最終更新日 2012年12月14日

どらごん・はんたぁ3「なにもしないで大活躍」 ISBN978-4-08630-585-3(旧ISBN4-08630-585-2)

 プレビス教会との騒動で、国際会議が開かれることとなった。そこへノルンの父ことラヴィルスの魔法国王がやってくる。
 ノルンも騒動の当事者として、使い魔のドラゴン──ラピスを連れて会議に出ることになった。しかし、それは父との再会を意味する。父が嫌いなわけではないが、学園に入学する時に与えられた「優秀な魔導師をたらしこんで国へ連れ帰る」という使命への不満があるため、この会談はノルンにとっては気の重いものだった。
 しかし会議から蚊帳の外へ出されたプレビス教会が工作員を送り込んできた。国際会議の前日にレセプションとして行なわれた夜会で、さっそく裏工作が仕掛けられてくる。それを最初に防ぐのはノルンとマキナだ。
 そして翌日の本会議では元少年少女魔導師(プエル・マギ)隊のエリオ、ジェリー、アエスの3人が、再結成したチームで工作員たちと戦うことになる。
 はたしてプレビス教会の邪魔を排除できるのだろうか?
 
 え? タイトルでネタバレ?
最後までお子ちゃまで、何もしないノルンの大活躍(?)をお楽しみに。
     初版 2010年12月25日  定価650円(本体価格619円+税)
     
     電子書籍版 出版予定があります

 

どらごん・はんたぁ2「あらしと迷子とふしぎ姫」 ISBN978-4-08630-552-5(旧ISBN4-08630-552-6)

 ノルンたちの学園生活が始まった。その矢先に起きた夏の嵐。そこから、ちょっとした騒動が始まる。
 伝説の古代ドラゴンが復活したという話をめぐって、魔導師嫌いのプレビス教徒が暗躍を始めたのだ。
 渦中にいるノルンは何も知らず、今日も魔法に失敗して自爆する日々。それなりに上達しているものの、相変わらず爆発グセは直らないでいた。
 そんなノルンの前に不思議な雰囲気を放つ女生徒が登場。少年少女魔導師(プエル・マギ)隊の出身者で、エリオ、ジェリーのいた若獅子魔導師(ポレオ・マギ)隊の準メンバーだった元エリート魔導師──アエス・カペレだ。
 そのアエスはノルンにいろいろと魔法のアドバイスを与えてくれるお節介焼きだが、実は……。
 アエスがノルンに近づいてきた裏には、いったい何があるのか……。
 そして何者かによって、集められたドラゴンの骨を砕かれる事件が起きて……。
ほのぼの戦う学園と魔法のファンタジーです。いつもの通り……。
     初版 2010年6月25日  定価620円(本体価格590円+税)
     
     電子書籍版 出版予定があります

 

どらごん・はんたぁ1「ちいさなドラゴン使い」 ISBN978-4-08630-536-5(旧ISBN4-08630-536-4)

 強い魔力を持つのに、うまく魔法が使えなくて何かと自爆するお嬢さま──ノルン・ターレン。彼女はユニベルシタース学園に入学する際、父(魔法国の王)から二つの使命を与えられる。一つは「学園から最新の魔法研究を盗んでくる」こと。そして、もう一つは「優秀な魔導師をたらしこんで国へ連れ帰る」こと。一つめはともかく、与えられた二つめの使命にノルンが激しく文句を言う。
 そんなノルンが学園へ向かう途中の川原で出会った少年──エリオ・ヒルキアは、もと若獅子魔導師(ポレオ・マギ)隊出身の超エリート。2人の出会いは運命ではないかと煽るのは、ノルンの侍女としてついてきたマキナ・テメリオイだ。それを意識するノルンだが、学園にはエリオを慕う幼なじみの天才魔導師ジェリー・シムニフェートがいた。
 その2人と親しくなるうちに、少しずつノルンの持つ特別な魔法の力が明らかになっていく。
 そのノルンがひょんなことから無意識のうちに暴走させた魔力で、伝説のとんでもないものを復活させてしまった。
オーソドックスな学園と魔法のファンタジーです。たぶん……。
     初版 2010年2月25日  定価580円(本体価格552円+税)
     
     電子書籍版 出版予定があります