▲top

パーセク【parsec】
 天文学で用いられる距離の単位。単位記号は「pc」。
 地球の年周視差で得られた秒角を分母にして得られる距離。パーセクは「par second」の略。
 1パーセクは約3.26光年。
観測精度
 1989年に欧州宇宙機構(ESA)が打ち上げたヒッパルコス衛星によって、年周視差が正確に観測された。
 1993年の運用終了までに118,218個の恒星の年周視差を観測。うち20,853個の星の年周視差を10%以下の誤差で観測している。
 その結果、2007年までに約100パーセク以内の星までの距離をほぼ確定している。
後継計画
 欧州宇宙機構(ESA)は2013年からガイア計画による観測を始めている。これにより3万光年以内の高精度での観測を目指している。
 日本の国立天文台も同様のJASMINE(ジャスミン)計画を起ち上げているが、2018年12月の衛星打ち上げが延期されたまま現在に至っている。予算不足のため重量数トンクラスの本格衛星は使えず、数十kgの小型衛星を利用。そのかわりガイア計画の弱点である可視光による観測を赤外線による観測に替え、観測精度を高めようと計画している。
観測の難易度
 地球の年周視差を利用するため、約半年ズレた写真の比較から年周視差を求めなくてはならない。
 その間に太陽系も、観測対象の恒星も、固有運動で動いているし、連星系などの公転によるふらつきもあるため、位置合わせが必要になる。

 

バーナム効果【Barnum こうか】
 エセ科学や宗教的予言を否定するために、よく持ち出される考え。
「どうとでも読み取れる曖昧な物言いで語り、あとで『予言が当たった』『事実だった』と主張する詐欺的手法」とされる。

 

ハイアーセルフ【Higher Self】
 近年のスピリチュアル系の考える高次元にいる自分自身の本体。高次の自我。5次元や6次元世界にあるという説もある。
 この世にいる自分はハイアーセルフから地上へ降りてきた一部であり、3次元世界に用意された肉体に意識だけが入ったものと考えている。
 また必要に応じて分裂ができるとも考えている。
ハイアーセルフも高い次元を目指して成長してるという説
 天界で未熟な魂を指導する神様のいる学校や教室があって、そこから勉強のために地上へ降ろされるという考え方。
 どのように指導するかはその時の神様の方針や場合によるため、一概に言えるパターンはない。
1つのハイアーセルフから降りてくるのは1人じゃない説
 1人のゲーマーが複数のアカウントを取って、MMORPGを同時プレイするようなもの。
 互いに別人格として関わらない場合もあれば、1つの優良キャラを他の捨てキャラがいろんなものを持ち寄って育てる場合もある。
 人生の要所要所で関わり合う人は、同じハイアーセルフから来たソウルメイトの可能性が高いと考えられる。
ハイアーセルフは魂の本体ではなく、魂を指導する学校や教室という説
 天界で未熟な魂を指導する神様のいる学校や教室があって、そこから勉強のために地上へ降ろされるという考え方。
 どのように指導するかはその時の神様の方針や場合によるため、一概に言えるパターンはない。
日月神示においては
 ハイアーセルフに類すると思われる言及はない。
ロズウェル事件の生き残り宇宙人エアルによると
 ハイアーセルフは存在しない。
発音について
 本来「Higher」の発音は「ハイアー」だが、カタカナ英語ではアがヤに音変化した「ハイヤー」を使ってる人が多い。

 

ハイアワサ・クレーター【Hiawatha Crater】
 NASAが2015年に衛星写真から見つけた直径31kmのクレーター構造。2018年11月に発表された。
 グリーンランド北西部にある厚さ900mのハイアワサ氷河の下にある。また近くには直径36kmのクレーター構造も見つかっている。
 これが隕石クレーターだった場合、直径1.5kmの隕石が落ちたと考えられる。
落下時期
 ヤンガー・ドリアス期の原因となったクローヴィス隕石の候補と見る向きが多い。
 だが、氷河形成前にはあったと考えられ、そうなると隕石が落ちたのは300万年前〜7万年前の可能性が高い。

 

 

バカラティーニ(星)【Bacaratini?】
 ケンタウルス座の方向にある星。地球より重力は小さい星だったらしい。
 母星が寒冷化して氷河期になったため、135万年前に地球へ移住してきた。
 黒人360万人はオーストラリア大陸へ、黄色人種360万人は現在のミャンマー付近に降りて定住。のちに黒人の50万人がアフリカへ移住する。
 132万年前に太平洋に大きな小惑星が落ちたために文明滅亡。この時に地上で生き残った180人がアボリジニの祖となった。
バカラティーニ星の歴史
 約900万年前に人類の移住が始まる。先に黄色人種が入植し、400年後に黒人が入植してきた。
 文明のカテゴリーは3で、ほぼ定期的に革命と戦争が繰り返されてきた。
 そしてついに全面核戦争を起こし、公共の地下シェルターに逃げ込んだ80万人だけが生き残る事態となった。
 戦争の直前、黒人70億人、黄色人種40億人の人口があった。生き残った80万人は、黒人3つ、黄色人種5つのグループを作る。
 最悪期には氷点下40度にもなる核の冬が終わるが、それが長かったために食糧不足となった。放射能汚染で安全な水も不足した。
 そのため互いのグループが殺し合い、生き残るために共食いをする凄惨な状況へと追い込まれた。
 ようやく核の冬が終わって自然から食料が得られる頃には、生き残りは黒人150人、黄色人種85人の235人だけだった。
 
 人々がシェルターから出て150年後、人口は黒人19万人、黄色人種8万5千人まで増えていた。
 ここでティアウーバ星が文明救済に入る。
 放射線で巨大化したカマキリなどの危険生物を一気に駆逐し、農作物や家畜にできる原生種を彼らの周りに配置した。
 そこから15万年後、核戦争前にあった文明レベルまで復興した。かつての核戦争の記憶から、この星の文明は平和だった。
 だが約135万年前のある日、惑星が500年以内に急激に寒冷化して人が住めなくなるとわかり、惑星を捨てて別の星へ移住することに決めた。
地球への入植
 約135万年前、移民調査団が太陽系に到達。居住可能な惑星として地球を見つけ、まず2機がオーストラリア大陸に降りる。
 そこを拠点に地球をくまなく調べ、先に入植している人類はいないと確認した。良く似た猿はいるが、巨大な動物にすぎない。
 この頃の地球は1日30時間12分で、1年は280日(1日31時間12分か、1年290日の間違い?)だった。気温や湿気も高く、雲が多かった。
 地球を移民先と決め、そこから50年かけてバカラティーニ星から黒人と黄色人種、各360万人が入植してくる。
 黒人グループが入植したのは当時オーストラリアとつながっていたニューギニア──内海沿岸の地域。その頃、ここは赤道直下だった。
 黄色人種グループは現在のミャンマー──ベンガル湾沿岸の地域へ入植。地球へヤギ、カンガルートウモロコシ、小麦などを持ち込んだ。
 また工場などの建築物資は自給できるまでの間、バカラティーニ星から輸入していた。
 
 入植から3世紀後。黒人50人、黄色人種50人からなる探検隊がアフリカ遠征を行う。この時に持ち帰った黄熱病で数百万人が短期間に亡くなった。
 だが、この頃の地球人口は、黒人だけで約8億人にまで増えていた。この中から神を名乗る12人の邪悪な聖職者が現れ、宗派分立という形で50万人の信者を連れてアフリカに独自の宗教国家を作り上げた。このグループは汚職、腐敗により堕落していった。そして工業や都市の発展よりも牧畜を好み、やがて都市を捨てて遊牧生活をする者が出てくる。
地球バカラティーニ文明の最期
 約132万年前、地球に小惑星が落ちて文明が滅びた。
 最初は天文台が見つけ、衝突の数か月前には肉眼でも赤い小惑星が見えるほどになった。
 衝突不可避となり、黒人グループは80機、黄色人種グループは98機の宇宙船を用意する。誰が乗るかの選抜会議が開かれ、比較的若い医師や技術者など、文明復興に必要な人が選ばれる。そこにはすべての国でただの1人も政治家は選ばれてない。選ぶ基準もただの成績ではなく、芸術などの文化活動の有無が優先的に考慮される。また子供は被災直後の困難な状況では足手まといになると判断された。困難を乗り切ったあと生き残った者が生み育てれば良いとされたらしい。
 各国政府はパニックになった市民が空港に殺到するのを恐れ、衝突の直前まで脱出計画などの情報を伏せ、衝突2時間前のオーストラリア時間の正午に離陸を始める計画を立てていた。
 ところが学者の計算が間違っていて、南アメリカに落ちると思っていた小惑星は大きく3つに分裂。午後11時に大きな2つが太平洋上へ落下、もっとも小さいとはいえ直径数kmある1つが現在の紅海のあたりに衝突した。
 この衝突で高さ300mの津波が太平洋沿岸を襲い、オーストラリア大陸も8割が浸水被害を受けた。約140機の宇宙船は離陸が間に合わずに津波に呑まれ、緊急で離陸した船の多くも衝撃波に巻き込まれて墜落。難を逃れたのは黒人の3機と黄色人種の4機だけだった。
 太平洋に落ちた2つの小惑星が地殻を貫き、地軸を曲げて地球にあるほぼ全地域で火山が噴火した。それにより衝突の数時間後に太平洋の中央と南に大陸が生まれ、アフリカ大陸とアラビア半島が割れて紅海が生まれ、南極大陸の亜寒帯地域にあった陸地が陥没して今は海底の深い谷になっている。
 津波から生き延びた人たちも、このあと起こる火山の毒ガスにやられて命を落としてほぼ全滅した。
 脱出した宇宙船も十分な食料を積んでないために長時間飛行ができない。恒星間飛行する能力もない。そのため12週間後に地球へ降りる必要に迫られた。だが、この時はまだ衝突の影響で嵐が吹き荒れて地上が見えず、3機が海に消えた。現在のヨーロッパとグリーンランドに3機が墜落。残る1機については記録不明。
 最終的にオーストラリア大陸で生き残った180人の黒人種が、アボリジニの祖となった。
バカラティーニ星人が持ち込んだもの
 トウモロコシ、小麦、ひまわり、パセリ、キャベツ、さくらんぼ、バナナ、柑橘類、ヤギ、カンガルー、等。
 植物は地球へ順応化できた種が多かったが、動物ではカンガルーのみ。ただ食用にできる野生種は多かったので問題にならなかった。

 

破局噴火【はきょくふんか】
 最大級の火山噴火。
破局噴火のメカニズム
通常の火山
 地下のマグマ溜まりから上がってきた溶岩が噴火する。
破局噴火
 溶岩がマグマ溜まりごと上がってきて爆発を起こす。噴火後には溶岩溜まりが空洞となるため、そこが陥没して巨大カルデラになる。
爆発噴火指数(VEI)
 VEIは1つ増えるごとに10倍になるが、VEI=1とVEI=2の間だけ100倍になっているので注意。
 
 VEI   噴出物の量  噴火機構 全世界での発生頻度
0<10,000m3 ハワイ式数時間に1回
1>10,000m3 ハワイ式/ストロンボリ式ほぼ毎日
2>0.001km3 ストロンボリ式/ブルカノ式ほぼ毎週
3>0.01km3ブルカノ式/プレー式ほぼ毎年
4>0.1km3プレー式/プリニー式10年に1回
5>1km3プリニー式40年に1回
6>10km3 プリニー式/ウルトラプリニー式120年に1回
7>100km3 プリニー式/ウルトラプリニー式2000年に1回
8>1000km3 ウルトラプリニー式(破局噴火)数万年に1回
過去の破局噴火
 スミソニアン博物館による調査では、オルドビス紀以降47回の破局噴火が起きている。灰色はVEI=6以下。
 
火山名 場所 噴火年代 噴出物総量 記事
シベリアトラップ シベリア高原 2億5000万年前 500万km3 生物種の9割を絶滅させた噴火
古生代を終わらせたとされる
陸上にある火山では最大規模、P/T境界線
タム海底火山
(シャツキー海台)
日本の東海底1600km 1億4500万年前 3億km3以上?2013年9月5日に発見が報告された海底火山
面積は26万km2、高さ4400mから
単純計算でも3.8億km3
ほぼ間違いなく世界最大と考えられている。
パラナトラップ 南米ウルグアイ大西洋沖 1億2800万年  
〜1億3800万年前
230万km3 大規模な洪水玄武岩
オントンジャワ海台 西太平洋カロリン諸島 1億1900万年  
〜1億2500万年前
約1億km3 噴出量では現在知られている世界第2位
デカントラップインド亜大陸 6800万年  
〜6000万年前
150万km3  
ラガリータ 北米大陸コロラド州2780万年前 5000km3 新生代で最大の噴火
現在も直径40kmのカルデラが残る
イエローストーン?北米大陸ロッキー山脈1700万年前 18万km3  
ラ・パカナ 南米アンデス山脈中央部 400万年前 2800km3 他にも年代未確定の破局噴火が1回ある
丹沢 日本、西関東 224万年前未確定 丹沢山地〜相模湖に成因不明の火成岩が多い
そこから仮説された破局噴火
巨大カルデラは大地の褶曲で現在は消えた?
イエローストーン北米大陸ロッキー山脈206万年前2600km31回目の噴火、もっとも大きな噴火
穂高岳 日本、飛騨山脈 175万年前 850km3 噴出量は100万年間の累積という説あり
イエローストーン北米大陸ロッキー山脈127万年前280km3 2回目の噴火
トバ火山インドネシア・スマトラ島84万年前 500km3以上  
ロングバレー 北米大陸西海岸 76万年前 600km3  
イエローストーン北米大陸ロッキー山脈64万年前1000km3 3回目の噴火、一番小さな巨大噴火
トバ火山インドネシア・スマトラ島50万年前 60km3  
阿蘇山日本、九州27万年前 30km3 1回目の噴火
阿蘇山日本、九州14万年前 30km3 2回目の噴火
阿蘇山日本、九州12万年前 100km3 3回目の噴火
阿蘇山日本、九州8.7万年前600km3 4回目で最大の噴火、現在の外輪山を形成
火砕流が海を渡って秋吉台まで達している
トバ火山インドネシア・スマトラ島7.4万年前2800km3 最終氷期への突入のきっかけとなった火山
人類は300万人から3千〜3万人に減った?
カンパニア 伊カンパニア火山群 3.6〜3.7万年前 500km3 東地中海一帯にテフラを形成
タウポ火山 ニュージーランド北島 2.63万年前1170km3 西暦181年にも大きな噴火をしている
姶良火山 日本、鹿児島 2.2万年前450km3 鹿児島湾を作った火山
桜島は外輪火山の一つ
鬼界ヶ島 日本、現硫黄島(喜界島)紀元前5300年頃170km3 鬼界アカホヤカルデラを形成した破局噴火
草創期の日本文明が全滅、西日本の人口ゼロ
噴火から900年間、九州で森が確認できず
九州に人が戻ってきたのは1000年以上あと
サントリニ火山ギリシャ、エーゲ海 紀元前1628年頃40km3以上 ギリシャ神話で描かれる火山(ミノア噴火)
この噴火でミノア文明が滅びたとされる
富士山 日本、中部 864年7〜9月 約1km3 貞観噴火
富士山がもっとも多くの噴出物を出した噴火
白頭山北朝鮮・中国国境10世紀83〜117km3 多数の噴火記録が年代がバラバラ
 日本紀略(893年)、三国志記(917年)、等
おかげで正確な年代が確定できない
なぜか最近の調査では940年頃とされている
この噴火で渤海国が滅びたという説が出ている
富士山 日本、中部 1707年12月 約0.7km3 宝永噴火
富士山がもっとも多くの火山灰を出した噴火
タンボラ火山 インドネシア・スンバワ島 1815年4月10日50km3 人類史上最大の犠牲者を出した噴火
地球気温を約3度下げ、それが3年間続いた

 

白山神社・白山信仰【はくさんじんじゃ・はくさんしんこう】
 主神は菊理(くくり)。山岳信仰。

 

パシフィス大陸【Pacific たいりく】
 ポリネシアに共通する文化の分布を示すために想定された大陸。アトランタ大陸に近い。

 

バシャール【Bashar】
 地球人とチャネリングしてくる地球外生命の一人。エササニ星人と名乗っている。
 交信者の一人であるダリル・アンカ氏をバシャールと紹介してる記事も見られる。
正体に関する疑惑
 管理人としては正体を疑っている
オリオン人系の可能性
 発言がエイリアン・インタビューエアルが語ったものと、歴史認識の間違いと思われる部分まで酷似してる。
レプティリアン系の可能性
 麻薬に関して、他のチャネラーたちは危険性を呼びかけているのに対し、推奨する真逆の発言をしている。
 バシャールの言うように、精神の解放とチャネリング感覚を得るために必要なのか。それともレプティリアンの目指す魂への虐待そのものなのか。要注意かもしれない。

 

波動・波調【はどう・はちょう】
 痛スピリチュアルが好んで使う、それっぽい単語の代表。言葉の定義がいい加減なまま使われているものが多い。
 
関連項目:愛の度数魂の周波数

 

ハラミ山【はらみやま】
 古代の富士山の呼び方の一つ。

 

パラレル・ワールド【parallel world】
 並行宇宙、別宇宙。近代物理学では多次元宇宙論、マルチバースとも呼ばれる。
 

 

パレイドリア現象【pareidolia げんしょう】
 そこには存在しないものなのに、脳がよく見知ったもののように錯覚してしまう現象。主に錯視、錯聴に使われる。
 空耳、シミュラクラ現象などという個別の呼び方もある。
 この現象を利用したものとして、ロールシャッハ・テストやだまし絵などがある。

 

反日日本人【はんにちにほんじん】
 日本人にのみ見られる、裏切り者が生まれる文化由来精神病。
 飛鳥時代の文献にも見られる「古典的反日」と、大正時代以降に出てきた「近代的反日」の2種類がある。いずれもエリート層でのみ発現する。
古典的反日日本人を生むメカニズム
 世界的には「他罰性向」の人が多いため、自分の思い通りの人生が歩めない人は、自然と今の境遇の原因が所属するコミュニティの外にあると考えて、自分とは違う組織、民族、宗教、国家などを攻撃するようになる。要するに右翼化だ。
 反対に日本人には「自罰性向」が強いため、うまくいかないことがあったら、自分や、自分の所属する組織やコミュニティが悪いと考えがちになる。
 これが良い方向に働けば「改善」「自己研鑽(けんさん)」という日本人の美徳となる。
 ところがプライドの高い人の場合は「自罰性向」でありながら「自分の非を認めない」という矛盾した心理状態となり、そこから自分ではなく、自分の価値を認めない会社、業界、コミュニティ、国家などを悪く言うようになる歪んだ行動が始まる。
 日本人には偏差値の高い大学を卒業した者ほど、自分が社会的に高い地位を得て当然という思い込みがある。そのため反日日本人には、受験競争を勝ち抜いて偏差値の高い有名大学を卒業した人が多くなる傾向がある。
古典的反日日本人の行動
 基本は反政府、反権力で、問題はすべて政府与党にあるという単純思考に陥っている。そのため選挙では、どうしようもないクズ野党であっても、与党よりマシという考えで投票するため、よほどの問題政党でない限り一定数の票数を得られる結果を生んでいる。
 ただし結論ありきの単純思考ではあるが、反日日本人になる人は学力が高い。そのためその結論に至った理屈をでっち上げるのはうまい。
 
 反日日本人の中には自分から進んで敵に機密情報を渡してしまう裏切り者がいる。しかも最終学歴が高いために要職にいる人が反日日本人になることも多く、裏切る人ほど機密情報に触れやすい立場にいる傾向も見られる。そのため日本はスパイ防止法の法整備ができてない以前に、精神面からもスパイ天国文化となっている。
 
 駐日アメリカ大使館に務めた経験のある某アメリカ人のボヤキによると、政府高官の反日日本人にスパイだと思われたのか、せっせと国の機密情報を持ってこられることに悩まされた経験があるそうだ。
「このままでは俺がスパイに仕立てられてしまう。日本でもスパイだと思われて証拠が出てきたら死刑だよな?」
 と恐怖して、上司に配置換えを頼んで国へ逃げ帰ったそうだ。
 日本にはスパイ防止法がないので死刑はないが、『スパイは見つかったら即死刑』が世界の常識なので、そのように思い込んでいたらしい。
近代的反日日本人を生むメカニズム
 明治以降の教育システムの弊害で生まれた反日日本人。
 古典派とは違い、高学歴を得るためにすべての時間を受験勉強のみに費やしてきた、地頭の弱い学歴エリートが陥りやすい心理状態。
 学歴から社会的に高い地位を得ていても、彼らは常に地頭の良い人たちと接してきた。そのため自分の限界を知り、その分だけ素直に他人の意見に耳を傾けるようになっている。また努力をしてきた人でもあるため、心も純粋な人が多い。
 こういう人が理路整然とウソを吹き込まれると、それを正しいと信じて反日行動を起こす反日日本人に仕立て上げられる。まさに近代教育によって生み出された『地頭が悪い』学歴エリート固有の行動である。
近代的反日日本人の行動
 近代派は精神的に不健全な古典派とは違い、純粋に日本のためを思って行動している点が大きく違う。
 その行動はどのようなウソを吹き込まれたかによって変わってくるが、彼らは間違いに気づくまで、純粋に日本のためと思い込んで、時に破壊的な反日行動を起こし続ける点で古典派よりも厄介だ。このあたりは宗教を盲信して疑わず、常に実践しようとする宗教原理主義者たちの行動に似ている。
 救いなのは聞く耳を持たない古典派や宗教原理主義者とは違って近代派には変なエリート意識や選民意識はなく、精神的にもマトモであるため話を聞く余裕はある。ここで理路整然と語ってウソに気づかせれば、自然と反日行動をやめてくれる。むしろ相手の手口を知ったことで、今度はウソを吹き込んだ人たちへの反撃者として先頭に立って行動する頼もしい存在となってくれる。
 とはいえ近代派の人たちには変なエリート意識はないとは言ったが、匿名のネット民や彼らよりも学力が低くて実績もない人たちがどんなに注意しても、当然ながら無視されがちになるのは仕方ないだろう。
若い反日日本人はタダの中二病
 上に書いた2つのメカニズムは、あくまでアラフォー以降になってから起こる病理と考えた方が良いだろう。
 反日日本人でも、30代までの人がそうなった原因はプライドではない。反日日本人から学んだことを疑いもしないマジメちゃんか、「他人を批判できる俺ってカッコいい」という中二病をこじらせただけである。
 そういう人のことは「社会的反抗期の若造が何かほざいてる」と、しばらく生暖かい目で見てやって欲しい。