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イーブ人【Ebeじん】
 米軍がロズウェル事件で有名になったグレイ型宇宙人につけた呼び方。略称EBE。おそらく聖書等で悪魔として語られるオリオン人
 暴露本「エイリアン・インタビュー」などに書かれている。
イーブ人の背景
 80兆年前に母星を離れて宇宙へ進出する技術を獲得。そこから周辺の銀河群を次々と支配下に入れてきたと語っている。
 80兆年かけて支配した大きさは、彼らが認識している宇宙空間の4分の1にもなるという。
 彼らの種族は非常に長寿で、最長老は約60兆歳。イーブ人について伝えたエアル自身も数十億歳で、生物学的調査団兼パイロットになってから6億2500万年以上のキャリアを積んでいると語っている。
 なお、これは肉体の年齢ではなく、古くなった肉体を新しい肉体へと移し替えることで続くの年齢と考えられる。イーブ人でも肉体に縛られる下層民は、一般生物と同じような輪廻転生を繰り返しているらしい。エリートたちは肉体ではなく与えられたドールボディにを入れて活動している。
 おそらく最長老の年齢から60兆年前に科学技術によってをドールボディへ移植する技術を確立し、輪廻から解脱したのだろう。
イーブ人の長寿技術──魂を新しい肉体へ移し替える
 自然出産で生まれてくると、10歳頃に来る忘却の川で前世以前に得たすべての記憶や技術を失ってしまう。
 だが、人工の肉体──ドールボディにを入れるやり方で、肉体が古くなっても記憶や技術を保持したまま、新しい肉体に乗り換えている。地球人の感覚では人形にが宿って動いてるような感じである。
ドールボディについて
 地球人の感覚では「ぬいぐるみ」に近く、生殖機能どころか呼吸や食事をする器官を持たない。形ばかりの鼻や口があるため会話しようと思えばできるが、コミュニケーションはもっぱらテレパシーに頼っている。
 物としてはただの人形なので事故や衝撃には強いし宇宙空間でも活動できる。
作戦に応じてドールボディを替える?
 肉体を取り替えられるとなれば、作戦に応じた肉体を用意できるという意味もある。
 実際、地球のように重力の強い惑星を訪問する者には、地球人がグレイ型宇宙人として知る背の低い肉体が与えられるらしい。
 ただ、その肉体は耐用年数が120年〜150年と短いため、イーブ人の間での評判は悪いという。
昆虫型宇宙人
 地球の進化でいえばイーブ人は外骨格を持たないだけで、昆虫が進化したものであるらしい。
 たしかに遺伝子工学が発達しているとは言いつつ、その開発話は昆虫と植物の関係に大きく偏っている。
魂は邪悪化している?
 科学で輪廻転生から離れたため、霊格や霊性を高める努力はしてないだろう。
 その一方でたくさんの知識を溜め込んだ上に全宇宙を征服するための侵略を続けていることから、かなり悪賢くなってると思われる。
宇宙の完全支配を目指して侵略中?
 エイリアン・インタビューにおいて、エアルが「80兆年前から勢力拡大を続け、すでに(彼らが認識する)宇宙空間の4分の1を支配している」と語っている。
 おそらくはかつての白人による地球支配のように、宇宙全体を植民地化しようと侵略を続けていると思われる。
支配方法は為政者の精神的な乗っ取り?
 イーブ人は銀河系文明を凌駕するほどの高い科学技術力を持っているため、武力もそれ相応に高いらしい。
 とはいえ長駆遠征してきた侵略軍であるため、物量には限界があるのだろう。基本的に武力制圧は自分たちにも被害が出るために避けているようだ。
 そのためかプレアデス人勢力から、一方的に武力攻撃を受けているように見えるところがある。だからといって平和主義というわけでもない。長年、攻撃に持ち堪えているし、反撃してプレアデス人勢力を一時的にも駆逐するほどの力を見せている。
 
 イーブ人は武力ではなくを新しい肉体へ移し替える技術を使って、侵略する惑星を間接的に支配する方法を採っているようだ。
 具体的には各時代の有力な為政者・権力者の肉体を乗っ取り、その惑星を影で支配するというやり方だ。
 そのための前線基地を作り、そこに常駐するIS-BE士官たちが為政者の肉体を乗っ取るという。
 かつて西欧列強がやった傀儡政策を、もっと隠密化させた支配手法だろう。
地球、銀河系とのかかわり
 初めて地球を訪れたのは40万年ほど前。以降、太陽系は有力な侵略ルート上にあるため偵察隊が頻繁に訪れている。
 それまで断片的だった地球の情報が、10万年〜8万年前のあたりから急に詳しくなっている。おそらくこの頃に太陽系を天の川銀河への侵攻ルートと定め、地球へ来る頻度が高まったのだろう。
 レムール文明が急速に為政者が無能化して滅びたと伝えられるのも、侵攻の下準備だった可能性がある。
 天の川銀河の侵略開始は今から1万年ほど前。侵略軍本隊は北斗七星の柄の方角から進軍してきた。
 紀元前6,500年頃、天の川銀河の中心へ向かう前線基地の一つを地球カシミール地方に建設。ここに一個大隊3000人が常駐する。
 紀元前6,200年頃、プレアデス人にカシミール基地を急襲される。これがイーブ人が初めて遭遇した天の川銀河の抵抗勢力。
 この武力衝突が天の川銀河で最初に起きた宇宙戦争──オリオン大戦で、地球は常に大戦の最前線に置かれている。
 西暦1,940年前後にゼータレティクルを攻め落とし、ここにも前線基地を置いていると思われる。
地球人の体を乗っ取って支配している
 地球人に対しても、為政者の肉体を乗っ取って間接的に支配しようとしている。それがレプティリアンと呼ばれる人たちだ。
 カシミール地方に作ろうとした前線基地を攻撃されて以降、小惑星帯に基地を作って、そこから遠隔操作で支配しているという。
 現代はカメラ技術が実用化されたために貴族では注目されやすく、体を乗っ取っている証拠をつかまれる危険がある。
 そのため今は市民から権力者を出す民主主義を育て、市民の中に隠れた影の支配層を形成している。
 だからこそ地球には「民主主義を守れ」を強調している。
旧帝国との戦い
 地球周辺で敵対してる相手を「旧帝国」と称しているが、どうやらプレアデス人系と鬼の管理者(仮)を一緒くたにしている。
 後者の鬼たちは6〜9世紀の頃から地球に来て、経済支配をするユダヤ金融資本システムを作り上げた。そして死の商人ともなって地球を戦争で狂う地獄にして、送り込んだ囚人に責め苦を与える監獄惑星にしている。
 地球を魂捨て場にしてるという記述も、その光景からだろう。
経済問題には尽力
 鬼の管理者(仮)が仕掛ける経済問題に関してはプレアデス人と共闘してるように感じる部分がある。
 法律や宗教、権利運動を扇動して、極一部の大資本家による経済支配を許さないように動いている節がある。
 ここは「法律、宗教、権利を人の智」とするプレアデス人の神々は手を出さない分野だ。
イーブ人にとって地球は遺伝子の宝庫?
 イーブ人は昆虫型宇宙人であるため、地球の爬虫類や哺乳類を含む多様な生物種に興味を感じるらしい。

 

イエス・キリスト【Jesus Christ】
 キリスト教の教主。生没年不詳。BC7〜BC4の間に生まれ、AD30頃に亡くなっている。
 釈迦、孔子と同じで、本人ならび存命中の腹心・側近が記録した文献が正史では偽書・偽典扱いされ、すべて自称弟子や後世の研究家によって書かれたものとなっている人物の一人。
処刑は仕掛けられた
 キリストから宗教団体を奪うため、弟子たちによって仕掛けられたという陰謀論がある。
青森県戸来村の伝説
 青森県南部の()(らい)村(現新郷村)に古くからある十来塚がイエス・キリストの墓とされている。
 戸来村の伝説では、ゴルゴタの丘で処刑されたのは、身代わりになったキリストの弟イスキリ。イエスは日本へ渡来し、青森県で106歳まで生きたとされる。
 ただし、この伝説はいつしか伝承が途切れ、記録はあっても誰も読めなくなっていた。そのため江戸時代には昔の偉いお侍さんの墓という話にすり替わっていた。
 これがキリストの墓と判明したのは1934年。竹内巨麿竹内文書の記録を頼りに当地を訪れて墓を確認。そこから、いくつかの伝承が発掘、解読されている。今も当地に伝わる盆踊りも古代ユダヤ人の使っていたメロディにそっくりと言われ、謎の歌詞「ナニャドヤラー ナニャドナサレノ ナニャドヤラー」もヘブライ語ではないかと翻訳をめぐった議論が交わされている。
 戸来村にある戸来岳(現十和利山、十和田湖畔)では、若い頃の釈迦、モーゼ、ヨセフ、キリストらが修行したという伝説もある。
ティアウーバ星人による情報=キリストは2人いる
 ローマから地球はカテゴリー1への転落が始まっていた。それを食い止めるために地上へイエス・キリストが遣わされる。
 ミシェル・デマルケの報告では、そのキリストを地上へ下ろしたのはティアウーバ星人だという。その時の宇宙船を、羊飼いたちはベツレヘムの星と記録している。
 ところが最初のキリストはベツレヘムで奇跡を起こせなかった。魂の能力は十分あったが、地球人マリアから生まれたために奇跡を起こせる能力を発現できなかった。具体的には10歳で前世の記憶を失い、使命そのものを忘れてしまった。
 そこでティアウーバ星人は2人目のキリストを地上へ下ろし、32歳から活動させる。この人物は人から生まれたのではなく、最初から30歳の肉体で生み出された。濫用を禁じられた技術だが、ティアウーバ星の科学力では必要ならばそういう芸当もできる。
 一方で1人目のキリストは14歳以降ベツレヘムを離れ、ビルマ経由で日本へ渡って最後は現在の青森県で余生を過ごしたそうだ。
 
 この時のキリストの受け入れは失敗して、地球はローマ帝国周辺からカテゴリー1の「悲しみの星」へと落ちていく。
マシュー・ワードによる情報=キリストは処刑されてない
 そもそもキリストの処刑は行われていない。
 古代ローマは「教祖が為政者に捕まってから20年以内に処刑された宗教団体の教義は、世界宗教化する」という可能性を知っていたので、手をかけないように禁じていた。
 ヘブライ人への手紙では処刑場は城壁の外にあったと書かれ、イエスを裏切った弟子たちは誰一人処刑に立ち会ってないため、誰も現場を見ていない。
 むしろ裏切った弟子たちの陰謀によって無実の罪で捕まったとわかり、処刑前に釈放されたそうだ。そのため処刑されたはずのキリストが生きていたのを見て「復活した」と言い、つじつま合わせの物語を創作したにすぎない。
 なお釈放されたキリストは自分と同じようにユダとマグダラのマリアも命を狙われていると知り、2人を連れてイスラエルの地から立ち去って東へ向かった。
 イエスはそのままはるか東方の地を目指したが、マグダラのマリアは途中でイエスと別れ、そこで家族を築いた。そのマリアの子孫はやがて大家族となり、後年、全員そろって西へ向かい、今のフランスへ移り住んでいる。
 一方、イエスから宗教団体を乗っ取った弟子たちは「イエスが身代わりになって殺された」「マグダラのマリアは娼婦」「ユダは裏切り者」など、数々のウソを教義として伝えている。
関連項目:キリスト教

 

イエローストーン【Yellowstone】
 アメリカ、ロッキー山脈の東側にある火山国立公園。自然遺産。
 北米大陸の地下にあるホットプルーム上にあるため、繰り返し破局噴火を続けている。このホットプルームはカンブリア紀には現在のグランドキャニオンにあり、それが大陸の移動とともに北上して現在の位置になったとする仮説もある。
 もっとも近い破局噴火は63.1万年前。
イエローストーンの最新状況
 アメリカ北東部、アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州にまたがる地域。国立公園としては8,980km2の広さがある。
 21世紀に入って地上の隆起や火山性地震の増加など、活動が活発化している。
 イエローストーンの地下には巨大なマグマ溜まりが確認され、体積の見積もりは学者によって9、000km3〜46万km3の幅がある。
 人類を滅ぼしかけたトバ噴火の噴出量が2,800km3なので、最低見積もりの3分の1が噴出しただけでもそれに匹敵する。
過去の噴火記録
 一般的には最新3回の破局噴火だけが語られている。
 
  噴火時期   噴出物の量 特記事項
約7万年前 未確定 最後の小規模噴火、以降は小さな噴火も起きてない
63.1万年前 1,000km3 最後の破局噴火
127万年前 280km3  
206万年前 2,600km3 現在地で第四紀最初の破局噴火
1700万年前 18万km3 おそらく同じホットプルームによるもの
イエローストーンの地域内で起きた可能性が高い
カンブリア紀 不詳 コロラド川流域、グランドキャニオンで起きた破局噴火
同じホットプルームによるものと考えられている

 

生き霊【いきりょう】
 肉体から離れた魂。生き霊が飛んでいる間、本体は心ここにあらずの無気力な状態になるという。
生き霊を放ってる人の症状
  • 無気力
  • 仕事が進まず時間の流れを早く感じる
  • やたら眠い
悪い生き霊に憑かれてる人の症状
  • 運気が落ちる
  • 腹痛
  • 便秘になりがち?
生き霊に憑かれやすい人
  • 人気商売(プロスポーツ選手、芸能人、文化人、作家、アーティスト)〜良い生き霊が多い
  • ストーカーに狙われてる人
  • 八方美人、二股以上の恋愛をしてる人
  • 競争率の激しい商売をしてる人、出世の早い人〜同業者、同僚からの悪い生き霊が多い
生き霊を放ってる人
  • 熱心なファン〜お気に入りの相手に良い生き霊を飛ばしている
  • 強い恋愛をしてる人、愛情深い親〜生き霊がセンサーとなり、何かあった時に虫の知らせを受ける
  • 現役ストーカー、執着の強い人〜身勝手な生き霊を飛ばしている
  • 強く怨む相手がいる人、誰かを呪ってる人、身勝手な義憤を感じてる人
  • 別れた恋人、引退した仕事に未練がある人
  • 嫉妬深い人、執念深い人、ヒステリックな人〜感情が高ぶった時に飛ばしやすい
  • SNSに悪意ある書き込みをする人〜生き霊を飛ばしてる時に書き込むため、発言から理性が失われた暴言・極論になる

 

伊邪那岐の尊【いざなぎのみこと】
 古事記では古代の神々の中で最後に登場した男神。日本列島を作った。

 

伊邪那美の尊【いざなみのみこと】
 古事記では古代の神々の中で最後に登場した女神。日本列島を作った。

 

イジメ・イヤガラセ・虐待【いじめ・いやがらせ・ぎゃくたい】
 1人ないし少数に対して、立場の強い者ないし集団が、防衛本能とも支配欲とも違う攻撃性を向ける陰湿な行動。
 同じ立場同士ならイジメ・イヤガラセだが、大人が子供にやるなら児童虐待、社会的に上の立場の者がやったらパワーハラスメントになる。
学者の語る理由
 イジメ現象について、それなりの説得力を持たせた説明について。
動物の本能〜弱肉強食説
 動物は群れを守るために、本能的に足手まといとなる個体を排除〜ないし群れが逃げる間の時間稼ぎとして利用することが知られている。
 そういう本能が、人間社会ではイジメや虐待として残っているという考え。
集団の安全弁〜不満のガス抜き説
 集団内の不満が大きくなる前に、攻撃対象を作って不満のガス抜きをする必要悪という考え。
 集団の外に作れば誰も傷つかないが、それは集団に対する外の目が変わるため、外交では不利に働くことが多い。
 そこで集団中に攻撃対象を作って「大の虫を生かすために、小の虫を殺す」とするという考え。
過剰保身〜被害妄想説
 加害者側の身勝手な被害妄想から来る保身のために、対象相手に攻撃的になるという考え。
 理想的には本人の努力で不安を解消すれば良いのだが、多くの人は安易にイヤガラセや、仲間を集めてのイジメに走る傾向がある。
社会不適応〜ストレスのはけ口説
 加害者側の仕事や勉強がうまくいかないとか、期待の重圧に耐えられないという社会不適応からくるストレスが、身近にいる弱者をはけ口にしてるという精神科医からの考え。
 成績の優秀な生徒による陰のイジメ、家庭内暴力、動物虐待、職場のパワーハラスメントという形で現れる。
スピリチュアル的な理由・解説
 チャネリングや霊能力を持つ人が語るイジメの理由については、総括できるような理屈は存在しない。
 ただし一つ一つのケースについては、ある程度のパターンが見られる場合があるようだ。
過去生のカルマ〜因果応報パターン
 今生でイジメ被害を受けている人が、過去生ではかなり悪質な加害者であったケースがある。
 その事件で魂にトラウマを負った人たちが、今生で加害者だった魂の転生者を集団でイジメてトラウマを解消しようとする。
過去生の例
 過去生で山賊や海賊、盗賊団であった時、村や町、ないし旅人を襲って略奪と虐殺を繰り返していた人が、今生では過去生で殺した人たちの転生者から集団でイジメ返されるケースが見つかっている。
 今生では過去生で虐殺した市民や旅人などの転生者から集団でイジメ返されるケースが見つかっている。
加害者側の罪悪感
 因果応報パターンの場合、加害者側は理由もわからずイジメてることが多い。そのため「なんで自分はこんなことを?」という罪悪感がブレーキになり、イジメる相手を自殺に追い込むほどの執拗さはない。
 可能性であるが、今生のイジメ被害者の守護神が魂の教育──今生でカルマを解消させるために、最後まで耐え抜くように自殺を防いでることも考えられる。
価値観の対立〜魂の育成パターン(1)
 未熟な魂の視野を広げさせるために、運命的に対立する価値観を持つ人と因縁を持たせることがある。
 互いに相手の価値観を理解することで視野を広げるのが理想だが、未熟な方の魂が過剰反応して相手を目障りな存在として攻撃的になる傾向がある。
ソウルメイトの例
 指導する神様が仲の悪い魂同士をソウルメイトとして、何度か同じ時代に転生させるケースが見られる。
 初めは人生の一時期を一緒に過ごすクラスメイトや知り合い程度の運命が与えられ、神様のOKが出ないと徐々に簡単には縁の切れない関係へと進んでいくようだ。
 結婚相手、仲の悪い親戚、兄弟姉妹、親子関係などに見られる。
親子となる例
 ソウルメイトの最終手段だろう。過去生で相手を受け入れない側が親となって、強制的に子供を受け入れさせようとする例がある。
未熟な魂を育てる因縁ミタマ〜魂の育成パターン(2)
 未熟な魂にとっては、自分の近くに「今の自分には欲しても得られないもの」を持つ人が来ると底知れぬ不安や不満を感じる。
 理想的には自分でも得られるように本人が努力すれば良いのだが、未熟な魂は安易にイヤガラセや、仲間を集めてのイジメに走って、目障りな存在を遠ざけようとする傾向がある。
親子間の確執
 未熟な魂を持つ両親の下に、霊格の高い子供が生まれるケース。子供を見て親が気持ちを入れ換えれば良いが、
 今生では過去生で虐殺した市民や旅人などの転生者から集団でイジメ返されるケースが見つかっている。
過去生の例
 過去生で山賊や海賊、盗賊団であった時、村や町、ないし旅人を襲って略奪と虐殺を繰り返していた人が、今生では過去生で殺した人たちの転生者から集団でイジメ返されるケースが見つかっている。
 今生では過去生で虐殺した市民や旅人などの転生者から集団でイジメ返されるケースが見つかっている。

 

移植医療【いしょくいりょう】
 輸血、臓器移植などに関して。
臓器移植は互いの霊格によって一長一短?
 ドナーの霊格の方が低い場合、ドナーにとって臓器が活かされるのは「魂の出世」になる可能性がある。
 ただし提供者の霊格の方が高い場合は自然の摂理に反するので、移植患者の霊格が落ちて魂に何らかの不具合が起こる可能性がある。
シルバーパーチによる情報
 病気は神様の決めた運命であるため、それを無理やり延命するする行為は好ましくない。
 今生での命を取り上げようとする神様に逆らう身勝手な行為であるため、魂の霊格を落とす危険がある。
ティアウーバ星人による情報
 現代の医療では、赤血球型や白血球型の血液型のみで輸血や移植できるかどうかを決めている。
 だが、もっとも重要なのはドナーの霊格や魂の周波数。ドナーの方が高いと神性の強さで思考を乗っ取り、魂を汚染してしまう。

 

イスラム教【いすらむきょう】
 世界三大宗教の一つ。中東社会の精神的基盤になっている。
本来のイスラム教?
 大本の教えは一神教ではなく、トルコ系では天使、ペルシャ系ではジン(精霊)という表現を借りた日本神道に似た汎神型多神教。
 だが、汎神より唯一絶対神を抱く方が楽なのか、一神教化して今に至っている。
 唯一神は本来は存在しない存在であるから決まった呼び方はない。だが、それを「唯一神なので神以外の呼び方は不要」「名前をつけるのは畏れ多い」などの言い方で誤魔化している?
 また教義の厳格化が行きすぎ、素直にコーランを読んだ時には存在しない戒律やタブーが多数生まれている。
 近世はキリスト教に対抗するためか、急速に原理主義化が進んでいる。
近世以前のイスラム教には宗教差別がなかった
 原理主義化する前のイスラム教は一神教化しても汎神型多神教の性格が残っていたため、異教徒に対して寛大に振る舞っていた。
 そのため異教徒を組織のトップに据えることはなかったが、優秀な者であれば信仰する宗教で差別することなく登用、待遇している。
 かつては、その寛大さが布教しなくてもイスラム教を広める原動力になっていたと思われる。
宇宙人コンタクター、チャネラー、スピリチュアル系によると
 悪の勢力に乗っ取られて邪悪化したキリスト教に代わる教義として、神々が下ろした世直しの宗教。
 だが、一神教化、戒律の増加によって、特に原理主義の強い国ほどキリスト教と同じ道をたどっている。
幕末〜明治時代:日本への布教
 イスラム教勢力は西欧のキリスト教勢力に対抗するため、アジアをイスラム教によって統一させようと開国直後の日本へやってきた。
 その日本には神道があり、根幹の教えは原始イスラム教と同じだった。しかも日本人はその教えをイスラム教徒以上に忠実に守り、体現している。
 それに気づいたイスラム教宣教師たちは「すでにイスラムの教えを体現している日本への布教は不要」と感じて帰国した。
 そのせいもあってイスラム社会には『日本は非イスラム国にして最高のイスラム国』という不思議な評価が広まっている。
イスラム教宣教師たちの誤算
 日本神道とイスラム教の基本的な教えは同じであるから、放っておいても日本にもイスラム教は広まると考えた。
 だが、日本にはまったくイスラム教は入り込んでない。
 一方でイスラム社会の方がキリスト教勢力に対抗するため、そしてイスラム教徒の結束を固めるために戒律やタブーを増やしたため、1世紀半の間に原理主義化して本来の教えから離れていっている。
 19世紀末に強国だったトルコとイランにのみ、本来のイスラム教の姿が『世俗イスラム』として残っている。
関連項目:アブラハム系宗教

 

イタコ・潮来【いたこ】
 東北地方の霊媒師。中でも下北半島にある恐山のイタコは有名。
 古典的なシャーマニズム信仰における巫女とされる。
イタコの語源
 古代日本語より「ヰ(居る)+タ(魂)=霊が降りる」ではないかと思われる。

 

一霊四魂【いちれいしこん】
 人の霊魂「(なお)()」は、天地とつながる4つの魂「荒魂(あらみたま)」「和魂(にぎみたま)」「幸魂(さちみたま)」「奇魂(くしみたま)」から成るとする神道思想。
 戦前は大和魂をあらわす社会常識だったが、戦後は封印されたように教えられなくなった。
       ┏━━━━━┓       
       ┃ 荒 魂 ┃       
       ┗━━┳━━┛       
┏━━━━━┓┏━━┻━━┓┏━━━━━┓
┃ 奇 魂 ┣┫ 直 霊 ┣┫ 幸 魂 ┃
┗━━━━━┛┗━━┳━━┛┗━━━━━┛
       ┏━━┻━━┓       
       ┃ 和 魂 ┃       
       ┗━━━━━┛       
直霊【なおひ】
 大和魂。物事に真摯に取り組み、4つの魂からの働きを受け取り、常に行動を省みる良き魂。
 魂の訴えを無視し、好き勝手に振る舞って邪悪化した霊は「(まが)()」となる。
荒魂【あらみたま】〜勇/武士、軍人
 勇猛果敢に先へ進む心意気。外向的、積極的、行動力のある性格を持つ人は、この魂が強い。
 困難にも耐え、コツコツと続ける忍耐力も意味する。
 社会としては治安を守る軍人、警官等に相当する。
和魂【にぎみたま】〜親/商工業、運送業、興業
 他人と交わり、つなぐもの。平和、調和を望み、親和性を高めようとする人は、この魂が強い
 社会としては二次産業、三次産業の多くが、これに相当する。世の中を賑わせる意味で芸能もここに含まれる。
幸魂【さちみたま】〜愛/農業、畜産業
 愛を生み出し、育てるもの。思いやりや相互理解に力を注ぐ人は、この魂が強い。
 ゼロから物を生み出す農牧業が、これに相当する。漁業も養殖ならばここに含まれる。
奇魂【くしみたま】〜智/政治家、学者、クリエーター、漁業
 観察、分析、理解によって世の中を発展させるもの。真理を求めて探求する気持ちの強い人は、この魂が強い。
 政治家、学者、クリエーターがこれに相当。狩猟業、漁業も自然を分析して狩るからか、ここに含まれる。

 

いて座A*【いてざエイスター】
 いて座方向にある強い電波天体。天の川銀河の中心にあり、巨大なブラックホールと考えられている。
観測情報
 星間物質の影響で光では観測できない。そのため電波やX線による観測が中心。ギリギリ赤外線が観測できる程度。
 地球からの距離は25,600光年±500光年。A*単体の質量は太陽の360万倍。その周辺に太陽質量の100万倍もの天体が集まっていると見積もられている。

 

稲荷神社・稲荷信仰【いなりじんじゃ/いなりしんこう】
 主神は宇迦之御魂の神
 稲荷には2種類あり、古来からの豊穣の神と、大陸由来の商売の神がいる。
稲荷=うけもち説
 古来、稲荷は「うけもち」と読んでいた。古代日本語で食べ物を意味する言葉だ。今は「保食」と書く。
 ウカノミタマも万葉仮名で書かれた「宇迦之御魂」ではなく、本来は「稲魂」と書く五穀豊穣の神様、保食神である。
 だが、時代と共に「いなり」と読まれるようになって今に至っている。
稲荷=キリスト教説
 イナリは「ナザレの王イエス」の頭文字を並べた「INRI」が語源とされる。だから初めは「インリ」だったが、当時の日本語には「ン」がなかったため、そこに母音がくっついて「イナリ」ないし「イヌリ」と発音されたという。
狐が出てきたのは空海以降?
 大陸由来の商売の神としての稲荷は、空海が持ってきたとされる。
 この時にマスコットとして狐が出てきたらしい。古代の稲荷には狐は出てこないという説もある。

 

イルミナティ【Iluminati】
 近年の陰謀論に出てくる象徴的な闇の支配者。
 アメリカを裏から支配してると言われ、ディープステート(略称DS)、闇の政府、影の政府、とも呼ばれる。
ディープステート
 1881年の。
 この時にマスコットとして狐が出てきたらしい。古代の稲荷には狐は出てこないという説もある。

 

印象派(芸術運動)【いんしょうは】
 19世紀後半のフランスで起きた芸術運動。原語は「Japan Impression/ヤパンインプレッション」。直訳すると日本印象派。
 代表的な画家はゴッホ、モネ、ルノワール。
 それまでの西洋美術はキリスト教を背景にしてるため、ポーズや色使い、小物一つにまで細かな暗黙のルールがあった。ルールの例は「花言葉」。絵の中に使う花には、作者が伝えたい意味が込められている。
 ところが日本の浮世絵は、色使いにもポーズにも被写体や背景にも何もルールはなく、画家が心に思い描くまま、自由な発想で描かれている。
 それに衝撃を覚えた西洋の芸術家たちは、ここでキリスト教の呪縛から解放された。それがなければ見たままを描く写実主義も生まれなかったかもしれない。
 だからこそ、この芸術運動は「Japan Impression」と呼ばれる。だが、なぜか日本で翻訳する時には「日本」が落とされてしまう。これも一種の自虐文化のあらわれだろうか。

 

因縁ミタマ【いんねんみたま】
 神様から使命や役割を与えられて生まれてきた人。その使命や役割以外では自由に振る舞える?
 比較的霊格の高い魂が選ばれる。中には悪役を与えられた人もいるため、単純に人間の物差しで見た人格では比較できない。
 基本的に因縁ミタマの働きは周囲への影響力が大きい。また多くの人に名を知られる存在となる傾向もある。
 任務達成が現世での死によらない場合、その後の人生はご褒美として充実したものとなるようだ。
因縁ミタマは自然と周りが名を知るようになる存在
 因縁ミタマには任務のために運命のイタズラのような力が働いたり、社会的影響力というカリスマ性が与えられたりして、イヤでも表舞台に上がらされるような運命が待っている。
 当然、本人にその気はなくても、役割によっては自然と周囲に名前が知られる存在となるだろう。
常識では有り得ない運命(幸運?)
 よく「運命は自分で切り(ひら)くもの」と言われる。だが、因縁ミタマには運命とは別の人生を歩もうとしても強制的に運命通りの人生に引き戻されるような──俗にいう「ある日、突然隠された才能が目覚めて活躍」するパターンの話があるようだ。
 以下に因縁ミタマの活躍と思われるケースを挙げる。最初のキッカケこそ異質だったが水に合ってたのか、それともその世界に入ってから努力したからか、その後も活躍してる例もある。
音楽が嫌で家出したのに
 音楽一家に生まれ、幼い頃から英才教育を受けるが、それが嫌で14歳で家出した。
 いろいろな仕事をするが、満足に学校を出てないために十分な稼ぎを得られない。そんな中、バーで働いた時にピアノ演奏で自分が稼げるのは音楽しかないと気づき、ピアノとヴァイオリンの腕を磨く。15歳の時にはダンスバンドの仕事をして、管楽器も演奏できるようになる。
 更にはバンドで演奏するための楽器アレンジの仕事を手伝うようになると、作曲や編曲の才能に目覚めた。
 人生の転機はガーシュインのジャズ音楽「ラプソディー・イン・ブルー」のオーケストレーション。この大成功でジュリアード音楽院に指揮者兼教員として招かれる。
 そして和音コードを発明し、後世の多くの軽音楽家たちがより平易に作曲できる下地を作った。
 組曲「グランドキャニオン」やミシシッピー組曲(アメリカ横断ウルトラクイズ)の作曲者、グローフェの話。
 因縁ミタマと聞いた時、運命の引き戻しや残したものなど、典型的なケースとして思い浮かぶ例。
 後世に残された演奏や作品が少なめなのは、心のどこかで運命に抵抗し、音楽活動に打ち込めなかった影響だろうか。
 とはいえ和音コードの発明は、後世に音楽を身近なものとする大きな役目だったろう。
番組の穴埋めに作った曲が世界的大ヒット
 低予算に悩むラジオ局のプロデューサーが、演奏料も著作権使用料を払う予算も足りないからと少人数で演奏できるBGMを自作して使うことにする。
 それが世界的な大ヒットとなり、巨万の富が舞い込んだ。
 ケテルビーの名曲「ペルシャの市場にて」の誕生秘話。1920年の話なので録音はなく、すべて生放送生演奏の時代。
 ラジオメディアの可能性を世界に広める役目?
ただのサラリーマンが運命のイタズラで国のトップに
 バス会社で働くサラリーマンだったのに、政治家だった父が脳溢血で倒れたため、後援会が本人の承諾もないまま後継者に選んで立候補。そのまま当選してしまう。
 ツアーを企画して利用客と触れ合う仕事に生きがいを感じていたため、あとで戻るつもりで会社は休職という形で渋々政界に足を入れる。そのため腐敗した政治家や政府機構に対して、政界のタブーを無視して市民目線での物言いのできる数少ない政治家になった。それが注目されて、ついには首相にまで上り詰めてしまう。
 わずか2か月だが、非自民系の首相になった羽田(はた)(つとむ)の話。
 比例代表選挙が始まってからは名義貸しで政治家になった人は多いが、ほとんどの人は活躍すらできてない。
 55年体勢の長期化で腐敗の始まった政治に新しい風を吹き込む役目?
声優抜擢の理由が
 たまたまメーカー技師の助手として機材調整に来ただけだったのに、声がスタッフの気に留まって声優の穴埋めを頼まれて声優デビュー。
 それでいながら声質を活かした役ではなく意外な役にも手を出し、いつの間にか主役級の役をいくつも得るまでに……。
 現役で活躍してる方なので、敢えて誰のことかは記さないでおく。
 いい声に注目されてテレビ番組等で持ち上げられる素人は多いが、それで活躍した例はほとんど聞かない。
 育成システムが作られ、タコツボ化しつつある声優業界に風穴を開ける役目?(今で完結した場合)
 おそらく声優転身と活躍は、これから来る大きな役目のために必要な運命の通過点にすぎないのだろう。
 ある程度成功したところで『社会や業界などの悪い面を表に出して直す』ための被害者になる運命だったら可哀想だが……。
因縁ミタマと自己顕示欲や権勢欲の強い人の違い
 表面的な経歴や知名度だけを見ると、因縁ミタマと自己顕示欲や権勢欲の強さでのし上がった人の違いは見られない。
 だが、トラブルが起きると両者には大きな違いが見えてくる。
因縁ミタマはトラブルに巻き込まれる
 因縁ミタマになるためには、その役目が与えられるほどの霊格の高さが必要になる。つまり、その分だけ忍耐強く、寛容さや話し合う姿勢ができている。
 また因縁ミタマは役目としてトラブルに巻き込まれ(多くはメインの被害者になり)やすく、それに忍耐強く耐える傾向がある。トラブルを起こした相手に対しても、相手が常軌を逸した自己弁護や異常行動を見せない限りにおいては、罪を問うよりもトラブルを乗り切ろうとする行動を示す。
 度を超えたストレスを与えられると攻撃的になる場合もあるが、おそらくは一過性だろう。でなければ相手があまりにも異常なために不信感を強め、話し合う余地はないと判断した場合だ。
 またネット空間ではトラブルが起きた時には、因縁ミタマほど事態を引っかきまわそうとする悪意ある人たちを引き寄せやすいと考えられる。そういう人たちのなりすましのデマ、悪意あるウワサを事実と誤認することも起こるだろう。
 このあたりの動きは長い目で見れば因縁ミタマの人ほど人として正しい行動をしてはずなので、徐々に切り分けができると思われる。
自己顕示欲や権勢欲の強い人はトラブルメーカー
 自己顕示欲や権勢欲、自己承認欲求等を満たそうとする人は、うぬぼれ屋、お調子者の傾向があるため、トラブルを起こす原因となりやすい。
 それに因縁ミタマと違って霊格がまだ低いため、普段から身勝手に振る舞ったり、攻撃的な行動も目立つだろう。
 また身勝手な欲望を満たすための行動を取るため、言動に芯がなく、流行に乗るだけの傾向も強い。欲望以外に一貫した行動が見られなければ、因縁ミタマではない可能性は高そうだ。
 そしてトラブルが起これば無責任な自己保身から、相手に罪をなすりつける行動に出るだろう。霊格が低ければ、その分だけいつまでも攻撃的に相手をたたき続け、話し合う余地がない可能性もある。
因縁ミタマの任務
 おもに以下のようなものがある。ここに挙げた以外にも、単発的に発生する任務もあるだろう。
 あくまで因縁ミタマ限定の話で、自己顕示欲から同じ行動を取る人とは切り分けて考える必要がある。
(1) 救世主
 神様からの使命と聞けば、真っ先に思い浮かぶ代表的な任務。
 あまりにも重要な役目であるため、神様レベルの誰かが任命されて地上へ降りる場合が多い。
(2) 土地の名士
「村々に一粒二粒づつ因縁()(たま)落としてあるぞ」(祭りの巻 第11帖
 それぞれの土地で古くから続いている一族の世継ぎ候補。天皇家はその代表格。
 神様からのおかげはこの名士が受け取り、それを周囲に流して土地を豊かにする役目を担っている。日本では代々土地の神社を守る一族に、この種類の因縁ミタマが降りる傾向がある。
 この役目を担った因縁ミタマが土地からいなくなると、その土地は急速に荒れて貧しくなっていく。
 日本では戦後の農地改革で多くの名士が没落させられたため、その影響で地方が過疎化したのかもしれない。
(3) 為政者、評論家、マスメディア
 社会への影響力が大きいため、ここにも因縁ミタマが多く集まってくる。
 ただし自己中な野心家も多く集まるため、表に出る人でも因縁ミタマは100人に1人程度、全体となると1000人に1人程度しかいないらしい。
(4) 学者、起業パイオニア
 社会に新しい価値観を持ち込むため、ここも多くの因縁ミタマが関わっている。
 研究や開発に寝食を忘れる人は、因縁ミタマである可能性が高い。
(5) 作家、芸術家、音楽家、スポーツ選手など、アーティスト、クリエーター、アスリート
 ここも社会への発信力が大きいため、多くの因縁ミタマが活躍している。
 一見成功しても死後すぐに名前が消えていく人は因縁ミタマでない可能性がある。反対に因縁ミタマの作品や功績は、死後等、表舞台から消えてからもスポットライトが当たり続け、文化の定番へと昇華する傾向が見られる。
 因縁ミタマとそうでない魂の違いは、自分のスタイルを確立させようとするのが因縁ミタマ、流行に合わせて人の上に立とうとするのがそうでない魂かもしれない。アスリートなら記憶に残るのが因縁ミタマ、記録は残っても記憶に残らないのがそうでない魂だろう。
(6) 極悪人
 人間の価値観では悪人でも、神様から役目が与えられる悪の因縁ミタマもある。
 閉塞した世の中を変えさせるために、敢えて旧体制の悪いところを集めた悪代官のような役を演じる因縁ミタマもいるだろう。
 中には為政者にとって都合が悪いため、極悪人に仕立てられたマコトの人である場合もある。
 また社会問題を放置させないため、生活を追い込まれて大事件を起こす犯人役にさせられる因縁ミタマもいるだろう。
(7) 凄惨な事故や災害の犠牲者、社会的な弱者被害者役
「つらい役は因縁のミタマに致さすぞ」(梅の巻 第14帖)
 神様にも事情があって、どうしても起こさなければならない事件や事故、災害もある。
 そういう事件や事故の話題性を高めるため、受難までに立派な功績を作っておく役目などが与えられている。
 児童虐待死の犠牲者が意外と大人びた言動をしていたと報じられるのも、役目に耐えられるだけの霊格の高い魂が宿っていたからだろう。
(8) 指導者、協力者、補佐役
 社会を変えるためではなく、ある個人の魂を良い方向へ導くためだけの任務を与えられた因縁ミタマの話もある。
 おそらく、そういう役目だろうと思われる個別ケースの例を挙げる。
強いトラウマを引きずった魂の救済
 過去世で受けた経験が魂レベルでのトラウマになることがある。理由がわからない不安や恐怖などの理由だ。
 ある魂はそのトラウマが尋常でないレベルだった。そこで指導霊の1人がその人の娘として生まれて、良い方向へ導いた例が報告されている。
無事に運命の相手に出会うまでのサポート
 霊感の強い家系に、扱いの難しい肉体を持った子が生まれることになった。人と霊が同じように見えて区別できない肉体だ。そのため、その肉体には因縁ミタマが降ろされることになった。(2)と(7)に相当する役目だろう。
 その子の通う小学校は土地神が加護できる中にあったので、その間は土地神がサポートする。だが、中学校は土地神が加護できる地域から出てしまうため、誰かをサポートにつける必要があった。
 そこで指導霊の1人がサポート役として同級生として生まれた。その子は生まれつき霊感が強く、中学に上る前に親の転職でその土地へ越してきて、サポート対象の子と親友になった。
 サポート役の子は中学高校と一緒にいて、寄ってきた霊が悪いものだと追い払い、害のない霊でも離れていったあとにその子に注意して、人と霊を見分けるように教えてくれた。そしてサポート対象の子が地元で就職すると、サポート役の子も成績は良かったのに大学へは進学せず、そのまま地元でフリーターになった。
 数年後、サポート対象の子が職場で良い相手と巡り合って結婚。それを報告する電話でサポート役の子が今までのことを明かし、これから先のサポート役は結婚相手が担当すると教えた。
 そのあとは任務が解けたので好きにできるのか、サポート役の子は遅れて大学へ進学し、地元から離れていった。
バックアップは何人もいる
 因縁ミタマには重要な役目が与えられるため、多くの場合、バックアップとなる役目の人が何人も用意されている。
 ここには本人に落ち度はなくても10歳頃の忘却の川で運命に必要な才能を失ってしまい、役目を果たせない人が出てくるからだ。また、予定とは違う母親のお腹に吸い込まれてしまい、宿った肉体には必要な才能がないとか、家の事情で才能を伸ばせない、むしろ潰されるなど、まれに想定外の事故で役目に失敗することもあるようだ。
 そのためイエス・キリストも最低2人いて、最初に任された人が十分な力を発揮できなかったため、成人以降別人に入れ替わって任務を続けたという話もある。
 科学や発明の世界では、ほぼ同時に複数の人が同じ発見や発明を発表する同時性の現象が起こるのも、これが原因かもしれない。
神様が担当することもある
 任務難易度が高いため、任せられる因縁ミタマが見つからない場合がある。
 その場合、神様の中から誰かが地上に降りて、その役目を果たすこともあるようだ。