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系外惑星【けいがくわくせい】
 太陽系以外の恒星系を回っている惑星。
系外惑星観測の初期
 最初の系外惑星は1988年に発見されていたが、その時は誰も惑星だと気づいてなかった。
 惑星としての最初の発見は1992年。この時は恒星ではなくパルサーを回る惑星だった。
 恒星を回る惑星の発見は1995年。この時の公転軌道は長楕円。その後、続々と見つかる惑星系はどれも楕円軌道のエキセントリック・プラネットで、太陽系のような同心円軌道の惑星系は珍しいと思われていた時期もある。
現在の観測状況
 これまでに見つかった系外惑星は、2019年10月1日時点で4,118個。
 宇宙人論に出てくるヴェガゼータレティクルにはまだ惑星は見つかってないが、どちらからも太陽系のアステロイド・ベルトとエッジワース・カイパー・ベルトに相当する存在が確認されている。

 

経済【けいざい】
 貨幣経済や資本主義は汚れたものでも、地球独自のものでもない。本来は世の中を良くする、文明的なシステムである。
マコトの経済
 本来、「お金」の流れと神様からの「おかげ」の流れは一致している。まず地域の古くから続く名士家系のところに「おかげ」が集まり、そこから周囲へは川の流れのように広まり、そして低いところへと流れていく。そしてもっとも低いところに「おかげ」が集まるようになっている。
 お金はその「おかげ」に応じて分配されるもので、威張って高いところへ昇ろうとすると、お金が流れなくなってくる。
 現在はお金の流れを川に見立てると、上流にいくつものダムが作られ、それを高いところにいる人たちが独占している。そのため本来ならば水が豊かに流れるところにいる人たちが、干上がる状況に追い込まれている。
地球型経済(15世紀頃)
 15世紀頃、ヴェネチアの商人たちが複式簿記を商売の秘術として使い始め、ここから地球型経済が始まった。
 この時の複式簿記の計算方法は「スマム大全」(1494年)に詳しく記載され、現代もほぼ当時の手法のまま続いている。
利息という不労働搾取
 現在でもイスラム教を始め、神の教えとして利息を禁じている宗教もある。
 キリスト教も昔は同じであったが、16世紀にはそれまで禁じられていた利子経済が生まれ、ここから近代的な経済が始まった。
 日本では金利は禁じられてなかったが、江戸時代までは悪徳商人(高利貸し)の定義が年利1割以上となっていた。
 また現在の株式は成果の分配ではなく「定期的な分配金=高利回りを謳った利息」という扱いになっている。
 ただし自然界は多くのものが年率2%の割り合いで増えるようにできているので、ここから大きく離れてなければ利息も悪とは限らないのかもしれない。
手数料、利用料という搾取経済
 必要な手間賃としての手数料や利用料ならば問題ないが、現代社会では必要がないのに規則で決められて強制的に払わされるものが増えている。
 国際貿易では為替手数料は必要なものだが、これを国際条約で特定の通貨を使うように縛られると、それはその通貨を使う国にだけ有利な搾取経済にしかならない。(石油取り引きのペトロダラーシステムなど)
 また日本ではNHK受信料やカード決済手数料、銀行手数料なども、見合った金額を超えた不公正な搾取と言われている。
中間業者という搾取経済
 この世は多くの人たちの協力で成り立っているのだから、何をするにも多くの企業が関わるのは当たり前である。
 ゆえに中間業者が受け取る金額は正統な手間賃である。だが、その中には何もしてないのに、ないしろくな働きをしてないのに多額の手間賃を持っていく業者が存在する。
 有名なところではアニメ業界。コンテンツ会社に制作依頼で支払った金額の、わずか2〜3割しか製作現場に届いていない。間に入って口を出すだけのテレビ局が5割、出版社が2割を抜いてしまうため、そこからコンテンツ会社が正統な取り分を差し引いたとしても、現場には2〜3割しか残らないという。それどころか原作者などの一次著作権者に1円も落ちない事例も発生している。
貧困の発明
 15世紀までの生活では貧しくても食べていけたが、この頃から貨幣による経済支配が始まり、食うにも困る貧困層が生まれる。
 地球の人口爆発は15世紀の西洋の都市部から始まっている。これは一般に常識論として言われている「経済が豊かになったから」ではなく、市民の貧困化による「貧乏人の子だくさん」が本当の理由かもしれない。

 

ケイシー(エドガー・ケイシー)【Edgar Cayce】
 20世紀前半に活躍した、アメリカの予言者、心霊鑑定家。
予言方法
 夢でアカシックレコードを読んでくるというリーディング方法で予言する。
リーディング
 ケイシーが直接アカシックレコードを読むのではなく、依頼人の前世等を仲介して過去を見ている。
 そのため依頼人が飛行機を知らなかった場合、アカシックレコードには「大きな鳥」「空に浮かぶ十字架」と解釈した姿で記録されている。ケイシーはそれを20世紀前半のアメリカ人の知識で解釈するという二重のフィルターのかかった読み取りになっている。

 

ケイシー予言【Cayce よげん】
 エドガー・ケイシーによる主な予言。
終末予言
 旧千年紀の終わりに関する予言。
新千年紀予言
 21世紀以降の新時代に関する予言。
世界の中心はアジアへ移る
「アメリカは自己と同様に隣人を愛する心が受け入れられなければ、文明の中心は西へ向かって進む」(3976-15)
 アメリカが世界の中心ではなくなる予言。実際、2015年以降、再びアメリカでの人種差別が激しくなってきている。
ロシアから新宗教が生まれる
「ロシアの宗教の発展によって、世界に大きな希望がやってくる」(3976-10)
 詳細は不明。共産主義者、ならびKGBの残党がいるうちは実現しない未来。プーチン以降?
国際予言
 夢でアカシ。

 

眷属【けんぞく】
 思念体生命のうち、神の使いをしているグループ。一般に狐霊や天使などと呼ばれるが、神の使いの総称とした方が良さそうだ。
 思念体生命は霊格とは関係なく神様が見えるので、知能を持つと自然と眷属となって神の使いになる者が多くなるらしい。
人型の眷属
 身長40cm〜120cm。背後にオーラが出ている。このオーラの見え方から、民族によって様々なものに分けられたと思われる。
  • 翼  〜天使(中東〜旧ローマ帝国〜キリスト教世界)
  • 二枚羽〜妖精(古代ヨーロッパ)
  • 尻尾 〜キツネ、本数が増えて九尾の狐など(日本)
  • ツノ 〜小鬼(中国)
  • ケモミミ〜獣人、亜人(東欧〜中央アジア)
  • 三角帽〜小人、ドワーフ(北欧)
  • 台座 〜小仏(東南アジア〜仏教世界)
  • 雲  〜ジン(中東ペルシャ、中国)
  • 円盤 〜小神(古代インド〜仏教世界)
龍型の眷属
 速く飛行できることから、神様が移動する時の乗り物として使える者が多いという。
 霊格が高まると羽や翼が生え、神になると鳳凰(ほうおう)になる。
ヘビ型の眷属
 スピリチュアリストの中に「この眷属の魂は第3ステージにあり、成長して魂のステージが4に上がると龍になる」と語ってる人がいる。
 この件に関しては今のところ疑わしく感じる。

 

原理主義【げんりしゅぎ】
 最初は『原理原則にこだわって融通の利かない人』を揶揄する言葉として使われ始めた。
 ある思想、信念に基づき、「この教え(教本や経典)通りに従えば世の中は良くなる」と思って突き進む思考停止状態。危険思想に陥りやすい。
 特に宗教では「経典には一言一句間違いは書かれてない」と見なし、その通りに行動しようとする信条のことをいう。
 日本ではマスメディアがイスラム教原理主義にしか触れないため、原理主義=イスラム教という間違った刷り込みが起きているが、本来はキリスト教原理主義の処女降臨、贖罪、復活、奇跡等を歴史的事実とする考え方についてを言っていた。
宗教原理主義
 現在メディア等で多く使われる原理主義。
イスラム教原理主義
 世俗イスラムのトルコとイランを除くと、イスラム教国全体が教えの意味を忘れて何でもかんでも戒律にしてしまう原理主義に染まっている。
 ただしイスラム教原理主義と報じられる場合の多くは、自爆テロをする過激な武装勢力を意味している。
キリスト教原理主義
 アメリカがキリスト教原理主義で建国された国。教育現場では科学を否定して創造論を教えようとする動きがある。
 昨今の行き過ぎた権利思想も、根っこにはキリスト教原理主義がある。
仏教原理主義
 古くは朝廷図書館焼き討ち事件を起こした蘇我親子から、近年ではオウム真理教まで、日本で多く生まれている。
 また日本の禅宗とインドのヴェーダ思想に感化された現在のスピリチュアル運動──仏教アナーキズム、禅ヒッピーなども原理主義の傾向がある。
政治経済原理主義
 政治経済思想にも結論ありきの思考停止が多い。
共産原理主義
 最初は個人資産の否定で始まり、最後は恐怖政治へと陥っていく傾向がある。
 資本家、資産家を潰せばみんなが幸せになるという歪んだ思想で暴走し、政権を取ると資本を生み出していた人たちを失うため、国家が一気に貧困化する。近年ではブラジルがその典型例で、2018年以降は韓国が同じ暴走を進めている。
自由原理主義(リベラリズム、グローバリズム)
 近年の先進国にはびこる政治思想。規制や関税、宗教や文化的制約を撤廃すれば何もかもうまくいくと考える思想。
 ただし自分より成功する人が出てくると、そういう都合の悪い結果を何らかの不正や障壁と言い出す身勝手が目立つ。
財政原理主義
 平成時代の日本やドイツの財務官僚にはびこる原理主義。
 その結果、2国の平成時代30年間の経済成長は全世界のワースト2となった。
原理主義と識字率
 文字のある社会では庶民でも生きるために、自然と文字を覚える傾向がある。そのため識字率は6割を超えるのが当たり前だった。
 ところが世の中が原理主義に染まると、為政者は庶民が真理に触れないように文字を遠ざけようとする傾向が見られる。
 かつてのキリスト教社会の識字率の低さは典型であり、歴史を隠すために漢字を教えなくなったり、字形をガラッと変えて旧字を読めなくした中国というやり方も見られる。