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    至恩之巻(超訳)

 

至恩之巻〜第1帖  →原文

岩戸開きは、天、地、人、動物、それぞれの立場にとっての岩戸を開くのだ。
自分の物差しで「こういうものだ」と決めてかかったら、時代がまったく見えなくなるぞ。

 

至恩之巻〜第2帖  →原文

フトマニは大宇宙の法則であり秩序であるぞ。
◯九十(マコト)の(まこと)だぞ。
富士は晴れたり日本晴れだぞ。

 

至恩之巻〜第3帖  →原文

天のウズメの命が天照大神に(たてまつ)った巻物には「12345678910」と書かれてあった。
あの時代はそれが岩戸開きの鍵であった。

 

至恩之巻〜第4帖  →原文

あの時代は数字と言葉が岩戸開きの鍵だったので、それで死者を(よみがえ)らせることもできた。
しかし時代と共に世の中が曇ってくると、これだけでは鍵の役目を果たせなくなった。
 今は初めにゝ◯(神)がなければ何もできないのだぞ。

 

至恩之巻〜第5帖  →原文

この世のものは肉体も心も天も地も、皆同じものから同じ法則で生まれてるのであるぞ。
それをまずイザナギとイザナミの神が国を作り固め、四方八方へと拡がってきたのだぞ。
神も八方位の神から八十、八百、八千と増え、八百(やお)(よろず)と増えたのであるぞ。

 

至恩之巻〜第6帖  →原文

この世は四と八でなされたのだから、すべてがその法則で動いているのだぞ。原子の世界もだぞ。
それがわかってないから行き詰まるのだ。
次元は八では足らんぞ。十だぞ。
岩戸開きの理屈はわかったか。

 

至恩之巻〜第7帖  →原文

根本の神は五柱だぞ。
五が天だぞ。数だぞ。+−の神が現れて、転じて十だぞ。

 

至恩之巻〜第8帖  →原文

イザナギとイザナミは八分通り国土を生み育てたが、火の神を生む時にナミが去ってしまった。
しかもナミの神は九、十を持ったまま、あの世へ行ってしまったのだ。
それがやがてこの世が、物質偏重になる宿命を作ったのである。

 

至恩之巻〜第9帖  →原文

ナミは死後の世界を治め、日本人を毎日千人殺すと申された。
ナギは対抗して、毎日千五百人産ませると申された。
その後も一人になったナギの神は、一人でいろいろなものを生み出そうとした。
だが、一人では限界がある。それでできるのは七ないし八までだ。
それを本来の十まで成長させ、弥栄(いやさか)に至りたいのだ。

 

至恩之巻〜第10帖  →原文

かつて地にいた神々様は今、九(光)、十(透)の世界におられて地上に戻れる日を待ってるぞ。
地上は智の神が治めると知らせてあろう。
天運がめぐりきて岩戸開かれるたびに、大神様が現れていたのであるぞ。
岩戸開きの真相、まことの鍵をよく知れよ。

 

至恩之巻〜第11帖  →原文

時代はますますわからなくなってきているぞ。
これはナギの国とナミの国の両方から力が押し寄せてきてるため、
複雑に入り組んで動きが読めなくなっているからだぞ。

 

至恩之巻〜第12帖  →原文

時代がわからぬのは、一方からの情報しか見えておらぬからだぞ。
この複雑な時代は長くは続かんぞ。もっとも苦しい期間は1年半だぞ。
自暴自棄にならず、時が過ぎたら復活できるようにしてくだされよ。

 

至恩之巻〜第13帖  →原文

1年半の間は人だけでなく、あらゆるものが産みの苦しみを体験するぞ。
これまでは八までの考えで事足りたが、これからは十の世界になるのだぞ。
十方の想念と肉体でなくては生きていかれんぞ。

 

至恩之巻〜第14帖  →原文

八方的地上から十方的地上へ変わるのであるから、すべての位置も物質も変わるのだぞ。
このことは明治維新以降、何度も誰かの手を借りて自動書記で洗濯だ掃除だと知らせてきたことだぞ。
この岩戸開きのことだぞ。末代まで続く大切な岩戸開きだぞ。

 

至恩之巻〜第15帖  →原文

神の申すことは一分一厘とて違わないぞ。疑ってかかると気の毒なことになるぞ。
今は1〜8の世界が、0〜10の世界に広がるのだぞ。裏表合わせて二二だぞ富士だぞ。
富士は晴れたり日本晴れの意味、わかったか?

 

至恩之巻〜第16帖  →原文

太陽は10の惑星を従えているぞ。だが、今は八方的地上だから8までしか見つけられないぞ。
いつまでも人間中心主義の知恵で何とかしようとおもうなよ。それでは九分九厘で詰みだぞ。
神はこの世のすべてを助けるつもりであるから、それ相応の用意がいるぞ。
地上の民たちも、そのための準備をしていてくれよ。