題のために墜落した。
- まだフラップ(高揚力装置)が発明されてないため、F型機以外は離着陸時の滑走距離に2km〜5kmは必要。
ヒッポス・ドラゴン
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- ドラゴン目水棲ドラゴン属の一つ。
- 水から出た首から上の部分が馬に似ている。
- 人に飼い馴らされ、船を引くなどの家畜として重宝されている。
氷山船
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- おがくず氷(ラーメン・グラーシス)を利用して作られた大型船。王国連合による西大陸遠征作戦に用いられた。
- 母船は全長5km、補助船は全長500m。動力は持たず、タグボートによって牽引される。
- 底部の10mほどはぶ厚い氷。その上に厚い外壁で囲む形で部屋が作られる。
- 氷の自重で沈み込むため、最下層は水面下となる。しかし、元が氷なので浸水しても沈むことはない。
標準時間帯
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フェザー・ドラゴン
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- ドラゴン目羽毛ドラゴン属。全身を羽毛で覆われた、東大陸には存在しない種類のドラゴン。
- 大きさは人間ほど。二足歩行だが、直立ではなく鳥のような恰好をしている。
- 羽毛の色は多様で、一体ずつの個性が激しい。
- 西大陸ではフォレスト・ドラゴンの補佐的な地位にいる。
- 治癒魔法を得意とするが、行動に関する魔法はいっさい使えない。
- 飛べない、泳げない、そのうえ臆病な性格なので、フォレスト・ドラゴンからお荷物と思われている。
- ただし記憶力が高く従順な性格なので、味方につけると重宝する存在になる。
フォレスト・ドラゴン
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- ドラゴン目スカイ・ドラゴン属の一つ。西大陸で支配的な地位にいるドラゴン。
- お腹部分は明るい灰色で、残りの部分は緑がかった色をしている。明るい色から暗い色まで個性がある。
- 東大陸に棲むスカイ・ドラゴンに似ている。細かい違いはあるが、大雑把には青か緑の違い。
- マウンテン・ドラゴンのように口から火の玉を吐く。個体差はあるが4〜5発は撃てる。
- ただし、飛行距離200kmにつき1発分の魔力を消費する。
見習い修道士(ブラザー)
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絵画係(ブラシ)
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- 絵を描く聖職者。絵は芸術のためではなく映像記録のため。のちのち写真機を扱うようになると思われる。
- 袖章の背景はパレット。階級は絵筆の本数で表現される。
音楽係(ブレス/トーン)
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- 聖歌隊に所属する聖職者。多くの教会では他の仕事と兼務だが、中核となる教会では音楽専門の聖職者を養成している。
- 袖章の背景は楽譜(五線譜)。階級は音譜の数で表現される。音符の種類で担当がわかるらしい。
- なお、音楽係の呼称は一般には「ブレス」だが、聖サクラス教会では楽器専門の音楽係を「トーン」と呼んで区別している。
給仕係(プレート)
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- 賓客の世話をする聖職者。一般には厨房係が兼務するが、大きな教会では独立して置いている。厨房係から配膳担当を独立派生させた職種で、必要に応じて簡単な調理やお茶を淹れることもある。
- 袖章の背景はお皿。階級はその上に重ねられるナイフやフォークの数で表現される。
- 金縁の袖章を持つ聖職者は、国賓の世話をする重責を任せられている。
ポケット・ドラゴン
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- ドラゴン目ポケット・ドラゴン属。ドラゴン類の中でもっとも小さい種類。
- 首が長く身長は尻尾を除いて30cmぐらい。霊長類でたとえればリスザルのような存在。
- 大陸の東部ではあまり見られないが、竜の山脈周辺では普通に見られる。
マウンテン・ドラゴン
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- ドラゴン目マウンテン・ドラゴン属。ドラゴン類の中でもっとも大きく、寿命も400年を超える。
- 子供でも5mを超え、成体となるとオス12m以上、メス10m以上になる。
- 知力と魔力が高いが、魔力で体温を自在にコントロールできるため、衣類や家の心配はない。群で生活する。
- 巨体ではあるが恒温動物ではないため、食べる量は人より少し多い程度。ただし食事回数は半月に1回が標準。そのため1回に食べる量は半端ではない。
- 主に草食で農耕を行なう。主要な作物はシャーマ。
- 伝説によれば人に言葉や知識を与えたという神のごとき生き物。
- 攻撃力が高く、筋力、魔力ともに他の生物を圧倒する。特に口から吐き出される火の玉の破壊力は絶大。しかし、膨大な魔力が使われるため、2発、多くても3発で魔力切れとなる。
修道長(マスター)
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魔法
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- 運動と同じで、筋肉を使って発揮される能力。運動が筋肉の伸縮で行なわれるのに対し、魔法は筋肉の振動によって生み出される。そのため最大の魔力を生み出すのは太もも周辺の筋肉である。
- 魔法を生み出す時の振動は、周囲に水があると影響を与えてしまう。そのため太ももが水に浸かる状態で魔法を使うと、水が暴れて立っていられなくなく。その対策として水に浸かってない部位の筋肉だけで魔法を使う方法もあるが、メイベルはまだ会得していない。
- 水に悪影響を与えるのはドラゴンも同じ。世界大戦では西大陸の多くのドラゴンが、水に落ちておぼれている。
- ただし魔法で人の姿になったフェレラは高密度になっているため、慣性の法則によりそのまま風呂に入ることができた。
- 魔法を使った時の消費エネルギーは、運動で同じことをした時と同じぐらい消費される。しかも運動より疲労を感じないため、覚えればけっこう便利に使える上、女性にとっては気楽なダイエットになる。
- もっとも疲労を感じにくいのがクセ者で、うっかり魔力を使いすぎると、全身から力が抜けてまったく動けなくなってしまう。
- ちなみに浮遊魔法の消費カロリーは、自分と同じ体重の荷物を持ち上げるのと同じエネルギーが必要である。飛行した場合は、これに移動距離分の消費カロリーが加算される。
- 余談であるが、歩いても走っても飛んでも、距離が同じであれば移動にかかる消費カロリーは同じである。走ると消費カロリーが多いように見えるのは、短い時間で移動したためである。3kmの距離を全力疾走で10分以内で駆け抜けても、そのあとずっと休んでいたら1時間かけて歩いたのと変わりがなくなる。
見習い修道士→見習い修道士
- 見習い修道女→見習い修道女
メルカトル家
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- 商業都市メルキアを本拠地とする大富豪の一つ。
- 陸上交通による物流を得意としている。
- 7番札からは鉄道事業に乗り出した。
メルカトル商会
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- メルカトル家の経営する企業グループ。メルキアでは誰もが知っているほどの大資本。
- 7番札では鉄道経営に乗り出し、8番札ではラクス〜サンルミネ間の1000km以上を運行している。
メルキアの秘術→帳簿管理
文字→アルファベット
勇者の剣
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- ナバルの持つ剣。救世の旅へ出掛ける時は、チタン製の軽い剣だった。そして帝都に戻ってきた時には窒化チタン製の見た目は黄金の剣に変わった。
- 切れ味が鋭い。鋼の剣と違って軽いため、重みで叩き切るのではなく、滑らせるように切っていく。
有線放送
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- 最初は6番札の終わりの方で、メイベルの大統領就任演説を南アルテース全土へ伝えるために準備された。
- 7番札では設備を使って、ソルティス教とドラゴン教の礼拝を伝える定時放送が始まり、やがてニュースなどの番組も流されるようになる。
- 8番札では多チャンネル放送が始まり、ステレオ放送の実験番組が流れ始める。
- チャンネルの割り振りは以下の通り。
-
ch
|
番組
|
1
|
ソルティス教専門チャンネル |
2
|
ドラゴン教専門チャンネル |
3
|
教養番組専門チャンネル |
4
|
娯楽番組専門チャンネル |
5
|
ニュース専門チャンネル |
7/8
|
クラシック音楽専門チャンネル(ステレオ放送) |
9/10
|
歌謡曲専門チャンネル(ステレオ放送) |
ユーベラス文字
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おが屑氷(ラーメン・グラーシス)
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- おが屑に水を混ぜて凍らせた物質で、ユーベラス地方で保冷性にすぐれているところから昔から使われている。
- くじびき世界では「ラーメン・グラーシス」としているが、リアル世界ではパイクリートと呼ばれている。
- ムルムラの戦いで、意外とドラゴンの攻撃に耐えることが判明した。
- この特性を利用して、西大陸へ反撃する際には氷山船として利用された。
ライフル銃→銃器
騾馬(らば)
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- オスのロバとメス馬の間に生まれる雑種。馬ほど速くは走れないが、馬の持つ足の速さと馬力を、ロバから耐久力と持久力と粗食への耐性を受け継いでいるため、馬の代わりに馬車を牽くことがある。
- 子孫を残せない1代限りの家畜であるため、馬と比べると非常に高価になる。そのため資産家でないと所有できない。
- メルカトル商会の隊商は、6台すべてを2頭ずつの騾馬に牽かせていた。
- オス馬とメスのロバの間に生まれる雑種はケツテイ(ヒニー)と呼ばれ、馬から持久力のなさと病弱さと食べ物の選り好みの強さを、ロバから非力さと足の遅さを受け継いでいるため、何の役にも立たない。
ルミナス(惑星)
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- 太陽系第2惑星。地球の一つ内側を回る惑星。小さな衛星ルミエル(公転周期5日)を一つ持つ。
- 公転周期は約244日。太陽からの距離は地球の約3/4。
- 大きさは質量、半径とも地球に近いとされるが、現在はまだどちらが大きいか確定していない。
- ルミナスは白い雲に覆われ、その反射が強いために地球からは非常に明るく見える。
- ルミナス地表の気候は、地球の温帯から亜熱帯地方に近いと考えられている。
正修道女(レディ)
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ロッキー・ドラゴン
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- ドラゴン目マウンテン・ドラゴン属。マウンテン・ドラゴンに近い種類のドラゴン。
- 知能は未確認だが、あまり高くない模様。
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