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    春の巻(超訳)

 

春の巻〜第1帖 →原文

初めは皆小さな光。それを育てて大きな神の光として頂くようにしてくれよ。
祈ってばかりでは祈り地獄になるぞ。水は低きに流れる天の理を理解しろよ。
喜びにも正しいものと曲がったものがあるぞ。無限の段階があると知れよ。
同じことでも時と場合でカタが違うことはあるぞ。
それを理解せず迷信にはしてくれるなよ。

 

春の巻〜第2帖 →原文

カミヒトは世のために祈り、実践する人のことだ。
自分のために祈り、自分ばかりの我よしは、我よしの中でも下の下だぞ。
特別な神かかりを求めるな。天の理を理解しとらんと九分通り失敗するぞ。
これから霊かかりがウヨウヨする時代が来るぞ。悪かみかかり多いぞ。迷わされるな。
神にサニワして、内から来る声に耳を傾けろよ。

 

春の巻〜第3帖 →原文

節分祝詞

 

春の巻〜第4帖 →原文

何事にも表と裏があるぞ。よろこびにも表と裏があるぞ。
今の人民、皮肉、下品、差別、優越感などの裏のよろこびばかりになっているぞ。
それは悲しみだぞ。よろこびではないぞ。

 

春の巻〜第5帖 →原文

人民が栄えることは、神の望みでもあるぞ。
大神のことは神にもわからぬが、喜びに向かってひたすら進めば良いだけだぞ。
何が正しいのかを見極め、正しいものを食べ、正しく進むだけだ。
そこに嬉し嬉しの道があるのに、なぜ歩まないのか。

 

春の巻〜第6帖 →原文

真、善、美、愛は喜びから生まれ、それが次々に限りなく生み出されるのだぞ。
そのためにはこの世とあの世が合わさって、真実の世として成就するのが大切だぞ。
この世の命は、あの世のもの。あの世の命の衣は、この世のもの。この意味、得心してくれよ。

 

春の巻〜第7帖 →原文

神示には何もかも嬉し嬉しとなる仕組みを事細かく書いたが、まだ今の人民には読み解けないだろう。
神の喜びは、命を正しく育てることだぞ。そのための天の理を受け入れてくれよ。
自殺はさせるな。救ってやれよ。人工中絶はするでないぞ。
そうでなくても今の人民、人生の99%は死んでいるに等しいぞ。正しく生きてくれよ。

 

春の巻〜第8帖 →原文

人民はほめてやれよ。それは良いことだ。罪は許してやれよ。ほめて非を悟らせてやれよ。
そうやってものを生かすのだ。嬉し嬉しで栄えるぞ。
この地上に天国を映してくれよ。難しいことではないぞ。表のやり方をするだけだぞ。
金は使うもので、使われるなよ。振り回されるなよ。
それが表のやり方だぞ。

 

春の巻〜第9帖 →原文

人民には分別を与えてあるから反省できるのだぞ。反省するから発展するのだぞ。
反省しない者は生まれた時より魂の霊格が落ちているぞ。
真理を知って無限をつかめよ。つかむには手間がかかるぞ。手足出せよ。

 

春の巻〜第10帖 →原文

行き詰まることは有り難いのだ。それは進んでる証拠であり、考える機会を与えられたからだ。
世の中は常に繰り返しのように見えても、毎年の春が少しずつ違うように変わっていくのだぞ。
一度裸になれ。裸にならねば新しい着物は着られんぞ。
重い石を乗せたタクアンは美味くなるぞ。

 

春の巻〜第11帖 →原文

魂は神様のもの。肉体は先祖様のもの。どちらもおろそかにするなよ。まつれよ。
飛躍するためには信じろよ。不信、思い込みに進歩はないぞ。
信じたら真剣に取り組めよ。真剣さがなくては百年かけても進歩ないぞ。
真剣に取り組めば失敗は良いことだ。省みるから数倍することが得られるぞ。
真剣味のない成功は土台ないから、一度限りの成功に終わるぞ。

 

春の巻〜第12帖 →原文

無くて七癖。悪い癖は直してくれよ。それが天国へ行く鍵だぞ。
悪い癖を直せば直しただけ、外へ響くもの、見えてくる世の中が変わってくるぞ。
人民、小さい器を持ってきてたくさん欲しいと言うが、器より多くは入れられん。
欲しいなら大きい器になれよ。神は器が満ち満つまでいくらでも与えてやるぞ。
大きな器になるように、一歩ずつ絶えず進歩しろよ。

 

春の巻〜第13帖 →原文

神は常にその人の器に合わせて最善のものを与えているのだぞ。一番輝かせてるのだぞ。
自分は間違ってなくて、周りが悪いなどという考えは間違っているぞ。
周りを恨んだら、その恨みはすべて自分に跳ね返ってくるぞ。
十の幸福が欲しかったら、十の努力をすればいい。
これを悟れば、そこからすべての扉が開かれるぞ。

 

春の巻〜第14帖 →原文

何物もそこに存在するのは、それなりの御用が与えられているからだ。
その御用を忘れて離れるから行き詰まって苦しむのだ。
完全に忘れたら滅びるのだ。
始めのうちは意味がわからないかもしれないが、神様のなされるマネからでも始めてくれよ。

 

春の巻〜第15帖 →原文

今の世界の行き詰まりは、西洋社会の我欲のせいで世界が世界の御用をしてないからだ。
人間の智だけで物事を見るから、表の神を否定して裏ばかりを見てるから奇跡や偶然に見えるのだ。
神から出た手順がわかれば、天の真理がわかれば偶然は必然だぞ。

 

春の巻〜第16帖 →原文

この神と決めたら、任せ切るのが良い人民であるぞ。真の信仰の第一ぞ。
受けたものは、ひとまず甘受して処理しろよ。
跳ね返すのは大ケガの元。因果の神を呼び寄せ、同じことを繰り返すことになるぞ。
神の目で見たら自分で呼んでおいて、「違う違う」と言ってる者が多いぞ。
裏と表では、同じものでも見え方が違うのだ。

 

春の巻〜第17帖 →原文

希望はいつどんな時でも与えられているぞ。それを信じる者だけが救われるぞ。
希望は神の愛だぞ。希望を持つ者は栄えるのだぞ。希望を失うと滅びるぞ。
今の世は物に支配されているぞ。物は使うものだ。それを思い出せば天国に戻るぞ。

 

春の巻〜第18帖 →原文

人は使命があるから、この世に生まれてきているのだ。使命がなくては生まれないのだぞ。
命は「使命を命がけで果たすため」に与えられたものだ。それに命(人生)を使うから「使命」だ。
自分に与えられた使命は、自分の内(動機)に聞きつつ外(周囲の求め)に聞けよ。
使命に向かって努力しろよ。努力の上に努力しろよ。
使命を果たせない努力は楽でも苦労。使命を果たせる努力は苦しくても楽しい。

 

春の巻〜第19帖 →原文

物事を大きい小さいで見て、小さいから小馬鹿にするでないぞ。
神は順番だぞ。小さいところから始め、鍛えて大きい方へと向かっていくのだ。
小さいものでも中心を忘れるでないぞ。
今の鼻高さんたちは勝手な価値観で物事を見すぎているぞ。
裾野を小馬鹿にして潰していたら、山は低くなる一方だと気づけ。

 

春の巻〜第20帖 →原文

神に任せ切れとは言ったが、任せたまま何もしないのは困りものだぞ。
他力の中に自力も必要だぞ。
何事も型から入れば始めやすいが、型にこだわると戒律がいるぞ。いつまでも型にとらわれるな。
恩も忘れるな。今の人民、天地からの恩を忘れているぞ。だから喜びが少ないのだ。
政治や経済は裏のもの。主導するものではなく二義的なものだと気づけ。

 

春の巻〜第21帖 →原文

大ヒツキの大神様は1人の名前のようで無限だぞ。日本人と言うのと同じだぞ。
このような漠然とした呼び方で神様のイメージをつかもうとしても無理だぞ。
自分に近しいところにいる神様から知って、全体をイメージするようにしてくれよ。
だからまつりから見直せよ。わかったら抱き参らせてやるぞ。
神様にはちゃんと正面を向いて接してくれよ。

 

春の巻〜第22帖 →原文

宇宙のすべては神の現れであるから、何を拝んでも、すがっても神に通じるのだぞ。
ただし、ちゃんと目当てを決めろよ。心に光なくては世の中は暗いぞ。
生活そのものが宗教だ。宗教は生活の中にあるのだ。裏と表だ。
ちゃんとまつれば良いものは上から流れてくるのだぞ。

 

春の巻〜第23帖 →原文

順と区別を心得よ。順序を馬鹿にするでないぞ。川がなければ水が流れん道理だぞ。
何を拝んでも良いと言ったが、一部だけにとらわれるとワケがわからなくなるぞ。
父は敬うけど、母に感謝しなかったら親不孝なのと同じだぞ。すべてを拝めよ。
奥座敷へ行くには門や玄関を通らねば行けん道理も心得よ。
ちゃんとカタを踏んでくれよ。

 

春の巻〜第24帖 →原文

神は心、人民は道具。心だけでは何もできん。道具だけでもダメだ。
自分を捨てたら他力もなくなるぞ。この世の仕事ができなくなるぞ。
この世のメグリは誰かが負うものだ。メグリない善人が負わされることもあるぞ。
それが善人ほど苦しむ原因。神の大きな恵みであり試練でもあるぞ。
先祖の大切にしていたものは守れよ。今の時代の理屈で捨てたらしっぺ返しがあるぞ。

 

春の巻〜第25帖 →原文

物事をミクロでしか見ないからわからなくなるのだ。
文章を書くのは人だぞ。心だぞ。それなのに今の人民、筆先しか見ておらん。
筆が見えたら慧眼。手が見えたらマシな方。多くの人は筆が書いてると思ってる始末だ。
神界の乱れはイロから。男女の道、ここが正されんと世界はちっとも良くならんぞ。
今の世の有り様を見て、マクロに気づいて、早く改心してくれよ。

 

春の巻〜第26帖 →原文

何も努力しないで神に任せきるのは悪任せだ。そういう人が多くて困るぞ。
むやみに腹が立ったり、悲しくなったり、くやしく思うのはメグリがあるからだぞ。
メグリの因縁、断ち切ってくれよ。
愛は築くものだぞ。夫婦で築き上げるものだぞ。そこに尊さと喜びがあるぞ。

 

春の巻〜第27帖 →原文

人生は登山のようなもの。八合目まで登ればすべてが見えてくるぞ。
だから先達の言葉は素直に聞けよ。
ただしおかしい先達は始めからおかしいから無視しろよ。
信念だけでは何もできんぞ。
何事も苦労し、金や手間ひまをかけるほど良くなるのだぞ。

 

春の巻〜第28帖 →原文

人生最大の敵が肉親である縁、カタキと結ばれる縁、すべて神の大きな恵みであるぞ。
それに打ち勝って、新しい生命を生み出してくれよ。
そういう体験がないところに宗教は生まれないぞ。

 

春の巻〜第29帖 →原文

神から出るものは「理」だぞ。単純明快な「道理」だぞ。
それなのに、どうして勝手な理屈で天狗になって慢心してるのだ。
そのような性根だから行き詰まるのだぞ。
神はマコトの理に戻るよう気長に待ってるのだ。
人民も気長にマコトを目指し、ミロクの世を作ってくれよ。
マコトの生活は永続性を持っているのだぞ。

 

春の巻〜第30帖 →原文

宇宙はすべてつながっているぞ。周りにある草木や石ころともつながりあるぞ。
何事も持ちつ持たれつであるぞ。
互いに拝み合えよ。親しみ、和せよ。和すと自分となるぞ。
和すと理に向かい、明るく嬉しくなっていくぞ。神の気いただくぞ。光いただくぞ。
これは体験せねばわからんし、2度3度拝んだぐらいでは体験できん。

 

春の巻〜第31帖 →原文

今の環境に不足申すなよ。それがそなたの選んだ現実であるぞ。
そこを足場にして美化し、善化し、神の光、よろこびを取り入れてくれよ。
逃げ道作るなよ。楽をしたら失うもの多いぞ。

 

春の巻〜第32帖 →原文

人間は絶えずけがれるもの。信仰も始めは感情に流されやすいぞ。
想念は死んでも永続するものだから、悪想念は早く精算しなくてはならんぞ。
バカは死んでも直らん。それを少しずつ直していくのが魂の修行だ。
すべては努力だぞ。

 

春の巻〜第33帖 →原文

今の科学は「あるもの」を見てるだけで、それより上のことがわかってないぞ。
より良い理解を得て、神の求め方、感応、働きを求めろよ。
宿命はあるが、それはワクだ。それを超えた運命はあるのだぞ。運命は切り開けるぞ。
ミタマを磨きに磨けよ。

 

春の巻〜第34帖 →原文

自分という物の見方は、自分の意志だけで生まれるものではないぞ。
神の作った周りの環境があるからこそ、今の自分を認識できるのだ。
だからこそ今の環境を甘受し、自分を意識させてくれるすべてに感謝せよ。
すべてを受け入れれば、おかげが与えられるぞ。
だが、すぐ手にできるおかげは下級霊によるものだ。うまくいっても疑ってかかれよ。
マコトの真理を知らねば、神をとうてい理解できんぞ。

 

春の巻〜第35帖 →原文

小さくても神のためと念じつつやれば、神のための霊的な働きとなるぞ。
調和が神のあらわれであるぞ。あらゆるものと調和しろよ。
改心を急がせることもあったが、それは社会や因縁ミタマの改心だ。
個人は自分のペースでゆっくりやって良いぞ。一生かかっても良いぞ。
どんなにかかっても遅いことはないぞ。なんなら来世に持ち越しても良いぞ。
自分の中のケダモノを直して、神の器となる良き土台になってくれよ。

 

春の巻〜第36帖 →原文

何事でも先に感謝してから始めよ。初めはマネごとでもいいから、やってみよ。
神の道は感謝から。不足言えば不足の神が、恐れれば恐ろしい神が生まれてしまうぞ。
引き寄せの法則だぞ。

今の人民、狭い理屈で考えるから平面的に説かねば理解できん者が多い。
これでは立体的な働きや次元の違う話ができんではないか。
頭よりも肚で悟るようになってくれよ。

 

春の巻〜第37帖 →原文

人民は平面で見るから、法則がわからないとお手上げになるぞ。
8、12、20と来たら次は32と思い込むから、36が出てくると勝手にパニックになるのだ。
無駄に考えるな。来るまま8は2と受けろ。12が来たら1桁上げて88と受けろ。
立体に受ければ、それだけ自由が広がるのだぞ。世界も広がるのだぞ。

 

春の巻〜第38帖 →原文

思考は立体から複立体、複々立体、立立体へ広げろよ。神の世界はその元だぞ。
神の次元までくれば自由自在、全知全能すら超越する未完成だぞ。
理解が難しいとは思うが、今の思考は平面止まりだと理解してくれよ。
そこからの脱却が新しい時代を築く門になるぞ。

 

春の巻〜第39帖 →原文

道は3つあるぞ。だが、数字の3と思うな。平面的な右と左に加えた上下だぞ。立体であるぞ。
数字の3の道ではないから、人民の感覚では道なき道だぞ。自由だぞ。無限だぞ。時に外道だぞ。
だから外道にも、善の外道と悪の外道が出てくるぞ。外道は無限にあるぞ。
その中に、中の中の中を行く道があるのだ。
それが太神の道、神の道、人の道の3つだぞ。

 

春の巻〜第40帖 →原文

思想は太神から出ている「念」である。
だが幽界からの力、悪の気を強く受けているためにナントカ思想となってるのだ。
そのままでは悪の思想、理屈であるから、思想から悪の気を断って「念」に戻してくれよ。

 

春の巻〜第41帖 →原文

天地人、時の場合、民族などによって同じ道でも現れ方は違うぞ。
それを一律に扱ったり、自分に合わさせようとするのが悪の考え。
他者との違いを理解できない、受容しないのが悪であるぞ。
神にも人にも動物にも、それぞれの与えられた自由の中で制限があるのだぞ。
違いを悪と見てしまうのが善の外道。自分にとっての善を押しつけるのは悪の外道だ。

 

春の巻〜第42帖 →原文

戦争にも善と悪があるぞ。新しい時代が来ても戦争はなくならんぞ。
ただし、今の人民の知る戦争は人を殺す戦争だ。これは外道の戦争だ。
正道の戦争は戦うほど人や物を生かす戦争だ。やればやるほど栄えるぞ。
これは要するにオリンピックやワールドカップのようなものだ。
スポーツ、学問、技術、芸術等、あらゆる分野で国力を競い合わせる戦争だ。
今の外道の武器は捨てよ。正道の人を活かす武器に作り変えよ。
そこから生まれるものは人民の生活をどんどん豊かにしていくぞ。

 

春の巻〜第43帖 →原文

与えよ、与えよ、与えよ、与えるのが善の政治であるぞ。
戦争か平和かの二択は悪の思想。新しき時代の戦争、競い合いに気づけよ。
このこと、他人に言われて気づくようでは理解できん。付け焼き刃は危険だ。
外道でない善と悪を融け合わせ、新しい時代を築いてくれよ。
悪は滅ぼすのではなく、抱き参らせないと消えないぞ。

 

春の巻〜第44帖 →原文

思想から悪の気を断って、念を作り変えろよ。
それで新しい時代、新しい社会を作れよ。
太神の真ん中へ融け入ってくれよ。

 

春の巻〜第45帖 →原文

日本人、一時は「無宗教」と言って、神を信じぬ人民ばかりになるぞ。
だが、人民戻ってくるぞ。新しき道、早く始めてくれよ。
日本から新しい時代が始まるぞ。真理に近づくぞ。
邪気入らないようにして、弥栄の世界を地上に正しくうつしてくれよ。

 

春の巻〜第46帖 →原文

現在の軍事力は破壊する武器で力を誇示するばかりだぞ。
武力でねじ伏せようとすれば、相手も強い武力で応じてくるぞ。
神の軍事力は想念から出て、物を創り出して戦うマコトの武器だぞ。
神界の創造力とマコトの規律や姿勢を見せつけ、
自分たちにはマネができんと尊敬させて抱き参らせるのが真の武器であり戦争だぞ。

海外が日本企業の工業力と自衛隊の規律の高さを見て、尊敬の念を感じるのがまさに神界の戦争。

 

春の巻〜第47帖 →原文

今の人民にはまわりくどく見えるかもしれないが、創造性や規律が新しい時代の武器だぞ。
物事には順と時があるのだから、尊き御役の人は改心して元のキの状態から見直してくれよ。

 

春の巻〜第48帖 →原文

今の人民、「念」と「思想」の区別がついておらんぞ。
思想は考えてるだけで、何も生み出さないぞ。
念はその思いで何かを実現させていく力があるぞ。実在する喜びだぞ。

 

春の巻〜第49帖 →原文

よい先達を見つけたら、その人の生きざまをよく見て真似てみろ。
人民には先のことは見えんのだから、人真似するのも良いことだ。
どんなに努力しようと、道を間違えていたら何十年努力しようと意味はないぞ。
正しき道を探れよ。正しき道に入れば、数日で世の中が変わってくるぞ。

天変地異は大自然の応急処置にすぎんぞ。必ず起こるもの。トイレに行くのと同じだ。
これは人間を苦しめるものではない。準備しておれば大きな天変地異でも乗り切れることだ。
大自然のことを50年程度の人間の寿命スケールで考えるから対応を間違えるのだ。

 

春の巻〜第50帖 →原文

自分がうまくいったからと言って、他人に無駄な努力をさせるなよ。
人によって何が努力になるかは違うのだ。無駄な努力は人生の無駄にしかならん。
風呂で当たり前のように垢を落としながら、聖所で魂の垢を落とす者は少ないぞ。
魂の垢を落とさないで「おかげない」「神を感じない」と言うのは我よしと同じだぞ。
体を洗わないで臭くなってる自分に気づけよ。

 

春の巻〜第51帖 →原文

神示には人民に多い因縁を書いておいたぞ。
神からは誰がどんな因縁を持っているかなんぞ一目瞭然だ。
因縁わかってこそ御用すれば、うれしれしになる結構な仕組みだぞ。

 

春の巻〜第52帖 →原文

局所ばかり見て「世の中が悪くなった」と申す口車に乗るなよ。
人の世は全体的に良い方向へ動いているのだぞ。
昭和の戦争の夏から、経済成長の秋が来て、平成の時代は冬になったにすぎんぞ。
やがて春は訪れるのだ。それが神の見ている宇宙の法則だ。

 

春の巻〜第53帖 →原文

神の言うことを聞くから助けてくれと申す者はたくさんいるが、何も聞いとらんだろ?
神は今そなたのいる場所を足場に、一歩ずつ進めば何も問題なく暮らせると教えてるではないか。
救いの手は常に差し出しているのに、なぜに手を出さんのだ。
心の目を開け。我を出すから物事が曲がって見え、苦しくなるのだ。

 

春の巻〜第54帖 →原文

目に見える幸福ばかり負うなよ。それは限りあるものだぞ。
目に見えない幸福は永遠だぞ。無くなるモノではなく永遠の魂の道を求めろよ。
毎日掃除してもホコリは溜まるぞ。心の掃除洗濯も同じだぞ。
幸福は目に見えないところから流れてくるのだから、神をサニワして受け入れろよ。

 

春の巻〜第55帖 →原文

神の計画は12年遅れているぞ。それを取り戻すから忙しくなるぞ。
その時には人民が減る時代になるぞ。
これは約束した真理であるぞ。
まことを求め見届けたなら、御用与えるぞ。

 

春の巻〜第56帖 →原文

水の流れも咲く花も、すべてに神の御心があるぞ。見る目ないとわからんぞ。
拝まないより拝んだ方がマシだが、拝むだけでは病気は治らんし、貧乏も直らんぞ。
(みち)を理解し、喜べよ。神は喜びだぞ。
縦の流れで神と和し、横の流れで人や自然と和すのだぞ。

 

春の巻〜第57帖 →原文

メグリ溜め込むなよ。メグリひどいほど、ひどい見せしめに遭うぞ。
因縁あってマコトの働きをした者には、神はどんな手柄でも与えてやるぞ。
だが、マコトが大きい者ほど、おかげがもたらされるまで時間がかかるものだ。
マコトの因縁があっても、見返りを求めて魂が曇ると、おかげなど与えられぬぞ。
同じことをしてるミタマは多いのだ。代理などいくらでも見つかるぞ。

 

春の巻〜第58帖 →原文

神の力添えがなければ、どんなにガンバっても完成はしないぞ。
成功は神が影からさせたことに気づけよ。
他人から(むさぼ)り取ったり、横取りしたものを神に捧げても、そんなものは捧げ物にならん。
神は泥棒の片棒をかつがされるのは真っ平だ。
自分の力で得たもの以外の捧げ物は受け取らんぞ。

 

春の巻〜第59帖 →原文

始めから答えを求めるな。小学生に大学生の言ってる意味がわからないのが道理だ。
今の自分の理解だけで善悪を判断するなよ。それは短視眼というのだ。
立場が変われば見方が変わるぞ。自分が金を支払ったら、相手は金をもらうという理屈だ。
全体と永遠をしかと見るのだぞ。でないと物事の本質が見えないぞ。

 

春の巻〜第60帖 →原文

暗号?