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公開:2018年3月14日 更新:2018年3月14日

国語教師が覚えるべき100人の現代作家

国語教師が覚えるべき100人の現代作家
 現在はネットで検索しても出てきませんが、2000年代半ばまで、どこかの教育委員会が、こういう一覧表を作っていました。
 もしかしたら「国語教師が覚えておくべき100人の現代作家」だったでしょうか? たぶん毎年でしょう。
 おそらく将来、この中から平成文学と呼ばれるものが出てくると見当をつけたのでしょう。
 この中に管理人──清水文化の名前もありましたが、当時はこの選考基準がわかりませんでした。
 売れっ子でも名前の載ってない人は多くいました。反対に私のようにそれほど知名度が高くない作家でも載ってる人がいます。(失礼) これが
 これが文章の良し悪しで選んだとも、作品の良し悪しで選んだとも思えません。何かの小説賞の受賞経験でもなさそうです。たしか富士見ファンタジア長編小説賞の受賞者では、私の他に神坂一さんと榊一郎さんが載っていた記憶があるだけで……。(見落としと記憶忘れはご勘弁を)
 
 これが最後に作られたのはいつでしょうね? 私の記憶では、最後に見たのは2007年か8年頃、たしか三重の県教委サイトだったと思いますが……。
シナリオライターではなく、小説家気質の作家のみを集めたもの?
 今回、この「作家語り」を書くにあたって、あの一覧に載っていた作家が、すべて小説家側ではなかったかという気がしてきました。
 売れっ子でも名前が載ってない人は、私もシナリオライター側の作家だと思う人だったようで……。
 今ではもう確認はできませんが……。
 
 もしかして小説家とシナリオライターって、編集者だけでなく国語の先生たちの目からも見分けやすいのでしょうか。