▲top
- ヨハネの黙示録【よはねのもくしろく】
- キリスト教聖書の巻末にある終末予言。
- 子羊が解く7つの封印〜4つの馬(第6章〜第8章5節)
- 封印のうち最初の4つが有名な馬。
- 第1の封印 白い馬。完全勝利(この世の支配)を目論む。
- 第2の封印 火のように赤い馬。世界に戦争をもたらす。
- 第3の封印 黒い馬。飢饉をもたらす。主要物資の高騰をもたらす。
- 第4の封印 青ざめた馬。疫病と死をもたらす。
- 第5の封印 殉教者たちが血の復讐を求める。
- 第6の封印 大地震と天災。
- 第7の封印 沈黙のあと祈りがささげられる。
- 7人のラッパ吹き(第8章6節〜第11章19節)
- 終末予言。7つの災難。
- 第1のラッパ 血の混じった雹と炎が降り、地上の木と青草の1/3が燃える。
- 第2のラッパ 山のような火の塊が海に落ちて海面の1/3が赤くなり、1/3の海洋生物が死に、1/3の船が壊される。
- 第3のラッパ ニガヨモギという彗星が落ちて川の1/3が苦くなり、多くの人が死ぬ。
- 第4のラッパ 太陽、月、星の1/3が壊され、その分だけ世界が暗くなる。
- 第5のラッパ 落ちた星が地下世界に通じる大穴を開け、額に神の印のない者たちが5か月間苦しまされる。
- 第6のラッパ 2億人の兵隊が暴れまわり、火と煙と硫黄で1/3の人たちを殺す。
- 第7のラッパ 神によって悪魔が倒され、神に選ばれなかった人で生き残ってた人たちも、ここで死に絶える。
- 黄泉比良坂・黄泉平坂【よもつひらさか】
- 日本神話で、伊邪那岐の尊が亡くなった妻伊邪那美の尊をあの世(根の国/黄泉の国)から連れ戻そうとネの国を訪れ、地上へ帰る時に通った坂。
- 黄泉比良坂事件(パターン1〜古事記)
- 伊邪那岐の尊は「根の国を出るまで後ろを振り返ってはいけない」という約束で妻を返してもらった
- ところが黄泉比良坂まで来たところで、つい妻が心配になって振り返ってしまった。その時に伊邪那岐の尊が見たのは、醜く腐った伊邪那美の尊の姿だった。それで伊邪那岐の尊は逃げ出してしまい、約束をやぶって振り返ったと知った伊邪那美の尊は、怒りで雷神や鬼の軍団をけしかけて逃げる夫伊邪那岐の尊を捕まえようとする。
- 追っ手を振り切って黄泉比良坂から逃げ延びた伊邪那岐の尊は、根の国の入口に千引きの岩を置いて、あの世とこの世を分断してしまった。
- この時の怒りで伊邪那美の尊は「毎日子孫を1000人殺す」と呪いをかけ、人は不死でなくなった。
- 対して伊邪那岐の尊は「毎日1500人生む」と対抗して、現在に至っている。
- 黄泉比良坂事件(パターン2)
- 伊邪那岐の尊は「根の国を出るまで後ろを振り返ってはいけない」という約束で妻を返してもらった
- ところが先に坂を登り切った伊邪那岐の尊は、妻がまだ坂を登り切ってない(根の国を出てない)のに振り返ってしまった。そのため伊邪那美の尊は生き返れず、根の国へ引き戻されてしまった。