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公開:2018年3月14日 更新:2018年3月14日

エンタメ小説史〜江戸時代

江戸文学
 江戸時代は町人文化、出版文化が花開き、数多くの文芸作品が生まれた時代です。
 現在のメディアミックスのコミック化やアニメ化のように、江戸時代の人気作は浄瑠璃や歌舞伎、講談としても上演されました。
上方文学
 江戸時代前半は、上方(今の大阪)が文学の中心でした。この頃に活躍した作家は井原西鶴です。
浮世草子
 井原西鶴の作品シリーズ「好色一代男」「好色五人女」「好色一代女」「男色大鑑」などがある。
草双紙(絵草紙)
 江戸時代後半は、江戸で大衆本文化が花開きました。
 中でも庶民向けの読本は出版社によって表紙の色が違い、赤本、青本、黒本、黄表紙などと呼ばれてました。
 なんで黄色だけ黄本ではなく黄表紙なのでしょうね?
南総里見八犬伝
 曲亭馬琴(滝川馬琴)の代表作。
東海道中膝栗毛
 十返舎一九の代表作。コメディ色の強い滑稽本文学。
四谷雑談集
 元禄時代に起きた事件を脚色した物語集。この中に「四谷怪談」の元ネタがある。