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予言読み解き/大峠(ミロクの世)について

大峠(ミロクの世)で考えられる概要
 岩戸開きには必要な手順があり、以下のような流れが考えられる。
 
 昨今、巷間で語られる終末論のようなものはなく、地球が滅亡するほどの混乱はないと思われる。
 
 具体的な歴史の流れで見ると。
 
 終末期──ミロクの世から、大グレンで起こるであろうできごととは以下の通り。
相当すると思われるできごと
     項目            (はじめ)の御用             (つぎ)の御用      
前10年 1926年 1998年
前半10年の重大事件 昭和恐慌(1927)
満州事変(1931)
労働基本法モラル崩壊(1999)
自殺者が年間3万人超え(1998〜)
大峠前の世相 市民の貧困化
共産主義の暗躍
日本へのプロパガンダ風評激増
市民の二極化(勝ち組/負け組)
リベラリズムの暗躍
日本へのプロパガンダ風評激増
子の歳 1936年 2008年
子の歳前後の重大事件 支那事変(1937) リーマン・ショック(2008)
子の歳〜大峠間の世相 世界的な軍拡競争
第二次世界大戦勃発
メディアのフェイクニュース急増
真実を報道しない自由
大峠本番
(約3年半)
太平洋戦争
(1941.12.8〜1945.8.15)
民主党政権
(2009.9.16〜2012.12.26)
後10年 1946年 2018年
後半10年の重大事件 日中戦争(1937〜1945)
太平洋戦争(1941〜1945)
東日本大震災(2011)
日銀資産、企業内部留保急増
2度の消費税増税
岩戸開きのサイン
(ヒの雨)
原爆投下(1945.8.6) 福島第一原発事故(2011.3.13)
ミヨイヅの時代
(タメシまでの移行期)
  アベノミクス
平成から令和へ改元
ミロクの世
(終末期)
1954年からミロクの世が始まる予定だった 世の中のほころびが一気に広がる
資本主義と民主主義の限界
年功序列、終身雇用の崩壊
超大国アメリカの混乱
タメシの前兆
次元上昇(アセンション)の始まり)
失敗により以降の計画は中止 悪の白旗
国連機関で一斉に反日プロパガンダ
子の年〜タメシの始まり   2020年
タメシ前半5年
(フジの仕組み)
  新コロナウィルス(COVID-19)
悪神が新秩序を作り直そうと仕掛けた混乱
建て替えの終了は辰年   2024年7月→11月
タメシ後半5年
(ナルトの仕組み)
  中国共産党崩壊?
第三次世界大戦?
日韓戦争?
ヒツジ年の3月3日、5月5日は
結構な日
  2027年4月9日、6月9日
何がある日?
大グレン   利子経済、虚業経済の消滅?
基軸通貨としてのドルの信用失墜?
エセエリートが馬脚をあらわす
超大国アメリカ、中国は最貧国へ陥落
信用経済に戻る
終了後の世界
(松の代)
  松の代、日本の大繁栄時代

 

大峠とは
・大峠とは王統(おうとう)消すのだぞ。新しき元の生命(いのち)と成るのだぞ。(雨の巻 第17帖)
 1945年12月19日の預言。
 それまでの時代の支配層(王統)を消して、次の時代を作ること。
 第二次世界大戦は日本は負けたが、世界から多くの植民地を消す戦いになった。
 次の大峠でもただあぐらをかいてるだけの支配層は消されるだろう。
・三年と半年、半年と三年であるぞ。その間はクラヤミ時代、火をともしても暗いのであるぞ。(中略)
 次に五年と五年じゃ。(中略)この大峠を越してから大いなるタメシがあるぞ。(扶桑之巻 第6帖)
 1961年5月5日の預言。
 大峠の期間は、ほぼ3年半。それが終わったあと5年+5年のタメシの期間がある。
 タメシの5年+5年は連続してるとは書かれてない。
 タメシの前半の5年は「富士の仕組み」で、神様によって世の中が組み替えられる期間だろう。
 そして後半の5年は「鳴門の仕組み」。この期間に起こる災難は神様も手助けできないようだ。
・天地の波に乗れば良いのじゃ。楽し楽しで大峠越せるぞ。(五葉之巻 第12帖)
 1961年9月1日の預言。
 やり直しの岩戸開きでの大峠は波に乗れば楽に乗り越えられるものらしいので、ウワサされている核戦争や破滅的な災厄ではないだろう。
 また疫病のようなものでもないと察せられる。

 

最初の大峠(太平洋戦争)について
()の歳真ん中にして前後十年が正念場、世の建て替えは水と火とだぞ。(磐戸の巻 第16帖)
 1945年1月14日の預言。
 日月神示の中で、もっとも有名なフレーズ。一般的な解釈では子年を2008年と2020年に置いている。
 だが、これを太平洋戦争にからむ(はじめ)の御用と、平成時代の(つぎ)の御用に分けて考える。
 
 まず預言より前ではあるが、真ん中の子の歳を1936年に置くと、前半の始まりは1926年(昭和元年)になる。そのため戦争に明け暮れた戦前の20年間が、まるまる入ることになる。
 この期間、まず1927年に昭和金融恐慌が始まり、庶民生活がいきなり苦しくなった。その前年には中国で軍事政権である国民党が中華民国の実権を握り、大陸の勢力争いに日本を引きずり込む動きが始まっている。
 更に1929年に世界恐慌が始まると、日本は経済を立て直すために大陸に活路を求めようとする。そこで1932年に満州事変が起こり、満州建国や、それに伴う日本の国際連盟脱退という流れが起こる。
 真ん中の子の歳を過ぎると、日本はここから小競り合いから本格的な戦争の時代へと突入していく、まさに正念場。
 そして終わりは太平洋戦争終戦の翌年である1946年となる。
 日月神示単体で考えると奇妙な予言となるが、前身の大本教からの流れと考えれば不自然さはなくなるだろう。
・今度の御用は臣民(しんみん)たくさんは要らんぞ、何もかも神が仕組みているのだから人民しようとて何もできはせんぞ。(松の巻 第4帖)
 1945年6月20日の預言。
 日月神示の前身である大本教神示の呼びかけに応じた人民が少ないため、神みずから手を出そうとしたらしい。
・岩戸開きのはじめの幕開いたばかりぞ、今度は水逆さに戻るのだから、人民の力ばかりでは成就せんぞ。(夜明けの巻 第11帖)
 1945年8月7日の預言。原爆が投下された翌日に語られたもの。
 岩戸は人の命に関わるものであるため、開くために多くの命が必要になる。
 広島への原爆投下で岩戸を開くのに必要な命の数がそろったらしい。
 これは日月神示とは違うが「神は原爆の使用を1回だけ許した」という話とも符合する。
・あら楽し、清々し、世は岩戸明けたり、待ちに待ちし岩戸開けたり。(夜明けの巻 第13帖)
 1945年8月10日の預言。御前会議で昭和天皇がポツダム宣言受諾を決定した直後に語られたもの。
 日本の敗戦で、岩戸が完全に開いたのだろう。
・旧九月八日で一切りじゃ、これで(はじめ)の御用は済みたぞ、八分通りは落第じゃぞ。(祭りの巻 第8帖)
 1946年8月15日の預言。
 (はじめ)の御用。前項で触れた「子の歳真ん中にして前後十年が正念場」の最終年に下りた正念場の終了宣言。
 この世界線では建て直しに失敗したため、
  ・十年先は、五六七(みろく)の世だぞ、(日の出の巻 第20帖)
 の予言が成就されてない。
神様の計画では
 当初の神の計画では日本はイギリスと組んで勝利し、地上を神の国に戻すはずだったそうだ。
▽記事を読む
(いくさ)で世の建て替えするつもりであったが、あまりに曇りひどいから〜隅々までは掃除できん。(梅の巻 第18帖)
 1946年12月4日の預言。
 大戦中に岩戸が開いて大峠を始めたが、完全に建て直せなかったと宣言している。

 

(はじめ)の御用のタメシの期間の計画について
・神の国一度負けた様になって(しま)いには勝ち、また負けた様になって勝つのだぞ。(松の巻 第7帖)
 1945年6月23日の預言。まさに戦後日本の歩みの予言。
 同じ文言ではあるが、岩戸開きに成功した世界線と、失敗したこの世界線では意味が変わってくる。
岩戸開きに失敗したこの世界線〜ただの未来の話
 この世界線では岩戸開きに失敗したので、タメシの10年は存在しない。
 日本は太平洋戦争に負けて敗戦国となる。しかし戦後になると欧米の植民地が次々と独立した。これは戦前構想した大東亜共栄圏の実現である。また日本は経済復興して世界第2位の経済大国となると、1980年代には本当に戦争に勝ったのは日本と言われるようになる。
 ところが、そこでアメリカの悪意から次の経済戦争を仕掛けられ、これが岩戸開きのやり直しへとつながっていく。
 日本は欧米の仕掛けに騙されて国内経済をズタズタにされ、その影響で平成時代の失われた30年を招く経済一人負けの事態へと追い込まれる。
 しかし最終的には日本は立ち直り、今度は誰もが世界の頂点と認める存在になると予言されている。
岩戸開きに成功した世界線〜未来の計画
 成功した世界線では、欧米は共産主義こそが平和を乱す元凶と気づき、日本の占領政策をわずか2か月で切り上げている。
 こちらの世界線でGHQに潜り込んだ左派活動家によって、憲法改正や数々の占領政策が仕掛けられて日本を骨抜きにされた。だが、成功した世界線では1つも行われず、第二次世界大戦は西側対共産圏の戦いへと姿を変える。
 世の中を乱す本当の存在に気づかせた意味では戦争の目的を果たしたことになるので戦いに勝った。
 しかし、敗戦直後の日本に残った軍備では十分に戦えない。そこにドサクサにまぎれてフランスやオランダなどが植民地を奪還しようと軍を送ってきたり、中華民国も台湾を占領しようと上陸作戦を仕掛けてくる。まだ復員せず現地に残っていた日本軍が応戦。それを口実に連合国側から非難され、再び負けたようになる。朝鮮半島ではこちらの世界線よりも早く朝鮮戦争が始まる。
 ところがアメリカや東南アジアからの資源輸入で急速に国力を回復した日本は、アジア独立戦争に勝ち、アメリカとの軍事連合を組んでソ連との戦いになる。
 1952年、日月神示の「タツの年」にソ連、中国共産党崩壊。第二次世界大戦終了時には連合国側にいたため、戦後の国際連合常任理事国はアメリカ、イギリス、日本の3国。
 そして日月神示の予言通り、1954年から松の代が始まっている。
申酉(さるとり)過ぎて(いぬ)の年、()の年 めでたけれ。(夜明けの巻 第12帖)
 1945年8月7日の預言。申酉は1944年と1945年、子の年は1948年。
 この一文も岩戸開きに成功した世界線と、失敗したこの世界線では意味が変わってくる。
岩戸開きに失敗したこの世界線〜ただの未来の話
 1948年は、ようやくアメリカが諸悪の根源が旧ソ連──コミンテルンだと気づいて赤狩りを始めた年だ。その意味ではめでたい。
 しかしドイツ降伏直後の1945年5月には証拠が見つかって、最初のレポートがホワイトハウスに届いている。その後、何度も似たようなレポートが出てきたが、トルーマン大統領は1948年まで放置してしまった。
 そのため日本はGHQに潜り込んだ左翼勢力の良いようにされ、憲法改正から何から国力を落とす骨抜き政策をされている。
 この歪みは令和に入った今も正されてない。
 また対応が遅れたため、朝鮮戦争や東西冷戦のような事態を招いてる。ソ連崩壊後も、リベラル派が元共産主義者だったことを隠して行動を続けている。
岩戸開きに成功した世界線〜未来の計画
 成功した世界線での太平洋戦争終了は1945年8月14日である。
 太平洋戦争の戦勝国という大義を振りかざして、植民地を取り返しに来たフランスやオランダ、ならび台湾を取りに来た中華民国に対して、日本は苦しい戦いを強いられる。
 1948年は、アメリカが日本の側についた年。日本とは激しく戦ったが、そのおかげで日本を信頼するようになっていた。その意味でめでたい年。
 そこから日本は連合国の一員として認められ、仕上げの最終戦争へと突入していく。

 

次の大峠〜タメシの前兆について
・悪口言われ出したら結構近づいたのだと申してあろう。悪口は悪の白旗だぞ。(海の巻 第1帖)
 1947年8月13日の預言。終末が近づくサインの一つ。
 2012年12月に安倍政権ができて以降、各国が日本に対してネガティブキャンペーンを始めている。
   韓国   従軍慰安婦  ……まったくのデマの反日プロパガンダ
   中国   南京大虐殺  ……最大の虐殺は1949年。本当は自分のやったことだから、事件の仔細には詳しい。抗日プロパガンダ
   オランダ 児童ポルノ  ……AV、18禁などマンガを情報源としたイメージ。活動家は誰一人実地調査してないことが判明
   北欧   日本の女性差別……毎日新聞社が1989年から2008年まで海外向けに英語配信していたデタラメなネット記事を鵜呑み
                  (詳細は「毎日デイリーニューズWaiWai問題」で検索のこと)
 いずれも偏見やプロパガンダによる事実無根な言いがかり。特に2013年以降、悪化してきている。
 この裏には第2次世界大戦で日本に唯一勝ったアメリカの衰退があり、それによって再び日本が独立した大国として振る舞うことへの恐れが現れている。今は公式には表立ってなくても、大戦の戦勝国のフリをしているイギリス、フランス、ロシアも乗ってくるだろう。
 そして2015年からは大戦時の同盟国だったドイツも、福島原発事故や財政赤字をネタに対日ネガティブ・キャンペーンを始めた。ドイツは地政学的に中国との親和性が高く、第2次世界大戦時、日本と三国同盟を組んでおきながら、その裏で中国国民党軍に支援物資を送っていたお国柄だ。そのドイツが2016年には対中貿易量を増やして貿易相手国の3分の1が中国という対中依存を高めたため、ますます中国の反日姿勢への迎合を強めるだろう。それに加えてVWのディーゼル車排気ガス不正問題で、不正行為を見つけたのはアメリカだが、それまで無理と言われていた測定方法を確立したのも、不正を最初に疑ったのも日本企業であったため、その逆恨みが大きいだろう。
 更に2017年1月にトランプがアメリカ大統領になると、アメリカの衰退が始まったと見て、次の覇権国を狙う中国とドイツが手を組んで反日キャンペーンを強めている。
 
 なお、この日本への悪口は国内でもNHK、朝日新聞グループ、毎日新聞グループ、北海道新聞、琉球新報、琉球タイムズ、共同通信、週刊ゲンダイ(週刊誌)、リテラ(ネットニュース)などの悪質なメディアが偏向報道を続けている。
 
 また、2017年頃からは中央リニア新幹線の建設にあたり、法的に何も問題のない契約を「理系談合」と報じるようになった。出世欲だけで能力のないエセ文系エリートが、悪あがきを始めたのだろうか。
 これまで出世レースで早々に潰されてきたホンモノの文系エリートの復権や、理系出身者に課せられたガラスの天井が壊れる前兆かもしれない。
 
 同じく日本国内のキリスト教団体に限定されるが、日本神道を「悪魔崇拝の邪教」と喧伝し始める動きも出てきた。
・神の国の元のミタマと外国のミタマとスッカリ取り換えられているのにまだ目覚めんのか(中略)
 我さえ良けりゃ、よその国、よその人民どうなってもよいというほどに世界の臣民(しんみん)、皆なっているが、
 表面(うわつら)ばかり良いことに見せているが中は極悪じゃ。(岩の巻 第8帖)
・今度こそはひどいのだぞ。牢獄(ろうや)で自殺する者もできて来るぞ。子供の辛いことになるぞ。
 九分通りは一度出て来るぞ。それまでに一度盛り返すぞ。わからんことになったらいよいよのことになるのだぞ。(岩の巻 第9帖)
 1946年2月16日の預言。終末が近づいた時の苦しい社会情勢。
 1つめは1990年代後半から、表向きは人権や人道主義のキレイ事を謳っているが、中味は各国が自国の利益しか考えなくなった国連そのもの。
 2つめは同じ頃から、毎年3万人以上が自殺して、子供も親の貧困に苦しまされているようになった日本社会。特に2008年のリーマンショック以降の状況を表しているように思える。
・わからん者が上に立つこととなるぞ。大グレン目の前。日本のみのことではないぞ。世界中のことであるぞ。(扶桑之巻 第1帖)
 1961年5月5日の預言。終末が近づいた時のサインの一つ。
 2009年から日本では物事の道理がわからない民主党政権時代が始まり、東アジアを巻き込んで政情を複雑にしてくれた。
 だが、2016年になると途端に世界中で市民の不満に迎合しただけの、目先の利益しか見ない政治家らしくない人たちが政治のトップに選ばれることが相次いだ。
・いよいよどうにもならんことになるぞ、最後のことはこの神でないとわからんぞ。(上つ巻 第29帖)
・今に世界の臣民(しんみん)人民、誰にもわからんようになって、上げも(おろ)しもならんことになって来て、
 これは人民の頭や力でやっているのでは無いのだということハッキリして来るのだぞ。
 どこの国、どんな人民も、なるほどナァと得心の行くまで揺すぶるのであるぞ。(光の巻 第6帖)
 1944年7月1日と1946年6月30日の預言。終末が近づいた時のサインの一つ。
 この預言自体は戦時中の大峠に関するものだが、次の大峠でも同じだろう。
 イギリスのEU離脱に関する国民投票から、アメリカの大統領選挙まで、2016年以降はメディアの報道が次々とハズレる事態になっている。
(よい)の明星が東へ廻っていたら、いよいよだぞ。(松の巻 第19帖)
 1945年7月4日の預言。
 宵の明星が地球と内合したのちに東の空へまわるのは、1年7か月ごとに起こる自然な天体現象である。
 この現象が起こるのは以下の予定。(計算誤差から変わる可能性あり)
   2010年10月29日、2012年6月6日、2014年1月11日、2015年8月16日、2017年3月25日、2018年10月26日
   2020年6月4日、2022年1月9日、2023年8月13日、2025年3月23日、2026年10月24日、2028年6月1日、2030年1月6日
   2031年8月11日、2033年3月21日、2034年10月22日、2036年5月30日、2038年1月4日、2039年8月9日、2041年3月18日
 この現象が起きた直後に大事件が起こるという意味だろうか。
 ちなみに一晩のうちに両方が混在するのは、至近では2018年10月26日。この日はほぼ午前0時に内合するため条件は完ぺき。
 
 ただし宵の明星が見られる時間帯に、超新星が東に見える時が合図とする読み方もある。
・南の島に埋めてある宝を御用に使う時近づいたぞ。(地つ巻 第35帖)
 1944年10月10日の預言。
 日本は資源のない国と言われ続けてきたが、2010年代も半ばになると、最初に九州の鹿児島湾からレアメタルの大規模な鉱床が見つかり、その後も沖縄や小笠原諸島周辺の海底から大規模な海底資源が見つかり始めた。その埋蔵量たるや最低でも300年、中には1万年を超えるほどの「宝」であり、この採掘が始まれば日本は一気に世界有数の資源大国になる。
 しかも尖閣諸島の地下にも、中東に匹敵する埋蔵量の石油資源がある可能性が出てきている。
・北、南、宝出す時近づいたぞ(中略)東西の宝も今にわかって来るぞ。この宝あっぱれ、この世の大洗濯の宝であるぞ。(磐戸の巻 第6帖)
 1945年1月4日の預言。
 日本の周りから、たくさんの鉱物資源が出てくるという予言。実際に2010年以降、次々と見つかっている。
 人類はその資源をめぐって何度も戦争を起こしてきた。だが、この埋蔵量は人類が現在の生活レベルで何万年も使えるほど大量にあるため、まさに世界が大洗濯されるほどのものになる。
 これを「日本は資源を持たないから海外と仲良くできているんだ」と言って、なぜか快く思わない人たちもいるが……。
・富士は火の山、火の元の山で汚してならん御山だから、臣民(しんみん)登れんようになるぞ。(地つ巻 第36帖)
 1944年10月11日の預言。
 大峠の予兆として富士山が噴火活動を始めて入山規制がかかったら、いよいよということだろうか。
 
 余談だが富士山が最後に噴火したのは、宝永の大噴火のあった1707年12月31日。以降、一度も噴火していない。
 ただし、1854年の安政の東海地震の直後、富士山が黒煙に包まれて8合目付近に火が見えたという記録はあるが、この時の噴火は確認されていない。
 なお、噴火ではなく、富士山のふもとにある洞穴から蒸気の出る噴気は何度か記録され、至近では2012年2月10日に確認されている。この年は4月と5月にも登山者から同様の報告はあったが、専門家による調査では確認されていない。
 それと富士山の噴火は大爆発して江戸に大量の火山灰を降らせした宝永噴火と、大量の溶岩を吐き出して富士五湖を作った貞観の大噴火のことばかりが取り上げられるが、2000年間に起きた大噴火はその2つに加えて平安時代の延暦噴火があるだけ。それ以外は煙が上がったという程度であるため、噴火を必要以上に恐れるのは愚かしいと思われる。
()の歳真ん中にして前後十年が正念場、世の建て替えは水と火とだぞ。ひつじの三月三日、五月五日は結構な日ぞ。(磐戸の巻 第16帖)
 1945年1月14日の預言。
 日月神示の中で、もっとも有名なフレーズ。子の年の前後10年に、大きな水と火の災厄がある。これが立て直し?
 子の年を2008年でも2020年のどちらとしても、水と火の災厄は2011年の東日本大震災を意味する可能性が高い。
 一般に水と火の災厄は別の年という解釈が多いが、これは震災時の津波と、それに伴う福島第1原子力発電所の事故とすれば順番通りであり同時でもある。
 まったく報道されてないが、あの原発事故は制御できなくなった圧力容器内の気圧が異常に高まり、大爆発を起こす直前だった。だが、その直前にメルトダウンが起きて容器に穴が空き、吹き出した水素ガスが小爆発を起こす程度で済まされた。もしも大爆発を起こしていたら米軍が予測した半径80km以内に放射性物質が飛び散り、東日本は人が住めない状態になっていた可能性もある。まさに神の奇跡とも言える想定外のことが起きた。
 となると気になるのは未年である2015年の3月3日と5月5日だが、こちらはよくわからない。
・水の味 火の味 結構ぞ。恐い味ない様な結構な恐さであるぞ。喜びであるぞ。苦しみであるぞ。この道理よくわかったか。(雨の巻 第8帖)
 1945年11月27日の預言。
 東日本大震災の津波と福島第一原発事故を、マスメディアがいつまでも怖い怖いと喧伝して世の中を脅し続けている。
 だが、これは味のない怖さ。本質をまったく見ず、火のないところに煙を立てる怖さかもしれない。
申酉(さるとり)過ぎて(いぬ)の年、()の年 めでたけれ。(夜明けの巻 第12帖)
 1945年8月7日の預言。
 最初の大峠の言及とは思うが、次の大峠についても触れているとすると、申酉戌は2016〜8年。
 2016年1月に北朝鮮が核実験を再開し、続く2月にミサイル実験をして急速に東アジア情勢が悪化した。
 また同じ2016年1月に中国が埋め立てていた南沙諸島に最初の飛行場が完成した。その直前、2015年10月から米海軍は航行の自由作戦を繰り返し、国際法を無視した中国の不法占拠に抗議している。
・人々から光出るのだぞ、辰の年はよき年となっているのだぞ。(磐戸の巻 第9帖)
 1945年1月11日の預言。
 新時代の幕開けの予言か。
 辰年(2012年)は民主党政権が倒れて安倍政権が始まったが、ここが新時代の始まりになるのか。
・今までは闇の世であったから(中略)大将は皆思い違うぞ。(中略)外国へ逃げて行かねばならんぞ。(水の巻 第14帖)
 1945年6月14日の預言。
 心を入れ替えないエリート(大将)たちが積み重ねた嘘を隠せなくなり、最終的に日本にいられなくなるという預言。
 終戦後は好き勝手やってきた陸軍の大将たちが軍の解体で政治家になるも悪事を隠せなくなり、最終的に日本にいられなくなって海外で客死する人が複数出ている。
 現在も官僚や大手メディアなどの日本のエリート層が積み重ねた嘘を闇に隠してきたが、それがネット社会の広まりで隠せなくなってきている。
 心を入れ替えないと、また海外に亡命したり謎の客死したりするニュースが増えるのだろうか。
・世、迫って、霊かかりがウヨウヨ出ると申してある時来ているのじゃ。悪かみかかりに迷うでないぞ。(冬の巻 第2帖)
・夜明け前になると霊がかりがウヨウヨ。勝手放題に混ぜくり返すなれど、それもしばらくの狂言。(星座之巻 第18帖)
 1952年1月27と1961年5月10日の預言。
 社会不安になると、予言者を騙る人や終末予言の本が大量に出まわる。そのことに関するもの。
 超能力者、夢見予言者、霊能者、未来人……。2016年の米大統領選で、ことごとくトランプ落選を予言して馬脚を現した。
 ノストラダムス、マヤの予言、聖徳太子……。2017年には富士山の噴火と南海トラフ地震を訴えたが、すべてハズれた。
 
 デタラメな報道を繰り返す大手メディアや、閲覧数を稼ぐために記事を捏造するネットメディアとは違うと思う。

 

大峠が起きたら
・これで神国の民と申して威張(いば)っているが、足許(あしもと)からビックリ箱があいて、四つん()いになっても助からぬことになるぞ。
 穴掘って逃げても、土もぐっていても灰になる()(たま)は灰ぞ。(富士の巻 第5帖)
 1944年8月14日朝の預言。
 
・今一度悪栄えることあるぞ。(風の巻 第3帖)
 1946年1月4日の預言。
 おそらく冷戦後のテロの時代だろう。
(われ)の国同士の(いくさ)始まるのじゃ。(岩の巻 第2帖)
 1946年2月16日の預言。
 第三次世界大戦だろうか。2018年には身勝手な国の代表であるアメリカと中国が、まさに衝突しようとしている。
 他に度を越えて身勝手な国というと、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、ギリシャ、北朝鮮、韓国、……。
・ゝ◯(す)と二(ふ)と四(よ)との大き(いくさ)あると知らせてあったが、
 一旦は二(ふ)と四(よ)の天下になる所まで落ち込むぞ。(光の巻 第7帖)
 1946年7月19日の預言。
 ゝ◯(す)はスメラミコトの国である日本だとは思うが、二(ふ)と四(よ)がどの国を示しているのかわからない。
 当然、2つが何を意味してるかで「大き戦」の意味も変わってくる。
 二をフリーメーソンのアメリカ、四をヨーロッパと見ると、経済的3極化だろうか。そこから平成不況でいったん日本が消えた意味で、グローバル化の経済戦争と見て取れる。
 二と四が米ソなら冷戦だが、二と四の根拠がわからない。
 2018年現在の情勢なら米中の可能性もあるが……。
 なお、スは本来の日本、フは反日勢力、ヨはその他の世界という見方もあるようだが……。
・岩戸のひらけた、その当座は、不合理に思えることばかり出て来るぞ。
 逆さまの世界が、この世界に入り交じるからであるぞ。(扶桑之巻 第3帖)
 1961年5月5日の預言。
 これまで逆になっていた理屈が、正しい状態に戻っていく。だが、逆さまに慣れた人の目には、それが不合理に思えてくる。しかし、それはまだ周りが逆さまだから不整合が生じているだけ。
・三分の一の人民になると、早くから知らせてあったことの実地が始まっているぞ。何もかも三分の一じゃ。
 大掃除して残った三分の一で、新しき御代の(いしずえ)と致す仕組みじゃ。
(扶桑之巻 第7帖)
 1961年5月5日の預言。
 残った3分の1の人民を「生き残った」と解釈すると、終末戦争で世界人口の3分の2が消えるような印象を受ける。
 だが、太平洋戦争の時も日本人は3分の1になると預言した上つ巻 第38帖でも、それは大日本帝国の人口2億数千万人が本土のみの7千万人に減る意味だった。3分の2の人口が勢力圏から抜けただけにすぎない。
 だから、次の大峠で残った3分の1も、日本に残ったなどの意味にすぎないだろう。
 
 また人口の他にも間違った政治や経済活動で3分の1になったものが多々ある。それを以下に列挙する。
新生児の数が3分の1
 団塊の世代は日本人だけで年間約270万人も生まれていた。
 一方、平成に入ると少子化で新生児の数が年間約98万人にまで減るが、この統計は「日本国内で生まれた子供の数」であり、中国からの出産旅行や、日本への出稼ぎ労働者が生んだ数は公表されてない。なので、正味はほぼ3分の1にまで減っているだろう。
公務員の数が3分の1
 戦後の日本社会には最大で約90万人の公務員がいた。だが、平成が終わる頃には約33万人にまで減っている。ほぼ3分の1だ。
 そのため日本の労働者における公務員の比率は、世界的に見て極端に少なくなっている。アメリカの半分とも言われるが、アメリカは公務員の数から軍人をはずしている。
 またかつての公社は民営化する際に、不採算部門や余剰人員を切り捨てた上に露骨に寡占状態に物を言わせているため、世の中に負の遺産を撒き散らしている。
労働者1人あたりの設備資産
 平成元年、労働者1人あたりの設備資産(敷地や建物、工作機械、パソコンなど)は全産業平均で約1200万円もあった。
 ところが平成不況で多くの企業が間違ったコストカットをした結果、平成30年では約400万円へと3分の1に落ちている。
 これでは労働者がどんなに頑張っても、労働生産性があがるはずがない。
日本の労働分配率
 平成元年、日本の労働分配率は60%を超えていた。
 ところが平成不況では頭のおかしいコンサルタント会社が「労働分配率を20%以下にするように」と指導して労働者を低賃金で働かせるように仕向けてきた結果、企業では内部留保を増やしている。これもまた3分の1だ。
過剰生産による利益〜生産ロス
 資本主義は無駄がないというが、では今は資本主義だろうか?
 1980年代までは、世界の工業製品は需要と供給のバランスが整っていた。売れ残りは全体の5%もなかったらしい。
 ところが2010年代となると工業製品の生産量は30年前の倍以上になったのに、需要は15%しか延びなかったようだ。
 結果としてバーゲンをやっても半分が売れ残り、処分されることになっている。
 この生産ロスによって労働者は30年前の3倍働いて、やっと同じ収入を得られる事態になっている。ここでも3分の1だ。
日本の水産漁獲高
 日本では1950年──GHQ管理化で作られた間違った法律的な影響から漁獲枠などの科学的でない資源管理をしている悪影響で、1980年代をピークに漁獲量が減少して現在では3分の1まで減っている。
 世界ではほぼ日本だけが漁獲高を減らしているが、日本以外の漁獲高は同じ期間で倍に増えている。
 中韓漁船の乱獲問題はあるが、世界的には科学的な漁獲管理を続け、天然資源は1985年以降は魚が増えても漁獲量はほとんど増やさないように管理されている。その間に養殖による水揚げが増え続け、今では天然資源と同じだけの漁獲高となっている。
 日本ではようやく2020年に原因を作っている法律部分からの見直しが始まったが、間違ったメディア報道に足を引っ張られ、まだ十分な水産管理ができていない。これから西欧の漁業先進国の先例を正しく取り入れ、日本の市場ニーズに合った水産業界を作り直せるかの問題となっている。
世界経済の中の日本の比率も3分の1
 平成元年、日本のGDPは世界の18%もあった。だが、今は6%ほど。まさに3分の1だ。
 この原因は、まさに上に書いた通り間違ったコストカットを続けた結果だ。そんな馬鹿なことを続けたのは日本とドイツだけであるから、世界の中で日本とドイツだけがオカシなことになっている。30年間に世界経済は3倍に成長しているのに日本ではずっと横ばいが続いているのだから、3分の1になるのは当然だ。
 話ついでにメディアは存在しない1000兆円の借金ばかり喧伝しているが、平成時代のマイナス成長で日本が失った経済損失が1800兆円にも昇ることをエコノミストが誰一人指摘しないのもオカシナ話である。
日本円の価値が3分の1
 日本の産業力から見ると、時代が令和に変わる頃の日本円は1ドル40円台の力があるという。だが、実際には3分の1の110円台半ばに抑えられていた。低くされている原因は、日本の部品や素材メーカーが強すぎるためだ。
 通常、産業力の強い国は通貨高になる。それによって他国の競合するものが割安になるため、競争力の調整機構が働くためだ。
 ところが日本製の部品や素材は質が高すぎて代替が利かない市場()(せん)が多い。そのため日本円の相場が跳ね上がっても、寡占状態にある部品や素材の価格も跳ね上がるため、日本の競争力はほとんど影響を受けない。反対に部品や素材価格の高騰によって、もっともダメージを受けるのは安い労働力を求めて工場を転々と移動させているグローバル企業である。
 そういう企業が裏で金融市場を操って、円相場を低く抑えているのだろう。これはかつて原油価格が、欧米企業の身勝手な都合で本来の相場の6分の1に抑えられていた時代に似ている。
 この支配からハズレた時、日本円はどこまで高騰するだろうか。円高で日本の輸出産業がダメージを受ける時代は、ほぼ1980年台には終わっている。
マコトの仕事も3分の1
 平成元年からの30年で、日月神示がマコトの働き方としている農家、職人、個人商店、自営業、自由業に従事する人の数が、約22%から9%へと3分の1に激減している。
 その最大の原因はデフレ経済と大資本による搾取で、こういう個人業者に支払う相場も平成元年の3分の1になっているために、仕事として成り立たなくなっているためだ。
・三分残したいために三千の足場と申してあるのじゃ。(黄金の巻 第63帖)
 1949年12月7日の預言。
 文明については風の巻 第5帖に「文明残してカスだけ(のう)に致すのじゃ」とあるように戦争や災害で滅びることはない。
 この時に3千人の因縁ミタマが、次代を変える役目を負うのだろう。
 ただし、今の地球人口の8割は本来は地球人ではない獣の人民なので、事が終われば地球を離れて元の星へ戻るだけだろう。その結果として地球人口は今の3割ほどとなって安定するだろう。
・大掃除激しくなると世界の人民皆、仮四(仮死)の状態となるのじゃ。(紫金之巻 第4帖)
 1961年(記述日不明)の預言。
 これは新型コロナ(COVID-19)騒動の予言だろう。実際に2020年3月〜5月の間、世界中で外出自粛が求められて街が死んだように人通りが消えた。
 だが、これは大掃除の始まる合図にすぎないのだろう。

 

御代出づとは
三四五(みよいづ)の御用はでき上がってしまわんと、御用している臣民(しんみん)にはさっぱりわからんのであるぞ。
 使われているからわからんのであるぞ。(雨の巻 第7帖)
 1945年11月23日の預言。
 世界の作り変えは、始まったら臣民からは完成するまでどうなるかわからない。
 でき上がったあとになって、びっくりするものらしい。

 

ミロクの仕組みとは
(けもの)臣民(しんみん)とハッキリ別れたら、それぞれの本性出すのぞ。(富士の巻 第4帖)
 1944年8月13日の預言。
 ミロクの世はこの世の建て替えの最後に来る終末期。
 来世も人間として生まれてくる人と、獣になる人を選り分ける仕組み。
 スピリチュアルでいうアセンションの時期と思われる。
・みろくの世となれば世界の国々がそれぞれ独立の、独自のものとなるのであるぞ。(秋の巻 第9帖)
 1952年4月11日の預言。
 預言のあった頃は、日本がサンフランシスコ講和条約で主権独立を回復する直前。
 この頃までの独立戦争は日本とドイツの最大勢力圏内にあったアジア、中東が中心。西欧列強の最植民地化に抵抗する形で独立を宣言する。
 この預言のすぐあと、最初にアフリカでの独立戦争に成功するチュニジアが武力抗争を始める。これが1954年、フランスが第一次インドシナ戦争に負けてベトナムに負けると、アフリカのフランス領でも独立の機運が高まり、チュニジアに続いてアルジェリアでも独立戦争始まる。
 そして1975年のモザンビーク独立戦争の集結で、武力による脱植民地運動は集結する。
 
 だが、その後もソ連〜ロシアや中国、インドネシア、イスラエルなどが軍事支配という形で外地を征服している。
 そういう場所が消え、すべての民族が他国に支配されず独立する時代が来るのだろう。