最終更新日 2012年4月1日
オオクチノミシロガミ(大口美白神)
- ミシロの本名。オオクチは狼のことで、純白の毛並みを持つ狼という感じの意味。
要神(かなめがみ)
- 神霊たちのリーダーのこと。中でも地域の中心になる要神を土地神と言う。
結界(けっかい)
- 神霊の移動をさまたげる存在。様々な種類があるため、一概にどのようなものかは限定できない。
- 夏希の作る結界は、立入禁止の立て札や警察の規制線のようなもの。心理的に通行をさまたげるだけで、物理的には何の障害にもなっていない。
- 忠治の作る聖水による結界は、霊体にとっては物理的な障害になっている。ただし、強引に突破可能な結界でもある。
- 加宮神社の結界は高次元結界になっている。霊体には壁となるが3次元的には抜け穴がある。
邪気→瘴気
守護霊(しゅごれい)
- 特定の生き物を守護する神霊。一般的には害が及ばないように守ってくれる存在である。
- ただし、きちんと守れるかどうかは神霊の能力に左右される。
- 極論すれば背後霊の一種である。
瘴気(しょうき)
- 霊気がよどんだ状態。邪気とも言う。流れが長い時間滞ると起こる。
- 霊が瘴気に触れると中毒を起こし、悪霊化する場合がある。
神霊(しんれい)
- 知霊の中でも知識、霊力ともに高い霊を言う。
- 神道でいう八百万の神や憑喪神に相当する。
聖水(せいすい)
- 霊的な力を持った水。霊には熱湯のように感じるらしい。
知霊(ちれい)
- 物の怪の中でも言葉を理解するだけの知能のある霊の総称。
- 特に知識、霊力ともに高い霊を神霊と言う。
- 依り代に対して多少なりと影響を与えることができる。
憑喪神(つくもがみ)
土地神(とちがみ)
- 知霊たちの地域リーダー。要神のひとつ。
- 地域でもっとも霊力が強く、より強い神霊の力に頼らずとも独立して活動できる要神。
- その土地を治める神として、祀られることが多い。
ぬるたま使い→夢魔導師
ぬるたまの術→夢能力
背後霊(はいごれい)
- 生き物を依り代とする霊を指す。
- より限定的には依り代と一体化せず、周りで付きまとっている霊を言う。
- 依り代と一体化した霊は憑依霊と呼ぶ。
- 依り代の生き方に何らかの影響を与える存在である。守護霊と対比される場合には悪影響を与える存在を言う。
憑依霊(ひょういれい)
- 厳密には背後霊のうち依り代と一体化できる霊を指すが、実際には非常に稀な存在である。
- 一般的には背後霊のうち、依り代に強い影響を与える霊を意味する。
夢魔導師(ゆめ・まどうし)
夢能力(ゆめ・のうりょく)
- 別名「ぬるたまの術」。霊能力に近い能力があるらしい。
- この能力によって忠治はテレパシーを受けるように、ミシロやアスミと離れたところで話ができることが判明した。
よどみ→瘴気
依り代(よりしろ)
- 物の怪が活動する基点。人間にとっての家にあたるもの。ウツワという言い方もある。
- 物の怪にとって良い依り代は、霊力の供給源となる。
霊(れい)
- 以下のように分類する。
- 物の怪:霊の総称。特に大きめの霊を意味する場合が多い。
- 知霊:物の怪のうち、知能を有する霊の総称。ほとんどの場合、人間の言葉を理解する。
- 神霊:知霊の中でも力の強い者。知霊を束ねるリーダーを意味することもある。
- 要神:神霊のリーダー。
- 土地神:要神でも地域を束ねる頂点。
霊気(れいき)
- 小さな霊が出す排泄物のようなもの。それを大きな霊が取り込んで浄化し、その霊の出す霊気は更に大きな霊が浄化する。
- 浄化されなかった霊気はよどみ、やがて瘴気へと変わっていく。
- ある程度以上の霊力と霊格を持つ神霊は、霊気の流れをほとんど意識せずに済む。