最終更新日 2018年6月15日
精霊たちの使う霊術に関する設定。
発光円盤
- 荷電粒子を回転させて作る雷の円盤。主に風の属性霊力によって作られる。
- コズエの防衛術をヒントに、ミリィが編み出した。これによって火の属性を持たないミリィでも雷を使えるようになった
- 巨大化したものは円形粒子加速器と呼ばれ、素粒子崩壊を起こせるほどの高エネルギーを生み出す。
気光玉
- 霊力をシャボン玉状にして撃ち出す術。
- 大きな気光玉で相手を閉じ込めたり、小さな気光玉をたくさん作って衝撃を吸収するなど、様々な使い方がある。
空間転位術
- 空間をつなげて移動する術。空間を無理やりつなげるため、空間を戻す時に出入り口になった場所から衝撃波が発生する。
- それを防ぐため、移動の前後に結界を張っておく必要がある。ただし、ワザと結界を張らないこともある。
- ちなみに空間転位術の描写は、物理学で言うワームホールによるワープ移動そのものである。(よくある穴は2次元化したイメージ)
雲細工
- 雲を粘土のように使って、いろいろな物を作る霊術。雲の上にいる気象精霊にとって便利な術。
- 形だけでなく固さも自由に変えられる。
時換術
- 一定空間内の時間の進みを、一時的に変化させる術。進みを早める場合は早換術、遅める場合は遅換術とも言う。
- 早換術は時間の流れを5倍に加速する術。遅換術は反対に3分の1にする術。同時に使われると15倍の差が出る。
治癒霊術
- 応急処置に使う霊術。元は病気を治す術であるが、ケガの痛みを緩和したり、傷跡やアザを消したりする治療にも用いられる。
- そのため最初は回復霊術で大まかに治し、仕上げに使うことが多い。
- 例外的に一時的にケガの痛みをやわらげるために、先に治癒霊術を使う場合もある。
- 術の使用に関しては霊魂の属性に加えて風の属性が必要。
- 二日酔いにはまったく効果がない。
物質変換術
- 物質変換霊術とも。化学変化を一気に進めるのではなく、霊術で分子構造を変えてしまう術。
- 雲細工で作ったものを、風の属性を使って大気中に含まれる元素(主に炭素、酸素、水素、窒素)と入れ替える使い方もできる。これで作られるのは木材や樹脂、合成樹脂などの有機化合物が多い。
- 更に大地の属性があれば、エアロゾルの成分(ケイ素、ナトリウム、カルシウム、硫黄、鉄、など)も利用できる。
魔閃光
- 精霊たちの攻撃霊術の一つ。エネルギーを細く絞って高速で撃ち出す術。
- 霊光弾の一種とされるが、レーザー攻撃のように長距離攻撃に向いている。
妖魔光
- 小さな霊光弾を投網のように放射状に撃ち出す攻撃。ノーラが好んで使う。
回復霊術
- 応急処置に使う霊術の一つ。ケガなどの状態を素早く戻す術。霊魂属性が必要。
- ただし、あくまで大ざっぱな応急処置術で、折れた骨をつなげたり、傷口をふさいだりするものの、傷跡やアザ、痛みなどは残してしまう。
- そのため治療の仕上げに治癒霊術が必要になる。
- 二日酔いには効かない。
霊眼術
- 雲の上から地上にいる生き物を、まるで近くで見ているように観測するための術。
- ミリィは雲の上から海のプランクトンを見ることができる。
霊光弾
- 精霊たちの基本的な攻撃霊術。エネルギーを光の球に凝縮して、相手にぶつけて爆発させる攻撃。
- 使うエネルギー量の割に打撃力は弱いが、そのためにド突き合いに利用される。
- 携帯年齢がまだ幼い精霊が無闇に霊光弾を撃つと、成長に悪影響が出るらしい。
霊光連弾
- 雷をリング状にした円盤から機銃掃射のように撃ち出される無数のミニ霊光弾。
- 元が雷だけに円盤が暴れるため、広い範囲を攻撃することができる。
- ただし、死角は円盤の上と下だけのため、敵に取り囲まれて、味方から孤立した時にしか使えない必殺技。
- 発光円盤でも代用可能。