▲TOP
公開:2018年3月14日 更新:2018年3月14日

作品の傾向

作家の生態比較(3)
  小説家 シナリオライター
作品の傾向
常にオンリーワンである
何度再読しても飽きない、常に新しい発見がある
縮小再生産になりがち
読んだ時は面白くても再読したい気持ちが湧かない
小説の文体
個性が強い
作文技術はほとんど独習
文章や表現方法が独特でクセがある
中には文体だけで作家を特定できることもある
画一的?
それなりに文章の書き方を学んでいる
そのためか、いかにも小説という文体の人が多い
ファン
読者は作家につく
読者は出版社が変わっても追ってくる
読者は作品につく
1作は他作品を追っても、そこで止まりがち
影響力
創造的破壊者
作品の影響で人生を変える人が多い
作品が社会を変えることもある(*1)
あまり聞かない

 

註釈
*1
 国の法律や、経済方針を変えるほどの影響力を示した例もある。
 代表例はカーソン著「沈黙の春」、シーラッハ著「コリーニ事件」。