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公開:2018年3月14日 更新:2018年3月14日

芸術家? オタク? イエスマン?

単純な二元論は危険ですが
はじめに:事の始まり」にも書いた通り、前々から作家には2つのタイプがあると感じていました。
 仮にこの2つをタイプAとタイプBとしておきましょう。
 ですが、2つの切り分け方は作家によってさまざまです。分け方としては、
  • 芸術家気質と、そうでない人
  • オタクと非オタ
  • 出版社のイエスマンになる人と、そうでない人
  • 文章にこだわる人と、物語の方にこだわる人
  • 仕事として書いてる人と、趣味で書いてる人
 等々とあります。ここは話題のみですので、読み飛ばしてくださって構いません。
芸術家気質とオタク
 ラノベ作家は全員オタクだろという偏見はあるでしょうが……。
 あくまでオリジナルで勝負したい芸術家気質の人と、アニメ寄りでやっていきたい人という違いという見方がありました。
 マンガ同人でたとえるなら、オリジナルにこだわる人と、二次創作で楽しくやりたい人の違いみたいなものです。
 アニメ好きでも、芸術家気質の人にはオタクの濃いアニメ話には、ちょっと退いてしまうというやり取りはありますので。
イエスマン? 〜トラブル経験から明らかに違う
 出版社の態度が売れる売れないより、イエスマンとそうでない人で違うんじゃないか。こういう愚痴をこぼす人もいました。
 比較的売れてる作家より、明らかに売れてないのに妙に可愛がられている人がいるとか。
 まあ、そういう理不尽はどこにでもありますが、こういうことはトラブルが起きた時に明確に出て、イエスマンと見られた作家は生き残って、そうでない作家は編集部の方が一方的に悪くても追い出されるという話もありましたが……。
 トラブルのたびに編集部に対して強い態度で接し続けてるのに、ずっと生き残っている人もいるんですよね。
 反対にずっとイエスマンに徹して黙ってたのに、厄介払いで捨てられる人もいましたし……。
仕事として書いてる人と趣味で書いてる人の違い?
 こういう見方をする人もいました。
 でも、趣味だって本気でやれば仕事になるのが小説の世界ですから、そこは何か違います。