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睡眠【すいみん】
 夢を見る。

 

スウェーデンボルグ(エマニュエル・スウェーデンボリ)【Emanuel Swedenborg】
 18世紀半ばに「霊界日記」を記した霊能力者。当時のヨーロッパでは有数の大科学者の一人であった。科学がまだ細分化される前の時代であるため、スウェーデンボルグが手を広げた分野は、数学、物理学、化学、天文学、鉱物学、結晶学、冶金学、生理学、解剖学、地質学、自然史学、等と多岐にわたる。
 60歳目前の1745年に霊的な体験が始まり、睡眠中の幽体離脱で頻繁に霊界を訪れるようになる。
導きの霊
 霊界を訪れたスウェーデンボルグは、ガイド役の霊に案内されている。
 その霊は「数千億km離れた場所からやってきた」と語っている。
 数千億kmが本当なら、1光年の数%、2〜3千天文単位で十分に太陽系の中。
 ちなみに現在、天文学者が未知の惑星を探してるのは2万天文単位のあたり。
霊体の考えは日月神示に近い
 西洋発のスピリチュアルなモノの見方は、一番内側に肉体があって、その外にアストラル体があって……と、何重もの膜で説明される。
 だが、スウェーデンボルグは肉体は霊の器であって、その中に霊が入り、魂はその霊の中に入っていると説明している。

 

少彦名の命【すくなひこなのみこと】
 神産巣日高皇産巣日の子。 「少名毘古那」「少彦根」「スクナビコナ」「スクナビコネ」などと表記は揺れる。
 国造りの神。医薬、温泉、穀物、知識、酒造、まじないなどの神様。
 中でも日本では酒造りを始めた神様とも伝えられる。ここから酒造会社や製薬メーカーの中には企業内神社で祀っているところも多い。

 

スクライング【scrying】
 揺らいだり乱反射したりして不規則に動く光を見て、そこから幻視や視覚イメージを覚えて霊的な対話をする手法の一つ。具現化するという意味でゲージングと呼ばれることもあるが、これは似たような発音表現が多いので避けた方が良い。
 乱反射する光源として、水晶、鏡、器に張られた水面、ガラス粒などが使われる。

 

素盞嗚の尊【すさのおのみこと】
 イザナギイザナミの3番目の子供。
記紀神話では
 岩戸神話では手のつけられない暴れん坊で、アマテラスが岩戸に逃げ込む原因を作った無法者。
 だが、高天原を追放されたあとの出雲の国産み神話では、ヤマタノオロチを倒して国を救った英雄になる。
日月神示では
 スサノオは縄文時代(紀元前700年頃)にあった日本の人口が半分以下になる史上最大規模の国難で、最前線に立って奮闘した功労者。
 それなのに、国難の時には口だけで何もしなかった神々によって責任を押しつけられ、高天原から追放された。
 そもそもアマテラス(太陽)、ツキヨミ(月)、スサノオ(地球)を担当する最上位の神様。何者も罪を許して地上にいることを許している神様。ただし度を越えた場合は大地の怒りを与える神様でもある。
縄文時代に起きた大事件候補
 紀元前700年頃に何が起きたのか。大きく2つの説がある。
武装難民の流入説
 中国で春秋戦国の動乱が始まった影響で、おそらく武装難民が日本に流れ込んできたのだろう。人口減少は武装難民による略奪や殺戮の結果と思われる。それも人口が半分になるほどであるから、相当な無法ぶりだったと推察される。
 そういう武装難民から逃げるため、身の回りのものが一気に簡素化していったと考えられる。縄文時代の凝った装飾のある土器や衣服から、弥生時代の無地の土器や衣服への変化は、世の中全体が貧しくなった影響だろう。
 また縄文時代には人を殺せるほどの刃物は作られてないのに、弥生時代になると戦争用の武器が大量に作られるようになった。スサノオはそういう武器を手に取り、武装難民から国民を守った最初の人だろうと思う。
疫病によるパンデミック説
 武装難民という存在を認めたくないのか、主要学派は人口減を疫病のせいにしたいようだ。
 難民と一緒に疫病が入ってきたという仮説。日本は島国であったため、多くの人が免疫を持たなかったために一気に広まったという考え。
 2020年のコロナ災害では、第一線の医療現場で戦っている医師や看護師たちを、「こっちへ来るな」「病院から出るな」と心ない差別で忌避する人たちが大勢出てきた。
 可能性であるが、スサノオが病に倒れた人たちを救済しようとしたため、逆に口先だけの無責任な神たちによって差別的に追放された可能性がある。
最大規模の人口減少
 上記の時期とは違うが、紀元前5300年頃、九州南沖にある鬼界ヶ島の破局噴火が起き、この時に西日本の人口が約300年にわたってゼロになった。
 この破局噴火で阿蘇山より南は一面の焼け野原。九州から関西にかけても火山灰が積もって人が消え、青森の三内丸山遺跡もこの噴火の影響で放棄されたという説がある。
 なお、この頃はまだ海面が今より60〜80mほど低いため、一部の人たちは陸続きの大陸へと逃げていったようだ。時期的にはこの頃、無人だった朝鮮半島に南から人が移り住み始めている。
 多神教ではすべての罪を1人の神になすりつけるケースが見られる。日本神話においては、それがスサノオである。
 名前から、おそらくは日本を守る武神だろう。だが、日本人の中に平和を求めるあまり、平安時代の侍や、現在の自衛隊を忌み嫌う人が出てくる。これと同じだろう。

 

スターピープル【Star People】
 スピリチュアリズムが語る、地球外から転生してきた人のこと。ETソウルとも呼ぶ。
地球へ転生してきた理由
 理由は多種多様。
  • 地球人を指導するため(スターシード/因縁ミタマ
  • 新しい経験と刺激のため
  • 観光
  • 刑罰(監獄惑星説)
  • 魂のリハビリ(隔離厚生施設説)
正規のスターピープル
 正規の手続きを踏んで地球外から生まれ変わってきた人たち。特に示す言葉がない。地球人口の2〜3%、多くても4%は超えないらしい。
スターシード
 地球人を指導するために選ばれた魂。語義は「宇宙の種(star seed)」。新しい何かを植えつける意味がある。
 地球に新しい考え──科学や文化などを持ち込んで、文明を発展させる役目を負っている。日月神示で言う因縁ミタマそのもの。
 もちろん地球への転生には、神様による正規の手続きを踏んでいる。
 現代、地球人口の60人に1人らしいが、これはスピリチュアリズムの流れに乗った人たちの割合だろうか。
 ただし何割かは成長の過程(忘却の川)で使命も才能も前世の記憶も忘れてしまい、まったく役目を果たさないらしい。
ワンダラー/ウォークイン
 正規の生まれ変わりシステムを無視して、勝手に地球に生まれてきている人たち。現在、地球人口の8割にもなるという。
 前世に限定せず、数代前の過去世が異星人である人たちも含む。
 現在の地球人の人口が多い原因とも考えられる。
獣の人民?
 正規の転生手続きを踏んでいないため、神様からは「神の器」としては見なされてない。
 そのため魂は獣や草木と同じ「獣の人民」の扱いになるようだ。
身勝手に地球へ来た魂
 地球では14世紀頃から文明の急成長が始まり、魂の成長にとっては短期間に多くの経験値が得られる時代になったそうだ。
 そのため、そのうま味に与ろうと、現人口の6割もの魂が、周囲の惑星から地球へ生まれ変わってきたらしい。
 この魂たちは基本が身勝手であるのに加え、進んだ文明から来てるため知力の高い魂も多いようだ。
罪人の魂?
 一部に何らかの事情で、地球を流刑地──監獄惑星として送り込まれてきた魂があるそうだ。
 いくつかの魂は古典的な死後の世界を体験せず、鬼のような者が管理する異世界でしばらく暮らすらしい。そこには地球とは違う紙幣が使われているという話もある。
 そして、ある日、記憶を消す飲み物や菓子を与えられる。これには強い意志がないと抵抗できず、口にして意識が薄れたところで生まれ変わってくるという。
魂の厚生?
 過去世で大きなトラウマを抱えた魂が、後ろ向きな考えを払拭して立ち直るまでの間、地球に療養で来たという説もある。
 ネガティブ思考は周囲に感染するため、そういう魂を地球へ強制隔離させて更生を図っているとか?
 未知なものへの不安や恐怖は生物の本能ではなく、トラウマを持った魂の人が増えたためかもしれない。
 この手の魂は過去世のトラウマを忘れさせるため、生まれ変わる時に強制的に記憶を消すという。
 なお地球の文明が育っているため、利用できる期間はあとわずか。最終期限がアセンションにあたる?
西欧型社会は苦手
 地球外から転生してきた人にとって、西欧型社会の利己主義、個人主義の競争社会が受け入れに苦労する環境で、中でもアングロサクソン系の社会が激しく異質で抵抗のある鬼門になるらしい。
 一見、文明が進んでるように見える西欧社会だが、魂の次元周波数で見た場合、地球上、ないし宇宙でもっとも低い社会だからだそうだ。
 そのため地球外からの転生者にとって1回目の人生で順応するのは難しく、地球に順応するまで数回の転生を要するという。
 ただし霊格が低い者にとっては、慣れてしまうと一転して居心地が良くなるようだ。

 

スピリチュアリズム【Spiritualism】
 1950年代後半にブームの始まった、それまでの宗教観から離れて「魂」や「霊性」を語る流れ。とはいえ国によってキリスト教世界観や仏教世界観などにガチガチに縛られている。
 それでも霊界の存在や生まれ変わりなどの共通点はある。

 

スンダランド【Sundaland】
 氷河期で海面が120m以上低くなった時、東南アジア、インドネシア、フィリピンのあたりにあらわれた広大な陸地。