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公開:2018年3月14日 更新:2018年3月14日

デビュー後の生態

作家の生態比較(4)
  小説家 シナリオライター
読書傾向(*1)
専門書などの資料が中心
デビュー後は小説やマンガの読書量が激減する
 (その時間があったら資料を読みたい)
小説やマンガが中心
小説やマンガは作品の流行を探る資料だ!
作品の流行はテレビやネットで見れば十分と
            マンガすら読まない人もいる
資料探しもネットで十分と思ってる?
人間観察で心理学書を読みまくる人もいるが……(*2)
テレビ・映画(*1)
もっぱらニュースと教養
ドキュメンタリーや記録映画を好む人が多い
ラノベ作家に限ればアニメもついでに見る?
もっぱらバラエティ(ラノベ、大衆小説の場合)
視聴する対象は映画やアニメ
趣味・専門性
専門分野を持つ人が多い
作品作りのために徹底的に調べた結果もあるが
特に専門分野はない?
アニメ、マンガが趣味という人も
妙に軍事関係や銃器を趣味にする人が多いように感じる
社会論評
政治や歴史、社会問題の話題が好きな人が多い
ゼロから作品の世界観を作り上げるため、
       自然と興味が付いたと思われる
ただし政治論や政治思想はNG
のちに政治家になる人は思想が極端な印象がある
政治や社会問題からは距離を置く人が多い
世界観は借り物なので、政治や歴史に興味はない?
ニュースそのものに興味のない人もいる
時事問題はツイートしないと宣言してる人もいるが、
         これは処世術か話題に乗れないのか
社交性
一匹狼が多い
創作は一人でやるもの
同業者は同士(*4)
同業者は同じ高みを目指す戦友という意識が強い
おかげでライバル潰しの被害者にされやすい
俺様ちゃんがいる(*5)
プライドの高い人が多い?
ライターグループを作る人が多い(*3)
創作は仲間と協力するもの
同業者はライバル(*4)
同業者は競合相手という意識が強い
徒党を組んでライバル潰しに走る人たちもいる(*6)
あまり尖った人はいない?
個性的な人は少ないイメージが……

 

註釈
(*1)
 この違いは何をネタ元にするかではないかと思う。
(*2)
 心理学系の本は理系出身者の目から見ると、単なる「あるある本」に過ぎないと思っている。
 なんせ1990年代、研究者が資料や実験の結果ではなく、集まってその場の話し合いと多数決で書いてる話を聞いてしまったために余計に……。
(*3)
 グループで仕事を受け、仕事を分け合うこともある。
 ただし締め切りに間に合わない時に、他の手の速い人が責任を負って書くハメになることも……。
(*4)
 このまったく逆方向の意識の差が軋轢(あつれき)を生みやすいように感じる。
(*5)
 パーティ会場のリストに挙げたものの再掲です。
(*6)
 残念ながら、こういう事件は存在します。中には相手に筆を折らせるほど執拗なものもあります。
 気象精霊記騒動の時に起きていた不可解なことが、あとから「あ、これか?」とネット情報から出てきたことも……。
 その後もいくつか……。