はじめに
 これはとある作家が意外な単語が死語になっていたことにショックを受け、自分メモ用に作り始めたものです。すべての死語を網羅させようと集めたものではありません。詳しくはつづきをご覧ください。
単語の定義
あくまで別の表現に変わったものを対象とする。概念が消えて日常的に使われなくなっただけの単語は死語とは見做さない。
将来的に:次の世代でも使われるという意味で、30年後を想定している。
近いうち:10年以内を想定している。
死語の判定
レベル0〜日常語:定着している。次の世代にも残る可能性が高い。
レベル1〜限定語:意味や用法が限定した形で定着している。
レベル2〜現役語:死語予備軍。現在はまだ普通に使われているが、将来的には疑問がある。
レベル3〜中年語:若い世代は使わない。古いと感じる。使用を避ける傾向にある。
レベル4〜老人語:瀕死状態。完全に時代や流行遅れ。古さ以前に使うとバカにされる。
レベル5〜化石語:完全に死語化。意味すら知らない人も多い。
レベルR〜注意語:放送・出版使用注意語。低俗語。歴史語。誤用。用法注意。
レベルX〜禁止語:放送・出版禁止用語。差別語。卑語。旧語。
 
     幼児語:幼い頃にのみ使う言葉。成長すると使わなくなるため、死語になったと勘違いする人がいる。
      方言:地域による言葉の普及具合の偏りから、死語になったと勘違いする人がいる。主に関東圏では使われないもの。
     普及語:一般化して定着しつつある。
     変幻語:世代によって語義を変えつつ使われ続けている。急に消える可能性もある。
     疑惑語:もしかしたら若い人には死語になっている可能性のある語。
     業界語:世間一般では使われないが、特定の業界や企業でのみ現在も日常的に使われているもの。
  要経過観察語:存続が怪しい新語や俗語。変幻語より死語化傾向を感じるもの。
     陳腐語:陳腐化した言葉。まだ使われているが死語化する日も近いと思われるもの。
     和製語:間違った和製語。まだ使われているが国際化で海外から問題視され、ある日突然使用禁止になる可能性がある。
     駆逐語:言葉の置き換えなどで、日常的に使われていても衰退確実。
     瀕死語:近いうちに消滅確実。
     絶滅語:言葉の置き換えなどで、ほぼ使われなくなった。
     頓死語:定着を目論んだが普及すらしなかった。