磐戸の巻(全文)〜「言答の巻」とも
磐戸の巻 書き知らすぞよ、
岩戸開くには神人共にえらぎ賑わうのだぞ、
カミカカリして唱い舞うのだぞ、
ウズメノミコトいるのだぞ。
ウズメとは女のみでないぞ、
男もウズメだぞ、
女のタマは男、男のタマは女と申してあろうがな。
ヤミの中で踊るのだぞ、唄うのだぞ、
皆のものウズメとなって下されよ、
暁告げる十理(鳥)となって下されよ、
カミカカって舞い唄い下されよ、
カミカカリでないと、
これからは何もできぬと申してあろうがな。
記:1944年12月30日
キ(気)つけてくれよ、キが元だぞ、
キから生まれるのだぞ、
心くばれと申してあろうが、
心のもとはキだぞ、
すべてのもとはキであるぞ、
キはゝ◯(喜び)だぞ、
臣民 皆にそれぞれのキ植えつけてあるのだぞ、
うれしキは うれしキこと生むぞ、
かなしキは かなしキこと生むぞ、
おそれは おそれ生むぞ、
喜べば喜ぶことあるぞと申してあろうがな、
天災でも人災でも、
臣民の心の中に動くキのままになるのだぞ。
この道理わかるであろうがな。
爆弾でも当たると思えば当たるのだぞ、
恐れると恐ろしいことになるのだぞ、
ものはキから生まれるのだ、
キが元ぞ、
くどくキづけておくぞ、
ムのキ動けばムくるぞ、
ウのキうごけばウ来るぞ、
どんな九十(こと)でもキあればできるぞ、
キから生まれるぞ、
勇んで神の御用つとめて下されよ。
記:1944年12月31日
二二(富士)は晴れたり、日本晴れ、
びっくり箱 いよいよとなったぞ。
春マケ、夏マケ、秋マケ、冬マケてハルマケドンとなるのだぞ。
早う改心しないとハルマケドンの大峠越せんことになるぞ。
大峠となったら どんな臣民もアフンとして物言えんことになるのだぞ、
なんとした取り違いであったかと地団駄踏んでも、
その時では間に合わんのだぞ、
十人並みのことしていては今度の御用はできんのだぞ。
逆様に返ると申してあろうが、
大洗濯だぞ、大掃除だぞ、グレンだぞ、
二二(富士)に花咲くぞ。
記:1945年1月1日
この方この世のあく神とも現れるぞ、
闇魔とも現れるぞ、
アクと申しても臣民の申す悪ではないぞ、
善も悪もないのだぞ、
審判の時来ているのに気づかぬか、
その日その時裁かれているのだぞ、
早う洗濯せよ、掃除せよ、
磐戸いつでも開くのだぞ、
善の御代来るぞ、悪の御代来るぞ。
悪と善と立て分けて、どちらも生かすのだぞ、
生かすとは神のイキに合わすことぞ、
イキに合えば悪は悪でないのだぞ。
この道理よく肚に入れて、神の心 早う汲み取れよ、
それが洗濯だぞ。
記:1945年1月2日
天盛り地盛ります御代となるぞ、
臣民の心の中にいけておいた花火 いよいよひらく時来たぞ、
赤い花火もあるぞ、青いのもあるぞ、黄なのもあるぞ、
それぞれのミタマによって、その色ちがうのだぞ、
ミタマ通りの色出るのだぞ。
金は金ぞ、鉄は鉄ぞ、鉛は鉛として磨いてくれよ、
金のまねするでないぞ。
地つちの軸 動くぞ、
フニャフニャ腰がコンニャク腰になって どうにもこうにもならんことになるぞ、
その時この神示、心棒に入れてくれよ、
百人に一人位は何とか役に立つぞ、
あとはコンニャクのお化けだぞ。
記:1945年1月3日
北、南、宝出す時近づいたぞ、
世の元からの仕組みであるから めったに間違いないぞ、
これからいよいよ臣民にはわからなくなれど仕上げ見て下されよ、
何事も神の申すこと聞いて 素直になるのが一等だぞ、
神示出ぬ時近くなったぞ、
神示出なくなったら口で知らすぞ、
神示早う腹に入れぬと間に合わんことになって来るぞ、
西も東もみな宝あるぞ、
北の宝はシオミツ(潮満つ)だぞ、
南の宝はシオヒル(潮干る)だぞ、
東西の宝も今にわかって来るぞ、
この宝あっぱれ、
この世の大洗濯の宝であるぞ。
記:1945年1月4日
シオミツ=海水分離資源、シオヒル=海底資源、東西の宝=メタンハイドレートと石油?
人民のイクサや天災ばかりで、
今度の岩戸ひらくと思っていたら大きな間違いだぞ、
戦や天災で埒あくようなチョロコイことでないぞ、
あいた口ふさがらんことになって来るのだから、
早うミタマ磨いて恐いもの無いようになっておってくれよ、
肉体の恐さではないぞ、タマの恐さだぞ、
タマの戦や禍は見当取れまいがな、
真通理(祀り) 第一と申すのだ、
神のミコトに聞けよ、
それにはどうしてもミタマ磨いて神かかれるようにならねばならんのだ。
神かかりと申しても そこらにござる天狗やキツネやタヌキつきではないぞ。
まことの神かかりであるぞ。
右行く人、左行く人、咎めるでないぞ。
世界のことは皆、己の心に映って心だけのことよりできんのだぞ、
この道理わかったか、
この道はマナカ(真中)行く道とくどく申してあること忘れるなよ、
今までのような宗教や教えの集団は潰れてしまうぞ、
神が潰すのではないぞ、
自分で潰れるのだぞ、
早うこの神示、魂にしてマコトの道に生きてくれよ、
俳句は俳句と申してあるが、
天理は天理、金光は金光だけの教えであるぞ。
この神の申すこと、
天のミチぞ、地のミチぞ、人のミチだぞ。
今度の岩戸ひらきの大望済んだとて、
すぐに良いことばかりはないのだぞ、
二度とないことであるから臣民では見当取れんから、
肚の底から改心して、
素直に、神の申す通りにするのが何より結構なことだぞ。
記:1945年1月7日
神の国の昔からの生き神の声は、
世に出ている守護人の耳には入らんぞ、
世に出ている守護人は九分九厘まで外国魂だから、聞こえんのだぞ。
外国の悪の三大将よ、いざ出て参れよ、
マトモからでも、上からでも、下からでも、横からでも、いざ出て参れよ。
この神の国には世の元からの生き神が水ももらさぬ仕組みしてあるから、
いざ出て参って得心ゆくまでかかってござれ。
敗けてもくやしくないまでに攻めてござれよ、
堂々と出てござれ、
どの手でもかかってござれ。
その上で、敗けてこれはカナワンと言う時までかかってござれよ。
学、勝ったら従ってやるぞ、
神の力にカナワンこと心からわかったら
末代どんなことあっても従わせて元の神のまことの世にして、
改心させて、万劫末代口説ない世に致すぞよ。
記:1945年1月9日
世に出ている守護人=著名な宗教の神/外国の神だから日本語での祈りが通じない
悪の三大将=邪鬼(レプティリアン)、オロチ、悪狐
4大悪魔のうち、神は悪神と手を組んでいる
富士と鳴門の仕組みわかりかけたら、いかな外国人でも改心するぞ。
それまでに神の国の臣民 改心しておらぬと気の毒できるぞ。
天狗や狐は誰にでもかかってモノ言うなれど、
神は中々にチョコラサとはかからんぞ、
よき代になったら神はモノ言わんぞ。
人が神となるのだぞ、
この神は巫女や禰宜にはかからんぞ、
神が誰にでもかかって、すぐ何でもできると思っていると思いが違うから気つけておくぞ。
神かかりに凝るとロクなことないからホドホドにしてくれよ。
この道は中行く道と申してあろうがな。
戦済みたでもなく、済まぬでもなく、
上げも下しもならず、
人民の智や学や算盤では、
どうにもできんことになるのが目の前に見えているのだから、
早う神の申す通り素直に言うこと聞けと申しているのだぞ。
長引くほど、国はチリジリになくなるぞ。
米あると申して油断するでないぞ、
タマあると申して油断するでないぞ、
命あると申して油断するでないぞ。
この神示よく読めば楽になって人々から光出るのだぞ、
辰の年はよき年となっているのだぞ、
早う洗濯してくれよ。
記:1945年1月11日
辰の年=1952年〜日本の主権回復
悪の仕組みは、日本魂をネコソギ抜いてしまって、
日本を外国同様にしておいて、
一呑みにする計画であるぞ。
日本の臣民、悪の計画通りになって、
尻の毛まで抜かれていても、まだキづかんか、
上からやり方かえてもらわねば、
下ばかりではどうにもならんぞ。
上に立っている人、日に日に悪くなって来ているぞ。
メグリある金でも物でも持っていたらよいように思っているが、
えらい取り違いであるぞ。
早う神の申すこと聞きて下されよ。
世界のどこ探しても、
今は九九(ここ)より他に、
神のマコトの道知らす所ないのだぞ。
この道の役員、上から見られん所によきことないと今度の御用、
なかなかにつとまらんぞ、
洗濯急げよ、掃除急げよ、
家の中が治まらんのは女にメグリあるからぞ、
このことよく気つけておくぞ、
村も国々も同様ぞ。
女のメグリはコワイのだぞ。
節分からは八回柏手打って下されよ。
神はげしくなるぞ。
記:1945年1月12日
心にメグリ積むと動物のイレモノとなるぞ、
神のイレモノ、動物等に自由にされていて、
それでマコトの神の臣民と申されるか、
わからんと申してあまりであるぞ。
ゴモク吐き出せよ、
そのままにしておくと段々大きくなって始末にゆかぬことになって、
しまいには灰にするより、手なくなるぞ、
石流れて、木の葉沈むと申してあろうが、
今がその世だぞ。
改心してキレイに掃除できたら、
千里先にいても、ひつきの神と頼めばどんなことでもさせてやるぞ、
この神は世界中どこへでも届く鼻持っているのだぞ、
この世作ったこの神だ、
この世にわからんこと一つもないのだぞ、
神の御用さえつとめて下されたら、
心配ごとが嬉し嬉しのこととなる仕組みだぞ、
日本臣民ばかりでないぞ、
どこの国の民でも同様に助けてやるぞ、
神には依怙がないのぞ。
記:1945年1月13日
マコトの者は千人に一人だぞ、
向こうの国にはまだまだドエライ仕組みしているから
今のうちに神の申すこと聞いて、
神国は神国のやり方にしてくれよ。
人の殺し合いばかりではケリつかんのだぞ、
今度の負け勝ちはそんなチョロコイことではないのだぞ、
トコトンのところまで行くのだから神も総活動だぞ、
臣民 石にかじりついてもやらねばならんぞ、
そのかわり今度は万劫末代のことだから
いつまでもかわらんマコトの神徳与えるぞ。
言われぬこと、神示に出せぬことも知らすことあるぞ。
記:1945年1月13日
マコトの者は千人に一人。だが、政治家や官僚の中では百人に一人(第5帖と比較)
コト違うから、精神違うから、違うことになるのだぞ、
コト正しくすれば、正しきこととなるのだぞ。
日本の国は元の神の血筋の混じり気のないミタマで、末代治めるのだ。
何事も末代のことであるから、末代動かんように定めるのだから、大望であるぞ。
上の臣民このままで何とかかんとかいけるように思っているが、
その心我よしだぞ。
今度は手合わせて拝むばかりでは駄目だと申してあろうが、
今度は規則決まったら、昔より難しくなるのだぞ、
まけられんことになるのだぞ、
神魂の臣民でないと神の国には住めんことになるのだぞ。
この世治めるのは地の先祖の生き神の光出さねば、この世治まらんのだぞ。
今度はトコトン掃除せねば、
少しでも混じり気あったら、先になって また大きな間違いとなるから、
洗濯洗濯とくどく申しているのだ。
神は一時は菩薩とも現れていたのだが、もう菩薩では治まらんから、
いよいよ生き神の生来現してバタバタに埒つけるのだぞ、
今の学ある者 大き取り違い致しているぞ。
大国常立尊大神と現れて、一時は天も構い、
地の世界は申すに及ばず、天へも昇り降りして、
ゝ◯(元)のゝ◯(日本)のゝ◯(神)の光クッキリ現さねばならんと仰せあるぞ、
早う洗濯しないと間に合わんぞ。
この道の役員、吾は苦労して人助けるのだぞ、
その心でないと我出して吾のこと思っているとグレンだぞ。
仏もキリストも何もかもスッカリと救わねばならんのだ、
殺して救うのと、生かして御用に使うのとあるぞ、
今度はハッキリ区別するのだぞ、
昔からの因縁だぞ。
この方のもとに参って、昔からの因縁、
この先のことよく聞いて得心できたら、
肚の底から改心してマコトの御用結構につとめあげてくれよ。
逃げ道作ってはならんぞ、
二つ三つ道作ってはならんぞ。
真っ直ぐに神の道に進めよ。
神の道は一筋だと申してあろうが。
何なりとそれぞれの行せねばマコトのことはできんのだぞ、
世界の片八四(片端)浜辺から いよいよが始まると知らせてあること近くなったぞ、
くどいようなれどさっぱりと洗濯してくれよ、
神の国は神のやり方でないと治まらんから今までの法度からコトから、
やり方かえて、今まではやり方違っていたから、
神のお道通りに致しますと心からお詫びせねば、するまで苦しむのだぞ、
この苦しみは筆にも口にもないようなことに、臣民の心次第でなるのだから、
くどく申しているのだぞ、
何もかも神にささげよ、てんし様にささげよと申してあろうがな、
それが神国の民の心得ぞ、
否でも応でもそうなって来るのだぞ。
神国の政治経済は一つだと申してあろうがな、
今の臣民にわかるように申すならば、
臣民働いてとれたものは、何でも神様にささげるのだ、
神の御社は幸いで埋もれるのだぞ、御光輝くのだぞ、
光の町となるのだぞ。
神から分けて下さるのだぞ、
その人の働きによって それぞれに恵みのしるし下さるのだぞ、
それがお宝ぞ、
お宝 徳相当に集まるのだぞ、
キン(金)は要らんと申してあろうがな、
元の世になるまでに、そうしたことになって、
それからマコトの神の世になるのだ。
神の世はマツリ(祀り)あるだけぞ、
それまでにお宝下さるのだぞ、
お宝とは今のお札のようなものだぞ。
わかるように申すなら、
神の御社と臣民のお役所と市場を合わせたようなものが、
一時はできるのだぞ、
嬉し嬉しとなるのだぞ、
マコトのマツリの一だぞ。
このことよく肚に入れて一二三として説いて、
早う上の守護人殿にも、下の守護人殿にも知らせて、
安心して、勇んで暮らすようにしてやって下されよ。
それも臣民の心次第、
素直な人、早う嬉しくなって、心勇むぞ、
寂しくなったら 訪ねてござれと申してあろうがな。
記:1945年1月13日
生味の、生き通しの神が、
生味を見せてやらねばならんことに、いずれはなるのだが、
生き神の生味は激しいから、
今のうちに綺麗に洗濯しておけと申すのだ。
皆にまつろっておけと申すのだ。
可哀想なのは兵隊さんだぞ、
神に祈ってやってくれよ。
幽界人(外国人)よ、日本の国にいる幽界(外国)魂の守護人よ、
いよいよとなって生き神の総活動になったら、
死ぬことも生きることもできない苦しみに一時はなるのだから、
神から見ればそなた達も子だから早う神の下に帰ってくれよ、
いよいよとなって来たのだぞ、
くどう気づけるぞ。
記:1945年1月13日
この方の道、悪きと思うなら、出てござれ、
良きか悪きか、はっきりと得心行くまで見せてやるぞ。
何事も得心させねば、根本からの掃除はできんのだぞ、
役員 気つけてくれよ。
皆、和合してくれよ。
悪き言葉、息吹きがこの方一番邪魔になるぞ、
苦労なしにはマコトはわからんぞ、
慾はいらぬぞ、慾出したら曇るぞ。
盲になるぞ、
お詫びすれば許してやるぞ、
天地に御無礼ない臣民一人もないのだぞ。
病治してやるぞ、
神息吹き作ってやれよ、
神息吹きとは一二三書いた紙、
神前に供えてから分けてやるもののことだぞ。
腹立つのは慢心からぞ、
守護神良くなれば肉体良くなるぞ、
善も悪もわからん世、闇の世と申すぞ。
天照皇太神宮様の岩戸開きは、
騙した、間違いの岩戸開きぞ、
無理にあけた岩戸開きだから、開いた神々様に大きなメグリあるのだぞ、
今度はメグリだけのことはせなならんぞ、
神には分け隔て無いのだぞ、
今度の岩戸開きはちっとも間違いない、混じりけのない、
マコトの神の息吹きで開くのだぞ。
混じりあったら、濁り少しでもあったら、
またやり直しせなならんから くどう気つけているのだぞ。
いつまでも変わらぬマコトで開くのだぞ。
記:1945年1月14日
世の元からの生き神がそろって現れたら、
皆腰抜かして、目パチクリさせて、
もの言えんようになるのだぞ。
神徳もらった臣民でないと中々越せん峠だぞ、
神徳はいくらでも背負いきれんまでにやるぞ、
大きい器持ってござれよ、
掃除した大きい入れものいくらでも持ってござれよ、
神界にはビクともせぬ仕組みできているのだから安心して御用つとめてくれよ。
今度はマコトの神の力でないと何もできはせんぞと申してあろうが、
日本の国は小さいが天と地との神力強い、神のマコトの元の国であるぞ。
洗濯と申すのは何事にもよらん、人間心捨てて仕舞って、
智恵や学に頼らずに、神の申すこと一つも疑わず生まれ赤子の心のうぶ心になって、
神の教え守ることぞ。
ミタマ磨きと申すのは、神から授かっているミタマの命令に従って、
肉体心捨ててしまって、神の申す通り背かんようにすることぞ。
学や智を力と頼むうちはミタマ磨けんのだ。
学越えた学、智越えた智は、神の学、神の智だということわからんか、
今度の岩戸開きはミタマから、根本から変えていくのだから、中々であるぞ、
天災や戦ばかりでは中々埒あかんぞ、根本の改めだぞ。
小さいこと思っていると わからんことになると申してあろうがな、
この道理よく肚に入れて下されよ、
今度は上中下三段にわけてあるミタマの因縁によって、
それぞれに目鼻つけて、悪も改心させて、
善も改心させての岩戸開きだから、
根本から作り変えるよりはどれだけ難しいか、
大層な骨折りだぞよ。
叱るばかりでは改心できんから喜ばせて改心させることも
守護神にあってはあるのだぞ、
聞き分けよい守護神殿 少ないぞ、
聞き分け良い悪の神、早く改心するぞ、
聞き分け悪き善の守護神あるぞ。
この道の役員は昔からの因縁によってミタマ調べて引き寄せて御用させてあるのだ。
めったに見当狂わんぞ、
神は綱かけたら中々放さんぞ、
逃げられるならば逃げてみよれ、
くるくる廻って また始めからお出直しで御用せねばならんようになって来るぞ。
ミタマ磨け出したら病神などドンドン逃げ出すぞ、
出雲の神様 大切申せと知らせてあること忘れるなよ。
子の歳真ん中にして前後十年が正念場、
世の建て替えは水と火とだぞ。
ひつじの三月三日、五月五日は結構な日ぞ。
記:1945年1月14日
子の年=1936年、1926年=中国国民党政権、1946年=太平洋戦争の後処理
ひつじの3月3日=1945年3月3日(辛未)〜この日まで硫黄島の飛行場が完成せず、その意味ではけっこうな日
翌日完成して、10日には東京大空襲になるが……
5月5日=ドイツに敗戦処理政府が作られ、各国に無条件降伏を打診する
おそらく、すでに過去になった部分を含めた敗戦を予言しただけではないだろうか。
以下は未来の予言とした場合の解釈
子の歳=2008年、2020年、2032年、2044年
ひつじ年の3月3日/5月5日(旧暦)=2003年4月4日/6月4日、2015年4月21日/6月20日、2027年4月9日/6月9日、2039年3月27日/5月27日
旧暦3月3日がひつじの日=2033年4月2日、2034年4月21日、2040年4月13日
旧暦5月5日がひつじの日=2027年6月9日、2030年6月5日、2031年6月24日、2033年6月1日、2034年6月20日
新暦3月3日がひつじの日=2025年、2041年
新暦5月5日がひつじの日=2013年、2029年、2045年
なお、原文はカタカナのため「ねの年真ん中にして全50年」という解釈もある。
また「ねの年」は「子」ではなくアマノウズメが岩戸開きの時に踊りながら歌った
「ひふみよ いむなや こともちろらね」のヒフミ神歌の数え方であり、
ある年を基点に15年目を真ん中にした全50年間が正念場ではないかという読み方も指摘されている。
たとえば平成15年(2003年)を中心にする全50年(1978年〜2028年)とか……。
ただし、夜明けの巻 第12帖にも似た言及があるので、この解釈は可能性は低いだろうが。
この神はよき臣民にはよく見え、
悪き臣民には悪く見えるのだぞ、
鬼門の金神とも見えるのだぞ、
世はクルクルと廻るのだぞ、
仕合わせ(めぐり合わせ)悪くても悔やむでないぞ、
それぞれのミタマの曇り取っているのだから、
勇んで苦しいこともして下されよ、
上が裸で下が袴穿くこと出て来るぞ。
神が化かして使っているのだから、
でき上がるまでは誰にもわからんが、
でき上がったら、何とした結構なことかと皆がびっくりするのだぞ、
びっくり箱にも悪いびっくり箱と、
嬉し嬉しのびっくり箱とあるのだぞ、
何も知らん臣民に、知らんこと知らすのだから、
疑うは無理ないなれど、
曇り取れば、すぐ映る、
元の種持っているのだから、
早うこの神示読んで洗濯してくれよ、
どんな大峠でも楽に越せるのだぞ、
神の道は無理ない道だと知らせてあろうが。
ミタマの因縁恐ろしいぞ。
上下湧き上がるが近くなったぞ。
記:1945年1月14日
今度の御用は世に落ちて苦労に苦労した臣民でないと中々につとまらんぞ、
神も長らく世に落ちて苦労に苦労重ねていたのだが、
時節到来して、天晴れ世に出て来たのだぞ、
因縁のミタマ 世に落ちているぞと申してあろうがな、
外国好きの臣民、今に大き息もできんことになるのだぞ、
覚悟はよいか、
改心次第でその時からよき方に廻してやるぞ。
改心と申して、人間の前で懺悔するのは神国のやり方ではないぞ、
人の前で懺悔するのは神傷つけることになると心得よ、
神の御前にこそ懺悔せよ、
懺悔の悪きコトに倍した、よきコトタマ宣れよ、
コト高くあげよ、
富士晴れるまでコト高くあげてくれよ、
そのコトに神移って、どんな手柄でも立てさせて、
万劫末代 名の残るようにしてやるぞ。
この仕組みわかったら上の臣民、逆立ちしてお詫びに来るなれど、
その時ではもう間に合わんから くどう気つけているのだぞ。
臣民、可愛いから嫌がられても、この方申すのだ。
悪と思うことに善あり、善と思うことも悪多いと知らせてあろうがな、
このことよく心得ておけよ、
悪の世になっているのだから、
マコトの神さえ悪に巻き込まれてござるほど、
知らず知らずに悪になっているのだから、
今度の世の乱れと申すものは、
五度の岩戸閉めだから見当取れん、
臣民にわからんのは無理ないなれど、
それわかってもらわんと結構な御用つとまらんぞ、
時が来たら、我が我の口で我が白状するようになって来るぞ、
神の臣民恥ずかしくないようにしてくれよ、
臣民恥ずかしいことは、神恥ずかしいのだぞ、
いよいよ善と悪の変わり目であるから、
悪神暴れるから巻き込まれぬように褌締めて、
この神示読んで、
神の心汲み取って御用大切になされよ。
記:1945年1月14日
向こうの国いくら物あっても、人あっても、生き神が表に出て働くのだから、
神無き国は、いずれは往生だぞ。
この神の申すことよく肚に入れて、
もうかなわんと申すところ堪えて、
またかなわんと申すところ堪えて
いよいよどうにもならんというところ堪えて、
頑張って下されよ、
神には何もかもよくわかって帳面に書き留めてあるから、
どこまでも、死んでも頑張って下されよ、
そこまで見届けねば、この方の役目果たせんのだ。
可哀想なれど神の臣民殿、
堪えに堪えてマコトどこまでも貫きて下されよ、
マコトの生き神様がその時こそ表に出て、
日本に手柄させて、神の臣民に手柄立てさせて、
神から篤く御礼申して善き世に致すのであるぞ、
腹帯しっかり締めてくれよ。
重ねて神が臣民殿に頼むぞよ、
守護神殿に頼むぞよ。
記:1945年1月14日
戦いつも勝ちとばかりとは限らんぞ、春負けとなるぞ、
いざとなれば昔からの生き神様 総出で御働きなさるから、
神の国の神の道は大丈夫であるなれど、
日本臣民 大丈夫とは申されんぞ、
その心の通りになること忘れるなよ、
早うミタマ磨いてくれよ、
もう少し戦進むと、これはどうしたことか、
こんなはずではなかったなぁと、
どちらの臣民も見当取れん、
どうすることもできんことになると知らせてあろうが、
そうなってからでは遅いからそれまでに、この神示読んで、
その時にはどうするかということわかっておらんと仕組み成就せんぞ。
役員の大切な役目だぞ、
我の思い捨ててしまって
早うこの神示、穴のあくほど裏の裏まで肚に入れておいてくれよ、
この神示の終わりに、神強く頼むぞよ。
記:1945年1月13日
元の大和魂に返れと申すのは、
今の臣民には無理じゃな、
無理でも、神に心向ければできるのだぞ、
どうしても今度は元のキのままの魂に返らんとならんのぞ、
肝心の神示むやみに見せるでないぞ。
仕組み壊れるぞ、
今に神示に書けないことも知らせなければならんから、
みみから知らせるから、
肚から肚へ伝えてくれよ。
節分からは激しくなって、激しき神示は書かせんぞ。
天明 神示の御用はこれでしばらく御用済みぞ、
その代わりみみ掃除しておいてくれよ。
記:1945年1月13日
間違った解釈が横行して、神示の信用失墜を警告〜実際にデタラメなオカルト本が蔓延している