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日月神示のエッセンスA
日月の神様の教え?
 日月の神様の教えは、世間一般で言われる宗教道徳観とはまったく違います。
 
 ここでは「まえおき」として、そういう部分に触れておきます。
 預言の多くはマクロ視点で語っているだけ
 預言の中には、どう考えてもオカルトとしか思えない部分があります。
 でも、日月神示で書かれた物事は、その多くがマクロ視点で語っているだけです。
 予言とされる言及の中にも、歴史や地政学などを知った上での大局観で見ると、アタリマエの事柄がいくつも散見します。
 ただ私たちは、それらをミクロの視点からしか見てないので、勝手に予言やらオカルトやらと思っているだけで……。
 これがすべて岡本天明の創作だとしたら、彼はどこから多岐にわたる知識や情報を仕入れたのでしょう。
 そして今の日本社会ではミクロ視点を常識だと思ってるから、マクロ視点で見た考えが逆説のように見えてしまいます。
 マクロ視点で利益を出せる行動が善で、ミクロ視点での利益は悪
 まさに本来の意味での「公私混同」。日本での「私」は個人になってるが、本来の意味は一部の利益集団(私企業の「私」)のこと。
 自分が好き勝手にやったことが、めぐりめぐって社会に利益を与えるなら「善」。ただの社会迷惑なら「悪」。コストカットのように企業にとって一時的な利益になることでも、社会にとって不利益になる考えは「我よしの悪」ということでしょう。
 宗教も初心者向けなら戒律や改宗を禁じるのも間違ってないが、上級者にまで強いたら悪の宗教にしかならないと……。
 貧乏神、災いはミクロ視点〜マクロ視点の善で抱き参らせろ!!
 ミクロ視点の価値観だけで「悪」と決めつけているものの中に、マクロ視点で見れば「善」であるものはたくさんあると想像できます。
 これが日本に昔からある「災い転じて福」「福の神になった貧乏神」という言葉でしょう。
 もちろんマクロ視点から見ても「悪」というものもあるでしょうが、目の曇ったミクロ視点だけの「善悪」の決めつけは、まさに「改心しろ」ですね。
 日月の神様はわがまま上等!
「我よし」の身勝手なわがままは願い下げだけど、心の底から湧き上がるわがままな願望は基本的に大歓迎。
 むしろ、それが気に入ったら応援してくれると語っています。
 これをわかりやすく言えば、「死に金」と「生き金」のようなもの。
 貯め込むだけで使わない金、意味もなく節約した金、投機や宝くじに使った金、ただの贅沢でその場を楽しむだけで消えていく金が「死に金」。これが「我よし」の身勝手。
 散財でも何かを学び、それが将来に経験として生かされるのなら「生き金」。
 大きな買い物をしたあとが典型で、それで詐欺師や金融業者等が集まってきたら買い物が「死に金」だった証拠で、「生き金」だったら新しい人脈ができて更なる収入増につながる。
 日月の神様は理系?
 日月の神様はモノ作りをする人が大好き。科学も大好き。その一方で文系エリートを嫌ってます。
 ただし、本物の有能な文系エリートなら「目的のために力添えする」と言ってます。
 嫌っているのは、あくまで日本的な似非エリート──法学部や経済学部出身で権勢欲で高いところへ昇ろうとする人たち。彼らの弁舌には「理屈は悪」と釘を差しています。
 まあ、時々ある「科学が間違ってた」という話の多くは理論や法則が間違っていたのではなく、学者が解釈を間違えていただけですね。
 学生時代、物理学演習で何回かありました。学生の計算結果が複数のパターンに分かれること。そのうち学会の権威による解釈を正解の扱いにしてましたが、はたして本当に正解だったのでしょうか?
 これで正しい解釈を異端としていたら、これも「理屈(間違った科学解釈)は悪」です。
 百姓、大工、絵かきが大好き?
 モノ作りの中でも、よく百姓、大工、絵かきが引き合いに出されます。
   百姓  〜 生きていく上で基本である食料と繊維を作る仕事なので、当然大切。
   大工  〜 自然災害の多い日本においては、優秀な建築業者はなくてはならない。
   絵描き 〜 岡本天明が画家だったからと言うのもありますが、マンガやアニメは日本らしさを出す最高のコンテンツ。
 また仕事として、口の仕事(アナウンサー、声優?)、書く仕事(作家、記者?)、手の仕事(職人、料理人)なども触れられてますが……。
 これらは現在「AIで多くの仕事が奪われる」と危惧されてますが、その後に花開く職業ではないかと思います。
 清く正しく儲けろ!
「清貧思想は負け惜しみ」とハッキリ断言してます。
 とにかく目的さえ間違えてなければ、思いっきり儲けろと語っています。
 利口なだけのマジメは怠惰や金バカと同じぐらい大嫌い
 日月の神様は怠惰と金バカが大嫌い。それと同じぐらいアリバイ作りのようなマジメなだけの行動も嫌っています。
 間違ったマジメな働きぶりが、ブラック企業をはびこらせた原因ですからねぇ。それで「悪が日本を食い物にする」と……。
 人間、好きなことに向かってバカになれ
 自分のやりたいことに向かって一途に打ち込めば、日本人はたいてい成功できるようにできているそうです。趣味人最高!
 ただし世間から認められず、ただの趣味人で終わったら廃人です……。(汗)
 日月神示を宗教化されるのは大嫌い
 日月神示を宗教化して、金儲けに使われるのを嫌ってます。また日月神示を盲信して、原理主義化するのも嫌ってます。
 同じことが日蓮聖人のお筆先にも書かれてるのに、結局、明治時代になって日蓮宗は宗教化してしまいましたねぇ……。(汗)
 キリスト教で語られる上級悪魔そのもの?
 日月神示を読んで感じるのは、キリスト教で語られているルシファーなどの上級悪魔とまったく同じことを教えている点です。
 と言っても聖書と矛盾してるのでなく、6世紀の宗教会議でキリスト教(原理主義)が否定しまくった思想(解釈)を連ねてるだけです。
 キリスト教ではその否定した思想(解釈)をすべて悪魔でたとえてますから、同じになるのも当然でしょう。
 そもそもキリスト教の悪魔は、邪悪なビジュアルで描かれること以外は、教養があって、礼儀正しくて、契約や約束事はキチンと守って……。
 それに今の世の中は西洋文明思想=キリスト教原理主義思想を土台にした偽善で作られているため、日月神示が語っていることの多くが世の中の常識とは逆説的になるのは当然かもしれません。
 はたして、どちらが正しいか。流行りの言葉を使えば、「それは、あなた次第です」ということで……。
 ちなみにキリスト教思想、西欧思想は、日月神示的には世界にとって5つめの原罪のようです。
 安倍首相、トランプ大統領は日月の神様の側?
 細かい問題を棚に上げると、安倍首相とトランプ大統領のやっていることは、大筋において日月神示の教えに沿っています。
 ゆえにマスメディアや野党が疑惑をでっち上げてでも潰そうとしてるのは、悪神の側にいるからでしょうか。
 部分的には、いや細かいところで腑に落ちない行動や考えも目立ちますが、日月神示を読んでるとそういう風に思えて……。(汗)
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