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    夜明けの巻(全文)

 

夜明けの巻〜第1帖   →超訳

イシはイにかえるぞ。
一(ヒ)であるぞ。
_(ム)であるぞ。
井であるぞ。
イーであるぞ。
 井◯であるぞ。
㋑であるぞ。
キと働くのだぞ。
わかったか。
今までは悪の世であったから、
(おのれ)殺して他人(ひと)助けることは、
この上もない天の一番の教えといたしていたが、
それは悪の天の教えであるぞ。
(おのれ)()かして他人(ひと)()かすのが天の道だぞ、
神の()(こころ)ぞ。
他人(ひと)を殺して(おのれ)助かるも悪ぞ、
(おのれ)を殺して他人(ひと)助けるも悪ぞ、
神無きものにして人民生きるも悪ぞ。
神ばかり大切にして人民放っておくのも悪ぞ。
神人ともにと申してあろうが。
神は人に()り神となり、
人は神によって人となるのだぞ。
まことの神のおん心わかったか。
今までの教え間違っていること段々わかって来るのであろうがな。
天地和合してとなった姿が神の姿だぞ。
()(こころ)だぞ。
(あめ)(つち)ではないぞ。
あめつち(天地)だぞ。
あめつち(天地)の時と知らせてあろうが、
みな取り違い申して済むまいが。
神示(ふで)良く読めと、
裏の裏まで読めと申してあろうが。

記:1945年7月21日

 

夜明けの巻〜第2帖   →超訳

神の国は神の肉体ぞと申してあるが、
いざとなれば、お土も、草も、木も、
何でも人民の食べ物となるように できているのだぞ。
何でも肉体となるのだぞ。
なるようにせんからならんのだぞ。
それで外国の悪神が神の国が慾しくてならんのだ。
神の国より広い肥えた国いくらでもあるのに、
神の国が欲しいのは、(まこと)の元の国、根の国、物のなる国、
元の気の元の国、(ちから)の元の国、光の国、真ん中の国であるからぞ、
何もかも、神の国に向かって集まるようになっているのだぞ。
神の昔の世は、そうなっていたのだぞ。
磁石も神の国に向くようになるぞ。
(きた)良くなるぞ。
神の国(おろが)むようになるのだぞ。
どこからでも(おろが)めるのだぞ。
おのずから頭下がるのだぞ。
海の水がシメであるぞ。
鳥居であるぞと申してあろうが、
シメて神を押し込めていたのであるぞ。
人民 知らずに罪犯していたのだぞ。
毎日、()(にち)()びせよと申してあろうが、
シメて島国日本としていたのだぞ、
よき世となったら、身体(からだ)も大きくなるぞ。
命も長くなるぞ。
今しばらくだから、辛抱(しんぼう)してくれよ。
食べ物心配するでないぞ。
油断するでないぞ。
皆の者喜ばせよ。
その喜びは、(よろこび)(ごと)となって天地のキとなって、
そなたに万倍となって返って来るのだぞ。
喜びいくらでも生まれるぞ。

記:1945年7月21日

磁石も神の国に向く様になる=地磁気のポールシフト?

 

夜明けの巻〜第3帖   →超訳

天の異変 気つけと申してあろうが、
冬の次が春とは限らんと申してあろうが。
夏 雪降ることもあるのだぞ。
神が降らすのでないぞ、
人民 降らすのだぞ。
人民の邪気が()りて、
天にも地にも、わけのわからん虫わくぞ。
わけのわからん(やまい)ひどくなって来るのだから、
書かしてある御神名 分けて取らせよ。
旧九月八日までに何もかも始末しておけよ。
心引かれること残して置くと、
詰まらんことで詰まらんことになるぞ。
もう待たれんことにギリギリになっていること わかるであろうがな。

記:1945年7月24日

1945年は異常冷夏で気温が激しく乱高下した年だった。
わけのわからん虫、病は、いずれもGHQによって持ち込まれた災厄を意味する可能性が高い。

 

夜明けの巻〜第4帖   →超訳

この方、カの神と現れるぞ、
サの神と現れるぞ、
タの神と現れるぞ、
ナの神と現れるぞ、
ハマの神と現れるぞ。
ヤラワの神と現れたら、
人間 ()明けておれんことになるぞ、
さあ今のうちに神徳積んでおかぬと八分通りは獣の人民となるのだから、
二股膏薬(ふたまたこうやく)ではキリキリ舞いするぞ、
キリキリ二股多いぞ。
獣となれば、同胞(はらから)食うことあるぞ。
気つけおくぞ。

記:1945年7月29日

カ、サ、タ、ナ、ハマ、ヤラワ=富み栄え、永遠となり、共に栄え発展していく社会?

 

夜明けの巻〜第5帖   →超訳

何もかも神示(ふで)読めばわかるようになっていること忘れるでないぞ、
この仕組み言ってならず、言わねばわからんであろうなれど、
神示(ふで)読めば因縁(いんねん)だけにわかるのだぞ。
石物言う時来たぞ。
山にも野にも川にも神まつれと申してあること、
忘れるでないぞ、
型せと申してあろうが、
いずれも仮だから三千世界の大洗濯だから、
早う型してくれよ。
型結構ぞ。
何もかも神人共にするのだぞ。
夜明けたら、何もかもはっきりするぞ。
夜明け来たぞ。
十理(とり)立てよ。

記:1945年7月28日

 

夜明けの巻〜第6帖   →超訳

今までのような大便小便 無くなるぞ。
不潔というもの無き世となるのだぞ。
不潔物 無くなるぞ。
新しき神の世となるのだから、
神々にも見当取れん光の世となるのだぞ。

記:1945年7月31日

 

夜明けの巻〜第7帖   →超訳

神の臣民(しんみん)に楽なことになるぞ。
理屈無い世にするぞ。
理屈は悪と申してあろうが、
理屈ない世に致すぞ。
理屈(くら)べの気負(きお)い無くして仕舞うぞ。
人に知れんように()いことつとめと申してあろうが。
人に知れんようにする()いこと、神(こころ)ぞ。
神のしたことになるのだぞ。
行けども行けども白骨と申したが、
白骨さえ無くなるところあるぞ。
早う(まこと)臣民(しんみん)ばかりで固めてくれよ。
神世の(かた)出してくれよ。
時、取り違えぬように、時、来たぞ。

記:1945年8月1日

 

夜明けの巻〜第8帖   →超訳

直会(なおらい)祭典(まつり)の中ぞ。
朝の、夕の、日々の人民の食事 皆直会(なおらい)ぞ。
日々の仕事 皆まつりぞ。
息すること この世の初めのまつりぞ。
まつれまつれと申してあろうが。
おわりの御用ははじめの御用ぞ。
まつりの御用ぞ。
オワリノ十ノヤマにまつりくれよ。
世に告げてくれよ。
役員 皆 宮つくれよ。
宮とは人民の申す宮でなくてもよいのだぞ。
一の宮、二の宮、三の宮と次々に作ってくれよ。
道場もいくら作ってもよいぞ。
神の申したこと、なせば成るのだぞ。
宮と道場作り神示(ふで)読んでまつれまつれ、
まつり結構ぞ。
奥山にはオオカムツミの神様もまつりくれよ。
守りは供えてから皆に下げて取らせよ。
五柱、七柱、八柱、十柱、十六柱、二十五柱、三十三柱、三十六柱、
四十七柱、四十八柱、四十九柱、五十柱、五十八柱、五十九柱、
世の元ぞ。

記:1945年8月2日

オワリノ十ノヤマ=尾張の殿山?

 

夜明けの巻〜第9帖   →超訳

天詞様まつれと申してあろうが。
(あま)津日(つひ)(つぎ)皇尊(すめらみこと)大神(のおおかみ)様とまつり(まつ)れ。
奥山には()(やしろ)造って、いつき(まつ)れ。
皆のうちにも(まつ)れ。
(あま)津日(つひ)(つぎ)皇尊(すめらみこと) 弥栄(いやさか)ましませ、
弥栄(いやさか)ましませと(おろが)めよ。
(おろが)(まつ)れ、
(あま)照皇(てらすすめら)大神(おおかみ)様、天照大神様、月の大神様、
すさなるの大神様、大国主(おおくにぬし)の大神様もあつくまつりたたえよ。
奥山の前の富士に産土(うぶすな)の大神様 (まつ)れよ、
宮いるぞ。
清めて祭れよ、
タマの宮はその前横に移せよ。
奥の富士に国常立大神(くにとこたちおおかみ)豊雲(とよくも)()大神(おおかみ) (まつ)る日近くなったぞ。
宮の扉あけておけよ。
臣民(しんみん)住居(すまい)も同様ぞ。
大難小難にまつりかえて下されとお願いするのだぞ。
取り違い、お詫び申せよ、
楽にしてやるぞ。
天の異変 気づけよ。

記:1945年8月5日

 

夜明けの巻〜第10帖   →超訳

元津大神、心の中で(とな)(たてまつ)り、スメラミコト(とな)え、
次に声高く(あま)津日(つひ)(つぎ)(すめら)ミコト大神(とな)え、
天のひつくの大神と(とな)(たてまつ)れ、
タマの宮は、惟神(かむながら)祝詞(のりと)でよいぞ。
一二三(ひふみ)祝詞(のりと)もよいぞ、
シメ(注連縄)は当分造りめぐらせてもよいぞ。
今までのシメはこの方等しめて、悪の自由にする逆のシメだから、
シメ張るなら、元のシメ、(まこと)のシメ張れよ。
七五三は逆だぞ。
三五七だぞ。
天地のいぶきぞ。
波の(のり)ぞ、風の(のり)ぞ。
神々様のおんいぶきの(のり)だぞ。

記:1945年8月6日

 

夜明けの巻〜第11帖   →超訳

岩戸開きのはじめの幕 開いたばかりぞ。
今度はみづ逆さに戻るのだから、
人民の力ばかりでは成就せんぞ。
奥の神界では済みているが、
中の神界では今()(なか)だぞ。
(とき)待てと申してあろうが。
人民 大変な取り違いしているぞ。
次の世の(かた) 急ぐ急ぐ。

記:1945年8月6日

神示(ふで)読まないで、智や学でやろうとて、
何もかも九分九厘で終局((りん)()まり)ぞ。
(われ)(われ)がが取れたらわかって来るぞ。
慢心恐ろしいぞ。

記:1945年8月7日

1つの帖が2日にわたっている

 

夜明けの巻〜第12帖   →超訳

あら(たぬ)し、あなさやけ、
(もと)()御神(おんかみ)()(ひかり)の、輝く御代ぞ近づけり。
岩戸開けたり野も山も、
草の(かき)()(こと)()めて、
大御光に寄り(つど)う、(まこと)御代(みよ)ぞ楽しけれ。

今一苦労二苦労、とことん苦労あるなれど、
楽しき苦労ぞめでたけれ。
(さる)(とり)過ぎて(いぬ)の年、
()の年 めでたけれ。
一二三(ひふみ)の裏の御用する()(たま)も今に引き寄せるから、
その覚悟せよ。
覚悟よいか。
待ちに待ちにし(とき)来たぞ。

記:1945年8月7日

ひふみ、よいむなや、こともちろらね、
しきる、ゆゐつわぬ、そおたはくめか、
うをえ、にさりへて、のます、あせえほれけ。

記:1945年8月8日

第11帖に続き、この第12帖も日付がまたがっている。
申酉は1944年、1945年。とすると1948年の子の年が重要?

 

夜明けの巻〜第13帖   →超訳

あら楽し、すがすがし、世は朝晴れたり、昼晴れたり、夜も晴れたり。
あら楽し、すがすがし、世は岩戸明けたり、待ちに待ちし岩戸開けたり。

この神示(ふで)臣民(しんみん)と言うても、
人間界ばかりでないぞ。
神界幽界のことも言って知らせてあると、
申してあろうが。
取り違い慢心一等恐いと申してあろうが。
祭典(まつり)、国民服もんぺでも良いぞ。
天明(岡本天明)まつりの真似するでないぞ。
役員まつりせい。
何も言うでないぞ。
言って良い時は知らせるぞよ。
わかったか。
仕える者無き宮、
産土(うぶすな)様の真下にいくら(まつ)ってもよいぞ。
天明は祈れ。祈れ。
天に祈れ、地に祈れ、
引き潮の時引けよ。
満ち潮の時進めよ。
大難小難にと役員も祈れよ。
口先ばかりでなく、(まこと)祈れよ。
祈らねばならんぞ。
口先ばかりでは悪となるぞ。
わかったか。
今度は借銭()しになるまでやめんから、
誰によらず借銭無くなるまで苦しい行せなならんぞ、
借銭なしでないと、
お土の上には住めんことに今度はなるぞ。
イシの人と、キの人と、ヒの人と、ミヅの人と、できるぞ。
今にチリチリバラバラに一時はなるのであるから、
その覚悟よいか。
毎度知らせてあること忘れるなよ。
神示(ふで) 腹の腹底まで()むまで読んで下されよ。
神頼むぞ。
悟った方 神示(ふで)説けよ。
解いて聞かせよ。
役員 皆 説けよ。
信じる者 皆 人に知らせてやれよ。
神示(ふで)読んで(うれ)しかったら、
知らせてやれよ申してあろうが。
天明は神示(ふで)書かす役ぞ。
アホになれと申してあろうが、
まだまだぞ、
役員 気つけてくれよ。
神示(ふで)の代わりにミ身に知らせると申してある時来たぞ。
いよいよの時ぞ。
神示(ふで)で知らせることの始めは済みたぞ。
実身(みみ)掃除せよ。
ミ身に知らすぞ。
実身に聞かすぞ、
聞かな聞くようにして知らすぞ。
つらいなれど、我慢せよ。
ゆめゆめ()(こう)出すでないぞ。
わかったか、
百姓にもなれ、大工にもなれ、絵描きにもなれ。
何にでもなれるようにしてあるでないか。
役員も同様ぞ。
集団(まどい)作るでないぞ、金取るでないぞ、
神に供えられたものはみな分けて、
喜ばせてやれと申してあろうが。
この方 喜ぶこと好きぞ、
好きのこと栄えるぞ。
弥栄(いやさか)えるぞ。
信者作るでないぞ。
道伝えなならんぞ。
取り違いせんように慢心せんように、
生まれ(あか)()の心で神示(ふで)読めよ。
神示(ふで)いただけよ。
日本の臣民(しんみん) 皆勇むよう、祈りてくれよ。
世界の人民 皆喜ぶ世が来るよう 祈りてくれよ。
てんし様まつれよ。
みことに(まつ)ろえよ。
このことできれば他に何もわからんでも、
峠越せるぞ。
御民いのち捨てて生命(いのち)に生きよ。

「鳥鳴く声す夢覚ませ、見よ あけ渡るひむかしを、
空色晴れて沖つ辺に、千船行きかう(もや)(うち)

「いろは、にほへとち、りぬるをわかよ、
 たれそ、つねならむ、うゐのおくやま、
 けふこ、えてあさき、ゆめみしゑひもせすん」

「アオウエイ、カコクケキ、サソスセシ、
 タトツテチ、ナノヌネニ、ハホフヘヒ、
 マモムメミ、ヤヨユエイ、ラロルレリ、
 ワヲウヱヰ」

「アイウエオ、ヤイユエヨ、ワヰエヲ、
 カキクケコ、サシスセソ、タチツテト、
 ナニヌネノ、ハヒフヘホ、マミムメモ、
 ヤイユエヨ、ラリルレロ、ワヰウヱヲ」

五十九柱ぞ。
この巻夜明けの巻とせよ。
この十二の巻 よく腹に入れておけば何でもわかるぞ。
無事に峠越せるぞ。
わからんことは自分で(うかが)えよ。
それぞれに取れるぞ。

(あま)津日(つひ)(つぎ)皇尊(すめらみこと) 弥栄(いやさか)弥栄(いやさか)
あら楽し、あら楽し、あなさやけ、あなさやけ、おけ。
一二三四五六七八(ひふみよいむなや)(ここの)十百(たりもも)()(よろず)

記:1945年8月10日

行=アオウエイ/段=アカサタナハマヤラワ  
行=アイウエオ/段=アヤワカサタナハマヤラワ
古代語に並びの一致するものはない?