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考察メモ/輪廻転生について生まれてくる家系について

(りん)()(てん)(しょう)における家系の考察
 まだ日月神示に書かれてるか確認してないが、(たましい)を鍛えるにあたって修行場としてふさわしい家系に生まれてくるというのはスピリチュアル系でよく語られている事柄である。
 そこで、自分のケースを例に考察していく。
 
  背景家系図運命の比較本家のカルマ

 


管理人の家系の背景
 実名まで出して書かないが、歴史に詳しい人には「あ、あそこだ」とわかってしまうかもしれない。
 ちなみに子供の頃から多くのことを繰り返し聞かされてきたものの、当時の暮らしぶりからは実感できないため、かなり聞き流していた。
 また本家とは険悪な関係であり、あまり触れたくなかったために自分の家系については長いこと考えないようにしてきた。
 それらの情報がつながり始めたのは、40歳を過ぎたあたり。
古墳時代から続いていた?
 管理人の家系はある地方の大地主。その中に古墳が数多くあるため、古墳時代から続いている豪族かもしれない。
 土地にある古墳群は天皇家とは関係がないため、私が生まれる前に大規模な史跡調査が行われたそうだ。その結果、古墳は墓ではなく、ただの盛り土にすぎないことがわかった。これは現在ある「古墳は墓ではない」とする説の元になった調査だと思う。この時の調査で、すっかり平らにされた古墳がいくつか……。
 考察とは関係ないが、参考までにその時の調査でわかった古墳についての情報を列記する。
  • 古墳は墓ではなく、土地を開拓する時に出た土砂捨て場。当時は遠くまで土を運べないため、いくつもの盛り土が作られた。
  • 調査で跡形もなく掘り返した古墳もあるが、中には何も埋められてなかった。
  • 開拓で土地を平らにしたため、大雨が降ると洪水被害が大きくなる。そこで古墳のふもとに神社を建て、逃げ場の目印とした。
  • 古墳は墓として作られてはいないが、そこにあとから墓を立てた場合もある。
  • 大きな盛り土になると雨で土砂崩れが起きるので、大きな古墳の回りには溝(堀)が掘られた。
  • 現在は円墳しか残ってないが、平らにされた古墳については元の形は不明。円墳じゃないから徹底調査されたのかも。
清水を名乗れるのは村で(本家の)1軒だけ
 子供の頃から繰り返し聞かされた言葉なのに、清水が全国で14番目に多い苗字(1980年頃の話、現在は20位)であることに矛盾を感じていた。
 正確には本家は「水」と書く。それに対して分家筋になる管理人の家は一般的な「水」を名乗って差別化しているが、これも戦前は村に1軒しか許されなかった。明治以降の戸籍法では勝手に名字を変えられないため、本家を継がない場合は分家ではなく婿養子になることでしきたりを守ってきた。このしきたりは昭和時代を通して続いていたが、平成になって以降は本家と疎遠となったため、今はどうなったかは知らない。
 ちなみに本家との差別化のために、家紋も本家は「抱き茗荷に丸」、我が家は丸をはずした「抱き茗荷」と変えている。
 註:本家を毎度正字で表すのは面倒なので、以降は一般的な「清水」で済ませる。
管理人の家系は「本筋」=存在は血筋のバックアップ
 管理人の家系は元大地主──清水家の血筋を守るための存在で、本家に世継ぎの男の子が生まれなかった場合は本筋と呼ばれる。
 本家に2人以上の男の子が生まれると、その次男が新しい本筋となるためお役御免となる。
 なお、父から「本家には5代前から(何かの呪いで跡取りとなる)子供が生まれてない」と聞かされているが、誰を起点に5代前なのか今となっては不明。
 祖父の兄が本家へ養子入りして本家を継ぎ、その人にも子供が生まれなかったため、予定では父が養子入りして本家を継ぐはずだったらしい。
太平洋戦争敗戦以降
 清水本家に大きな転機が訪れたのは、太平洋戦争による敗戦。GHQによる農地開放政策で、自分で耕作してないすべての優良な土地を奪われたこと。
 耕作に適した場所は小作人に任せ、近くの繁華街も店を建てて人に貸し、一族は持ち山の中で暮らしていた。その貸していた土地や建物をすべて奪われたため、本家は一気に貧しくなった。日本中にある限界集落の中には、かつて生産性の高い土地をすべて貸していた大地主一族の集落が多いと思う。おそらく、そういう元地主から山を買って急速に成長したのが西武・国土グループではないだろうか。本家の売った山の一部は、今では整備されて行楽地やスポーツの合宿地になっているところが多い。
 
 で、本家(祖父の兄)には子供がなく、敗戦で優良な農地を奪われたことから本家を潰すと決め、戦災孤児を養子としてしまった。
 でも、地域にとって水源となる山林の持ち主であるため、戦後も昔ほどではなくとも発言権が残ってたりして……。
 その本家の家屋敷は大変に大きかったが、管理人が幼い頃にあった大雪で潰れてしまった。それで小さな家に建て替えている。その建て替えの時に、本家の人は蔵から先祖代々のもの出して、家が完成するまでそこで暮らしていた記憶がある。この時に先祖代々のものがかなり失われたらしい。
本家・本筋騒動
 この騒ぎは1990年代に最後の本家が亡くなったことで、管理人の預かり知らぬところで起きていた。父が話を堰き止めていたらしい。
 高校中退の養子が本家を継いでしまった。しかも、その子も孫も高校を中退するどころか、2代続けて18歳でできちゃった婚をしている。そういう人物が山林地主の本家を名乗って権勢を振るい続けることに村や近隣自治体が危機感を覚えたためだ。
 ただし、これだけで地域が大騒ぎしたのなら、ただの学歴差別である。当時の本家は山林地主であることを良いことに、地域の水源に近い土地を中国人に切り売りして大金?を手に入れていた。それが村だけでなく近くの市町村にとっても大変な問題になったのだ。
 そこで本家を元に戻すために、知らぬところで管理人を祭り上げようと動いている人たちがいた。2005年の総選挙直前、父の死によって管理人に直接話が及ぶこととなった。まず自民党議員候補になって、地域に戻ったことをアピール……と。
 これを断った直後、大きな出版トラブルに見舞われている。もしかしたら話を断ったため、先祖の怒りを買ったのかもしれない。

 


管理人の運命因子=家系図
 家系の法則から、管理人の運命因子の割り出しを行う。
 
   本家─┬────//──X
      └本筋──//──┬祖父の兄──X
           //  └祖父───┬父────┬管理人
           //        └弟3人  └弟
 
 男のみの家系図である。父には姉と3人の妹がいるが、それは省略している。
 管理人には弟が1人いるため、自分の2代前──祖父と同じ運命因子を持つことになる。また父は4人兄弟の長男なので、末の弟──叔父も同じ運命因子を持っていることになる。

 

祖父の運勢との比較
 上に書いた通り、管理人は祖父と同じ運命因子を持つらしい。そこでわかる範囲で運勢を比較する。
30代に3度の理不尽
 祖父の人生と比較すると、ほぼ同じ時期に3度の理不尽に遭わされている。
祖父の場合
 祖父は戦時中、4度も徴兵を受けている。1度目は時代だから仕方ないが、2度目以降は村でも疑惑が出ている。
 大陸で大ケガをして本土へ戻り、徴兵が解除されている。よく大ケガを負ったら自決を迫られる話を聞くが、あれはドラマの中の話で、可能であれば帰国して徴兵を解かれたのだろう。
 ところが、その傷が完治する前に再徴兵が繰り返され、また大陸の南の方へ出征している。
 村では健康体なのに、昭和の戦争期に一度も徴兵されてない人が何人もいる。この原因はいまだ不明。おそらく徴兵逃れだが、村から誰かは出さなくてはならないため、祖父が何度も出ることになったのだろう。
 その時にはすでに父が生まれていたために血筋のバックアップとしての役目を終え、厄介払いだった可能性が高い。
 なお祖父は「大陸の南の方へ行っていた」と話した以外は、戦争での詳しい体験を語らないまま亡くなったと聞いている。また戦争でできた傷跡を見たことはないが、いつも片足を少し引きずっていた記憶はある。どっちの足だったか記憶があいまいだが……。
管理人の場合
 管理人の受けた理不尽は課長昇進1か月前の急なリストラと、2度の出版トラブル。
理不尽なリストラ →詳細は別ページ
 勤めていた会社が不況の長期化にともない、社内体制を能力主義に変えようとした。
 それで行われた昇進試験に、管理人は20代での合格者3人のうち1人として受かるが……。
 課長に昇進するわずか1か月前、いきなり理不尽な理由でリストラされることになった。
2度の出版トラブル →詳細は別ページ
 出版トラブルの1度目は編集者の連絡ミスがこじれたもの。これもウソの事情説明ばかりで事実は隠されたまま。
 
 2度目はその4年後。誰かのウソのタレコミ(要するに同業者潰し)を編集部が信じて激怒したところまではわかってる。
 誰からのどんなウソを信じたのかまでは教えてはもらってない。それで作品にケチが付いて、以降は……。
起業しても軌道に乗らず
 以降、いろいろやってみるものの、うまくいかないのも同じ。
祖父の場合
 途中まで成功しかけても販売力がなかったり大資本の食い物にされたりで軌道に乗らず。
 祖父の死後20年経った頃から、祖父と同じことで成功した話をチラホラと聞くようになった。これは時代を先取りしすぎていたか、それとも単に販売力や宣伝力等の問題か……。
 最期は熱中症による脳溢血(のういっけつ)。朝の涼しいうちに畑仕事をして、朝食を摂りに家に戻ろうとした途中の道端に倒れて亡くなっていた。
管理人の場合
 私もいくつかやってはみたが販売力と宣伝力の問題を痛感。それに加えてゼロ円経済に巻き込まれて……。
 死後20年は、私の小説で起きたりして……。(汗)
 そして高冷地育ちのために暑さが苦手なので、祖父と同じように最期は熱中症になる可能性も……。(汗)

 


本家のカルマ?
 家系の法則とは少し違うが、本家のカルマと思われるものがある。
 上にも書いたが、5代前?から本家に子供(男の子?)が生まれない呪いがソレだろう。
子供ができない呪い?
 1990年代なかば、最後の本家が亡くなった。それを機に、まるで本家から本筋に呪いが移ってきたような現象が起きている。
管理人は結婚できない呪い?
 本家が亡くなる前、付き合っていた女性がいた。
 でも、今思うとほぼ同じ頃だろう。彼女が宗教(統一教会)にハマって別れることになった。
 それで暇を持て余して小説を書き始めたのが今に至るのだから、運命は何が起こるかわからない。
 
 以降、驚くほど女気がなくなっている。
 見かねた親戚たちが十数年間に40回を超えるお見合いをセッティングするが、まったく進展はなし。
 2010年、ついにキレた親戚に文句を言われるが、矛先は私ではなくお見合い相手だった女性たち。彼女たちが誰一人結婚してないことに気づいて、怒りをぶちまけてきたのだった。中には2010年の時点ですでに50代に足を踏み入れてる人もいて……。
 結婚しない私にも問題はあるが、それは周りがそういう女性たちで固まってたから……という類友の運命なのか?
結婚しても子供ができない呪い?
 本家が亡くなって以降、本筋側の男のいとこに男の子が生まれたという話を聞かない。
 弟は結婚したが、いまだ子宝に恵まれてない。
 私と同じ運命因子を持つ父の末弟も、ついに子宝がないまま還暦を迎えた。
 いとこの女の子はどんどん結婚するけど、男は結婚しない、交通事故や過労死で若くして亡くなる。
 ここまでくると、本当に呪いとしか思えなくなる。
 
 ちなみに生物学の調査ではY染色体の劣化で、そういう状態になる家系がいくつか見つかってるらしいが……。