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その他・読み解きメモ/社会への教え/経済について
- 日月神示の語る経済
- 読み解くと、以下の特徴がある。
- 虚業経済や金融資本主義のない時代(オワリの御用)
- 経済合理性によるマガイモノのない時代(カイの御用)
- 大資本家による搾取のないマクロ経済
- オワリの御用
- ・エドの仕組み済みたらオワリの仕組みにかからすぞ(中略)糊塗(誤魔化し)無くするぞ(地つ巻 第33帖)
- 日月神示では「尾張の仕組み」として、虚業経済・金融資本主義に警鐘を鳴らしている。
- 上記の後半はマスメディアの捏造報道や偏向報道への言及と読める。だが、仕組みの名前に使われた尾張=名古屋の経済状況を考えると、物作りや実体経済を重んじる天の日津久の神様の言いたいことのようなものが見えてくる。
- この名古屋経済圏は、日本で東京、大阪に次いで3番目の経済圏(2017年に大阪圏の景気悪化で2位浮上)である。だが、東京や大阪のように、本社や金融業が少ないため、見かけ上の経済規模は小さくなっている。だが、実体経済のみで比べると、名古屋経済圏は日本でもっとも強い経済力を持っている。
- 今の金融資本主義の時代では実体経済のみでは影が薄くなる。だが、誰かが物を作らないと、虚業も成り立たないのは当たり前だ。
- とはいえ、この名古屋。派手な成金趣味という一面がある。これももしかしたら「下手に溜め込まず、適度に使わないと経済が回らないぞ」という意味になっているのかも……。
- ・金では世は治まらんと申してあるのに(中略)金は世を潰す本ぞ(下つ巻 第35帖)
- 今の時代は経済ですべてのものがまわっている。それは一面では真理。
- だが、その経済を「金」だけで語ると不合理な面が多く、そこから「好み」などの感情面や「習慣」などの風土面を加味した心理経済学の研究も進んでいる。まさに「金」だけでは世は治まらない。
- ところが今の経済談義は、すべてを「金」で語るグローバル経済。「金」に置き換えられないものは、すべて経済障壁として糾弾している。
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- それに加えて、冷戦時代が終わって以降の世界の政治家は、日本でも欧米でもミクロ経済学で語る財界人思考になって世の中がおかしくなっている。特に2010年代後半からは、世界中で「◯◯ファースト・◯◯第一主義・◯◯さえ良ければそれでいい」がはびこり、周囲との軋轢を生んでいる。
- 政治家や官僚が物事を見る時は、常にマクロ経済学を念頭に置かないと経済がまわらなくなるのだが……。
- 搾取経済の否定、カイの御用
- ・人力屋、酒屋、料理屋、芸妓屋、娼妓屋、無く致すぞ。世つぶす基だぞ。
- 菓子、饅頭も要らんぞ。煙草も癖ぞ。
- 善き世になったら、別の酒、煙草、菓子、饅頭できるぞ。(空の巻 第13帖)
- なくす職業や物について、文字通り読み取ると意味不明になる。
- 人力屋 派遣労働、単純労働、コスト扱いされる労働力 〜1946年時点にはない概念のため、造語したのだろう
- 酒屋 奢侈やクダを巻くための場所としての酒場 〜酒屋全般とすると「別の酒」の意味がわからなくなる
- 料理屋 チェーンの料理屋 〜安く売るために「カイの御用」に反したことをしている
外食産業は労働搾取をしてるので、二重の意味で否定の対象になっていると思われる - 芸妓屋 性を売り物にしたアイドル業界
- 娼妓屋 性風俗産業
- 菓子・饅頭 「カイの御用」に反した製菓 〜おそらく食品添加物を使いまくった粗悪な大量生産品だろう