下つ巻(全文)〜「世百つ巻」とも
富士は晴れたり日本晴れ。
青垣山めぐれる下つ岩根に祀りてくれた、御苦労ぞ、
いよいよ神も嬉しいぞ。
鳥居は要らぬぞ、
鳥居とは水のことぞ、
海の水ある それ鳥居ぞ。
皆の者 御苦労ぞ。
邪が岳は昔から神が隠しておった大切の山だから、
人の登らぬようにして、竜神となって護ってくれた神々様にも御礼申すぞ。
富士は晴れたり日本晴れ。
いよいよ次の仕組みにかかるから、早う次の御用聞いてくれよ、
神急けるぞ、
山晴れ、地晴れ、海晴れて、始めて天晴れるぞ。
天晴れて神の働き いよいよ烈しくなったら、
臣民いよいよわからなくなるから、
早う神心になっておりて下されよ。
次々に書かせておくから、よく心に留めておいて下されよ。
この道は宗教ではないぞ、
教会ではないぞ、
道だから、今までの様な教会作らせんぞ。
道とは臣民に神が満ちることぞ、
神の国の中に神が満ち満つることぞ。
金儲けさせんぞ、
欲すてて下されよ。
記:1944年7月12日
道:おしえ/お=次の発展の元
宗教:をしへ/を=完成系・終わり
今度岩戸開く御用は、人の五倍も十倍も働く人でないとつとまらんぞ。
岩戸開くと申しても、それぞれの岩戸あるぞ。
大工は大工の岩戸、左官は左官の岩戸と、それぞれの岩戸あるから、
それぞれ身魂相当の岩戸開いてくれよ。
慾が出るとわからんことに、盲になるから、神、気つけるぞ、
神の御用と申して自分の仕事休む様な心では神の御用にならんぞ、
どんな苦しい仕事でも今の仕事十人分もして下されよ。
神は見通しだから、次々によき様にしてやるから、
慾出さず、素直に今の仕事致しておってくれよ、
その上で神の御用してくれよ。
役員と申しても、それで食ったり飲んだり暮らしてはならん、
それぞれに臣民としての役目あるぞ、
役員面したら、その日から代わりの身魂出すぞ、
鼻ポキンと折れるぞ、
神で食って行くことならんから、
くれぐれも気を付けておくぞ。
記:1944年7月13日
この神のまことの姿見せてやるつもりであったが、
人に見せると、びっくりして気を失うかも知れんから、
石に彫らせて見せておいたのにまだ気づかんから木の型をやったであろうがな、
それが神の或る活動の時の姿であるぞ、
神を見せ物にしてはならんぞ、
お山の骨もその通りぞよ、
これまで見せてもまだわからんか、
何もかも神がさせてあるのぞ。
心配いらんから慾出さずに、素直に御用聞いて下されよ、
今度のお山開き まことに結構であるぞ、
神が烈しくなると、神の話よりできんことになるぞ、
神の話 結構ぞ。
記:1944年7月13日
早く皆の者に知らせてくれよ、
神急けるぞ。
お山の宮も五十九の岩で作らせておいたのに、まだ気づかんか、
それを見ても神が使ってさせておること、よくわかるであろうが、
それで素直に神の申すこと聞いてくれて我を出すなと申しているのぞ、
何事も神に任せて取り越し苦労するなよ、
我が無くてもならず、我があってもならず、
今度の御用なかなか難しいぞ。
五十九の石の宮できたから、五十九のイシ身魂いよいよ神が引き寄せるから、
しっかりしておって下されよ。
今度の五十九の身魂は御苦労の身魂ぞ。
人のようせん辛抱させて、
生き変わり死に変わり修行させておいた昔からの因縁の身魂のみだから、
みごと御用つとめ上げてくれよ。
教会作るでないぞ、信者作るでないぞ、無理に引っ張るでないぞ。
この仕組み知らさなならず、知らしてならんし神も中々に苦しいぞ、
世の元からの仕組みだから、いよいよ岩戸開く時来たぞ。
記:1944年7月13日
江戸に神と人との集まる宮建てよ、
建てると申しても家は型でよいぞ、
仮のものだから人の住んでいる家で良いぞ。
ゝ◯(神)の石祀りて、神人祭りてくれよ。
それができたら、そこでお告げ書かすぞ。
淋しくなった人は集まって その神示見てよ、
神示見れば誰でも甦るぞ。
この神示うつす役要るぞ、
この神示 印刷してはならんぞ。
神の民の言葉は神称えるものと思え、
てんし様称えるものと思え、
人褒めるものと思え、
それで言霊幸わうぞ、
それが臣民の言葉ぞ。
悪き言葉は言ってはならんぞ。
言葉は良きことのために神が与えているのだから忘れんようにな。
記:1944年7月15日
今までの神示 縁ある臣民に早う示してくれよ、
神々さま臣民まつろいて言答開く元できるから、
早う知らせてくれよ。
誰でも見て読めるように写して神前に置いて、
誰でも読めるようにして置いてくれよ、
役員よく考えて、
見せる時間違えぬようにしてくれよ。
記:1944年7月15日
この神示読んでうれしかったら、人に知らせてやれよ、
しかし無理には引っ張ってくれるなよ。
この神は信者集めて喜ぶような神でないぞ、世界中の民みな信者ぞ、
それで教会のようなことするなと申すのぞ、
世界中大洗濯する神だから、小さいこと思っていると見当取れんことになるぞ。
一二三祝詞する時は、神の息に合わせて宣れよ、
神の息に合わすのは三五七、三五七に切って宣れよ。
終いだけ節長く読めよ、
それを三度読みて宣りあげよ。
天津祝詞の神ともこの方申すぞ。
記:1944年7月15日
この神示 皆に読み聞かせてくれよ。
一人も臣民おらぬ時でも声出して読んでくれよ、
真心の声で読んでくれよ、
臣民ばかりに聞かすのでないぞ、
神々さまにも聞かすのだから、
そのつもりで力ある誠の声で読んでくれよ。
記:1944年7月17日
今度の戦はゝ◯と◯の大戦ぞ。
神様にもわからん仕組みが世の元の神がなされているのだから、
下の神々様にもわからんぞ。
何が何だか誰もわからんようになって、
どちらも丸潰れというところになったおり、
大神のみことによって この方らが神徳出して、
九分九厘というところで、神の力がどんなにえらいものかということ知らせて、
悪の神も改心せなならんように仕組みてあるから、
神の国は神の力で世界の親国になるのぞ。
ゝ◯と◯は心の中に「ゝ」があるか「ゝ」がないかの違いであるぞ。
この方は三四五の神とも現れるぞ。
江戸の御社は誰でも気楽に来て拝めるようにしておいてくれよ、
この方の神示書く役員、神示うつす役員、神示説いて聞かす役員要るぞ、
役員は人の後について便所を掃除するだけの心掛けないと務まらんぞ、
役員面したらすぐ替え身魂使うぞ。
記:1944年7月17日
八月の十日には江戸に祭りてくれよ。
アイウは縦ぞ、
アヤワは横ぞ、
縦横そろって十となるぞ、
十は火と水ぞ、
縦横結びて力出るぞ。
何も心配ないからドシドシと神の申す通りに御用すすめてくれよ。
臣民は静かに、神は烈しき時の世 近づいたぞ。
記:1944年7月17日
獣さえ神の御旨に息せるを神を罵る民の騒なる。
草木さえ神の心に従っているではないか、
神の旨にそれぞれに生きているでないか、
あの姿に早う返ってくれよ、
青人草と申すのは草木の民のことぞ。
道は自分で歩めよ、
御用は自分でつとめよ、
人がさせてくれるのでないぞ、
自分で御用するのぞ、
道は自分で開くのぞ、
人頼ってはならんぞ。
記:1944年7月18日
このゝ◯(神)は日本人のみのゝ◯(神)でないぞ。
自分で岩戸開いておれば、
どんな世になっても楽に行けるように神がしてあるのに、
臣民というものは慾が深いから、
自分で岩戸閉めて、それでお蔭ないと申しているが困ったものぞ。
早う気づかんと気の毒できるぞ。
初めの役員十柱集めるぞ。
早うこの神示写しておいてくれよ。
ゝ◯(神)急けるぞ。
記:1944年7月18日
逆立ちして歩くこと、なかなか上手になりたれど、
そんなこと長く続かんぞ。
頭下で手で歩くのは苦しかろうがな。
上にいては足も苦しかろうがな。
上下逆様と申してあるが、
これで良くわかるであろう、
足はやはり下の方が気楽ぞ、
頭上でないと逆さに見えて苦しくて逆様ばかり映るぞ、
この道理わかったか。
岩戸開くとは元の姿に返すことぞ、
神の姿に返すことぞ。
三(道)の役員は別として、
あとの役員の御役は手、足、目、鼻、口、耳などぞ。
人の姿見て役員よく神の心悟れよ、
もの動かすのは人のような組織でないとできぬぞ。
この道の役員はおのれが自分でおのずからなるのぞ、
それが神の心ぞ。
人の心と行いと神の心に融けたら、
それが神の国のまことの御用の役員ぞ、
この道理わかったか。
この道は神の道だから、神心になるとすぐわかるぞ、
金銀要らぬ世となるぞ。
御用うれしくなったら神の心に近づいたぞ、
手は手の役、うれしかろうがな、
足は足の役、うれしかろうがな、
足はいつまでも足ぞ、手はいつまでも手ぞ、
それがまことの姿ぞ、
逆立ちして手が足の代わりしていたから、
良くわかりたであろうがな。
いよいよ世の終わりが来たから役員気つけてくれよ。
神代近づいてうれしいぞよ。
日本は別として世界七つに分けるぞ、
今にわかって来るから、静かに神の申すこと聞いておいて下されよ。
この道は初め苦しいが、だんだんよくなる仕組みぞ、
わかった臣民から御用作ってくれよ、
御用はいくらでも、どんな臣民にでも、
それぞれの御用あるから、心配なくつとめてくれよ。
記:1944年7月18日
臣民ばかりでないぞ、
神々様にも知らせねばならんから、なかなか大層と申すのぞ。
一二三の仕組みとは、永遠に動かぬ道のことぞ、
三四五の仕組みとは、御代出づの仕組みぞ、
御代出づとは神の御代になることぞ、
この世を神の国に練り上げることぞ、
神祀りたら三四五の御用にかかるから、
そのつもりで用意しておいてくれよ。
この神は世界中の神と臣民と、
獣も草木もかまわねばならんのだから、
御役いくらでもあるぞ。
神様と臣民 同じ数だけあるぞ。
それぞれに神つけるから、早う身魂磨いてくれよ、
磨けただけの神をつけて、天晴れ後の世に残る手柄立てさすぞ。
小さいことはそれぞれの神に聞いてくれよ、
一人ひとり、何でも聞きたいことは、病直すことも、
それぞれの神がするから、審神者でお告げ受けてくれよ、
この方の家来が知らせるから何でも聞けよ。
病も直してやるぞ、
この神頼ったなら、身魂磨けただけの神徳あるぞ。
この世始まってない今度の岩戸開きだから、これからがいよいよぞ。
とんだところにとんだことできるぞ。
それはみな神がさせてあるのだから、
よく気つけておれば、先のこともよくわかるようになるぞ。
元の神代に返すと申すのはたとえでないぞ。
七から八から九から十から神烈しくなるぞ、
臣民の思う通りにはなるまいがな、
それは逆立ちしているからぞ。
世界一度にキの国にかかって来るから、
一時は潰れたように、もう敵わんと言うところまでになるから、
神はこの世におらんと臣民申すところまで、むごいことになるから、
外国が勝ったように見える時が来たら、神の代近づいたのぞ、
いよいよとなって来ねばわからんようでは御用できんぞ。
記:1944年7月20日
この方祀りて神示書かすのは一所なれど、
いくらでも分け霊するから、
一人一人祀りて審神者作ってもよいぞ。
祀る時は先ず鎮守様によくお願いしてから祀れよ、
鎮守様は御苦労な神様ぞ、
忘れてはならんぞ、
この神には鳥居と注連は要らんぞ。
追い追いわかって来るぞ、
一二七七七七七忘れてはならんぞ、
次の世の仕組みであるぞ。
身魂磨けば何事もわかって来ると申してあろうがな、
黙っていてもわかるように早うなって下されよ、
神の国近づいたぞ。
記:1944年7月21日
一二七七七七七=一二(実:霊の力)、七(自知:自分を知る)、七(実:真実)、七(質:本質)、七(至知:すぐれた知恵)、七(四智:4つの智)?
知恵でも学問でも、今度は金積んでも どうにもならんことになるから、
そうなったら神を頼るより他に手はなくなるから、
そうなってから助けてくれと申しても間に合わんぞ、
イシヤの仕組みにかかって、まだ目覚めん臣民ばかり。
日本精神と申して仏教の精神やキリスト教の精神ばかりぞ。
今度は神があるか、ないかを、ハッキリと神力見せてイシヤも改心さすのぞ。
神の国のお土に悪を渡らすことならんのであるが、
悪の神渡って来ているから、いつか悪の鬼ども上がるかも知れんぞ。
神の国だと口先ばかりで申しているが、心のうちは幽界人(外国人)たくさんあるぞ。
富士から流れ出た川には、それぞれの名前の付いている石置いてあるから
縁ある人は一つづつ拾って来いよ、
お山まで行けぬ人は、その川で拾って来い、
みたま入れて守りの石と致してやるぞ。
これまでに申しても疑う臣民あるが、
うそのことなら、こんなに、くどくは申さんぞ。
因縁の身魂には神から石与えて守護神の名づけてやるぞ。
江戸が元のすすき原になる日近づいたぞ。
てん四様を都に移さねばならん時来たぞ。
江戸には人住めんような時が一度は来るのぞ。
前の様な世が来ると思っていたら大間違いぞ。
江戸の仕組みすみたらカイの御用あるぞ。
今に寂しくなって来るぞ。
この道栄えて世界の臣民みな訪ねて来るようになるぞ。
記:1944年7月21日
学や知恵では外国に敵うまいがな、
神頼れば神の力出るぞ、
善いこと言えば善くなるし、悪きこと思えば悪くなる道理わからんか。
今の臣民 口先ばかり、
こんなことでは神の民とは申されんぞ。
天明(岡本天明)は神示書かす役ぞ。
神の心取り次ぐ役だが、慢心すると誰れ彼の別なく、代え身魂使うぞ。
因縁のある身魂はこの神示見れば心勇んで来るぞ。
一人で七人づつ道伝えてくれよ、
この御用が先ず初めの御用ぞ。
この神示通り伝えてくれればよいのぞ、
自分心で説くと間違うぞ。
神示通りに知らせてくれよ。
我を張ってはならぬぞ、我がなくてもならぬぞ、
この道難しいなれど縁ある人は勇んでできるぞ。
記:1944年7月21日
この道は神の道であり人の道であるぞ。
この道の役員は神が命ずることもあるが、
おのれが御用すれば、自然と役員となるのぞ、
誰彼の別ないぞ、
世界中の臣民みな信者だから、
臣民が人間心では見当取れんのも無理ないなれど、
このことよく腹に入れておいてくれよ。
神の土出るぞ、
早く取りて用意して皆に分けてやれよ。
神に心向ければ、いくらでも神徳与えて何事も楽にしてやるぞ。
記:1944年7月23日
苦しくなったら何時でもござれ、その場で楽にしてやるぞ、
神に従えば楽になって逆らえば苦しむのぞ。
生命も金も一旦天地へ引き上げて仕舞うかも知れんから、
そうならんように心の洗濯第一だと申して、
くどく気つけていることまだわからんか。
記:1944年7月23日
上、中、下の三段に身魂を選り分けてあるから、
神の世となったら何事もきちりきちりと面白いようにできていくぞ。
神の世とは神の心のままの世ぞ、
今でも臣民 神心になったら、何でも思う通りになるぞ。
臣民 近慾だから、心曇っているからわからんのぞ。
今度の戦は神力と学力のとどめの戦ぞ。
神力が九分九厘まで負けたようになった時に、
まことの神力出して、グレンと引っ繰り返して、神の世にして、
日本のてんし様が世界丸めてしろしめす世と致して、天地神々様にお目にかけるぞ。
てんし様の光が世界の隅々まで行きわたる仕組みが三四五の仕組みぞ、
岩戸開きぞ。
いくら学強いと申しても百日の雨降らすことできまいがな。
百日雨降るとどんなことになるか、臣民にはわかるまい、
百日と申しても、神から言えば瞬きの間ぞ。
記:1944年7月23日
ゝばかりでもならぬ、◯ばかりでもならぬ。
ゝ◯がまことの神の元の国の姿ぞ。
元の神の国の臣民はゝ◯であったが、
ゝが神国に残り ◯が外国で栄えて、
どちらも片輪となったのぞ。
ゝも片輪 ◯も片輪、
ゝと◯とを合わせて まことのゝ◯(神)の世に致すぞ。
今の戦はゝと◯との戦ぞ、
神の最後の仕組みと申すのは◯にゝ入れることぞ。
◯も五ぞ、ゝも五ぞ、
どちらも、このままでは立って行かんのぞ。
一厘の仕組みとは ◯に神の国のゝを入れることぞ、
よく心にたたみておいてくれよ。
神は十柱五十九柱のからだ持っているぞ。
五十と九柱のミタマの神々様お待ちかねであるから、
早う参りてくれよ。
今度の御役大層であるが、
末代残る結構な御役であるぞ。
記:1944年7月24日
岩戸開く仕組み 知らせてやりたいなれど、
この仕組み、言ってはならず、言わねば臣民にはわからんし、
神苦しいぞ。
早う神心になってくれと申すのぞ、
身魂の洗濯急ぐのぞ。
二三三二二、ゝ◯ゝ◯、
この鍵はイシヤと直に手握ることぞ。
記:1944年7月28日
「二三三二二、ゝ◯ゝ◯」は悪に真意を悟られないための暗号か。
世が引っ繰り返って元の神世に返るということは、神々様にはわかっておれど、
世界ところどころにそのこと知らせ告げる神柱あるなれど、
最後のことは九(こ)の神でないとわからんぞ。
この方は天地をキレイに掃除して天の大神様にお目にかけねば済まぬ御役であるから、
神の国の臣民は神の申すようにして、
天地を掃除して てんし様に奉らなならん御役ぞ。
江戸に神 早う祀りてくれよ。
仕組み通りにさすのであるから、臣民我を去ってくれよ。
この方祀るのは天のひつくの家ぞ。
祀りて秋立ったら、神いよいよ激しく、臣民の性来によって、
臣民の中に神と獣とハッキリ区別せねばならんことになって来たぞ、
神急けるぞ。
記:1944年7月30日
一が十にと申してあったが、一が百に、一が千に、
一が万になる時 いよいよ近づいたぞ。
秋立ったらスクリと厳しきことになるから、
神の申すこと一分一厘違わんぞ。
改心と申すのは、何もかも神にお返しすることぞ、
臣民の物というもの何一つもあるまいがな、
草の葉一枚でも神のものぞ。
記:1944年7月30日
今度の戦で何もかも埒ついて仕まうように思っているが、
それが大きな取り違いぞ、
中々そんなチョロコイことではないぞ、
今度の戦で埒つく位なら、臣民でも致すぞ。
今に戦もできない、動くことも引くことも、
進むこともどうすることもできんことになって、
臣民は神がこの世にないものと言うようになるぞ、
それからが、いよいよ正念場ぞ、
まことの神の民と獣とをハッキリするのはそれからぞ。
戦できる間はまだ神の申すこと聞かんぞ、
戦できぬようになって、初めてわかるのぞ、
神の申すこと、ちっとも違わんぞ、
間違いのことなら、こんなにくどくは申さんぞ。
神は気も無い時から知らせてあるから、
いつ岩戸が開けるかということも、
この神示よく読めばわかるようにしてあるのぞ、
改心が第一ぞ。
記:1944年7月30日
神の国を真ん中にして世界分けると申してあるが、
神祀るのと同じやり方ぞ。
天のひつくの家とは天のひつくの臣民の家ぞ。
天のひつくと申すのは天の益人のことぞ、
江戸の富士と申すのは、
ひつくの家の中に富士の形作って、
その上に宮作っても良いのぞ、
仮でよいのぞ。
こんなに別辞てはこの後は申さんぞ。
小さいことは審神者で家来の神々様から知らせるのであるから、
そのこと忘れるなよ。
仏も耶蘇も、世界中丸めるのぞ。
喧嘩して大き声するところにはこの方鎮まらんぞ、
このこと忘れるなよ。
記:1944年7月31日
この方は祓い戸の神とも現れるぞ。
この方祀るのは富士に三と所、海に三と所、江戸にも三と所ぞ、
奥山、中山、一の宮ぞ。
富士は、榛名に祀りてくれて御苦労であったが、これは中山ぞ、
一の宮と奥の山にまた祀らねばならんぞ、
海の仕組みも急ぐなれどカイの仕組み早うさせるぞ。
江戸にも三と所、
天明(岡本天明)の住んでいるところ奥山ぞ。
あめのひつく(天の日津久)の家、中山ぞ、
ここが一の宮だから気つけておくぞ。
この方祀るのは、真ん中に神の石鎮め、
そのあとにひもろぎ、前の右左にひもろぎ、
それが「あ」と「や」と「わ」ぞ、
そのあとに三つ七五三とひもろ木立てさすぞ。
少し離れて四隅にイウエオの言霊石置いてくれよ。
鳥居も注連も要らぬと申してあろうがな、
このことぞ。
この方祀るのも、役員の仕事も、この世の仕組みも、
みな七七七七と申して聞かせてあるのに気がまだ付かんのか、
臣民の家に祀るのは神の石だけでよいぞ、
天のひつくの家には、
どこでも前に言うようにして祀りてくれよ。
江戸の奥山には八日、秋立つ日に祀りてくれよ、
中山九日、一の宮には十日に祀りてくれよ。
気つけてあるのに神の神示読まぬからわからんのぞ、
このこと、よく読めばわかるぞ。
今の様なことでは神の御用つとまらんぞ、
正直だけでは神の御用つとまらんぞ。
裏と表とあると申して気つけてあろうがな、
シッカリ神示読んで、スッキリと腹に入れてくれよ、
読む度たびに神が気つけるように声出して読めば、
読むだけお蔭あるのぞ。
記:1944年7月31日
瞬きの間に天地引っ繰り返るような大騒動ができるから、
くどく気つけているのだ、
さぁという時になってからでは間に合わんぞ、
用意なされよ。
戦の手伝い位なら、どんな神でもできるのだが、
この世の大洗濯は、我よしの神ではよくできんぞ。
この方は元のままの身体持っているのだから、
いざとなれば どんなことでもして見せるぞ。
仮名ばかりの神示と申して馬鹿にする臣民も出て来るが、
仕舞いにはその仮名に頭下げて来ねばならんぞ、
仮名とはゝ◯(神)の七(名)ぞ、神の言葉ぞ。
今の上の臣民、
自分で世の中のことやっているように思っているが、
みな神が化かして使っているのに気づかんか、
気の毒なお役も出て来るから、早う改心してくれよ。
年寄りや女や盲、聾ばかりになっても、まだ戦止めず、
神の国の人種の無くなるところまで、
やり抜く悪の仕組み もう見ておれんから、神はいよいよ奥の手出すから、
奥の手出したら、今の臣民ではよく応えんから、
身魂雲っているから、
それでは虻蜂取らずだから、早う改心せよと申しているのぞ、
このことよく心得て下されよ。
記:1944年8月2日
神の土出ると申してあったが、土は五色の土ぞ、
それぞれに国々、所々から出るのぞ。
白、赤、黄、青、黒の五つ色ぞ*1、
薬のお土もあれば喰べられるお土もあるぞ、
神に供えてから頂くのぞ、
何事も神からぞ。
記:1944年8月2日
*1 実際の色? 陰陽五行の色?
八のつく日に気つけてくれよ、
段々近づいたから、
辛酉はよき日、よき年ぞ。
冬に桜咲いたら気つけてくれよ。
記:1944年8月2日
辛酉は実際の暦ではなく、「辛酉革命」の思想より大グレンの意味と思われる。
この神に供えられた物は、何によらず私することならんぞ、
参った臣民にそれぞれ分けて喜ばせてくれよ、
臣民喜べば神も喜ぶぞ、
神喜べば天地光って来るぞ、
天地光れば富士(二二)晴れるぞ、
富士は晴れたり日本晴れとはこのことぞ。
このような仕組みでこの道ひろめてくれよ、
それが政治ぞ、経済ぞ、真通理ぞ、
わかったか。
記:1944年8月3日
この道ひろめて金儲けしようとする臣民 たくさんに出て来るから、
役員気つけてくれよ、
役員の中にも出て来るぞ、
金は要らぬのだぞ、
金要るのは今しばらくぞ、
生命は国に捧げても金は自分のものと頑張っている臣民、気の毒できるぞ、
何もかも天地へ引き上げぞと知らせてあること近づいて来たぞ、
金かたきの世来たぞ。
記:1944年8月3日
親となり子となり夫婦となり、兄弟となりて、
生きかわり死にかわりして御用に使っているのぞ。
臣民同志、世界の民、みな同胞と申すのは喩えではないぞ、
血がつながっているまことの同胞ぞ、
同胞喧嘩も時によりけりぞ、
あまりわからぬと神も堪忍袋の緒切れるぞ、
どんなことあるか知らんぞ、
この道の信者は神が引き寄せると申せば役員懐手でおるが、
そんなことでこの道開けると思うか。
一人が七人の人に知らせ、その七人が済んだら、次の御用にかからすぞ、
一聞いたら十知る人でないと、この御用つとまらんぞ、
裏表、よく気つけよ、
因縁の身魂はどんなに苦しくても勇んでできる世の元からのお道ぞ。
七人に知らせたら役員ぞ、
神が命じるのでない、自分から役員になるのぞと申してあろうがな、
役員は神の直々の使いぞ、神柱ぞ。
肉体男なら魂は女ぞ、
この道盗りに来る悪魔あるから気つけおくぞ。
記:1944年8月3日
臣民はすぐにも戦済んで良き世が来るように思っているが、
中々そうはならんぞ、
臣民に神うつってせねばならんのだから、
まことの世の元からの臣民 幾人もないぞ、
みな曇っているから、
これでは悪の神ばかりかかかって、だんだん悪の世になるばかりぞ、
それで戦済むと思っているのか、
自分の心をよく見てござれ、
よくわかるであろうがな、
戦済んでもすぐに良き世とはならんぞ、
それからが大切ぞ、
胸突き八丁はそれからぞ、
富士に登るのにも、雲の上からが苦しいであろうがな、
戦は雲のかかっているところぞ、
頂上までの正味のところはそれからぞ。
一、二、三年が正念場ぞ。
三四五の仕組みと申してあろうがな。
記:1944年8月3日
何もかも持ちつ持たれつであるぞ、
臣民喜べば神も喜ぶぞ、
金では世は治まらんと申してあるのに、
まだ金追っている醜い臣民ばかり、
金は世を潰す本ぞ、
臣民、世界の草木まで喜ぶやり方は△⌒(神)*の光のやり方ぞ。
臣民の生命も長くなるぞ、
てんし様は生き通しになるぞ、
御玉体のままに神界に入られ、
またこの世に出られるようになるぞ、
死のないてんし様になるのぞ、
それには今の様な臣民のやり方ではならんぞ、
今のやり方では てんし様に罪ばかりお着せしているのだから、
この位不忠なこと無いぞ、
それでもてんし様はおゆるしになり、位までつけて下さるのぞ。
このこと改心して、ひと時も早く忠義の臣民となりてくれよ。
記:1944年8月3日
サイトによっては「ゝ◯」とする記述もある。
神をそちのけにしたら、何もでき上がらんようになったぞ。
国盗りに来てグレンと引繰り返っておろうがな、
それでも気づかんか。
一にも神、二にも神、三にも神ぞ、
一にも天詞様、二にも天詞様、三にも天詞様ぞ。
この道つらいようなれど貫きてくれよ、
だんだんと良くなって、こんな結構な御道かと申すようにしてあるのだから、
何もかもお国に献げて自分の仕事を五倍も十倍も精出してくれよ。
戦くらい何でもなく終わるぞ。
今のやり方ではとことんに落ちて仕まうぞ、
神くどう気つけて置くぞ。
国々の神さま、臣民さま改心第一ぞ。
記:1944年8月3日
世が変わりたら天地光り 人も光り 草も光り、石も物ごころに歌うぞ、
雨も欲しい時に降り、風も欲しい時に吹くと雨の神、風の神申しておられるぞ。
今の世では雨風を臣民がワヤにしているぞ、
降っても降れず、吹いても吹かんようになっているのがわからんか。
盲聾の世の中ぞ。
神のおる場所塞いでおって お蔭ないと不足申すが、
わからんと申しても余りであるぞ。
神ばかりでもならず、臣民ばかりではなおならず、
臣民は神の入れものと申してあろうが、
あめのひつく(天の日津久)の民と申すのは、
世界治める身魂の入れもののことぞ、
民草とは一人をまもる入れものぞ、
ひつくの民草は神がとことん試しに試すのだから、可哀想なれど我慢してくれよ、
その代わり御用つとめてくれたら、末代名を残して、神から御礼申すぞ。
何事も神には帳面につけとめているのだから間違いないぞ、
この世ばかりでないぞ、生まれ変わり死に変わり鍛えているのぞ、
ひつくの臣民 落ちぶれていると申してあろうがな、
今に上、下になるぞ、逆立ちがおん返って、元のよき楽の姿になるのが近づいたぞ、
逆立ち苦しかろうがな、改心した者から楽にしてやるぞ、御用に使うぞ。
記:1944年8月3日
富士は晴れたり日本晴れ、
これで下つ巻の終わりだから、これまでに示したこと、よく腹に入れてくれよ、
神が真ん中で取次ぎ役員いくらでもいるぞ、
役員はみな神柱ぞ。
国々、ところどころから訪ねて来るぞ、
その神柱には御告げの道知らせてやってくれよ、
日本の臣民、皆、取次ぎぞ、役員ぞ。
この方は世界中丸めて大神様にお目にかける御役、
神の臣民は世界一つに丸めて てんし様に献げる御役ぞ。
この方とこの方の神々と、神の臣民一つとなって世界丸める御役ぞ。
神祀りてくれたら いよいよ仕組み知らせる神示書かすぞ、
これからが正念場だから、褌締めてかかってくれよ。
秋立ったら神烈しくなるぞ。
富士は晴れたり日本晴れ、
てんし様の三四五(御代出づ)となるぞ。
記:1944年8月3日