最終更新日 2013年3月19日
Vライフル(う"い・らいふる)
- 詳細不明。ヴァンパ能力で弾を撃つ仕組みらしい。
- 持ち主に特化して作られているため、本来は持ち主以外には使えない。だが香菜は優花里のライフルを、大出力で撃ってしまった。
アンチ・ホムンクスル・ウィルス(AHV)
ヴァンパ(VAMPA)
- ホムンクルス・ウィルスによって遺伝子が変化を起こし、新人類 とも言うべき異なる生き物へ変わった人たちの総称。
- 分類は次の順番で行なわれる。
- 獣人型:見た目が人でなくなった者
- 毒人型:理性を失った者
- 天使型:理性を保ちつつも自由意思や思考力を失った者
- ヴァンパイア型:吸血、吸精行為の見られる者
- その他(堕天使型):上記のどの分類にも属さない者
- ヴァンパの名称は、ヴァンパイア型(Vampire)、天使型(Angel)、獣人型(Monster)、毒人型(Poisoner)、その他(Another)の頭文字を並べたもの。
- 共通した特徴は『炭水化物や糖質から栄養を摂れず、タンパク質や脂質が主な栄養源となること』『不老長寿となること』の2点のみである。
- 変化はホムンクルス・ウィルスがジャンク遺伝子に作用することで発生する。そのため個体ごとの発現のかたちに多様性が見られる。
ヴァンパイア型(う"ぁんぱいあ・がた)
- 血・乳・精気・体液・精液などを『吸い取る』という摂食行為の共通点に着目したヴァンパのグループ分けである。
- 血を吸うものを吸血鬼、精気を吸うものを堕天使やスキューバ、精液を吸うものをサキュバスなど、個別の分類もある。
エリキシル(elixir)
狼男型(おおかみおとこ・がた)
- 獣人型の一種。普段は人型で、自分の意思ないし何らかのきっかけで獣人化するヴァンパを特別に称する。
- 多くの獣人型と同様、獣人となった時に理性を失う者が多い。
吸血鬼(きゅうけつき)
- 生き血を好む摂食行為に着目した呼称。ただし噛みついた相手を吸血鬼のイメージのあるヴァンパは毒人型に分類される。
- 狭義では吸血行為をする者から毒人型を除いたものである。
- 広義では吸血鬼型に限らず、人の姿を保つヴァンパをまとめて吸血鬼と呼んでいる。
吸血鬼型(きゅうけつき・がた)
銀中毒(ぎん・ちゅうどく)
- ヴァンパになった人が罹る中毒の一種。触れる程度なら問題ないが、食べると激しい中毒を起こすことがある。
- 症状は個体差が大きい。ただし型による大まかな傾向がある。
- 獣人型:理性を完全に失い、破壊衝動のまま暴走する。
- 天使型:堕天使化して暴走する。
- ヴァンパイア型、毒人型:アナフィラキシー・ショックを起こし、死に至ることもある。
- お菓子に使われる銀箔程度でも発症するため、注意が必要である。
賢者の石(けんじゃ・の・いし)
- ホムンクルス・ウィルスが結晶化したもの。
- 本来の色は透明なレモン色だが酸化しやすく、表面に赤い酸化膜を作る。
- アルコールに溶けやすく、錬金術ではエリキシルという万能薬として利用される。
- ルーマニア・トランシルヴァニア産はルビーのような深い赤色(クリムゾン)。日本産は黄色みのある赤(スカーレット)。
護衛天使(ごえい・てんし)
- 護衛役として利用される天使。主人にとっては忠実な番犬となる。
獣人(じゅうじん)
- ホムンクルス・ウィルスによって遺伝子が先祖返りし、獣のような見た目になったヴァンパの総称。
- 普段は人の姿をしているが、自分の意志ないし何かのきっかけで獣人になるヴァンパも存在する。狼男は、この獣人の一種である。
- なお、あくまで先祖返りであるため、狼男とはいえ狼の遺伝子が発現したわけではない。似ているというだけである。
- 獣人の多くは理性を失っている。また肉食獣と化し、運動能力も高くなっているため、覚醒を確認したら速やかな捕獲が必要である。
獣人型(じゅうじん・がた)
- 獣人を中心としたヴァンパの分類のひとつ。
- なお、ただ毛深くなっただけの場合は獣人型には含めない。
堕天使型(だてんし・がた)
- ヴァンパの分類で、どこにも属さない「その他」の別称。
超色覚(ちょう・しきかく)
- ヴァンパへの覚醒によって、優花里が獲得した能力。
- 赤、緑、青、女性特有の橙の他に、赤外線と紫外線を見ることができる。
- 紫外線が見えるため、ヴァンパや覚醒が始まっている人を肌の色で見分けることができる。
- ただし赤外線は近赤外線に限るため、熱を視覚で感知することはできない。
天使(てんし)
- ホムンクルス・ウィルスの発現によって、自由意思や感情がいちじるしく弱くなったヴァンパの呼称。
- 天使化が強くなると、誰かに命令されないと動けなくなる。
- 極端な状態となると本能
天使型(てんし・がた)
毒人(どくじん)
- ホムンクルス・ウィルスの発現によって理性を失い、本能のみで動くヴァンパのうち獣人を除いたもの。
- 高い確率で噛みついた相手にホムンクルス・ウィルスを植えつける能力を持つため、ホムンクルス散布者ないし毒人と呼ぶ。
- 噛みついた相手を吸血鬼仲間にするタイプの吸血鬼も、この毒人型に分類される。
毒人型(どくじん・がた)
ホムンクルス・ウィルス(homunculus virus)
- 原始的なウィルスの一種。結晶化した鉱石は透明なレモン色だが、酸化しやすく表面に赤い酸化膜を作る。
- 感染力は弱いが、生物種を問わず遺伝子にプロファージを送り込んで増殖する能力を持つ。
- 感染して増殖する際、進化の過程で不要になったジャンク遺伝子を呼び起こして寄生主に大きな変化を起こす。
- 天然に存在する場所は限られている。
- ◆トランシルヴァニア産(オーストリア) いわゆるドラキュラや狼男を生み出したウィルス。毒人型吸血鬼、獣人型となる確率が高い。
- ◆カフカス山脈産(ロシア・グルジア・アゼルバイジャン) 不老長寿をもたらすが、感染成功率が非常に弱い。
- ◆ニジェール川下流域東岸大地産(ニジェール・カメルーン) ブードゥー教のゾンビの素。天使型となる確率が非常に高い。
- ◆茅野原産(日本) まだ精製成功から日が浅いため調査中。
- なお、錬金術の世界では結晶化してものを賢者の石と呼んでいる。
ホモ・ヌーヴェルス(homo nuvels)
- 一部で使われている、新人類という意味のヴァンパの異称。