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事件からの教訓
審神者(さにわ)、チャネリングの危険性
 問題点は事前に審神者(さにわ)実験レポート」にまとめてある。
 今回のケースはレポートにある「ダウジングの危険性」がそのまま起きた事件であった。

 

低級霊の手口
神や宇宙人を名乗る
 今回はレプティリアンだったが、オロチに多く見られる戦略。詐欺師が行う肩書き詐称そのものである。
 自称カグツチの場合、過去にも同様のことをやって封じらたとほのめかしている。この話が本当なら神を名乗ったと言うよりも、自分をいくつかの神として祀られてきた存在だと思い込んでいる低級霊だろう。
叱責して主導権を握る──相手を精神コントーロールする常套手段
 強い言葉によって問題点を突いて精神的なコントロールを仕掛ける、詐欺師や権勢欲の強い者もよく使う常套手段で場を支配しようとしてくる。
 今回も掲示板に書き込んできた人たちの多くに、その手法で自分の支配下に組み込もうと仕掛けてきた。
 管理人に対しても「頭で考えすぎる」と牽制してきたが、これは矛盾があっても気づかせない、考えさせないためのものだったろう。
自分を特別だと思わせる
 これも詐欺師がよく使う手だ。
 今回もおそらく利用できそうだと思った相手に対して、自分を特別な存在だと思わせるようなことを言って、自分から寄ってくるように仕向けている。そのうちの何人かには手下の低級霊を向かわせて、チューニングするチャンスを虎視眈々と狙うような動きが見られた。
 それぞれの人の守護神様は低級霊との接触を止めようとするはずだが、人間の方が低級霊に寄っていくことまでは止められない。その結果として守護神様とのつながりが断たれて加護が受けられなくなったら、低級霊の思うツボである。
チューニングからの乗っ取り、精神支配──ターゲットを眠らせない
 チューニングが始まると、耳鳴りなどの症状が始まる。
 更にチューニングが進むと気分が高揚して、まるで疲れ知らずのように活動的になる現象が見られる。中には数日間寝ないこともあるようだ。
 また今回の場合は思ったよりも高揚させられなかったためか、その代わりに夜中に叩き起こして投稿させ、眠らせないようにしている。
 おそらく睡眠不足にして体力的にも精神的にも弱らせて、いよいよ肉体の乗っ取りを仕掛けるのだろう。
低級霊に捨てられたあと
 乗っ取りや精神支配に失敗した低級霊は、当然だが、あきらめて離れていく。
 そうなったあとは、後遺症で精神障害が残ることがある。最悪の場合は廃人だ。
 今回は、まだどのような影響が出てるかわからない。

 

補足:脳のチューニングについて
 慣用的に「(脳の)チューニング」という表現が使われている。これはラジオのチューニングから来たイメージだろう。
 だが、低級霊が仕掛けるのは、ただ周波数を合わせるだけの単純なものではない。脳をPCやスマホとしてイメージし、ウィルスを仕込んで外から設定を操作したり、肉体を乗っ取るための機能をインストールしたりするカスタマイズをしてくると考えた方が、今の時代にはわかりやすいし、より実態に近いと思う。その時に表に出てくる不具合が霊障だ。
 そのため低級霊が乗っ取りをあきらめたあとも、周波数を戻すだけでは元通りにならない事情もわかってくると思う。
 
 PCやスマホとは違って、人間の脳はクリーンインストールでやり直すことはできない。それどころか脳は一度記憶したものを消すことができないようになっている。そのため仕掛けられたウィルスや勝手にインストールされた機能は、すべて見つけて再び動かないようにマスキングという封印が必要だ。
 しかも厄介なことに脳には自動学習という機能がある。低級霊が仕掛けた機能をマスキングして直接動き出さないようにしても、自動学習から呼び出されてしまう問題も起きてくる。別の自動学習で上書きして、呼び出されないようにすることも必要だ。
 その上で変えられた脳の設定を元に戻して、ようやく回復──治療終了だ。
 PCやスマホを使ってる人には、霊障からの回復がどれほど複雑で大変な作業かイメージできるだろう。それゆえに精神障害や廃人となる後遺症の怖さを知って欲しいと思う。