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   日月神示に出てくる名言集メモ。発言の五十音順なので、キーワードで探したい場合は関連索引を参照。

明日と申さず実行せよ。明日は永遠に来ないぞ。(黄金の巻 第95帖)
 思い立ったが吉日。先延ばしする人は永遠に始めない。
与えよ、与えよ、与えよ。与える政治と申してあろうが。(春の巻 第43帖)
 神の政治の基本。
与えることは頂くことじゃと申しても、度をすぎてはならん。
過ぎると、過ぎるものが生まれて、生んだそなたに迫って来るぞ。(月光の巻 第15帖)
 与えすぎると、それが当たり前になってしまい、おかげを忘れて遅れたり減ったりすると不満が出てくる。
 何事も限度が必要。
頭下げて低くうなって見なされよ、必ず高い所から流れてくるぞ。高くとまっているから流れて来んのじゃ。
神の恵みは水のように淡々として低きに流れて来るぞ。(極め之巻 第16帖)
 神の恵みは水と同じ。誰にも平等に与えられ、常に低きに流れる。
 ゆえに態度が大きいと、運も情報も流れてこない。
頭は届いても手届かぬと(やまい)になるのぞ、(天つ巻 第29帖)
 行政の怠慢が社会病理を作る。「民営化、民営化」で本来行政サービスでやるべきことを資本主義の原理で運営したツケへの警告。
(あま)日津久(ひつく)の神と申しても一柱では無いのだぞ。臣民(しんみん)のお役所の様なものと心得よ。(天つ巻 第26帖)
 一般に神様の名前は個人名のように思いがちだが、実際は役職(肩書き)にすぎない。
嵐の中の捨て小舟ぞ、どこへ行くやら行かすやら、船頭さんにもわかるまい。(富士の巻 第16帖)
 サイパン陥落で戦争に勝ち目が無くなった日本の状況。政府に取るべき手段がほとんどなくなった末期の状態。
 それでも何とかできると思って瞑想するエリートのパニックぶりを表している。

行けども行けども白骨ばかり。(夜明けの巻 第7帖)
 都市空襲に関する預言の中でのひとこと。焼夷弾によって焼かれた犠牲者を表している。
行けども行けども白骨ばかり。(雨の巻 第9帖)
 上と同じ言い回しだが、こちらは前後の文脈から戦後日本の社会を表していると思われる。
 人の心と肉体感覚を失い、目先の経済的合理性ばかりを追う平成日本社会の行きすぎたコストカットを表しているのだろう。
一枚の紙にも裏表、ちっと誤ればわからんことになるぞ。(上つ巻 第20帖)
 物事はよく考え、裏表を確かめろという注意。
 特に欧米がダブルスタンダードで語る建前や理想論の裏表、真意に警鐘を鳴らしている。
イシヤの仕組みにかかってまだ目覚めん臣民(しんみん)ばかり。(下つ巻 第16帖)
 戦前戦中の欧米を理想郷のように見て、現実を見てない人たちへのぼやき。
 特に欧米がダブルスタンダードで語る建前や理想論に警鐘を鳴らしている。
いつ建て替え、大峠が来るかと待つ心は悪魔に使われているのだぞ。(キの巻 第9帖)
 社会的に底辺へ追いやられた人たちは、いつの時代も終末や破局が訪れて社会が壊されれば、世の中がリセットされて今よりもマシな待遇になると期待しがちだ。
 そのため世の中が不安定になって苦しむ人が増えるほど、終末論や人類滅亡の話題が強くなる。
 その風潮に乗って勇ましいことを言う政治家に票が集まってしまい、それで何度も戦争が起こされてきたのも事実だ。
 まさに世の中のリセットを望む気持ちは、悪魔に使われている結果である。
一本足の案山子(かかし)さん(中略)、神が与えた二本足、日本のお土に立って見よ(天つ巻 第7帖)
 副業の薦めという解釈もあるようだが、これは明治以来の日本社会にある、物事の一面を見て、一方の意見だけで語っている風潮への警告。
 戦前は反米、民族自決主義。戦後は対米追随、アメリカのポチ路線。一面だけ見て行動するために行動がおかしくなっている。
 経済でもプライマリーバランスばかり見て、その副作用や毒性にはまったく目をつむっている財務省にも問題がある。
 物事には裏と表がある。それを日本という国を二本とたとえ、1本だけと揶揄した言葉。
今一度悪栄えることあるぞ。(風の巻 第3帖)
 世直しを気取って政権を手にするが、やってることは猿マネや茶番で世の中を混乱させた民主党政権に関する予言と思われる。
 前後を読むと東西冷戦や第三次世界大戦ではない。
今 外国がよいと申している臣民(しんみん)は外国へ行っても嫌われるぞ。外国にも住むところ無くなるぞ。(雨の巻 第11帖)
「外国では」という人の外国は、理想を勝手に外国に投影したもので実在しない。当然、理想を押しつけられた外国からも嫌われる。
 その前に日本ではどうするべきか。そういう考え方を持たない人は、どこへ行っても生きづらくなるだけ。
今までのシメ(注連縄)はこの方等しめて悪の自由にする逆のシメだ。七五三は逆だぞ、三五七だぞ。(夜明けの巻 第10帖)
 古い神社には注連縄はない。一方で災厄を封じるための神社には、封印のための注連縄がある。
 いつの間にかその注連縄の意味が忘れられ、大切な神様を封印する神社が増えてきた。
今 夜明けたら、臣民(しんみん)九分通りなくなるのだぞ。(地つ巻 第22帖)
 1944年9月の時点で降伏したら、日本は白人に逆らった恨みで9割が殺されることになるという警告。
 だが、その後の徹底抗戦により襲撃は倍以上の被害になって返ってくるため、見せしめの虐殺をためらうようになった。
 欧米がそういう心境になるまで、神は何かと不運にかこつけて日本が降伏できないようにしたらしい。
 おそらくドイツ降伏直後の5月の打診を無視されたのも、神様がそのように仕向けたのだろう。

江戸はどうしても火の海ぞ。(富士の巻 第27帖)
 太平洋戦争末期、節分以降にある米軍による無差別な都市空襲の予言。江戸は東京ではなく、当時のすべての都市を意味する。
 これはあくまで太平洋戦争中の予言の中にある一文であるから、21世紀の大峠と吹聴するのはデタラメも甚だしい。

大掃除する時は棚のもの下に置くことあるのだぞ、下にあったとて見下げてはならんぞ。(日の出の巻 第20帖)
 改心する時に、高い地位から転げ落ちる人もいるというたとえ。魂の磨かれた人ほど鍛えるために苦しむ意味もあるか。
大峠とは王統(おうとう)消すのだぞ。新しき元の生命(いのち)と成るのだぞ。(雨の巻 第17帖)
 現在の世界を支配している層が消える予言。
お日様赤いのでないぞ。まともにお日様見よ。みどりであるぞ。(風の巻 第2帖)
 物理学的には太陽が緑色の星であることを言っている。
 ただし緑は可視光線の真ん中であり、他の色を混ぜると人の目には白くなるため、肉眼では太陽は緑ではなく薄い黄色に見える。
女のメグリはコワイのだぞ。(磐戸の巻 第10帖)
 女性は家庭だけでなく、世の中の基礎固めをする役割を担っている。だが、女性は見た目や、きれいごとに意識を取られがちだ。
 そのため、そういう女性の声が大きくなりすぎると、家庭だけでなく自治体や国も治まらなくなっていく。

戒律ある宗教は亡びる、マコトの宗教には戒律はないぞ。(龍音之巻 第7帖)
 戒律が必要なのは、人々の魂のステージが低い時だけ。魂が成長したら必要がないどころか害悪になる。
戒律する宗教は亡びると申してあろうがな。(扶桑之巻 第2帖)
 戒律はまだ魂のステージが低い信者には有効だが、信者の魂が成長すると必要なくなる。
 むしろ、いつまでも戒律で信者を縛ろうとする宗教は、魂の成長を妨げるために滅びる運命にある。
数で決めようとするから数に引かれて悪となるのだ。数に引かれて困らんよう気つけよ。(光の巻 第8帖)
 無知な民衆はマスコミによる世論誘導に流されやすい。ネットでマスコミの捏造報道がバレても、地上波がまったく報じなければ6割の人は信じたままになる。
 こういう状態で続けられる数の暴力が善であるはずがない。
学の鼻高さん何もできんことになるぞ、
今に世界から(しょう)(まつ)が段々わかって来て、あわてても間に合わんことになるぞ。(空の巻 第12帖)
 大正時代半ばに始まった、高学歴エセ文系エリート問題だろうか。
 受験競争で学力ばかり延ばした成果として学歴だけで名のある肩書き持ちのエリート街道を進んでいるが、実際の本人は真の教養がないために実力的にはろくでもない問題。
 彼らの無能ぶりが明るみになるのは、新しい行動を起こす時の決断に見られる。情報がどのくらい集まった段階で行動を起こすかで「2割で名勝、3割智将、5割かかるは凡将」という言葉があるが、彼らは8割集まっても「時期尚早」と言って決断しない傾向がある。これが戦争や災害の時でも、情報がすべて集まるまで行動開始を待つ愚かさを見せてくれる。彼らにとっての最善策は、常に「前例主義」「何もしないこと」。
 それに加えて彼らは高学歴や肩書きのプライドから、周りの忠告を無視して余計に状況を悪化させるマイナス能ぶりを発揮してくれる。
学も神力ぞ、神だぞ。学が人間の智恵と思っていると とんでもないことになるぞ。(日月の巻 第11帖)
 宗教原理主義への警告。無知が宗教にのめり込むと、勝手な解釈でその宗教そのものを歪めてしまう。
 知識や学問が神とは無関係な人間社会だけの雑学ではなく、宗教家にも十分な知識や教養が必要である。
陰口世をけがし、己けがすのだぞ。(梅の巻 第10帖)
 単純に「陰口は悪い」とすると、それは何事も我慢しろという意味に変わって、むしろ世の中を悪くする方向へ働いてしまう。
 とはいえ陰口には思い込みが入るため、身勝手な理由で放たれる悪口には世も自分の心をも汚すことになるのは事実。
 欠席裁判のような卑怯で一方的な決めつけは避け、当事者に弁明の機会を与えて正しい情報で不満をぶつけた方が良い。
型にはまることをカタマルと申すのじゃ。(中略)すべてをこんなもんじゃと決めてはならんぞ。(秋の巻 第27帖)
 単眼思考でものを見ると、真実を見誤って暗礁に乗り上げる。決めつけは恐い。
 型を覚えるのは早く学ぶ分には有効だが、それにこだわっているとやがて行き詰まってしまう。
神に怒りはないのであるぞ。天変地異を神の怒りと取り違い致してはならん。(扶桑之巻 第8帖)
 天罰というものは存在しない。よってそれを口実に政権を批判するような愚か者にはなるな。
 日本は何か大きな政変──口先ばかりの政治をする政党が政権をとって政治が混乱してる時に大きな地震が起こるように思える傾向が見えるのだが、これは天罰ではないのか?
 安政の大地震(ペリー来航)、関東大震災(立憲政友会)、阪神淡路大震災(社会党連合)、東日本大震災(民主党)
神の御用と申して自分の仕事をなまけてはならんぞ。(富士の巻 第10帖)
 行きていく上で「仕事=(ぎょう)」が最優先のもの。神の御用がそれを優先させてはならない。
 たしかに御用なのかサボってるのか迷う瞬間があるが、それに気づくのはサボってると教えられるからか。
考えないで思う通りにやるのが神のやり方ぞ、考えは人の迷いだぞ。(地つ巻 第23帖)
 ブルース・リー映画の名言に「考えるな。感じろ」があるが、まさにそのこと。
 近年は思考停止と揶揄(やゆ)されるが、ことわざにある「下手の考え、休むににたり」「なせばなる」「案ずるより産むが易し」だろう。

北がよくなる、北が光るぞ、北が一番に良くなると申してあること段々にわかりて来るのだぞ。(岩の巻 第10帖)
 前が竜宮の乙姫様の宝なので、おそらくは北海道ならび北方領土から大量の地下資源が見つかり、北海道が日本の経済中心地になるという意味かもしれない。
 同様に地下資源のある「北」というと日本の周りでは北朝鮮の可能性もある。今は38度に軍事境界線が引かれているが、現在韓国になっている江原道を北に、反対に今は北になってる黄海道を南に入れれば、北は古くから「ケンチャナヨ」と適当な南の気質とは違い、日本人に近いマジメで我慢強い気質の国民性から非常に親日的な交易を行ってきた地域になる。
 なお3つある「北」の元表記は「キた」なので、方位の「北」ではない可能性はある。
清い水に住めん魚は(まこと)の魚ではないのじゃぞ。(梅の巻 第14帖)
「清き流れに魚住まず」ということわざへの逆説。
 純水では餌がなくて飢えるのは事実だが、それと水が澄んでいるかどうかは別の話。餌があっても透明度の高い水はある。
 ことわざが示す「世の中は汚いもの」「汚くて当然」という考えを否定している。

草木は身を動物虫けらに(ささ)げるのが(うれ)しいのであるぞ。(雨の巻 第3帖)
 自分よりも高い霊格の存在に尽くすのは無常の喜び。
 魂は自分よりも上の存在に身を捧げることで出世、霊格を上げていく。
食って生きるべきもので人殺すとは何事ぞ。(富士の巻 第18帖)
 表の意味は戦中戦後の配給制度が、お役所仕事で十分な量がありながら行き届かず餓死者を出した事件への言葉。
 裏の意味は戦後社会で、間違った健康常識やダイエット等で偏食や栄養不足になり、病気になる人への言葉。
国の(やまい)も同様ぞ、頭は届いても手届かぬと(やまい)になるのぞ、(天つ巻 第29帖)
 行政の怠慢が社会病理を作る。「民営化、民営化」で本来行政サービスでやるべきことを資本主義の原理で運営したツケへの警告。
区別すると力出るぞ。同じであってはならん。平等でなくてはならんが、区別なき平等は悪平等である。(月光の巻 第7帖)
 違いはあって当然。それを無視した平等主義は世の中をゆがめる。

行為は結果である。思念は原因である。(地震の巻 第5帖)
 先に思いがあって、そこから体が動く。
公平という声に騙されるなよ、数で決めるなと申してあろうがな。(黄金の巻 第56帖)
 戦後民主主義への警鐘。民意は世論操作に流されやすい。
心の内は外国人たくさんあるぞ。(下つ巻 第16帖)
 外国かぶれや反日日本人のこと。知識人に多い。
言葉は良きことのために神が与えているのだから忘れんようにな。(下つ巻 第5帖)
 言葉は良いことを言って称え合い、幸を広めるために神が与えたもの。それで悪口を言ってはならない。
この神示(ふで) 印刷してはならんぞ。(下つ巻 第5帖)
 日月神示の原本は暗号みたいなので印刷禁止。代わりに翻訳したものを配布せよ。
この神示(ふで)八通りに読めるのじゃ、七通りまでは今の人民でも何とかわかるなれど、八通り目はなかなかぞ。(海の巻 第15帖)
 これを「どのようにでも読める」と解釈するのは間違い。持っている知識や立場、ミタマの磨き具合などで同じ文章でも見え方が変わってくる。
 本当は1つの文脈には1通りの意味しかない。同じフレーズでも前後の文脈次第で意味は変わってくる。
この方の神示(ふで)元とわかりながら他の教えでこの道開こうとて開けはせんのだぞ。(雨の巻 第15帖)
 神示の文言を持ってきながら、他の宗教の教えや考え方で読み解くことへの警告。
 このあと「鏡曇ってる」と注意している。
この道に入ると損をしたり、病気になったり、怪我をしたりすることがよくあるなれど、それは大難を小難にし、
またメグリが一時に出て来て、その借銭済ましをさせられているのじゃ。(月光の巻 第44帖)
 物事を正しい方向へ動かした結果、一時的に悪い状況が生まれてくるという理屈。一種の神の試練だが、その本質はメグリを取って浄化に向かっている。
 ただし根本を取り違えて状況を悪くしてるのに、それを神の試練だと思ったら、それは大きな間違い。

王の世が逆さまの王(上下反転した「王」の字)の世になっておる……。(雨の巻 第5帖)
 国の指導者が大衆迎合して、マトモな政治判断や決断ができない時代。衆愚政治化した戦後民主主義への言及。
逆立ちは上手くなったが、そんなことは長く続かんぞ。(下つ巻 第13帖)
 日本の常識は世界の非常識。その場しのぎで自然な方法とは逆のことを積み重ね、多くの既得権を作ってきた戦後社会への言及。
 また明治以降の近代化で、西洋化するために本音と建前を使い分けてきた世の中への警鐘。
 日本は本音と建前を使い分ける必要はなく、一足早く建前を捨て、本音で生き、本音で働いてきた人や企業が大きな成功をつかんで世界から称賛を得ている。
三十年一切(ひときり)ぞ、(雨の巻 第5帖)
三十年で世の建て替え致すぞ。(秋の巻 第1帖)
 平成時代?
三分の一の人民になると、早くから知らせてあったことの実地が始まっているのであるぞ。何もかも三分の一じゃ。(扶桑之巻 第7帖)
 戦争による人口減ではなく少子化。年間の出生数が、終戦直後の団塊の世代と平成世代で3分の1近い開きがある。
 また平成末期になると、あらゆる場面で3分の1という数字を聞かされる。経済では平成元年の数値に対する平成30年の数値は、世界経済で占める日本のGDP比率が3分の1、企業の持つ労働者1人あたりの生産事業設備の資産額も3分の1、平均の家系貯蓄額も3分の1など。

地獄はないのであるから行けん道理じゃな。(黄金の巻 第94帖)
 死後、裁判があるとか自殺のペナルティがあるとかいうことの否定。
 そして勝手に間違った世界を作り出し、それに自分たちで苦しんでいる今の地球のこと。本来はないのだから、いつまでも有るべきではないらしい。
 もっとも現在の地球は周辺の恒星系の中で最底辺に位置してるため、地球から見た地獄はないという皮肉とも取れるが……。
仕事は神が与えたり人が与えてくれるのではないぞ。自分自身が仕事にならねばならん。(月光の巻 第57帖)
 究極の仕事は自分自身が仕事になること。芸能人やクリエーターのように、自分の名前がそのまま肩書として通用する状態。
 自分以外に替えの利かない働き方こそ究極の仕事であり、AI時代に目指す働き方。
失敗も財産ぞ。(黄金の巻 第100帖)
 失敗は間違った道を知る重要な経験となるから、次に同じことが起きたら余計な時間を回避できる大きな財産となる。
 ただし、なんで失敗したのか、検討した場合に限る。
宿命と運命は同じでない。(黄金の巻 第87帖)
 宿命は出生国、土地、宗教、性別、家庭環境、親兄弟など、自分では変えられないもの。
 運命は自分の努力で変えられるもの。反対に将来総理大臣になる運命を背負っていても、イヤなら運命の遡及現象はあるが降りるのは自由。
正直だけでは神の御用つとまらんぞ。裏と表とあると申して気つけてあろうがな。(下つ巻 第27帖)
 ウソや方便は好ましくないが、バカ正直も時と場合によっては好ましくない。
 物事には裏表があるので、それをうまく使い分ける知恵が必要。
神徳積んでおかぬと八分通りは獣の人民となるのだから、(夜明けの巻 第4帖)
 紙が世の中をひっくり返す末法の時代、8割の人たちは目先のことしか考えられなくなり、人の心を失って獣に成り果てている。
 このような魂が人間でいられるのは今生限り。来世は獣以下に落とされて魂の磨き直しになる。
人民の食べ物、間違えるでないぞ。(空の巻 第12帖)
 ウソの健康情報に振りまわされることへの警鐘。健康を目指すつもりが、それで体を壊してしまっては元も子もない。
臣民の心の鏡くぼんでるから、よきこと悪く映り、悪きことよく映るぞ。(上つ巻 第18帖)
 マスメディアが善悪を逆転に報じ、それを多くの人が信じる世の中の言及。
臣民(しんみん)の物というもの何一つもあるまいがな、草の葉一枚でも神のものぞ。(下つ巻 第24帖)
 この世のものは、すべて神様から生きてる間だけの借り物。個人が専有できる所有物は何一つ存在しない。
 ただしプライバシーや公衆衛生に関わる部分は別。
人民はその心通りに写るから 小さく取るから 物事わからんのだぞ。(雨の巻 第12帖)
 物事を矮小化してとらえ、それで他人を小馬鹿にする器の小ささ、了見の狭さを表している。

進まんことは遅れていることぞ。(春の巻 第11帖)
 時代はどんどん変わっていくのだから、進歩がない人はどんどん世の中から遅れていく。

清貧は負け惜しみ、清富になれ。(月光の巻 第23帖)
 清貧思想は成功した人へのルサンチマンを生む不健全な考え。
世界の人民皆泥海の中に住んでいるのじゃぞ。(梅の巻 第14帖)
 物事をミクロの視点でしか見られず、目先でしか考えられない人ばかりになった世の中への言及。
 2013年以降、自国第一主義が露骨になっている。

騒動待つ心 悪と申してあること忘れるなよ。(風の巻 第1帖)
 人間、思い通りにならないと、大きな事件や災害が起きて世の中が壊れれば、もう一度チャンスがまわってくると考えるようになりがち。
 また悪い予言を触れまわって、人々の反応を喜んだり、関心を集めて悦に入る人も出てくる。
 そういう人間にならないようにという注意。
(そら)に変わったこと現れたならば 地に変わったことがあると心得よ。(天つ巻 第13帖)
 先に空で異変が起き、続いて地上でも異変が起こる。
 近年では地震や火山も、空から降る宇宙線や素粒子の影響で起こると考えられるようになってきている。

大難を小難にすることはできるのであるが無くすることはできん。(極め之巻 第3帖)
 被害を小さくすることはできるが、そのものを無くすことはできない。
 災害級の集中豪雨を、被害が出ない程度の弱い雨として分散すれば、それは恵みの雨となる。ただし雨そのものは空に溜まっているので、無くすことはできない。
高ぶったり、威張(いば)ったり、命令したり、断言したり、高度の神名を名乗ったりするものは必ず下級霊であるぞ、(龍音之巻 第5帖)
 低級霊は自分を信じさせるために、有名な神の名を語ったり、偉そうな言葉で語ったりする。
多数決が悪多数決となわけが なぜにわからんのじゃ。投票で代表を出すと ほとんどが悪人か狂人であるぞ。(月光の巻 第7帖)
 多数決の偽善。
(たと)えてあるを、そのままにとるから、囚われた迷信となるのじゃ。(碧玉之巻 第3帖)
 まさにイメージで覚えている間違いに多いもの。

つらい役は因縁のミタマに致さすぞ。(梅の巻 第14帖)
 大事件の被害者役や、苦労する役目は因縁ミタマが担当するらしい。そのため一般の人は、被害者になる心配はいらないようだ。

天災待つは悪の心、邪と知らせてあるが まだわからんのか。(雨の巻 第8帖)
 今の社会が壊れれば、自分にチャンスがまわってくると思うのは悪の心。昔からある病理。

投票で代表を出すと、ほとんどが悪人か狂人であるぞ。(月光の巻 第7帖)
 民主主義の問題点。特に1人区では、この弊害がひどくなっている。
時過ぎて種()く人民多いのう。(扶桑之巻 第11帖)
 他人の成功を見てから、ようやく腰を上げる人が多い。でも、その時はすでにチャンスを逃している。
 無能が組織の上に立つと、責任を取りたくないためにチャンスをそうやって見逃していく。
時の神ほど結構な恐い神ないのだぞ。(地つ巻 第25帖)
 タイミングのこと。不可能だと思ったものでも、一瞬のチャンスをつかむと大成功することもある。

肉体いくら滅ぼしても、よき世にはならんぞ。(たましい)は鉄砲では殺せんのだぞ。
魂はほかの肉体に移って目的立てるのだぞ。いくら外国人殺しても、日本人殺しても、よき世は来ないぞ。(風の巻 第13帖)
 どうしようもない人を見て「死んでくれないかな?」と思う気持ちへの注意。
 これを実行に移してるアメリカが国際社会において、どれほどのならず者国家になっているかを見れば、やるほど理想から遠のいていくと思えそうだ。
肉体あるうちに改心しておかんと、霊になっての改心なかなかぞ。(松の巻 第22帖)
 魂は肉体のあるうちほど早く成長、進化できる。もちろん改心も早い。だから生きているうちの気づきが必要。
日本人には肉類禁物じゃぞ。(梅の巻 第14帖)
 食べるべきものは日本周辺ですべて与えている。ゆえに獣肉は禁止。
日本の人民良くならねば、世界の人民良くならんぞ、日本の上の人良くならねば日本人良くならんぞ。(祭りの巻 第16帖)
 戦後日本は政治によって悪化する。政治家の劣化、財務官僚の知能劣化。
 これが正されないと日本が良くならないし、日本社会は世界のお手本にもならない。
日本の国は世界の雛形(ひながた)であるぞ、(地つ巻 第17帖)
 明治時代に始まった古神道による日本雛形論。

()の歳真ん中にして前後十年が正念場、世の建て替えは水と火とだぞ。(磐戸の巻 第16帖)
 日月神示でもっとも有名なフレーズの一つ。
 水と火の順番に注意。日月神示では火水(カミ)の順番で書かれることが多いが、ここでは水が先になっている。

働かん者食うべからずと申すこと理屈じゃ。理屈は悪じゃ。悪魔じ。(光の巻 第3帖)
 悪は悪を生む。「働くもの食うべからず」と何も与えないと、余計に世の中のフリーライダーを増やすことになる。
 やる気はあってもその仕事にうまくつけない者、うまく稼げなかった者がやる気を失い、この意味でも働かない者を増やす悪循環になる。
 まずは食わせて何かをやらせ、それでうまくいくまでの食い扶持を与えれば、ますます世の中の仕事は膨らんでいく。
 また貧困者に経済的な後ろめたさを与えなければ、積極的に仕事をするようになる。
 パチンコ、ゲーム、酒などで遊んでいるように見える人たちは、実はストレスで引きこもって依存症になっているだけ。
八合目あたりに参ると すべての様子が、ほぼ見当つくぞ。それまでは誰でもよくわからんもんじゃ。(春の巻 第27帖)
 登山でも八合目まで登るとふもとの様子がよくわかり、山頂の様子もわかってくる。まさに良いたとえ。
八分通りは獣の人民となるのだから。(夜明けの巻 第4帖)
 この部分だけを切り取って、よく「大峠が来ると8割の人が死んで魂の来世は人間になれずに獣になる」と解釈されるフレーズ。
 ただし、今の地球を取り巻く魂の世界を垣間見ると、その理由が見えてくる。 →考察ページ
 ルネサンス以降の地球は文明が急成長する時代で、魂にとっては得られる経験値が倍増するボーナス期間となっている。
 しかも地球では独特な貨幣経済、利子経済が発展してきたため、自己中な魂には野心や欲望を満たされやすい特異な時代が続いている。
 そのため宇宙から惑星を管理する神様の制止を無視して、多くの身勝手な魂──ワンダラーがやってきて、地球は人口爆発するほど増えている。
 2020年現在、地球人口の6分の5は神様を目指さない「獣の人民」が占めている。しかもその多くは神様の管理下では獣として生まれる霊格である。
 そういう彼らは地球が次元上昇して、魂の経験値倍増のボーナス期間や、虚業経済が崩壊して実体経済に戻ったのちは、地球にうまみを感じず、徐々に離れていくと見られている。

富士に登るのにも、雲の上からが苦しいであろうがな。(下つ巻 第34帖)
 本当の苦労は、ゴールが近づいてきてから大変になる。そこまでの困難はまだ序の口で、それを苦労というのは大げさすぎ?
富士は晴れたり日本晴れ。(天つ巻 第1帖、他)
 日月神示で最初に出てくる言葉であり、繰り返し出てくるフレーズ。
 上つ巻第33帖に「富士は晴れたり日本晴れと申すこと段々わかって来るぞ」とある。

他の神を拝してはならんと言う、そなたの信仰はそれだけのもの。(月光の巻 第22帖)
 他の神を否定する信仰は、他人からも否定されて当然の信仰。立場を変えれば自然と見えてくる道理。

毎日毎日、太陽と共に、太陽について起き上がれよ。(冬の巻 補帖)
 朝、遅くまで寝てるのは良くない。日の出とともに起きる生活習慣を心がけよ。
まことの善は悪に似ているぞ。まことの悪は善に似ているぞ。よく見分けねばならんぞ。(地つ巻 第17帖)
 日月神示で語られるまことの善と悪は、マクロ視点とミクロ視点である場合が多い。
 マクロ視点での良いことは、個人のミクロ視点では不利益(悪)でしかない場合がある。反対にマクロ視点で最悪な事態が、個人のミクロ視点では大きな利益である場合がある。
 典型例は科学の基礎研究。平成日本における日本政府の考え方では基礎研究は金のかかる無駄(悪)だが、国の将来を考えた場合は無駄どころか善でしかない。まさに善悪の取り違え。

村々に一粒二粒づつ因縁()(たま)落としてあるぞ、芽生えて来るぞ。(祭りの巻 第11帖)
 それぞれの土地で古くから続いている一族──土地の名士の世継ぎ候補。天皇家はその代表格。
 神様からのおかげはそれぞれの土地の名士──日本では代々土地の神社を守る一族が受け取り、それを周囲に流して土地を豊かにする役目を担っている。

メクラが(めくら)の手を引いてどこへ行くつもりやら。(天つ巻 第2帖)
 物事をろくにわかってないクセに、知った風を装って民衆を間違った方向へ誘導する人たちのこと。
 本物の政治家や学者は言葉を尽くして理解してもらおうとするが、無責任な人たちはセンセーショナルな言葉で民衆を煽ろうとする。
目覚めたらその日の生命(いのち)お預かりしたのだぞ。(地つ巻 第6帖)
 毎日、何のために生かされているのか、それを考えよという示唆。

(やぶ)れるは内からぞ、外からはビクとも致さんぞ。(海の巻 第8帖)
 集団や組織、コミュニティは外に敵を作ると結束して強くなる。だが壊れる時は中にいる裏切り者から。
 悪に対しても攻撃するばかりでは聞く耳を持たず結束する。中に善の信奉者を作り、内から抱き参らせるべきである。
(やみ)の後が夜明けばかりと限らんぞ。闇が続くかも知れんぞ。(上つ巻 第41帖)
 悪い状態は必ず終わる。だが、まだ真夜中なのに光を見て夜明けと勘違いすることはある。
(やみ)(あと)には夜明け来る。(上つ巻 第2帖)
 悪い状態は必ず終わる。ただし乗り越えるかどうかは別の話。

幽界の霊であっても高度のものとなれば、神界の高級霊と区別することが難しいぞ。
初歩の審神者(さにわ)の誤り易いところであり、また霊眼する者の誤り易いところ、注意しなければならん、(龍音之巻 第6帖)
 霊能力があっても、高い力を持つ邪霊と高級霊、大悪魔と神の区別は難しい。
幽界霊も時により正しく善なることを申すなれど、それはただ申すだけであるぞ。
悪人が口先だけで善を語るようなものであるぞ、よいことを語ったとて ただちに善神と思ってはならん。(龍音之巻 第14帖)
 どんなに素晴らしい言葉や真実を語っても、心から出たものでなければ悪意と変わりはない。
 そこどころか騙すための前フリであるだけに、タチが悪い。

夜明け前になると霊がかりがウヨウヨ。勝手放題に混ぜくり返すなれど、それもしばらくの狂言。(星座之巻 第18帖)
 社会不安になると予言者を騙る人や終末予言の本が大量に出まわる。そのことに関するもの。
 特に財政危機を煽る財務官僚やエセ環境ビジネスを騙る連中が数字を勝手放題にこねくり回して未来不安を煽り、暴利を貪る。
(よい)の明星が東へ廻っていたら、いよいよだぞ。(松の巻 第19帖)
 大峠が起きる頃の言及。
よき世となったら、身体も大きくなるぞ。命も長くなるぞ。今しばらくだから、辛抱してくれよ。(夜明けの巻 第2帖)
 将来、人間は神話にあるように、巨人化して寿命も伸びるらしい。2.5m、450歳が当たり前となるのか?
四つ足食ってはならん、共食いになるぞ。(碧玉之巻 第8帖)
 輪廻転生で家畜になる人もいる。それが自分のご先祖さまや兄弟姉妹だった魂の可能性もある。
四通(よつ)(あし)は金母であるから気つけておくぞ。(地つ巻 第18帖)
 金の亡者は四つ足=獣の魂。

理屈は悪と申してあろうが。理屈ない世に致すぞ。(夜明けの巻 第7帖)
 理屈とは教養や学識のある人には自明のことに対して、勝手な解釈を持ち込んで議論をかきまわす行為。
 平和憲法解釈や、東日本大震災以降の放射線デマが良い例。
理屈は悪魔と知らせてあろうが。保持(うけもち)の神様ひどくお怒りぞ。(富士の巻 第18帖)
 表の意味は戦中戦後の配給制度が、お役所仕事で十分な量がありながら行き届かず餓死者を出した事件への言葉。
 裏の意味は戦後社会で、間違った健康常識やダイエット等で偏食や栄養不足になり、病気になる人への言葉。

わからん者が上に立つこととなるぞ。大グレン目の前。日本のみのことでは無いぞ。世界中のことであるぞ。(扶桑之巻 第1帖)
 終末(大峠)が近づいた時のサインの一つ。
 2009年の民主党政権、2016年以降は世界中で大衆迎合の政治家がトップに立つようになっている。
分ければ分けるほどわからなくなって手に負えぬことになるぞ。(天つ巻 第30帖)
 何事にも細分化、専門化を進めて効率化を高めようとする現代社会への警鐘。
 実際に専門バカが多く育ってしまい、専門から少し外れるだけで手が出せなくなる人を増やしている。
悪口言われ出したら結構近づいたのだと申してあろう、悪口は悪の白旗だぞ。(海の巻 第1帖)
 終末(大峠)が近づいた時のサインの一つ。
 2012年12月に安倍政権ができて以降、各国が日本に対してネガティブキャンペーンを始めている。