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忘却の川【ぼうきゃくのかわ】
 10歳頃までに、前世の記憶を失う現象。
 ただし記憶がハイアーセルフから消えるのではなく、あくまで今の肉体からは思い出せなくなるだけ。
 この時に一緒に消えてしまう才能やセンスがあり、それが使命や運命に必要なものであった場合は果たせなくなる。
前世の記憶が失われるメカニズム
 今生の記憶との混同を避けるためにも、過去世や中間世の記憶は封印した方が良い場合も多い。同様に霊能力も封印が望ましそうだ。
 成熟した肉体では、これが封印されるのがこの世の当たり前と思われる。
幼い頃は未完成
 幼い頃に前世の記憶を語ったり、霊能力を発揮したりする人がいる。
 これはまだ肉体が未完成で、封印も未熟なために霊能力が抑制されてないのだろう。
 そのため成長とともに記憶も能力も失われるだろうと考えられる。
霊能力者は遺伝子欠陥?
 霊能力はない方が普通で、持っている人は封印機能が未完成のままの遺伝子欠陥のようなものだろう。
 遺伝子欠陥だからこそ霊能力は個人レベルで発揮されるのではなく、持つ家系があるのだろう。
年老いて獲得するのは老化現象
 人生のピークをすぎると、また前世の記憶を思い出したり、霊能力が戻ったりする場合がある。
 早い人だと40代なかばから。だいたいは60代後半以降?
 これは封印が老化現象で壊れて、再び
疲れたり眠い時に幽霊が見えるのも衰弱が原因
 老化と同じように、人生のピークをすぎると、また前世の記憶を思い出したり、霊能力が戻ったりする場合がある。
 早い人だと40代なかばから。だいたいは60代後半以降?
 これは
才能やセンスが失われるメカニズム
 人は生まれる時、脳は1割しか完成してない。1000億あるニューロンの9割は、生まれたあとに数を増やし、一生を通じてつなぎ合わせる可塑性を持っている。
 脳細胞は生まれた直後から急速に数を増やし、3歳で成人と同じ数になる。その後も5歳頃まで増え続けるが、そこから脳細胞の選別が行われて間引かれ、基本的に7歳以降は一生を通じて脳細胞の数は変わらない。歳を取って数が減ることはない。かつて減ると思われていたのは、脳細胞ではなく脳神経──ニューロンであったようだ。
 この際の脳神経のつなぎ直しの時に、間違って消されてしまう才能やセンスがあるようだ。
 その際に、せっかく覚えたのに忘れてしまう記憶もあるようだ。ただし前世の記憶はここに含まれないと思われる。
才能の封印
 音感、語感、色彩感覚、言語能力、数学能力、運動能力、聴力、等、触れなかった能力は7歳頃から消え始め、10歳頃には永遠に消えてしまう。
 忘却の川で能力は残っても、13歳までに伸ばしておかないと一生の上限レベルが低いレベルで確定してしまうともいう。
 また幼い頃には強い霊能力があって十分に使えていたとしても、この頃から徐々に薄れていく。
言語能力の例
  • 多くの言語話者にとってはまったく別音のはずの「L」と「R」が、日本語話者には聞き分けられない。
  • 西欧系言語話者には日本語の「っ」が聞き取れず、日本人なら間違えない「行って」と「居て」が区別できない。
  • 長音が聞き取れない場合もあり、前項の「っ」と併せると「東京」「特許」「トキオ」の区別ができない。

 

放射線年代測定法【ほうしゃせんねんだいそくていほう】
 放射性同位体核種の崩壊を利用した年代測定法。
 物質が作られた時は、科学的に安定した状態であったことが大前提。そこから時間と共に増える核種の欠損の割り合いから年代を割り出す。
炭素年代測定法(炭素14法)
 炭素14は宇宙線が窒素原子に当たることで生まれる。ただし宇宙線の強さは常に変動している。
 そこで正確に年代のわかっている試料を使って年ごとの濃度変化が測定されてるので、ほぼ1万年以内であれば精度の高い年代を求めることができる。また炭素14の半減期が短いため、精度の高い測定は数万年以内とされている。
 とはいえ使い勝手が良いため、精度は落ちるものの200万年前の測定まで使われることがあるらしい。
 
 一部に年や季節により炭素14濃度が不安定なことを理由に年代測定が不正確という風説があるが、これに関しては専門家が扱う限りにおいては心配がない。
 ただし、炭素14法はあくまで大気中の炭素14濃度を利用した測定法であるため、海の生物に関しては正確な年代は出てこない。また化石燃料が使われ始めた1900年以降も、公害で炭素14濃度にムラができるため、正確には測定できなくなっている。
 また有機物でないと測定はできないため、土器や石器などは作られた年代ではなく埋まっていた土の年代しかわからない。
熱ルミネッセンス法・電子スピン共鳴吸収法
 他の測定法は試料内にある放射性同位体核種の崩壊比率から、作られた時から経過時間を測定する。
 それに対してこの2つは試料内ではなく、自然界にある放射線を浴びて結晶に残った痕跡の比率から、目的の経過時間を測定する。
 熱ルミネッセンス法は、石英や長石の結晶内にある電子トラップを利用している。この電子トラップは500℃以上に熱せられると、一度すべての電子が放出されてリセットされる。その後、浴びた放射線をトラップ内に貯め込むため、そのエネルギー量から経過時間が推測できる。熱ルミネッセンスはエネルギーを取り出す時に発光するための命名である。
 電子スピン共鳴吸収法は、炭酸塩の結晶格子が、放射線を浴びると欠損する性質を利用している。その欠損の割り合いを電子スピン共鳴を利用して測定して年代を求める方法である。
放射線年代測定法の一覧
 おもな測定法を算出可能範囲の若い順に並べる。
 
年代測定法 測定対象の核種 半減期

測定可能範囲

測定対象
トリチウム法 3H 12.33年 数十年以下 地下水
鉛210法 210Pb 22.3年 数百年以下 雪氷
炭素14法 14C 5,730年 数万年以下 陸上生物の死骸等、有機物のあるもの
熱ルミネッセンス法    数十万年以下 土器、火山岩、石英や長石を含む試料
ベリリウム10法 10Be 160万年 数千年〜100万年 地層堆積物(Al、Beが少ない岩石のみ)
ウラン・ウラン法 234U 24.7万年 1万年〜100万年 海底堆積物
電子スピン共鳴吸収法    数万年〜数千万年 骨、貝殻、鍾乳石など炭酸塩試料
カリウム・アルゴン法 40K-40Ar 12.5億年 10万年〜10億年 火山岩、隕石
ウラン・トリウム・鉛法 238U-206PB
235U-207Pb
232Th-208Pb
44.7億年
7.04億年
140億年
1千万年以上 火成岩、堆積岩、隕石
ルビジウム・ストロンチウム法 87Rb-87Sr 488億年 1億年以上 火成岩、隕石
各測定法の誤差は試料の量などにもよるため一概には言えない

 

ポールシフト【pole shift】
 地軸や磁極の位置が移動すること。いくつものパターンがあるが、一緒くたに語られているので注意が必要。
極点の位置はそのままで地軸の傾きが変わる
 北極と南極の位置を固定したまま、コマが倒れるように横倒しになるイメージ。
 映像的にもっともイメージされやすいが、物理学的にはもっとも起こりにくい現象。
歳差運動
 コマの首振り運動に相当する動き。地球の地軸は約25,800年周期で回っている。(北極星が変わっている)
地磁気の逆転、移動
 地磁気はたびたび南北が逆転する。最後の地磁気逆転は約77万年前にあった。
 また回転軸の極点と、地磁気の極点の位置は微妙にズレている。
 地磁気が発見された当時の北磁極はカナダにあったが、今は北極海へ出てシベリアへ向かっている。
極点の位置のゆらぎ
 地軸の位置は精密には、わずかにぶれている。
 20世紀中は100年で数cm以内の移動に収まってたが、2010年以降は年10cm以上動いている。

 

菩薩【ぼさつ】
 仏教用語。サンスクリット語ではボーディサットヴァ。
仏教本来の意味
 悟りを開く前の修行者。悟りを開くと如来となる。
 輪廻から解脱せず地上に生まれてくる魂は、すべて菩薩ともいえる。
日本における変化
 朝廷から高僧に送った称号。以降は徳の高い僧侶への尊称となった。
 神仏習合時代になると神の称号に変わった。八幡大菩薩など。

 

秀真伝・ホツマツタヱ【ほつまつたえ】
 古事記以前の日本神話。本当の古代日本史が書かれていると見る人と、後世の偽書と主張する人に分かれる。

 

ホルス神【Horus しん】
 エジプト神話の天空と太陽の神。太陽と月が両目で、天空から地上を見下ろしている。
 ハヤブサの頭を持った姿。